ボストンだよりー4月29日

2019-05-02 16:49:08 | 日記

ボストンに到着した時は不安材料ばかりで、どうしようと思っていたのに、あっという間に時が過ぎ去り帰国の日を迎えました。前回訪問した時は、帰国の朝パスポートがないことに気がつき大騒動になり、皆様にご迷惑をおかけしたので、パスポートのことばかりが頭から離れませんでしたが、今回は無事に帰れそうでほっとしました。

ボストン美術館でのmeetingを予定していたので空港に行く前に立ち寄りました。とてもいいお天気でしたので桜が美しく、ゆったりと眺めることができました。芦谷さんと写真を撮る機会が少なかったので、Tiaさんに撮っていただきました。

今回のボストン訪問の収穫は何と言っても素晴らしい方との出会いでした。真のボランティアとはこういうことなんだ、人の上に立つ人はこうあらねばならないんだということを、ボストン滞在中に学び深く心に刻むことができました。今後、私が人生を歩む上に大きな糧になるようにしたいと思います。最後に、私を応援し送り出して下さいました皆様、お手伝いいただきました皆様、アシストしていただきましたTiaさん、芦谷さん有難うございました。

長い飛行の中で、滅多に見ることのない洋画や漫画に接する時間が持てました。食わず嫌いの機内食として出てきたラーメンを食べました。

また、ボストンを訪問することができれば嬉しいです。


ボストンだよりー4月28日

2019-05-02 16:09:25 | 日記

28日の午前中は予定がなかったので、3人でIsabella Stewart Gardner Museumへ行きました。ヨーロッパの雰囲気を強く感じさせる個性的な美術館でイザベラ氏個人がコレクションされたものが展示されており、日本のものも数多くありました。日本人がその素晴らしさを把握せず処分したか、もしくは保存するだけの財力を持ち合わせず放出されたものが、異国の人によって集められて、今日我々日本人が目にできることは有り難いことです。アートの素晴らしさ、花々の美しさに魅了されました。ちょっと気取った写真をTiaさんが撮って下さいましたが如何でしょうか?

午後は次第に雨混じりとなり寒さも増して来て心配しましたが、昨日同様京都ブースでのプログラムを実施しました。お扇子をほってみたりして楽しんでいただきました。この企画の開催にあたり、京都市国際交流課のN氏、T氏をはじめ皆様にお世話になりましたこと深く御礼申し上げます。


ボストンだよりー4月27日

2019-05-02 15:17:53 | 日記

27日は朝から雨模様で危ぶまれましたが、10時よりパブリックガーデンで南ロータリークラブ会長のO氏を中心として、市長をはじめ皆様で植樹式が行われました。この木がボストンと京都の友情の証として大きく大きく成長しますように。

11時よりBoston CommonでJapan Festivalの開会式が行われました。芦谷さんとTiaさんと共に3時より京都ブースで「You can Learn Japanese Danse」を開催しました。天候も悪く、どれだけ参加していただけるのか皆目検討がつきませんでしたが、日本大好き・着物大好き・日本舞踊大好きな方々が集まってくださり、みんなで「さくら」を踊りました。黒島氏が製作して下さった鮮やかなブルーにピンクの桜が美しい着物は大人気で、写真撮影を楽しんでおられました。

夜はケンブリッジに移動してTiaさんと一緒にDance Complexで、日本舞踊の解説と実演と体験を楽しんでいただくプログラムを実施しました。ここでも「さくら」を踊っていただきましたが、少し簡単すぎたのかあっという間に完成しました。日本女性で20年アーリントンに住んでおられて日本舞踊をしておられる方にお会いしました。年に一回日本に帰国し稽古をして、鬘は購入されたというお話しを伺い、日本に住んで日本舞踊をしていくのと比べて、いかに大変かということを知り、自分の努力の足りなさを思い知りました。


ボストンだよりー4月26日

2019-05-02 12:53:58 | 日記

26日は午後よりボストン市役所で「ボストン・京都姉妹都市提携再確認調印式」が行われました。

とてもなごやかなムードの中で更なる友情が約束されました。様々な分野で共通項の多い両者が手を携えていくのはとても重要なことだと思います。待ち時間に振る舞われた久しぶりに飲む小川珈琲がとても美味しくほっとしました。日本協会顧問のP氏ご夫妻とお会いし、ご挨拶をさせていただきました。

調印式後、ボストン協会主催のガラディナーで踊る準備の為に足早にインターコンチネンタルホテルに向かいました。115周年を迎える協会の年次大会ということで、ボストン・京都のみならずアメリカ全土から著名人が集まられる大変豪華かつ華やかな会で、日本関係者では裏千家Allan Sosei Paimer先生がTHAYER賞を、門川市長が最優秀賞国際交流貢献賞を、本庶佑教授が特別栄誉教授、文化功労賞を、松山大耕師がSHIGEMITSU賞を受賞されました。そんな素晴らしい会の終宴に際して、舞わせていただくことは大変光栄なことでした。大和楽「舞」を舞わせていただきました。少しでも日本舞踊の素晴らしさをお伝えできたならと思い、気持ちを込めて舞台に立たせていただきました。日本では多くの方にお世話になりながら舞台への準備を進めるところ、今回は芦谷さんがアシスタントをしてくれたものの殆ど一人でしたので大変でしたが、よい経験になりました。

出発前に国際ソロプチミスト京都のk氏よりAllan先生にお会いするようにと言われて来ましたが、思いがけずお会いできて嬉しかったです。ニューヨークから来ておられた自宅近くのおめんのS氏、ボストン美術館のT氏等様々な人と交流する機会を得、「西川充先生の舞で交流事業の格調が高まりました。」と市長よりお褒めのメールをいただき、とても嬉しく有意義な一夜となりました。

 

 


ボストンだよりー4月25日ー2

2019-05-02 01:11:24 | 日記

25日夕方、在ボストン日本総領事公邸で開催された夕食会にご招待を受け、芦谷さんと共に出席させていただきました。

京都から参加されている妙心寺のM先生や南ロータリークラブご一行、市長ご一行など、またボストン市庁の方々、ボストン在住の日本企業の方々、日本協会の皆様など大勢の著名人がお集りになって夕食会が開催されました。ぼちぼち英語が心配になっていたのですが、殆ど日本語が通じる方々ばかりで胸をなでおろしました。30年以上前に祖父に診察をしてもらったとおっしゃるN氏に偶然にお会いしたのには驚きましたーそしてお母様は父の患者さんであったとか。ボストンが急に近くなったような気がしました。

また、裏千家茶道教授のS先生とも偶然にお会いしました。大宗匠が種を世界中にまかれたのが大きく育っているのを目の当たりにして感激しました。しかも、「パパ大好き!」とおっしゃるS先生のお言葉を聞いて、大宗匠の素晴らしさが身に沁みました。