京都新聞文化センター発表会

2008-11-30 00:14:45 | インポート
11月29日と30日の両日、京都新聞文化センターの発表会が新聞社のホールで開催されました。それに先立って、新聞社近くの鈴で懇親会を開催しました、10月より三人、11月よりお一人の新しいメンバーをお迎えして、15、6人のグループになりました。最年長は来年歳女のYさん、最年少は多分新しく入会されたKさんかYさんかな?2時からリハーサルをして、すぐ本番です。 まず「古都情炎」ー生憎Kさんが風邪でお休みなので私とHさんとで踊りました。次は「青海波」ー上級クラスの五人の皆さんに踊っていただきました。本当はもっと一杯踊りたかったのですが、カルチャーのクラスが増えて、各クラスの持ち時間が少なく、ほんのサワリしか踊っていただけなかったのが残念でした。最後は「花笠音頭」ー最年長のYさんも交えて全員で踊りました。会場のお客さんが手拍子をして下さって盛り上がりました。踊っている皆さんも楽しそうでした。その後、先日、「おしゅれ工房」で放映されて話題を呼んだNOSSクラスの皆さん に参加していただいて、会場の皆さんにも加わっていただいて、日本舞踊エクササイズを実演しました。終わって煎茶クラスの皆さんのお点前をいただいて、抽選会に参加しましたが、私達のクラスはさっぱり。コーヒーでうさを晴らして皆さんとお別れしました。日本舞踊は一人または二人くらいで踊ることが殆どですが、みんなで手を携えて踊るのも、また、楽しいものですね!


「舟弁慶」観て驚き!

2008-11-25 00:19:04 | インポート
「舟弁慶」観て驚き!
11月24日 国立能楽堂での稽古を終えて、雨の中、歌舞伎座に向かいました。昨夜会った歌舞伎好きの友人に藤十郎が旬だからと言われたので、観ることにしました。「寺小屋」は藤十郎・仁左衛門が素晴らしい出来でした。続いて「舟弁慶」を観ました。これは明治18年に九世市川団十郎によって初演された新歌舞伎十八番のひとつです。その後、昭和四年六世尾上菊五郎が練り上げて、現行のものを完成させました。この「舟弁慶」を観て驚きました。私達、西川流でやっているものと全く一緒だったんです。考えてみれば、先代の家元は六代目のお弟子さん。だから六代目の振りが西川流に伝わり、また現菊五郎に伝わっているということなんです。それが、殆ど変わりなく伝わっていることに感動しました。これが伝統というものですね!私も、この伝統の線上にいるものとして、ひしひしと責任を感じました。あたり前だけど、勝手に崩すことなく、きっちりと教えることがおっしょさんの務めですね!あたり前のことを心に重く受け止めた舟弁慶の観劇でした。この演目は私 の任ではないのですが、今日の舞台を観て、またやりたくなりました。