西川凉帆さんお祝の会

2022-05-11 10:29:45 | 日記
4月に家元よりお名前をもらわれた凉帆さんを囲んで、例年なら苗字内の皆さんにお集りいただきご披露させていただくのですが、コロナ禍故にご家族の皆様と私のみでお祝をさせていただきました。よい時期が来ましたら、改めて機会を作りたいと思っています。


何しろ3歳より知っている凉帆さんが、こんなに成長されて西川流のお名取さんになっていただけたのは本当に嬉しいことです。おばあちゃまの血をひいておられるのか、小さい時から長唄を簡単に覚えて自分で唄いながら踊るという感じでしたので、長くおどりから遠ざかっておられましたが、その才能には特別なものを感じていましたので、どんなに成長していかれるのか期待し、楽しんで見守る一方、今となっては責任をひしひしと感じています。若い世代が生き生きと育っていかれてこその日本舞踊界の繁栄があると思います。頑張っていただきたいです。


好天に恵まれて島根へ!

2022-05-05 22:02:02 | 日記
三年ぶりでもないけど、好天に恵まれて島根へ。

やっぱり日本人の原点は出雲大社にありということでまず参拝。
神々がおわします大社はスケールが大きく、日の丸の旗があまり立派だったので日本人としての誇りを取り戻したような気分になりました。何だか自信を喪失しているような今の日本、世の中は不安だらけのような感じの中、大社にお参りしてよかったです。

出雲に来たならば、必ず行かなければと思っていたのは阿国さんの墓参。
こんな遠くから都まで出て来られたのだなあと思い、そのパワーを少しでも分けていただけるようにお願いしました。後世の人々がちゃんとお世話をしてお墓をきれいに維持しておられるのも嬉しかったです。

島根の観光スポットとして有名な足立美術館にも足を運びました。「庭園日本一」を誇るお庭は目を見張るばかりで、日本人であることの幸せを感じました。展示されている絵画も素晴らしく、次回はもっとゆとりを持って来館したいと思いました。橋本関雪の「玄猿白鶴図」は身の程をわきまえず何でも欲しがると身を亡ぼすという儒教の教えを描いたものですが、この日の鑑賞の記念に心に留めておきたいです。

お宿はやはり温泉です。玉造温泉でゆっくり骨休め。ロビーにあったピアノがとても印象に残りました。めのうをイメージしているそうです。