こんぴら歌舞伎千秋楽

2009-04-26 12:52:18 | インポート

こんぴら歌舞伎千秋楽
こんぴら歌舞伎千秋楽
こんぴら歌舞伎千秋楽

こんぴら歌舞伎千秋楽
4月25日 昼前に慶應歌舞伎研究会OBのHさんと聖心女子大大学院生Hさんと出会い、三人の珍道中が始まりました。

まず、ホームで柿葉寿司を買い、ひかりに乗り込みました。

別々に買ったチケットなのに、同じ7号で、席も近く!珍道中とはいえ、偶然にも息がピッタリ!岡山からは南風に乗り換えて、いざ四国へ。

学生のHさんは四国へは初上陸ということで、うきうき気分。

瀬戸大橋を渡るともう四国です。この列車には琴平へ向かいそうな人ばかり。

祇園の女将さんや、宮川町の芸舞妓さんが一緒でした。

2時頃には琴平に着きました。

お二人が泊まる琴平花壇のお迎えで、ひとまずホテルへ。

金比羅宮の御旅所の前でした。最後の写真です。

このホテルを出て山づたいに歩くと、金丸座がありました。

私は二回目なのですが、一回目に来た時より、心持ち桟敷が大きくなったような気がしましたが、身動きができない状態での長時間の観劇は、芝居好きな者しか我慢できませんね!まず「沼津」です。

先代勘三郎を彷彿とさせる現勘三郎の演技。

それに負けない程の勘太郎の成 長ぶりに驚きました。

明日は婚約会見とか。素晴らしい未来が開けていくようで、観ているだけでも幸せになりました。

同じ道で、子供を教育するのは容易でないと思うのに、勘三郎って偉いなあと思いました。

お米は七之助ですから、ファミリーでこんないい芝居ができるなんて最高ですね。

次は「闇梅百物語」ー内容は他愛のないもので、色々なお化けが出てきました。

お客さまを楽しませる工夫が盛り沢山で、江戸の芝居はこんなのだったかな?と思いました。カーテンコールは大いに盛り上がりました。

一年かけて、紙吹雪を切り続けた91歳のおばあちゃんへの感謝も、勘三郎さんは忘れませんでした。

おばあちゃんの手を引いて、小屋狭しとお客さんの間を縫って歩く出演者に、みんな心から有難うの拍手をして、満ち足りました。

おどりの会も、何か工夫が必要だなあとつくづく感じました。


京おどり

2009-04-13 21:12:22 | インポート
京おどり
京おどり
京おどり
京おどり
昨年から今年にかけてNHKの朝ドラで「だんだん」が放映された影響で、例年に増して、京都の花街の春のおどりは大入り!60回を迎えた「京おどり」も勿論満員!! まず60回記念の会を祝って「三番叟」で幕開け。めでたい「猩々」も五人で華やかに!(1枚目の写真)祇園祭の場面は舞妓さんだけでお囃子もあって更に華やかに!(2枚目の写真)最後はみんなで「宮川音頭」を。40ー50人くらいの舞妓さん、芸妓さんで熱気溢れる舞台でした。他にもコミカルなおどり、しっとりしたおどりなど、変化に富んでいるので、おどりははじめてという人にも楽しめます。19日まで。12時半・2時半・4時半。先月会った舞妓ちゃんも初舞台で頑張ってました。


春秋座歌舞伎舞踊公演

2009-04-12 10:39:07 | インポート
春秋座歌舞伎舞踊公演
4月11日 京都造形大学内の春秋座で猿之助の芸術監督復帰を記念して、歌舞伎舞踊公演が開催されました。理事長が「人は泣くほどの感動があってこそ、素直な心が生じ、大きく生まれ変わることができる。大事なことは感動する心を伝えることである」という意味の細井平州の言葉を学生に教えてほしいと教授就任を依頼した猿之助が、まもなく発病し離脱していましたが、復帰することになったということです。私は「二人椀久」の後、後ろのドアから出て行く猿之助を偶然見ました。杖をついて、おぼつかない足取りの彼ーあのエネルギッシュな舞台姿からは想像もつかないし、ご本人が一番残念だと思います。彼自らお手本を示すことはできなくても、存在することが大きな意味を持つと思います。輝きを増した市川段治郎を一人前に、藤間紫の孫の爽子ちゃんをおばあちゃんのかわりに育てあげてほしいなあと思いました。 「二人椀久」は雀右衛門・富十郎コンビを観てきたので、まだまだ若い、硬いという印象でした。「望月」は名古屋をどりでも出る演 目ですが、わかりやすかったです。多分右近の出し物だと思うのですが、彼の頑張りは評価できるのですが、段治郎が出てくると霞んでしまいました。