皆様ご存じのように昨年より新しく「研修認定制度」が始まりました。
その制度に垂井唯華ちゃんが挑戦されて初級と中級を、梅田NHK文化センターの山田恵美子さんが初級の認定書、認定カードをいただかれました。新しい制度なので、わが社中からははじめての快挙となり嬉しく思っています。来る舞初めの会場で皆様に改めてご報告したいと思っています。
この制度の案内には「人生のスキルアップに就職、受験、縁結び・・に、伝統が薄れている現代だからこそ求められている認定です。」と書かれています。お二人が更にレベルアップを目指して、近い将来苗字内となられ日本舞踊界で活躍していただければ、私は更に更に嬉しいです。頑張ってね！
9月10日 お天気に恵まれて「第50回記念 京の会」が終了しました。
舞台も客席も熱気が溢れ、50年の歴史を感じました。思い出せば先代井上八千代師、先代西川鯉師が中心になり、協力しあって始められた会です。私は会合の場所であった師匠の稽古場にお茶くみに命じられて参加していました。1973年のことです。
その会に次代を背負っていただかねばならない西川鯉之門、鯉求さんと一緒に「俄獅子」で出演できたことは嬉しいことでした。「喜びあれば苦あり」で本番を迎えるまではお互いに大変でした。西川鯉芸廓師、西川矢右衛門さんのご助力をいただき何とか本番にこぎつけました。この経験は私ばかりでなく二人にとってもいい勉強になったと思います。又、そうあらねばならないと思います。
「俄獅子」はとにかく明るく楽しいおどりで、観ている方が楽しい気分になっていただける曲です。他の流派にもある曲ですが、鯉三郎先生はこんなに楽しい振り付けを考えられました。つくづく鯉三郎先生の偉大さ非凡さを感じました。単なる思いつきでこの曲を選びましたが50回記念に相応しかったように思います。
駒井先生のように怖い批評がなかったのはちょっぴり寂しいですが「あんたも立派なプロになったなあ」「今日が一番きれいやったわ！まだ十年はいけるわ」等とおっしゃっていただいたお言葉を半分信じて、又明日より東京、京都（ひょっとすると名古屋）の会に向けて稽古に励みたいと思います。
ご来場有難うございました。
明日の本番を控えて今日は舞台稽古でした。
特に楽屋が様変わりしてなかなか慣れませんでしたが、一日過ごして漸く大体の位置関係がつかめました。
明日は少し慣れて「俄獅子」のことに集中できればいいなあと思っています。
ここ一ヶ月くらいは、鯉之門さんは仕事をしながら、鯉求くんは6時間？かけて静岡から京都に来て稽古を重ねて来ました。三人で楽しく明るく踊って、観ている人が楽しい気分になってくれればいいなあと思っています。
浴衣会終了後、みんなで協力して後片づけをしました。
始まる前からヘロヘロだったのに、浴衣会が終わったら何故か不思議にエネルギーが湧き出て来て、これもはじめてのホテルザノット東京新宿でみんなで思いっきり楽しみました。
京都から来て下さった京都文化企画室の上田理事のご挨拶、大学の先輩の乾杯の挨拶の後、幹事がうまく進行役を務めて下さり、それぞれのテーブルで盛り上がりました。何と言ってもこの日のクライマックスは、京都でもプレゼントしていただきましたが、葵リゾートの社長と参加者のじゃんけんで勝ち残った方に社長よりペアー宿泊券をいただけるという場面でした。驚くなかれー勝ち残ったのは円乃ちゃんでした。思い出せば、この一年の成長はすさまじいものでした。浴衣会ではお気に入りのピンクの傘を持って「汐くみ」を踊りました。そのご褒美ですね。ママと行くのかな？楽しい京都旅行をお楽しみ下さい。
最後は幹事？の心尽くしのプレゼント！みんなで来年の会の成功を祈って美味しいケーキをいただきました。さあ これからが本番ーみんなで力を合わせて頑張りましょう！
いつもいつも素晴らしい写真を撮って下さるみなさんのお父様、有難うございます。また、上坂さんも写真を沢山ご提供いただき有難うございました。
一番大変だった幹事のお三方、お疲れさまでした。
