6月6日に一度観たというのに、また足を運ぶというTさんが、「あなたも観ておいた方がいいと思うけど」と言われたら、おっしょさんとしては後にひけなくなってしまった。
プログラムによると、平成23年に京都賞を受賞されたことがきっかけとなって、組踊との交流が始まり、上演へと繋がったと書いてありましたが、ある程度自分の芸を確立した人が、全く違う世界に飛び込んでいかれる意欲に感心しました。
台詞の節回しは全く違うし、言葉も違うし、足の動きも別物。覚えることばかりで大変! 玉三郎が演じ、踊ることによって、組踊、琉球舞踊が世の中にひろがっていくーそのあたりまで計算済みなんだろうなあ?!
のどかな音楽とおどりに、一時世の中の喧騒を忘れました。