1月26日(土)は朝から雪が舞うさむーい日でした。
10時からと2時からの2回、裏千家主催で国際ソロプチミストの皆さんをご招待して、お初釜が開催されました。お家元自らのお点前で美味しいお濃茶をいただいてから、祝宴が始まりました。お家元夫人容子さまのご挨拶の後、祝舞 清元「柏の若葉」を踊りました。鶯の鳴き声で始まる初春らしい曲なので、今日のお席にふさわしいのではと思い、この曲を選びました。劇場とは違いお客様との距離が近く、明るいために、何となく踊りづらい感じです。でも遠方よりお越し下さる皆様に、少しでも京都の初春の雰囲気をお届けできればと踊らせていただくようになって、もう10年以上にはなるでしょうか?
2回目のお席には、祝舞の後、私も座らせていただいてお相伴させていただきました。瓢亭のお弁当にお雑煮(多分嘉代子奥様のお国、仙台のものと聞いたことがあるのですが)などのご馳走をいただき、幸せな気分!
毎日初稽古ばかりですが、今日は大阪の稽古場の初稽古でした。
大阪の人は勿論、愛知県からもお稽古に来ています。大阪能楽会館か朝陽会館を稽古場にしています。「鐘ヶ岬」「祇園会館」「松の緑」「静の苧環」「藤娘」などを稽古しました。半年くらい顔を見なかったKさんが突然稽古場を訪ねてくれました。一年ぶりという人もあり、話が盛り上がりました。しばらく会わなかった人が突然訪ねてくれるのは嬉しいものです。こんな時おっしょはんっていい仕事だなあと思うのです。
京都四条烏丸の池坊学園の稽古はじめです。この稽古場は土曜日に稽古していますが、先週は東京へ出張していたので、今日が初稽古となりました。京都の街の真ん中にあり、阪急や地下鉄の交通の便もよいので、お稽古には適している場所です。
今日は「藪の鶯」や「さくら」「子の初春」「大原女」「藤娘」「梅も春」などを稽古しました。
今頃 初稽古なんて遅すぎるのですが、皆さんの都合が悪く、先週は急遽お休みにしたので、今日が長岡京市の初稽古になりました。
長岡京は京都市内からJR又は阪急で12.3分。大阪よりは3、40分。純粋な京都人から見ると、やや大阪人的な要素があるように思うのですが。阪急の駅前から5分程の産業文化会館の2階でお稽古をしています。「雛鶴三番叟」や「鐘ヶ岬」や「梅の栄」を稽古しました。その後大阪へ行き、天満の先生宅で、三月に開催される日本舞踊協会関西支部の公演で踊る予定の「雪之丞小袖」の稽古をしました。お正月にNHKで「雪之丞」が放映されたでしょ?タッキーが主演してたでしょ?あれを舞踊化したものです。芝居がかっているのでできるかどうかちょっと心配!