写真は舞台が始まる5分前、千代先生と鯉矢先生と一緒に。
この演目は鯉次郎先生・鯉右先生・鯉矢先生など男の先生が演じるために作られたもので、男の先生が演じられた舞台・ビデオばかりを観て来ました。
それを女の自分が演じると違和感があり、どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。
男の先生が演じられる時は女形を意識して、女っぽく踊られていたので、私は男であることを意識して、それに女形っぽい優雅さを加えるようにしてみました。如何でしたか?
この話をわかっていらっしゃる人には理解できると思うのですが、話を知らない人に、おどりだけで、話を理解させるのは難しい感じでした。でも、今まで経験したことのない役柄だったので、いい勉強になりました。「藤十郎さんになった気分でやらなくちゃ駄目だよ」と鯉矢先生にいつも注意を受けていましたが、華ある役者に見えたかな?