郵便局にお勤めのMさんが「天皇陛下御即位30年記念切手帳」を送ってくださいました。
天皇陛下が3歳になられた時貞明皇后から、2歳のお祝いに昭和天皇から贈られた着物の模様からとった鶴亀と菊花の模様が切手に描かれています。平成の世の30年を思い出しながら、いつまでも大事に飾っておきたいですね。Mさん、有難うございました。
2月16・17日に国立劇場大劇場で「第62回日本舞踊協会公演」が開催されました。
プログラムで磯田先生が「川にたとえれば、能や浄瑠璃・歌舞伎やらが川上で、これらの水がみな流れ込んで来て舞踊をなしている。日本の舞踊は前の時代のエッセンスを受けて、つまり日本文化の粋を集めて出来上がっている」と書いておられました。本当によく表現しておられるなあと感心しました。だから全てのものを知らないと本物にならないのだと思います。生きているうちに頂きには辿りつけそうもありません。
一つ一つの舞台が勉強になりました。「蝶の道行」の美しさはこの世のものとは思えませんでしたし、花道を引っ込む知盛の血走る眼は夢にも出てきそうです。いい舞台を観られて本当に満足しました、と共に明日よりの努力を誓いました。
「ようこそ和の空間」の折、Fさんが写真を撮って下さいました。
2月9日西川流役員会と講習会に参加しました。
例年のように寿・吾妻八景・梅の栄・柏の若葉を稽古しましたが、二時間半、新しい会場で殆ど知らない方達とお稽古して新鮮でした。午前中は役員会もあり、今後の予定などについての報告などがあったので長時間に渡り少し疲れました。
でも、名古屋在住のNさんとAさんよりお誘いを受けていたので気分を一新して名駅のタカシマヤに向かいました。連休前の為か多くの人で混み合っていましたが、待ち合わせ場所の51Fに辿り着きました。名古屋にはよく来ますが、殆ど日帰りの為、夜景をゆっくり見ることが少なかったのでNさんにリクエストして場所が決まりました。アベックが多いようでしたが、おばさん？三人でそれに負けないくらい盛り上がって楽しい一時を過ごしました。最後には、ちょっと早すぎるかなとは思いましたが、お二人で心を込めて「西川鯉先生おめでとうございます」と書いたスペシャルデザートをプレゼントして下さいました。お二人とゆっくりお話し、お食事するのははじめてでしたが、心に残る名古屋の夜となりました。
2月6・7日 京都市主催で「ようこそ和の空間 伝統公演とくべつ授業」が開催されました。
京都市内の中学生を対象として京都市内の伝統的な空間で能・狂言・邦楽邦舞を鑑賞する公演ですが、Jさんが「越後獅子」を踊られました。なかなか観る機会の少ない伝統芸術を短時間で鑑賞できる素晴らしい企画でした。「船弁慶」は大勢の先生のご出演による能で迫力満点でした。中学生でなくても感動しました。Jさんも負けじと歯切れよく踊って、クライマックスではさらしを一生懸命に振って、会場より盛大な拍手をいただきました。応援していただいた皆様、有難うございました。