充の会 まいぞめの会 6

2008-02-27 12:21:18 | インポート

充の会 まいぞめの会にご参加いただいた皆様よりお手紙やFAXをいただきました。有難うございました。その中より少しご紹介します。

「西川充先生へー日本舞踊を教えていただきありがとうございました。短い間でしたがとても楽しかったです。発表会の時に先生のおどりを見てすごいなあと思いました。先生のように上手になりたいのでならえるならならいたいです。本当にありがとうございました。(ペコリ)」

「目の回るほどお忙しい中、本番前の私に声をかけて下さり、おどりが始まってからは客席のうしろで見守って下さり、また、後見までしていただきお礼の言葉も見当たりません。絶えず先生を感じながらでしたので、安心して気持よく踊ることができました。「    」は踊れば踊るほどますます大好きになっていく曲でした。舞初めの会で踊るのが一応の区切りだと思うと、まだ踊り足りないような少し寂しい気がしましたが、それだけに、悔いの残らないよう一瞬一瞬を大切に丁寧に踊らなくてはと自分に言い聞かせ、舞台に臨みました。本番では舞台の持つ張りつめた空気に胸を高鳴らせながらおどりを楽しむことができました。先生ご自身は、いつもどのようなお気持で舞台に出ていらっしゃるのでしょうか?一度踊っていらっしゃる先生の心の中をのぞいたりしてみたい気がします。また今回は先生の「松の羽衣」を拝見することができました。千代先生の重厚なおどりから始まり、充先生が舞台に出てこられると、また、舞台の空気の色が変わったように華やぎ、ただただ見とれておりました。(後略)」

身に余るお手紙をいただき有難うございました。私が子供の頃、西川鯉先生の舞台をみて「すごいなあ!」と感心した日のことを思い出しました。私はまだ鯉先生ほどの器ではありませんが、次から次へ受け継いで行く伝統文化の素晴らしさを改めて思い知りました。私も、そのながーい道のりの中の、一人の伝え手になりたいと考えています。


第48回 日本舞踊協会関西支部舞踊の会

2008-02-25 00:33:10 | インポート

来る3月28・29日の両日 日本舞踊協会関西支部主催の舞踊公演が大阪日本橋の国立文楽劇場で午前11時より開催されます。大阪・兵庫・京都・奈良など関西の舞踊家総出演の会です。

私は28日(金)の11時過ぎ頃に「清元 雪之丞小袖」を踊ります。今年のお正月にタッキーが雪之丞を演じました。これをご覧になった方はよくおわかりになると思いますが、母親は手込めにされ、父親は商売の邪魔をされて死においやられた親の敵を討つために、女形になっている雪之丞を舞踊化したもので、雪之丞を当たり芸とした長谷川一夫と親交の深かった先代家元西川鯉三郎が作った昨品です。清元としても名曲です。美寿太夫の美声を聞くのもいいと思います。

鯉矢先生は「長唄 巽八景」を踊られます。ねずみ年にちなんで最後は「地歌 荒れねずみ」です。7人の群舞です。その他にも「今様小鍛治」「かさね」「二人汐汲」「お三輪」など多彩なプログラムが繰り広げられます。チケットの申し込みはFAX 075-751-1056又はmail     mitsu@kyotobunka.jpまで。1枚 5000円。


充の会まいぞめの会番外編

2008-02-23 15:59:26 | インポート

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2月22日(金) 春の日差しが感じられる暖かな日に、充の会有志のメンバーと共に琵琶湖を訪れました。京都から半時間程の所ですが、眼下に広がる琵琶湖の景色は、京都では決して味わえないもので、何となく遠くへ来たような錯覚に捕われ、みんなリラックスして、和気藹々の珠玉の時間を過ごしました。

いつも飛び回っている私を見て、優雅な企画を考えていただいたようなので、私はたまには従おうかなと思い、その優雅さの中に身を任せました。

080222_200914私のお部屋にはきれいなお花とワインも用意して下さいました。

こんなにおどりの好きなみんなに囲まれて私は幸せものです。

有難うございました。

さあ明日からまた頑張ります。みんなも一緒に頑張りましょうね!


充の会 まいぞめの会 5

2008-02-21 10:56:19 | インポート

2008_hatumai_5001 次は三味線演奏。

あちこち走り回っていたので三味線が何処にあるのか確認を忘れたので、冷や汗をかきながら三味線捜し!やっとみつけました。

「充先生が三味線を弾くのはお愛嬌だから軽い気持でいいですよ」と長三都先生から言われていたので、とにかく坐って、バチだけ動かしていようなんて考えて、「松の緑」を弾き始めました。

ここのところ忙しくて10日程弾いていなかったせいか、頭ではわかっていても手が変なところに行って、へんてこな音が出て、どうしようと思いながら進んでいきました。

気がつくと、隣の先生に何がおこったのかわからないけれど、音が聞こえなくなってしまいました。

「うそ!」と思いながら、何とか最後まで行かなければと必死の思いで、「シャン」と弾き終えました。

下手くそで恥ずかしかったけど、舞台に出た以上は最後までやらなければと自分を叱咤激励して終えました。

今度までには一人でもちゃんと弾けるように練習しなきゃ!ということを考える暇なく橋がかりへ。

2008_hatumai_5002 「雛鶴三番叟」をすぐに始めなければならないからです。

この日の幹事の4人がテキパキと動いてくれたので、最後の「寿式三番叟」までの演目がスムーズに進んでいきました。

ただ、お詫びしなければならないのはテープの音量が小さく聞き取りにくかったことです。

この点はおおきな反省点です。

2008_hatumai_5003 初舞台のジュリエットさん・和子さんお二人・恵子さん、そして真由奈さん、八重志津さんのお弟子さん、そして坂東さんや若柳さんーいつもは見ることのできない方のおどりが見られたことは、私にとっても、みんなにとってもよい勉強になったと思います。

踊ることの好きな方がこんなに一杯いらっしゃるんだということを実感できたことは、わたしにとって、大きな収穫になりました。

2008_hatumai_5004この輪を益々広げていきたいという思いを一層強くしました。

皆さん 有難うございました!!

2008_hatumai_5005 この後の懇親会でのビールの美味しさは格別でした。


充の会 まいぞめの会 4

2008-02-21 10:19:12 | インポート

2008_hatumai_4001 次はいよいよ体験教室の子供達ーはじめての舞台なのに簡単なリハーサルだけだったのでいつものようにできるかなあと心配でしたが、みんな度胸があるのか、いつもの調子で踊れました。

おかあさんやお父さん、おばあちゃんやおじいちゃん、兄弟姉妹が見守る中、本当に楽しそうに踊ってくれたので、私もおかあさん?いやおばあちゃんかな?になった気分でとても嬉しかったです。

今回集まって下さった子供達はみんなおどりが好きそうでした。

楽しい思い出として残ればいいなあ!

2008_hatumai_4002 次は洛北高校附属中学三年の皆さんー何度も書いて来ましたが、先生も生徒さんも、驚く程前向きなので、皆さんと接することによってすごーく勉強になりました。

元気に橋がかりを駆けてきたので、帯に差していたお扇子が飛んでしまうというハプニングがありましたが、何とか私が手を伸ばすと届いたので、すぐに渡すことができて、事なきを得ました。

新聞社のインタビューに答えて曰く「12月の研修旅行で終わるはずだった日本舞踊を2月まで楽しめてよかった」と男子学生が答えているのを聞いて、楽しんでくれたのを実感できて、またまたすごーく嬉しかったです。

京都新聞に大きく写真が掲載され、毎日新聞にも記事が掲載されると思います。

2008_hatumai_4003 最後は台湾よりの留学生の皆さんー永島先生が応援に駆けつけて下さったので、三人の学生さんも頑張りました。

着物が好きだということなのでこれからも着物ライフを満喫してほしいです。

林くんはとても優しい学生さんで最後まで残って「何かお手伝いしましょうか?」と私に声をかけてくれました。

日本人でこんなに優しい男の人っているかな???