充の会 まいぞめの会にご参加いただいた皆様よりお手紙やFAXをいただきました。有難うございました。その中より少しご紹介します。
「西川充先生へー日本舞踊を教えていただきありがとうございました。短い間でしたがとても楽しかったです。発表会の時に先生のおどりを見てすごいなあと思いました。先生のように上手になりたいのでならえるならならいたいです。本当にありがとうございました。(ペコリ)」
「目の回るほどお忙しい中、本番前の私に声をかけて下さり、おどりが始まってからは客席のうしろで見守って下さり、また、後見までしていただきお礼の言葉も見当たりません。絶えず先生を感じながらでしたので、安心して気持よく踊ることができました。「 」は踊れば踊るほどますます大好きになっていく曲でした。舞初めの会で踊るのが一応の区切りだと思うと、まだ踊り足りないような少し寂しい気がしましたが、それだけに、悔いの残らないよう一瞬一瞬を大切に丁寧に踊らなくてはと自分に言い聞かせ、舞台に臨みました。本番では舞台の持つ張りつめた空気に胸を高鳴らせながらおどりを楽しむことができました。先生ご自身は、いつもどのようなお気持で舞台に出ていらっしゃるのでしょうか?一度踊っていらっしゃる先生の心の中をのぞいたりしてみたい気がします。また今回は先生の「松の羽衣」を拝見することができました。千代先生の重厚なおどりから始まり、充先生が舞台に出てこられると、また、舞台の空気の色が変わったように華やぎ、ただただ見とれておりました。(後略)」
身に余るお手紙をいただき有難うございました。私が子供の頃、西川鯉先生の舞台をみて「すごいなあ!」と感心した日のことを思い出しました。私はまだ鯉先生ほどの器ではありませんが、次から次へ受け継いで行く伝統文化の素晴らしさを改めて思い知りました。私も、そのながーい道のりの中の、一人の伝え手になりたいと考えています。