時差の関係で寝坊するのではないかと思いきや早々と目が覚めました。さあ活動開始!
まず、8年前にボストンを訪れた時にもお邪魔したSnowden International High Schoolの授業にTiaさんと共に参加して着つけのお手伝いをして質問を受けました。日本を訪問したことのある生徒も在籍していて、その関心度はなかなかのものでした。歌舞伎に興味があるという女子学生は割り箸を簪に見立てて、ヘアースタイルを整えていました。指導されている先生も日本に住んでいた経験があるということで、教室中日本ムード一杯でした。
学校を後にして、ボストン観光の中心であるボストン美術館で芦谷さんと落合いました。目を見張るような芸術品が揃っており、仏像修復のコーナー等各所に解説をして下さる方がいらっしゃって丁寧に説明していただきました。レストランもお洒落な雰囲気で、ここで足を休めて、広い館内を歩き廻りました。私の今回の旅の一つの目的であるホールの見学も無事に済ませることができました。外に出ると明治時代ボストン美術館の東洋部長であった岡倉天心が日本から運び出されて保存されていた灯篭と石塔を使用して中根金作に作庭を依頼したという日本庭園があり、ここにある桜は裏千家から寄贈されたのでは?と言われたので鑑賞しました。