嬉しいお便り

2010-12-30 17:53:42 | インポート

嬉しいお便り
嬉しいお便り
林くんと黄さんは京都文化日本語学校に台湾から留学していた時に、日本舞踊に興味を持って数回お稽古に来た学生です。

林くんが帰国してもう3年近くなるし、黄さんも1年近くなるのではないかと思います。

そんなに時間が経つのに、年に何回もカード(とても可愛いものばかり)を送ってくれるし、黄さんはカレンダー(自分の写真入り)を送って来てくれました。

日本人に比べて、とても人なつっこく、びっくりする程です。

林くんは2月に日本に来るらしいので、今から再会がとても楽しみです。

他国の若者とこんなに親しくできるのも、おっしょはん業の特権かな?


顔見世

2010-12-26 09:30:10 | インポート
顔見世
海老さま事件で、やるはずのない市川家の「外郎売」を愛之助が演じることになり、評判がよいので、急に観に行きたくなって、かねてから行きたい行きたいとおっしゃっていた千代先生を誘って、顔見世に行きました。 お目当ての「外郎売」は「対面」を思わせる華やかなもので、顔見世の幕開きにふさわしいものでした。4日程で急に代役を勤めることになった愛之助は、代役とは思えない出来でした。これがプロなんだなあと思いました。が、やはり江戸のものは、特に市川家のものなので上方役者には海老さまを越えられないなあと思いました。私達も心しておかないといけないなあと思いました。 「七段目」と「河庄」を三分の二ずつ割愛して、大阪にお稽古に行って来ました。「鳥さし」が一回分だけ残っていたので、年内にやり終えたいと思い無理な計画を実行しました。仁左衛門、吉右衛門、玉三郎が出ると、舞台の雰囲気が変わりました。やはり一流なんだなあと思いました。東京 で観た時にはあまり魅力を感じない「河庄」の藤十郎がとてもよかったです。やはり上方で演じてこその演目なのでしょうか?観客が歌舞伎を育てるということでしょうか? 今夜の驚きは芝雀でした。今まであまり印象がなかったのですが「鳥辺山」のお染を好演していました。松江もよかったです。新しいスターが台頭してきたのを嬉しく思いました。最後は「越後獅子」を成駒屋が賑やかに踊りました。もう少し上手な人だったのにと少々残念でしたが、千代先生共々さすが顔見世だなあと満足して、家路につきました。


千代先生を励ます会

2010-12-23 08:42:06 | インポート
千代先生を励ます会
12月22日千代先生を励ます会を開催しました。先月弟さんを亡くされ、天涯孤独となられた千代先生を励まそうと、名取の有志が集まることになりました。みんなにお声をかけたかったのですが、あまり多くてもということになり、今回は名取さんにだけお声をかけました。夜の外出はしそうにない良妻賢母の方々も、いつもとは違う解放感に浸ってか、本音トークで大いに盛り上がりました。千代先生がこのような機会を作って下さったのだと感謝しています。「みっちゃん有難う!楽しかったたわ!ところで明日の顔見世やけどな・・・」「明日と違いますよ!明後日ですよ!」「そうやったかな?」ーやれやれ。


美術館巡り

2010-12-22 13:10:18 | インポート
美術館巡り
美術館巡り
小さい時から絵を描くのが下手くそだったし、あまりよくわからないのですが、今月は京都で「上村松園展」を、東京で「その名は蔦屋重三郎」を見ました。ずっと前に、西川鯉先生に「松園先生の絵は舞台衣装を考える時にとても役に立つからみときなさいね!」と言われたことがありました。当時は、今でもあまりかわらないかもしれませんが、自分の衣装を考える余裕もなく、まわりの先生方のご意見に従っている状況ですが、わからないなりに何か学べればと、鯉先生のお言葉を忘れず拝見しました。写真は「舞仕度」です。先生の絵にでてくる女性の雰囲気を出せる舞踊家になりたいなあと思います。サントリー美術館で見た蔦屋重三郎は写楽や歌麿をプロデュースした江戸の文化人です。O先生に勧められました。江戸の華やかさを満喫しました。これをプロデュースした人はすごいなあと感心しました。私にこんなプロデュース力があったらなあとちょっぴり残念!


今日は事始め!

2010-12-13 23:47:09 | インポート
今日は事始め!
12月13日、この日から迎春準備を始める事始めの日です。充の会では、この日を年末の挨拶を兼ねて、都合のつく方に稽古場に集まっていただき、和気藹々とした一時を過ごすことにしています。今日は9人の方がお越しになり、日頃はゆっくり話す機会がないけれど、今日は稽古はそっちのけで、楽しい話の花が咲きました。来年は「充の会」が開催され、国民文化祭のお手伝いもしていただかねばならず、皆さんのお力をお願いしなければならないことも多そうなので、一丸となって頑張りたいと思います。よろしゅうに!