11月28日、大阪での感染が拡大し開催が危ぶまれた「翔の会」でSさんが「新曲浦島」を踊られました。
文楽劇場のスタッフや出演者は、いつもと違う状況に緊張気味でした。色々な流派の方の寄り所帯の会でしたが、西川流の皆様も数名おられました。
そんな中で支度を終えて鏡前でまず一枚、舞台装置が出来上がり幕が開く前に二枚目、アナウンス中にせりで下りて行くところが三枚目です。コロナ禍の中、Sさんはよく稽古をされました。いつもと違う何かをつかまれたのではないでしょうか。今後の更なる精進を願っています。
感染が拡大する中、ご来場いただきました社中の皆様、Sさんにかわりまして厚く御礼申し上げます。
2月の襲名披露公演から後、コロナ感染のため会えなくなった方は数知れませんが、Mさん親子ともずっと会っていませんでした。
「東京へはなかなか行けませんが、京都なら・・・」ということで、「京菓子展」を見がてら久しぶりにハウスデラッセに来てくれました。第三波襲来？という情報もある中、今度はいつ稽古できるかわからないという思いが互いにあり、思わず熱が入ってしまいました。「とにかくできるだけ進んでおくから、帰ってDVDを見てさらえて頂戴！」とスパルタ稽古になってしまいました。Mさん、Rくん頑張ってね！
先のブログでお知らせしたように、京都から来年の東京曙会に一番に参加の手を挙げてくれたYちゃん、Iちゃんの稽古が始まりました。
二人は今年の南座での曙会にも参加してくれました。「しっかりしてるね！」「間がいいねえ」とお客様からの評判もよかったし、二人とも踊ることが大好きな上に、やる気満々なので、大事に大きく育てていきたいと思っています。
今まで一人で踊って来たので、二人でやる楽しさと難しさを勉強する機会になり、お互いに刺激しあって成長してくれることを願っています。
