4月6日に名古屋西川会館で地合わせがあり、7日に師範試験、苗字内試験が行われました。
「外記猿」で受験した鯉求さんは見事合格！過去に東京新聞主催のコンクールで入賞した経験もあるし、家元講習でも特に直されていなかったので、合格するのは当たり前だとは思っていたのですが、試験だけは結果が出てみないとわからないので、前日はまがらさんと三人で緊張していました。
めでたく師範となられ、成人式も終えられたので、今後はできるだけ多くの演目を習得して、大学での学びを通じて人間的にも成長するよう頑張ってほしいと思います。応援をしていただいた皆様、有難うございました。
4月20日、「枚方市舞踊協会」の第54回舞踊会に西川茂と音さんが出演され、トリに清元「卯の花」を踊られました。
京都新聞文化センター他の皆さんが応援に駆けつけて下さいました。お疲れさまでした。
4月20日、ホテルニューオータニで「岩田・盛山ご両家の結婚披露宴」が行われ、私も列席させていただきました。
主賓の挨拶は内閣総理大臣岸田文雄氏、松竹株式会社社長高橋敏弘氏、内閣官房長官林 芳正氏となかなかお偉い方ばかりで緊張する宴会でした。というのも花嫁さんは文部科学大臣盛山正仁氏のお嬢様。
聞いてみれば東京曙會を開催した三月三日に入籍されたとか。みんなで「吉野山」の舞台準備に現れるのが遅いなあと文句言ってましたね。会が終わった後は、そうとも知らずに恵麿さんを打ち上げに呼んでなかなか帰らさずに意地悪しちゃいましたね。それにもめげずに、無事に盛大な披露宴をお迎えになられたことは先輩として本当に嬉しかったです。
松竹の社員として、舞踊家として、歯科医の旦那様として素晴らしい人生を歩まれますことをお祈りしています。
ちょっとバタバタしていて「俄獅子」の舞台写真をいただきながら忘れていました。
まもなく一月になりますが、あの日のことを色々思い出しながら見ています。舞台稽古で名古屋と京都の色彩感覚の違いに気がつき、又牡丹の柄があまりにも大きく私の体格に合っていないのでは？と次々不安材料が出て来て、慌てて「北徳」さんに連絡を取って違う衣装を探してもらったりと皆さんにご迷惑をかけたにもかかわらず、折角家元が選んで下さった衣装だからと元のままで本番も踊らせていただくことになりました。昨年の「京の会」と「名古屋をどりCLASSIC」の両方をご覧いただいた皆様、如何でしたでしょうか？
