東京充の会浴衣会は９月２０日です！

９月２０日１時半より千駄ヶ谷の国立能楽堂二階研修能舞台で開催します。

慶應大学歌舞伎研究会ＯＢ有志のみなさまの賛助出演を得て、多彩な楽しいプログラムをご用意しましたので、多数のみなさまのご来場をお待ちしております。無料。

恋ほたる     西川充

五郎         望月一求

京の四季     尾島節子・奈穂子

奴さん       仲野明

祇園小唄         上坂日登美

わしか在所   井上さゆり

京の四季     上坂日登美

祇園小唄     尾島節子・奈穂子

御所のお庭   井上さゆり

手習子       佐藤佳苗

松の緑       芦田恵里

蓬莱         青木岸子

あやめ浴衣   橋爪みな子

汐汲         西川充夏

助六         西川まがら

花           西川充

仮名手本忠臣蔵６・７段目白浪五人男

稲瀬川勢揃いの場など

            高井コウ
            土田万記子
            田中俊雄
            小泉正行

            小山寛忠
            浜正巳
            横田章子 
            佐藤徹
            岩田雄一

西川千代先生米寿記念浴衣会

８月２９日（日）１２時より金剛能楽堂で「西川千代先生米寿記念 充の会浴衣会」を開催します。

終演は６時前を予定しています。

無料ですので、皆様のご来場をお待ちしております。

北州         西川充

蓬莱         西川充紀

都の春       西川菊哉

旅奴        花柳満路

舟          西川英俊

雛鶴         西川白峰

雁金        西川小登美

静          西川喜代江

廓八景      西川千代 午後４時の予定   

など４７番を予定しています。

最後は   恋ほたる    西川充     です。

邦楽舞踊名流会

猛暑の８月１８日、南座で「邦楽舞踊名流会」が開催されました。裸でも暑い３７度の日でした。劇場の中は冷房が効いているとはいえ、こんな日に踊るなんて私にはちょっと無理です。ところが、暑さをものともせず、充紀さんと矢右衛門さんが「梅川」を熱演しました。暑さの中で、雪の降るシーンはお客さまに涼をお届けしたのではないかしら？充紀さんは念願叶っての共演にとても満足そうでした。お疲れさまでした。

一日遅れの八朔！

旧暦の八月一日は早稲はすでに収穫していました。それで農家ではこれを祝って「田の実」の節句と呼んでいました。これは「頼み」に通じるので、主従関係を結んだ家来は頼んだお方に感謝の礼物を贈るならわしがおこりました。そして八朔は封建社会で式日となりました。特に、江戸幕府においては、家康の関東入部が天正１８年８月１日だったので、八朔の式日を重んじました。諸大名は登城して将軍家に祝辞を述べましたーその風習が町人、百姓にまで及んで、吉原では紋日にまでなりました。その風習を受け継いで、花街では世話になった人を訪ねて感謝を伝える日となっていますが、充の会ではそれにならって、社中のみなさんがおっしょさんに謝意を伝えて下さる日になっています。が、昨日は東京の稽古日だったので、一日遅れとなりました。３７度を越す暑さの中、お越しいただいたみなさんに感謝！稽古抜きで、和気藹々としたひとときを過ごしました。