A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

Previa [Liga 30] Benfica - U. Leiria

2011年05月14日 22時23分08秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今シーズンもとうとう終わり。ついに最終節です。一年って速いなあ・・・。

降格して終わったサラゴサの2年目に比べたら、もちろん全然ましなシーズン終盤なんですけれど、ものすごくもやもやするのは、いろいろ悔いの残る試合が多かったから。最終節を前に、あーあ、今シーズンも終わっちゃったなとむなしさが募ります。監督は、いろいろなチームで何度でも繰り返すことができるけれど、選手のキャリアは一度きりのものだから。

さて、ベンフィカは既に2位が確定、レイリアも8位より上に順位が上がる可能性はありません。そのため、同時刻に行なわれる3位を賭けてのブラガ-スポルティングに比べると、なんの興味も沸かないただの消化試合。久しぶりにパブロがプレーするかもしれないので、もちろん4時起きしますけれど。ヨーロッパでの最後の試合の可能性もありますし。ただ、怪我明けなので先発できるかどうかは不明です。A Bolaは、パブロ、コエントロン、カルドーソ、ヌーノ・ゴメス、カルデックにとって、お別れの試合になるかもしれないと書いています。(A Bolaはなんとしてでも、パブロをアラブの国に送りこみたいようです。)

Maisfutebolによる先発予想:
Júlio César; Maxi Pereira, Jardel, Luisão e Fábio Coentrão; Javí Garcia; Carlos Martins, Aimar e Gaitán; Saviola e Cardozo.

ロベルトは結局怪我が治らずに召集外だったんですね。ロベルト以外は、皮肉にも負傷者が戻り、累積警告もなく、ほぼベスト・メンバーのようです。(サルビオを除いて。)

そのサルビオですが、アトレティコ・マドリードがポルトに対して、Hulk獲得のために、サルビオ+2000万ユーロのオファーを出している、と報道されています。ええっ・・・。

今日の記事を書くために久しぶりに順位表を眺めました。いつのまにか、ポルトとベンフィカの差が19ポイント差になっていて驚愕。とんでもない差ですよねぇ(鬱)。まあ、ベンフィカと3位のブラガの差も16ポイントはあります。何かが間違っているようなポルトガル・リーグです。

久しぶりに希望の持てる記事

2011年05月13日 23時33分00秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
毎晩、緊張で心臓が冷たくなる思いをしながら、記事を開いているのですが、今晩はまずA Bolaで少しだけ今までとは傾向の違う記事が。
「パブロ・アイマールの将来は未定だが、31歳の選手はルスでのキャリアを深く省みて、ベンフィカで続けることで何を得ることができるかをを熟慮してから、それを決めるだろう。

アルゼンチン人の選手は、いくつかの大陸で需要があり、アジアや北米のサッカーに簡単に出て行くことができるだろう。リーベルについてはもちろんだ。しかし、ベンフィカを去ることは、間違いなく別のチャレンジを意味する。財政的な魅力という意味ではなく、全体として、長い間旧大陸で厳しいサッカーの世界に身を置いた後で、よりスポーツ的に要求の少ない環境となるという意味で。」
パブロがお給料の高さに魅力を感じている、といった馬鹿げた記事よりは一歩前進しているとはいえ、まだやっぱりとんでもなく見当違いな記事に思えます。31歳で、楽なリーグでプレーしたい?? ほんっとにこの記事を書いている人は、パブロのことを何も知らないんですねぇ。まあ「中東への移籍を歓迎するアイマール」よりはましだから我慢しなくてはと思いつつ、Recordを読みました。すると、こちらは、一年ぶりくらいに希望の持てる記事です。
アイマールは、彼が2008年にサインした契約が切れる2012年までベンフィカに留まりたいと思っている。贅沢なアラブの国からの招待にも目をくれることはない、なぜなら彼はもう1シーズン鷲のエンブレムを胸に付けることを決めているから。El Mago(魔法使い)がルスのクラブを愛していることは別に秘密ではない、その上、彼はポルトガルで完璧に落ち着いた生活を送っているのだ。子供たちは学校にすっかり慣れている。そのため魅力的なオファーがあっても、中東への移動を断るのは当然のことだ。

最近のリーグとヨーロッパ・リーグでの失敗も、この決定に関係がある。31歳のアルゼンチン人選手は2つの大会で優勝することを願っていたのに、何も勝ち取ることはできなかった。背番号10番は、ポルトから失ったタイトルを取り戻すためにチームを助けることを熱望している。
疑問の余地のない明快な記事ですね! 本当は契約を延長して、後1年とは言わず、2年ぐらいはベンフィカでプレーしてほしいところですが・・・。
それにしても、どうしてどの記者もサッカー選手は高い年俸に惹かれると思い込んでいるのでしょう? パブロはスター選手だったバレンシア時代も1年目の年俸額のままで満足していましたよね。服にも車にも全く興味のないパブロが、中東まで行ってお金稼ぎなんて、夢にも考えられません。

土曜日の試合の召集リストが既に発表され、アイマールは久しぶりにメンバー入りしています。

Guarda-redes: Júlio César e Moreira;
Defesas: Carole, Roderick, Maxi Pereira, Sidnei, Luisão, Jardel e Fábio Coentrão;
Médios: Carlos Martins, Javi García, Gaitán e Aimar;
Avançados: Kardec, Nuno Gomes, Franco Jara, Saviola e Cardozo.

ジェスス監督が試合前の記者会見で、「ロベルトは来シーズンの構想に入っている。」と述べました。これは、昨日のRecordの表紙、「ロベルト放出」に応えたもの。ただ、「契約期間が残っている選手は全員ベンフィカの選手。」という主旨でしたから、少し微妙な内容ではあります。

ところで全然話は違いますが、遠くイタリアでパストーレが、なぜかベンフィカでのプレーの可能性を聞かれ、「10番のユニフォームを着て、サビオラ、ガイタン、ハラと共にプレー?・・・いいんじゃないの? 彼らはみんな偉大な選手たちだから。」と言ったそうです。はあ?!? そもそもベンフィカに来る可能性なんてゼロなくせにこういうことを言う意味がわかりません。その上、どうして10番のユニ? 普通に現在の持ち主がいるんですけれど! まあ記者がそう聞いたのでしょうけれど、誰も彼もパブロから勝手に10番を取り上げるつもりみたいで、心底うんざりです。レスペクトというものはないのでしょうか? ブルーノ・セサールにいたってはもっとすごいことをしたので、また今度書いてみます。

一応練習に復帰

2011年05月12日 23時55分35秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
地震の後から、夜9時のNHKニュースを見るようになりました。それまでは見ていなかったんですけど(もともとほとんどテレビは見ないから)。でも、なんだか滅入るようなニュースばかりですよねぇ。今日も、「水は全然入っていなかった」って・・・ええっ?!と最初驚愕して、その後暗くなっちゃいましたよ~。どうするんですか、これ・・・。

普段ならアイマールのニュースなり写真なり試合なりで現実逃避もできるというものですが、こちらもまた、毎日青ざめながらビクビク記事を読む始末。原発の恐怖と電力不足とパブロの移籍に怯えながら過ごす、これからの夏の日々。ストレスフルすぎて、頭がおかしくなりそうです。

ところで、水曜日の練習でパブロは通常練習に復帰したそうです。いいことなのか、悪いことなのか・・・。土曜日の試合が最後?と思うと胃が痛いです。

恒例の移籍話は、パブロと同じく来年で契約が切れるマキシ。彼については、ビエイラ会長は契約更新をめざしています。しかし、よく背景はわからないのですが、交渉は難航しているみたいで(賃金アップでも要求しているのでしょうか?)、交渉が決裂した場合はなんとポルトに行くかもしれないのだとか。そ、そんなことってあり?!

ベンフィカは、来季のGKとしてブラガのゴール・キーパー、Artur Moraesに白羽の矢を立てているそうです。ということは、ロベルトは放出??

ジェスス監督は、完全にチームを解体させるつもりなのでしょうか。

昨日ブログを書き終わったとき、ん?、なんか記事が短いな、と思ったのですけれど、二つもニュースを書き忘れていました。たぶん眠くて頭がぼんやりしていたんですね。
一つは、ベンフィカのソシオたちに、ポルトのニュース・レター(会報かな)が届いたというもの。ニュース・レターを発行しているメディア会社のミスなのかわざとやったのかわかりませんが、ベンフィカは法的な措置を考えているそうです。こんな最悪な気分のときに、祝賀モードいっぱいのポルトの会報が届いたりしたら、それは腹立たしいことでしょう。私だったら即ゴミ箱行きに。

もう一つのニュースは、「サッカーの名手たち」というリアリティー・ショー(アメリカでよくあるショーですが、まあ娯楽的ドキュメンタリーというか、アメリカン・アイドルみたいな感じのもの)が企画されているそうです。18人の18~19歳のサッカー選手がマドリードで様々なテストを受け、最後に選ばれたたった一人がスペインのリーガのクラブで練習をできるというもの。ヨーロッパ、北米、南米で放送が予定されているとか。ベンフィカは誰かユースの選手を選ぶらしいですが、そのことについて質問を受けたロデリック(若いCFの選手)が、もしもベンフィカのメイン・チームから選ぶなら、アイマールを選ぶと言ったのだそうです。「ただ上手いだけでは駄目なんだ。テクニックと戦術に加えて、頭と強いメンタルが必要とされる。アイマールはこれに参加するのに理想的な選手だろうね。」

ロデリックは以前にも「練習でのアイマールはすごいよ!」と言っていましたし、きっとパブロのファンなんでしょうね~。若い選手の模範となっているようで、パブロの真面目さも全然無駄ではなかったんだなと思うと嬉しいです。(自分のキャリアにはちっとも役立っていないようだけれど) ただパブロ、とっくにもうクラックなので、今から発掘してもらう必要はないですね。




これで終わりですか?!

2011年05月11日 23時53分25秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
アイマールは土曜日のリーグ最終戦には出ないようなことが、O Jogoに書いてあります。深刻な怪我ではないけれど、ジェスス監督は、怪我が悪化するような無理はさせないだろう、と。はあ~(重いため息)。これで終わりなのかなあ。

いろいろな移籍の噂:
ヌーノ・ゴメスは後1年の契約更新かも。(ヌーノ・ゴメスが更新できるなら、なんでパブロの契約はしてくれないの~??)
マドリードはファビオ・コエントロンを諦めたとの記事。
現スポルティング監督のJose Couceiroを、ベンフィカがスカウトすると、Recordが表紙にまでして大々的に扱っています。Jose Couceiroという人は元ベンフィカのディフェンダーで、キャプテンまで務めていた選手。ベンフィカ・オフィシャルはこれを即効否定しています。

Correio da Manhaには、「ジェスス監督と何人かの選手は関係が悪くなった、特にカルドーソ、アイマール、サビオラと。ビエイラ会長はすぐに介入して、監督の良識に訴えたが、あまり効果はなかった。」と書かれていました。この新聞の書くことなので、当てには全くなりませんが、少しだけ気になりました。ジェスス監督は非常に口が悪いため、気分を害する選手が多いそうで。パブロの場合、腹を立てるというより、真面目なので監督の言うことをいちいち本気で受け取ってしまいそう。

ところで、4月11日のときと違って、今日は大きな余震がないみたいで、良かったです。この数日また少しだけ余震が増えたような気がしていたので、ちょっと心配だったんですよね。(今日ないから明日もないとは限らないわけですが。)

ビエイラ会長の談話

2011年05月10日 22時22分55秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
ビエイラ会長がベンフィカTVのインタビュー番組に出演、いろいろ話しました。逐一訳す気にもなれないので、ポイントだけ。「ジェスス監督からは、もっと多くのものを期待できる。」とジェスス監督への信頼と続投を確認。「我々はチャンピオンになるという野心を持っているが、チャンピオンになるだろうと最初から言うのは止めよう。」 ええと、これは大口を叩きすぎるジェスス監督への警告でしょうか・・・。
また、「我々の期待が大きすぎた。私自身も含めて。優勝を長い間祝いすぎた。チームは我々の期待に対して不十分だった。理想的なチームではないことが証明された。」

ええっ?! 優勝を長く祝いすぎたって、それは選手たちの話ではなくて、ベンフィカの上層部、選手の獲得やチーム作りをする人たちのことなんじゃ??
それに、不十分なチームだったって、そんなことシーズンが始まる前から誰の目にも明らかだったじゃないですかぁ(呆)。ディ・マリアのところにサイドをやったことのないガイタン、ラミレスのような守備も攻撃もバランスの取れる選手のところに、攻撃的なサイドの選手のサルビオ(しかもローンの一時しのぎ)・・・。前の年とシステムでも変える奥の手でもあるのかと思ったら、全く一緒のシステムに無理やり選手を当てはめてやっているし・・・チームが機能しないのは当たり前。それを、会長はシーズンが終わってみて初めてわかったかのように話していますが、ありえないですよね~。

一日お休みがあった後、選手たちは今日から練習に復帰。でもアイマールは筋肉の怪我のため依然練習できていません。
O jogoには、土曜日の試合には回復可能でファンに別れを告げるだろう、と書いてあります。O Jogoによると、アイマールはロシアのクラブからの関心に大変喜んでいるそうで・・・。昨日のRecordにも、同じようなことが書いてありましたが、パブロが記者に「ロシアに行けるなんてすごく嬉しい!」とでも言ったのでしょうか・・・。信じがたい話です。

[Liga 29] Rio Ave 1 - 2 Benfica

2011年05月09日 23時55分05秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
カルドーソの2ゴールでベンフィカが勝利。でも、また終了間際に失点したようです。
試合を見ていないので、ベンフィカが良かったのかどうかわかりませんが、カルドーソ、ここで点を取るなら、どうしてブラガ戦で点を入れてくれなかったのかなあ~と恨めしく思ったり。あっ、ファースト・レグではちゃんとフリー・キックを豪快に決めてくれたんですよね。セカンド・レグがなあ・・・。まだ諦めきれないというか、呆然とした気持ちから立ち直れないです(涙)。

リオ・アベ戦の先発メンバー:
Moreira, Maxi Pereira, Luisão, Sidnei, Carole, Javi Garcia, Nico Gaitan, Carlos Martins (César Peixoto, 57), Fábio Coentrão, Óscar Cardozo (Weldon, 90) e Franco Jara (Airton, 46)

サビオラがベンチ外。ロベルトがウォーミング・アップ中に足を痛めて、モレイラが急遽先発。
O Jogoの試合レポートなどを読むと、前半のベンフィカは良い攻撃だったように書いてありますが、同じO Jogoの採点をここで見ると、O Benfica um a um 、みんなあまり良い点がついていません。どんな試合だったのだか全然想像ができませんね。

さて昨日ロシアのことを書いたら早速、Anzhi Makhachkalaというロシアのクラブがアイマールを欲しがっていて、Sport Expressという新聞によると、アイマール自身もこの移籍には前向きで、可能性が高いそうです。オーナーのKerimovという億万長者はパブロの他にガットゥーゾも希望しているとのこと。ちなみにこのクラブには既にロベルト・カルロスが在籍しています。

一体この聞いたこともないクラブってどこにあるの?と調べたところ、トルコとカスピ海に挟まれたあたり、グルジア、アルメニア、アゼルバイジャンに囲まれたあたりです。ちなみに現在ロシア・リーグで3位、CSKAモスクワよりも上の順位なんですね。
よくこんなクラブにロベルト・カルロスは行ったなあと驚愕して、よく眺めたら、ロベルト・カルロスはもう38歳ではないですか・・・。しかも年俸が500万ユーロ!! そりゃ40歳近くになって、プロのサッカー選手を続けることが可能で、500万ユーロ稼ぐことができるなら、そういうチョイスもありかもしれません(苦笑)。でも31歳のアイマールが、1歳、5歳、6歳の子供たちとお別れして(だってそんな年齢の子供たちを連れて行ける場所ではないですよね。日本人のパパだって子供は連れて行かないと思う。)、単身赴任してまで行くクラブではないと思います。ブエノスアイレスでホームシックにかかって泣き暮らしていたパブロがカスピ海のほとりって・・・無理無理、絶対に病気になるか鬱病になっちゃいます。

でも怖いのは、ビエイラ会長は、400万ユーロ程度のオファーがあったらパブロを売り払う気が満々なこと。はあ・・・。これから毎日ニュースを読むのが激鬱です。




Previa [Liga 29] Rio Ave - Benfica

2011年05月08日 21時39分52秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今朝何気なくA Bolaを見たら、「アイマール、召集を外れる」。
えっ!!!

左足の筋肉の痛みのためだそうで・・・。 全然試合をしていないのに、そんなことってあるのでしょうか。はあ~。
テレビで見たELのファースト・レグ、ブラガ戦がパブロのプレーの見納めだったなんてことにならなければいいけれど(号泣)。
確かバレンシアのときも筋肉の負傷で最後の試合を欠場して、そのまま二度とバレンシアのユニフォームを着ることがなかったんですよね。またあれの再現かと思うと、本当に悲しいです。



もはや誰もリオ・アベ戦に注意を向ける人はいず、もっぱら来季の構想の話ばかりです。
ベンフィカのオフィシャルは、カルドーソのディナモ・キエフ移籍の噂を否定。カルドーソがキエフに行きたがるとは到底思えませんね(苦笑)。
O Jogoは、ルビン・カザンのアンサルディを獲得するオペレーションにベンフィカはカルロス・マルティンスを含める計画だと報道。こ、これもないんじゃないかなあ。ポルトガル代表のカルロス・マルティンスがカザンに行くわけないでしょう~(呆)。明日ぐらいにまたオフィシャルが否定の声明を出しそう。どちらかというとアイマールを含めた話のほうが現実的に聞こえます。でも、パブロだってロシアに行くぐらいならアルゼンチンに帰りますよね。(ロシアに行く覚悟なら、まだ日本のほうが・・・。放射能と地震と津波はありますが。ってそれって無茶苦茶怖いですよね。)

A Bolaには、「ジェスス監督はゼロからの出発」とあります。「サルビオはアトレティコに復帰、コエントロンとカルドーソは売却、アイマールは新しいキャリアにチャレンジ。」だって。新しいチャレンジって、いったいどこに行くことになっているんだか。きっとパブロ自身も知りませんよね。

忘れるところでした、リオ・アベ戦は今晩20時15分からです。私はもちろん見ません。月曜日は一日忙しい予定で、でももうパブロの試合を見れなくなるかもしれないから、と悲壮な覚悟で午前4時起きするつもりでいたんですけど、幸か不幸かその必要はなくなったわけです。

召集リスト:
Guarda-redes: Roberto, Moreira,
Defesas : Maxi Pereira, Carole, Luisão, Roderick, Fábio Coentrão e Sidnei.
Médios : Javi García, Felipe Menezes, César Peixoto, Carlos Martins, Gaitán e Airton.
Avançados : Weldon, Kardec, Cardozo, Franco Jara e Saviola.


敗戦から一夜明けて、いろいろ

2011年05月08日 01時32分04秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
激しく憂鬱なので、書く気になれず、こんな時間に・・・。

チームは日曜日のリーグ戦に向けて、金曜日に練習を行いました。リーグ戦はあと2試合で終了です。

ジェスス監督、ビエイラ会長、ルイ・コスタは、ブラガ戦敗戦から24時間経たない間に緊急ミーティングを行ったそうです。で、現体制の続行を確認したとか。(そりゃ、誰も自分から辞める、なんて言いませんよね。)

ジェスス監督は、「私は会長と話したが、会長は私がベンフィカをまた優勝へと導く確かな人間だと信じている。」と話しました。また「私は、ベンフィカを3年の間に2度チャンピオンにしたい。そのために会長と仕事をしていく。」と述べました。

個人的には、ジェスス監督は、ポルトやドミンゴス監督(現ブラガ監督)が来季指揮するスポルティングに勝てるチームを作る力を持っているとは思えないし、ましてやCLで対戦する格上のチームに勝つこともほぼ無理なのでは?と感じます。だって、毎年毎年同じ過ちをを繰り返しているんだもの。でも、まあそれはベンフィカとベンフィキスタたちの問題ですから。

Serbenfiquistaで、みんながアイマールが出て行くことを悲しんでいるほうが気になります。どうしてパブロが出て行くことになっているのか、どうしてもわからないのですが・・・。昨日の試合を見ただけでも、パブロがいなくなった来季のベンフィカがどんなことになるのか、誰にでもわかりそうなものなのに。150万ユーロの年俸が高いって・・・そんな安い年俸の選手ばかり揃えて、どうやってリーグ優勝、CL決勝トーナメント進出を実現できるというのでしょう? 安い年俸の若い選手は、全然活躍しない、または1年か2年良いプレーをするとビッグ・クラブに出て行く、のどちらかじゃないですか! どうしてこんなに簡単なことがわからないのか、ベンフィカの上層部はまじめに馬鹿なのではないかと考えてしまいます。

移籍が確実なコエントロンの後任にルビン・カザンのアンサルディを狙っているとの記事。800~900万ユーロぐらいかかるそう。ま、無理でしょう。金額的にも、選手の希望からしても。

サビオラの彼女が、Twitterに「javi estuvo toda la semana con molestia en el abductor y sin embargo jugo hizo lo q pudo」と、書いたそうです。
「ハビは一週間ずっとabductor(外転筋)に違和感があった。それでもできるだけのことをした。」

うーん、abductor? パブロもサラゴサで手術に踏み切る前そこの負傷と言われていましたが・・・まさかサビオラも恥骨炎なんてことないですよね。
Serbenfiquistaのサビオラのスレッドは、ちょうどパブロがサラゴサで痛み止めを使いながら練習をしていた時期のパブロのスレッドとそっくりです。つまり中傷の嵐。
サラゴサでは、3ヶ月間絶不調で批判の嵐にさらされ、痛みが限界を超えたパブロは1月に手術をしました。それに比べると、今シーズン丸々不調だったサビオラに今になって批判が出るというのは、ベンフィキスタのほうがのんびりしているのかもしれません。でも、逆に、もう少し早くジェスス監督が思い切ってサビオラを休ませて、シーズン途中からハラを使う勇気があったら、サビオラにもハラにも、そしてチームにとっても、本当は良かったのかもしれません。
 

[EL] Braga 1 - 0 Benfica

2011年05月07日 00時22分24秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
まったく何を書いていいのやら・・・。これでアイマールをテレビで見る機会は永遠に終了?? ジェスス監督はなんてことをしてくれたんだろう、と無茶苦茶腹を立てていたのですが、さっき幸か不幸か原発関連の書き込みを読んで(子供の放射能の基準値が20ミリシーベルトというあれです)、東京電力にまたふつふつと怒りが沸き、まあ東電に比べれば、放射能の際限ない漏れとかありえない事態に自分たちがいることを思い出せば、そういうことに比べて、ジェスス監督の失策も大したことがないかと思えてきました・・・。(やっぱり次元が違いますしね。)

とはいえ・・・。シーズンで一番大事な試合で、ベンフィカは今シーズン最悪な出来の試合だったように思います。怪我人が多いとか、キープレーヤーの移籍とか、ベンチの選手が足りないとか、いろいろ言い訳はありますが、相手のブラガはどうなの?ということですよね。昨季の主力を4人ほど売ったという話ですし、財政規模から見て、どう考えてもベンフィカのほうが選手層は厚いはず。ベンフィカが2位を確定させて、リーグ戦で選手を温存しているのに対して、ブラガはスポルティングと激しい3位争いをしているために、もちろん温存などはしていません。そういう状況下で、この見事な無策のベンフィカの負けっぷり。監督の腕の差ではないの?!と誰しも思ってしまいます。

大体選手交代からして、変としか言いようがありません。カルロス・マルティンスを下げてしまって、フォワード投入。ただでさえ中盤でアイデアを持っている人がいなかったのに、これではますますフォワードにボールを渡す人がいなくなります。 なんとルイソンから前線に適当なボールを蹴るだけの攻撃になり、絶望的な雰囲気。85分にはサビオラを下げてフェリペ・メネセスを投入。サビオラをそこまで引っ張るのも不思議だし、メネセスを入れて1点取りに行くというのも、冗談としか思えません。

ベンフィカのチーム・バスは午前3時にルスに到着。(そこから選手たちは各々の車で帰宅したのだと思います。)待ち構えていた数十人の怒りに燃えたファンたちが選手たちに罵声を浴びせました。まあまあ、気持ちはわかるけれど、それやってももう試合スコアは動かないんですし。

ビエイラ会長は月曜日にBenficaTVに出演して、スピーチをするそうです。Recordによると、ジェスス監督の進退を決めるのはビエイラ会長自身のよう。ベンフィカ上層部にはジェスス監督の解任を求める声がありますが、会長はたぶんジェスス監督支持派と思われます。

思い起こせば、パブロがボールを取られて、自分で一生懸命ボールを取り返そうとした結果、イエローのファウルになり、次節出場停止、フリーキックで失点。この時点で、ベンフィカの敗退は決まっていたのかもしれません。パブロはスタジアムで見ていて、きっと苦悩にさいなまれたでしょうねぇ。ベンフィキスタたちは全員苦悩したと思いますが・・・。

コメントへのお返事は、明日ゆっくり書きますね。(朝4時から起きているので、今晩はまともなことが書けそうもありません。)

ああ・・・

2011年05月06日 06時09分46秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
まあ、こうなることはわかっていました。ジェスス監督は、ビッグ・マッチには信じられないほど弱いから。試合の最初の5分を見ただけで、「たぶん駄目だ・・・」と思いました。

ただ、サビオラ・・・。パブロから「僕のためにも頑張って」って言われていなかったのかなあ。パブロは、そんなことを言う人ではないか。でも、もう少し何とかならなかったの?! 
今日はカルロス・マルティンスもガイタンも、「君たち、アイマールがいないから負けたって言われても悔しくない?!」と問い詰めたいぐらいの出来でした。普段、パブロが欠場した1試合目は勝つことが多いのに、どうしてよりによって大事な試合で負けるかなあ・・・。

ジェスス監督の辞任を求める声で、Serbenfiquistaはいっぱいです。

Previa [EL] Braga - Benfica

2011年05月05日 23時08分02秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
さて露払いのCLの試合も終わり、いよいよ今晩はEL準決勝、セカンド・レグです。って、もちろん世間ではまったく逆の認識ですけど。

チームは、わざわざGuimarãesまで行ってそこのスタジアムで練習しました。(警備上の理由? 先発メンバーを隠すため? よくわかりません。)

ジェスス監督は記者会見で、ロベルトの先発を明言しています。実はロベルトは、前節のOlhanenses戦でまたもやミスを犯して失点したらしく、大きな騒動となりました。そのため、ベンフィキスタの中にはブラガ戦ではロベルトを外すべきと考える人も多く、この試合のGKでのチョイスは注目されていたわけです。まあ、ジェスス監督は恐ろしく頑固なので、今更ロベルトを外さないだろうなとは思っていましたが。先日A BolaでだったかRecordでだったか忘れましたが、記事が出ていてそれによると、ロベルトのミスでベンフィカは今シーズン9ポイントを失っているのだそうです。ポルトとのポイント差は9ポイントよりもっとありますから、ベンフィカが2位に甘んじているのは別にロベルトのせいとは言えないのですが、それにしてもいくらなんでも不安定すぎのような気はします。ブラガ戦、心配ですね~。

心配といえば、ロベルトだけでなく、チーム全体が心配。ジェスス監督は、
「両チームはお互いのことを外側も内側も知り尽くしている。我々の試合の見方は一つだけ:攻撃的に行く。ブラガの一番の強みはカウンター攻撃なので、我々は彼らを驚かせたい。」
うーん、最後のほう、意味がよくわからないので、訳が間違っているのかも。とにかく守備的にならずに攻撃的に行く、ということですね。もちろん得点できれば非常に有利になることは確かです。ベンフィカは30試合連続得点中だそう。でも、もちろん超守備的になる必要はないけれど、アドバンテージを握っている現段階で、ものすごく無理して攻撃することもないような。ベンフィカの選手たちのことなので、状況も考えずなりふり構わず攻撃しそうで怖いです。

ジェスス監督はまた、Vandinhoとアイマールのどちらの不在のほうが影響が大きいか聞かれ、
「彼らは2人ともとても重要な選手たち。Vandinhoが現在プレーしているポジションに彼を置いたのは私だ。彼は大きな戦術的理解を持ち、とてもとてもスピードがあり、ボールを容易く奪取し、そのゾーンでゲームを上手くコントロールする。アイマールは別のゾーンでプレーする選手。彼はクリエーターで、ベンフィカの攻撃に非常に重要であり、またセットプレーでも重要だ。彼のポジションには、間違いなく期待に応えてくれる選手が入ることになる。誰かって? 私の選手たちだってまだ知らないのだから、ここでは明かさないよ。」
えっと、ジェスス監督はVandinhoのほうが好きそうですね(笑)。パブロは、相手や自チームのメンバーに応じて、プレーを変えていて、攻撃だけでなく守備面でも重要な役割を果たしているように見えますが、ジェスス監督が気づいていないわけはないですよね。

ベンフィカの予想スタメン:
Roberto; Maxi Pereira, Luisão, Jardel e Fábio Coentrão; Javi Garcia, Carlos Martins, César Peixoto e Nico Gaitán; Saviola e Cardozo.

まあこれ以外はあまり考えられないです。サプライズがあるとすれば、サビオラのところにハラですが、ハラは交代出場のほうが良い働きをすると思います。

ブラガのスタジアムには8000人から1万人のベンフィカ・ファンが駆けつける見込み。それほど大きなスタジアムではなかったと思うので、これはかなりの数と言えますね。

最後に、直接この試合には関係ないものの、スポナビにこんな記事が:ポルト対ビジャレアルのEL準決勝第1戦後に主審がポルト幹部と夕食か

ポルトはそんなことがなくても十分強いチームではありますが、こういう噂は根強くあるというか、ベンフィキスタの間ではもはや常識のように語られていますね。実際、今シーズン序盤のベンフィカの試合だって、明らかにおかしいジャッジが数回ありましたし、不可解な退場もよくあるし。ベンフィカも潔白とは言えないのかもしれませんが、ポルトガルのサッカーは裏で相当どろどろしているような気がします。

今晩のブラガ戦もどうか後味の悪い試合になりませんように。みんなが冷静に良いプレーができますように。

全員がブラガにGo!

2011年05月04日 23時31分09秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
旅行から帰ってきました。横浜に行ったのですが、よく考えてみるとアメリカから戻ってきてから一度も行っていなかったので、ものすごく久しぶり。横浜は生まれ育った場所なので、いつ行っても懐かしくて親しみを感じます! それから、カリフォルニアでは一ヶ月に一度は食べていた飲茶も、とっても久しぶりに食べました。このへんではあまり中華料理のお店自体見かけないですからねぇ・・・。

さて、今日はバルサ-マドリードの試合などをテレビ観戦しましたが、木曜日のブラガ戦に向けて、ベンフィカ方面も、自分方面も(?)既に緊張が高まっています。
まず、ジェスス監督は、サルビオを除く怪我人、出場停止選手を含めて全員を試合に招集しました。つまり、アイマールも水曜日の朝リスボンを出発したチーム・バスにチームメートと一緒に乗って、ブラガまで行っています。ベンチにはもちろん入れないから、スタジアムの観客席から観戦ですね。きっと自分が出場しているときより緊張しそう。

チーム・バスは、セキュリティーを考慮してポルト市内を通る道を避け、ポルトを迂回する道を選んでブラガまで行きました。投石とかありますもんね。午後2時に無事にブラガ到着。

ただ、ブラガでベンフィカ一行が宿泊するHotel Meliáは、なんとブラガの会長、António Salvadorが所有しているホテルなのだそうです。どの新聞も「ベンフィカ、敵の手中で眠る」という感じの見出し。確かに、何か悪いものを朝食に出されるのではないかとか、睡眠妨害されるのではないかとか、ちょっと心配ですよねぇ。ジェスス監督はこのホテルのチョイスに反対していたようですが、どういうわけかこういうことになってしまいました。(最近数試合、ベンフィカはブラガではこのホテルに泊まっている模様。)

ぴりぴりムードが高まる中、笛を吹く審判も発表されました。Martin Atkinsonというイングランド人の審判です。ブラガでは、いつも審判がとてつもなくベンフィカに不利なジャッジをするので(確か最近2試合とも、ベンフィカに退場者が出たはず)、外国人が審判というのはベンフィカにとっては、より公平な笛が期待できて、ありがたいです。

周知のようにパブロはこの試合にイエロー累積で出場停止。でも、実はイエローにリーチがかかっていて、もう1枚イエローをもらうと、もしもベンフィカが決勝に進出した場合でも出場停止になってしまう選手が3人もいます。マキシ、ハビ・ガルシア、カルロス・マルティンス。(サルビオもそうですがもうプレーしないので) 特にマキシは、このポジションにサブの選手がいないため、出場停止となると大変なことになります。とはいえ、ベンフィカが勝ち抜けない限りは、土台どうでもいい話になってしまうので、まずは目の前の試合、プレーに集中ですね。




Previa [Liga 28] Olhanense - Benfica

2011年05月01日 23時10分02秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今晩18時15分から試合です。アイマールが出ないので、私は見ません。勝っても負けても順位には影響ないですし・・・。

O Jogoにこんな予想スタメンが出ていましたが、
Moreira, Maxi, Roderick, Sidnei, Carole, Airton, Menezes, Carlos Martins, Fernández, Jara, Kardec
カルロス・マルティンスは木曜日のELに出場しなければいけないので、今晩は出ないのではないでしょうか。マキシも、今日出すとちょっと試合が続いてしまいますよねぇ。ただ2人の替わりに誰を?と考えると、誰もいないんですよね(鬱)。ウェルドンにサイドをやってもらうとか・・・。

今シーズンのベンフィカは、公式戦51試合で55失点。これは1962年シーズン以来の最悪の数字だそうです。よくこれでリーグ2位を確保できたなあ。まあ、ポルト戦の5失点と3失点、イスラエルでの3失点(でしたっけ?)、リヨン戦での3失点など、1試合での大量失点が多かったんですよね。

ところで、これまでベンフィカの試合ファイルをSerbenfiquistaにアップロードしてくれていたdfernandesさんという人が病気か何かで、しばらくアップロードできないそうです。リーグ杯決勝のパソス戦前半をどんなに見直したくても、試合ファイルがアップされない限りは見ることができません。すごく残念だし、困るなあ。でも今日チェックしたところ、別の方がパソス戦をアップしてくれた模様です。わーい!と早速ダウンロードしようとしたら、なんとどうやら今までとは違うファイル・シェアのサイトを使っているようで、うまくダウンロードできません。filesonic.comというサイト。よくよく調べたら、試合ファイルが700MBなのに対して、このサイトで無料でダウンロードできるファイルの最大容量は400MB。えー、お金を払わないとダウンロードできないではないですか! 1ヶ月800円と書いてありますが、ためらわれるものがあります。dfernandesさん、Come back, please! (パブロが来季いないなら、あまり関係ない話ですけれどね。)

 

昨晩はブラガ戦の前半を見て寝てしまったので、今日はこれから後半を見ます。
ウォーム・アップのアイマールを映してくれたカメラさん、ありがとう。今までのCL/ELの試合の中では一番髭がまともな感じです。
放送中、実況の人はパブロとサビオラを間違えすぎ! 背番号と髪型からこの2人の区別は難しくないと思うんですけど。パブロがパスを出したのを実況しておいて、「アイマール、フリーになっています。ボールをもらって・・・」とか言うのでびっくり。何人アイマールがピッチにいるんだあ?!、パスを送ったんだから、受け取れるわけないでしょ!って。

そうそう、危うく書き忘れるところでした。明日、あさってと旅に出るので、ブログをお休みしますね♪ パブロ・ファンの皆様も良いゴールデンウィークを過ごされますように。そして地震などがありませんように。(このところ余震がなかったので安心していたら、昨晩から少し立て続けにありますね。)