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[Preseason] Benfica 2 - 1 At.Bilbao

2009年07月17日 14時43分54秒 | Preseason 2005,06,07,08,09,10


前半にビルバオに1点先行されたものの、後半開始早々サビオラのヘディングで同点に追いつき、66分にもう一度サビオラのゴールで勝ち越し。2-1の逆転勝利です。

上の写真、手を握り合う2人のイメージが美しいですね~♪ (アイマールが後姿なのが残念!)
でも、まずネットがちょっと繋がりにくくて見づらかった上に、パブロは良くなかったので、あんまりハッピーな気持ちではないです。この前の試合まではわりと元気に観戦できたけれど、一週間に三度目ともなるとどっと疲れて、ぐったり。もしやアイマールも同じだったなかなあ? (というか、パブロが今ひとつだったから、疲労感が残るのかも。)

前半少し紙芝居だったのではっきり見えませんでしたが(1階のモデムを使ったのが失敗・・・)、昨シーズンのキケ監督の試合を思い出すパフォーマンスでした! だって、プレシーズン初めての先発となったルーベン・アモリムが無意味なロング・パスを多用するんだもの、ぞっとしちゃいました。Serbenfiquistaでも「キケ戦術が沁みこみすぎ」なんて言われています。怪我明けだったので仕方ない面もありますけれど・・・。
更にカルロス・マルティンスが22本のパス中16本を失敗という最悪の出来。(この数字は信じがたいですよね。真偽のほどは不明です。) アイマールもこの2人に比べて特に良いわけではなかったので、ベンフィカの中盤は昨シーズンと同じようにないようなもので・・・。パブロの弁護をするとすれば、たぶん疲れがあったのと、アモリムが良くなかったために、ものすごく後ろまで下がってアモリムの替わりに守備陣からボールを受け取って前方に渡そうとしていました。でもそれをやると、中盤からサビオラたちにボールを渡す人がいなくなっちゃうんですよね。もちろんビルバオがスペースを与えず、厳しくファウルをしてきたということもあります。

ジェスス監督は、アモリム、カルロス・マルティンス、アイマールの三人を一気にイェブダ、ウレッタ、ヌーノ・ゴメスにスイッチ。うーむ、まあ妥当な交代と認めざる終えないでしょう。するとベンフィカの内容は大分良くなりました。パブロがいる間にすでに同点にはなっていたんですけれどね。
ジェスス監督は、向かい風だった前半とは逆に追い風になったこと、プレシーズン一試合目だったビルバオの選手たちのペースが後半途中からがっくり落ちたことも勝因に挙げています。

まだあまり良いダイジェストがありませんけれど、とりあえずいつもの人の音楽付きのもの:



プレシーズン3試合の中で一番出来の悪い試合だったと誰もが一致していますが、逆転で勝利したことは大きな自信になるでしょう。キケ監督のときだったらずるずる負けていたような気がします。課題としては、GKがやっぱり誰にしても良くない(キム、モレイラ、モレット、みんな似たようなもので・・・)、ダイヤ型の最後尾のポジションを務める「6番」の選手がいない。このポジションではルーベン・アモリムよりも前ニ試合のイェブダのほうが良かったという意見が大多数で、ジェスス監督も、「自分はルーベンを良く知っていて、Belenensesではこのポジションに彼を置いていた。ここで彼は非常には活躍しないが、適応はするだろう。他の選手を置くオプションもある。試合を通していろいろなオプションやアイデアを探っていく。」と話しました。確かに前の試合でイェブダを批判している人もいましたが、特に悪いようには見えなかったんですよね。そういえば、今日の試合では左サイドバックのセプシという人も今ひとつだったかも。

逆に良かった人としてMaisfutebolやオフィシャルに取り上げられているのは、もちろんサビオラ! (スタミナありますよね~。羨ましい。パブロが虚弱すぎるんでしょうか・・・) それから、ファビオ・コエントロンとロデリック。コエントロンはディ・マリアと左サイドのレギュラー・ポジションを巡って激しい競争をするだろうと予想されています。

シャフタール戦みたいなきらきらした試合を見たかったので残念でしたが、あのビルバオ相手にそんな試合はもともと無理だったのでしょうね。でも、ポルトガル・リーグの相手はほとんどビルバオ・タイプなので、ジェスス監督には良い対応策を練ってもらいたいものです。

今日のアイマールの試合で唯一目を引いたのは、前半終わり頃の惜しいシュート、それから、ファウルで倒された後にほとんど相手に詰め寄らんばかりに怒っていたこと。Serbenfiquistaでは、「パブロがあんなリアクションをするなんて思ってもいなかった。」なんて言われています。アイマールはグラウンド上では人が変わって、かなりのイライラさんになることをまだ皆知らないようです。あまり上手く行っていないときに一層イライラすることは確かなので、今日はそういう日なんだなとバロメーターにもなりますよね。 
Serbenfiquistaのフォーラムではその会話の続きとして、「いや、アイマールはこんなこともするんだぜ。」とYoutubeのFootball Fightなるビデオが紹介されています。見てみたら、なんと冒頭にデポル戦のパブロの唾吐き事件が出てきて・・・。いや、あれは鼻の骨を折られたんだもの、仕方ないよ~・・・、許してあげて~と弁護。そのビデオでも後のほうのは全部暴力事件じゃん、一緒にしないでほしいな、なんて(笑)。

Estádio Municipal de Vila Real de Santo António

Árbitro: Eugénio Arez

Benfica: Moretto (Moreira, 46); Maxi, Miguel Vítor, Roderick e Sepsi; Rúben Amorim (Yebda, 64), Carlos Martins (Urreta, 64), Fábio Coentrão e Pablo Aimar (Nuno Gomes, 64); Cardozo e Saviola.

Suplentes: Shaffer, Patric, Jorge Ribeiro, Fellipe Bastos, João Pereira, Balboa, Mantorras e Nélson Oliveira

At. Bilbau: Iraizoz; Zubiarre, Koikili, Aitor Ocio e Amorebieta; Orbaiz, David López, Gurpejiui e Susaeta; Toquero e Ion Velez. Entraram na segunda parte: Etxeberria, Munian, Iturraspe, De Marcos.

Suplentes: Armando, Etxeita, Eneko e Ustaritz.

Ao intervalo: 0-1

Marcadores: 0-1, Toquero (17); 1-1, Saviola (48); 2-1, Saviola (66)

Disciplina: Cartão amarelo para Gurpegi (36) e Maxi Pereira (49)

Resultado final: 2-1