写真はエバートン戦のときの交代時、スタジアムからの大きな拍手に答えるアイマール。
そうそう、エバートンといえば、来週のエバートン-ベンフィカもスカパーは放送してくれません。一体なんで?!? この試合が放送されないのなら、もう後はアテネとBateだけだから放送の可能性はないじゃないですか~(涙)。放送カードは、ディナモザグレブvsアヤックスとジェノアvsリールと書いてあったけれど、ジェノアなんて放送二度目じゃないですか??? 不公平すぎるし、リーグ戦でいくらだって見れるじゃん。それにアヤックスやるならベンフィカだってクラブ規模的にそんなにすごくは変わらないのに・・・(怒り心頭)。でもリクエスト出そうにもどこに出したらいいかわからない・・・。
と大変腹立たしく思っているので、あんまりニュースも書く気はしませんが、一応ブラガ戦を前に一番論議を呼んでいるのは、左サイドバックでコエントロンをプレーさせるべきか否か。 Serbenfiquistaを見ても、賛否両論という感じです。ただ昨日のA Bolaや今日のRecordの報道を見ると、ジェスス監督は引き続き彼を起用してくるかな、という感触ですね。Recordによると、監督はコエントロンに特別練習を課して、ポジショニングと動きを教え込んでいるそうです。ブラガの右サイドはブラガの攻撃の要で、アランとジョアン・ペレイラの二人が非常に強力らしいんですよね。急造左SBで彼ら(二人ともブラジル人?)を止められるのか非常に心配ですけれど、逆にコエントロンとディ・マリアの左サイドをぶつけて、攻撃は最大の防御とする考え方も確かにあるでしょう・・・。(下手したら悲惨なことになりますが。)
O Jogoにはベンフィカの攻撃がどうしてこれほど強力なのかを分析した記事が載っていました。
1番は、選手たちのポジションが適正であること。昨シーズンと違い、ダビド・ルイスはセンター・バックとして、アイマールはトップ下として、それぞれの本来の場所でプレー。去年よりも良いパフォーマンスを見せています。
2番は、スピードの突然の加速。これに関しては、アイマールが鍵で、「ボールをプレスされているゾーンから引き出し、試合にスピードを与える、サイドを使うか、あるいは斜めのパスを蹴ることにより。」 ディ・マリアも同じ役目。「スピードの変化の瞬間が大事で、チーム全体がスピード・アップして、選手たちが一斉に前に走り出す。リズムの変化、容易に試合のスピードを調整するベンフィカのやり方は、ジェスス監督の攻撃の最初の戦術的武器」だそうです。良い例がナシオナル戦の1点目。
3番目は、前線のゴールを決める位置にたくさんの選手がいること。時にはマキシなどのサイドバックまでが前線に。その結果厚みのある攻撃ができるわけですが、前がかりになりすぎているベンフィカのポジショニングを利用して、素早くサイドに展開して攻撃できる能力を持ったチームと対戦したとき、ベンフィカの守備はどうなるのか注目されます。そしてそれこそまさに、ブラガのVandinhoとHugo Vianaが突こうとしている点でしょう。
4番目はセットプレーからの得点が多いこと。
5番目は後半に多くの点を入れていること。48得点中、18点が前半、30点が後半に入っています。(これが良い攻撃の秘密と言えるのかどうかわかりませんが。)
スピードの変化は最もアイマールが得意とするものですよね。
ブラガとの最近5年のアウェイでの対戦結果を見ると、ちょっとベンフィカは分が悪いです。1勝2敗2引き分け。しかも1勝というのは昨シーズンのもので、あれはどう考えたって、すでにベンフィカ監督就任が決まっていたジェスス監督がわざと手を抜いたに違いない試合でした。となると実質0勝なわけで・・・やっぱり相当厳しそう。
Jornal de Noticiasに、ジェスス監督の昨シーズンの日常についての記事が載っていました。昨日の悪人呼ばわりをした記事を読んで、一体どういう人なんだろうと心配になってしまいましたが、これを読む限り、完璧主義者で知的なタイプではあるような。
基本的に、スタジアムと行きつけのレストラン(ブラガでは単身赴任だったので毎日ここで食事)と家の三箇所でのみ生活して、町の中心部で姿が見られることは皆無。家では、サッカーの試合観戦(ブラジル・リーグが好み)と心理学や行動科学の本の読書。スタジアムには毎朝7時半に、スタッフの中の一番乗りで到着。必ず練習の前に、芝生の状態を見て、ジムのコンディションを確認、またメディカル部門の様子もチェックするのだとか。やはりただ者ではありませんね(笑)。レストランでは魚のグリル、または魚の煮込み(ハタまたはスズキが好み)しか食べないそうで、デザートはオレンジ・タルトが好き。日本に来ても食事には困らなさそうです。
オレンジ・タルトが食べたくなってきたところで、今召集メンバーが発表されたので最後に載せておきます。
Guarda-redes: Quim e Júlio César;
Defesas: Maxi Pereira, Sidnei, Luisão, David Luiz e Shaffer;
Médios: Javi Garcia, Ramires, Ruben Amorim, Di María, Pablo Aimar, Felipe Menezes e Fábio Coentrão;
Avançados: Nuno Gomes, Saviola, Cardozo, Keirrison e Weldon.
シャフェルが復帰、ルーベン・アモリムも召集に入っていますね。ジェスス監督がベンフィカTVに話をしていますが、コエントロンについてははっきりしたことは言っていません。また詳しくは明日に。
そうそう、エバートンといえば、来週のエバートン-ベンフィカもスカパーは放送してくれません。一体なんで?!? この試合が放送されないのなら、もう後はアテネとBateだけだから放送の可能性はないじゃないですか~(涙)。放送カードは、ディナモザグレブvsアヤックスとジェノアvsリールと書いてあったけれど、ジェノアなんて放送二度目じゃないですか??? 不公平すぎるし、リーグ戦でいくらだって見れるじゃん。それにアヤックスやるならベンフィカだってクラブ規模的にそんなにすごくは変わらないのに・・・(怒り心頭)。でもリクエスト出そうにもどこに出したらいいかわからない・・・。
と大変腹立たしく思っているので、あんまりニュースも書く気はしませんが、一応ブラガ戦を前に一番論議を呼んでいるのは、左サイドバックでコエントロンをプレーさせるべきか否か。 Serbenfiquistaを見ても、賛否両論という感じです。ただ昨日のA Bolaや今日のRecordの報道を見ると、ジェスス監督は引き続き彼を起用してくるかな、という感触ですね。Recordによると、監督はコエントロンに特別練習を課して、ポジショニングと動きを教え込んでいるそうです。ブラガの右サイドはブラガの攻撃の要で、アランとジョアン・ペレイラの二人が非常に強力らしいんですよね。急造左SBで彼ら(二人ともブラジル人?)を止められるのか非常に心配ですけれど、逆にコエントロンとディ・マリアの左サイドをぶつけて、攻撃は最大の防御とする考え方も確かにあるでしょう・・・。(下手したら悲惨なことになりますが。)
O Jogoにはベンフィカの攻撃がどうしてこれほど強力なのかを分析した記事が載っていました。
1番は、選手たちのポジションが適正であること。昨シーズンと違い、ダビド・ルイスはセンター・バックとして、アイマールはトップ下として、それぞれの本来の場所でプレー。去年よりも良いパフォーマンスを見せています。
2番は、スピードの突然の加速。これに関しては、アイマールが鍵で、「ボールをプレスされているゾーンから引き出し、試合にスピードを与える、サイドを使うか、あるいは斜めのパスを蹴ることにより。」 ディ・マリアも同じ役目。「スピードの変化の瞬間が大事で、チーム全体がスピード・アップして、選手たちが一斉に前に走り出す。リズムの変化、容易に試合のスピードを調整するベンフィカのやり方は、ジェスス監督の攻撃の最初の戦術的武器」だそうです。良い例がナシオナル戦の1点目。
3番目は、前線のゴールを決める位置にたくさんの選手がいること。時にはマキシなどのサイドバックまでが前線に。その結果厚みのある攻撃ができるわけですが、前がかりになりすぎているベンフィカのポジショニングを利用して、素早くサイドに展開して攻撃できる能力を持ったチームと対戦したとき、ベンフィカの守備はどうなるのか注目されます。そしてそれこそまさに、ブラガのVandinhoとHugo Vianaが突こうとしている点でしょう。
4番目はセットプレーからの得点が多いこと。
5番目は後半に多くの点を入れていること。48得点中、18点が前半、30点が後半に入っています。(これが良い攻撃の秘密と言えるのかどうかわかりませんが。)
スピードの変化は最もアイマールが得意とするものですよね。
ブラガとの最近5年のアウェイでの対戦結果を見ると、ちょっとベンフィカは分が悪いです。1勝2敗2引き分け。しかも1勝というのは昨シーズンのもので、あれはどう考えたって、すでにベンフィカ監督就任が決まっていたジェスス監督がわざと手を抜いたに違いない試合でした。となると実質0勝なわけで・・・やっぱり相当厳しそう。
Jornal de Noticiasに、ジェスス監督の昨シーズンの日常についての記事が載っていました。昨日の悪人呼ばわりをした記事を読んで、一体どういう人なんだろうと心配になってしまいましたが、これを読む限り、完璧主義者で知的なタイプではあるような。
基本的に、スタジアムと行きつけのレストラン(ブラガでは単身赴任だったので毎日ここで食事)と家の三箇所でのみ生活して、町の中心部で姿が見られることは皆無。家では、サッカーの試合観戦(ブラジル・リーグが好み)と心理学や行動科学の本の読書。スタジアムには毎朝7時半に、スタッフの中の一番乗りで到着。必ず練習の前に、芝生の状態を見て、ジムのコンディションを確認、またメディカル部門の様子もチェックするのだとか。やはりただ者ではありませんね(笑)。レストランでは魚のグリル、または魚の煮込み(ハタまたはスズキが好み)しか食べないそうで、デザートはオレンジ・タルトが好き。日本に来ても食事には困らなさそうです。
オレンジ・タルトが食べたくなってきたところで、今召集メンバーが発表されたので最後に載せておきます。
Guarda-redes: Quim e Júlio César;
Defesas: Maxi Pereira, Sidnei, Luisão, David Luiz e Shaffer;
Médios: Javi Garcia, Ramires, Ruben Amorim, Di María, Pablo Aimar, Felipe Menezes e Fábio Coentrão;
Avançados: Nuno Gomes, Saviola, Cardozo, Keirrison e Weldon.
シャフェルが復帰、ルーベン・アモリムも召集に入っていますね。ジェスス監督がベンフィカTVに話をしていますが、コエントロンについてははっきりしたことは言っていません。また詳しくは明日に。