セサル・ヒムネスが引退

（最初書いた内容が不吉な気がして、何度か書き直しちゃいました。）

ルイス・フィーゴが相手チームのディフェンダーに重傷を負わせるタックルをしたのにファウルにすらならなかったというのは、その当時もニュースで読みましたし、その後も他のニュースと関連して読んだことはあったのですが、その相手チームとはサラゴサだったのですね・・・。

2年前の2005年1月16日ガビー・ミリートが欠場だったために代役としてベルナベウでプレーしていたセサル・ヒムネスは前半20分にフィーゴに左膝を踏みにじられ、靭帯を断裂。その後四回の手術、再発、リハビリを受けましたが、結局痛みと炎症は治まらずに、水曜日パルデサ氏に伴われ、チームメートが見守る中で記者会見を開いて引退を発表しました。

「この二年間サッカーを続けるためにできることはすべてやってきた。最後には膝はサッカーを続けることを許してくれないことを僕はさとった。
これが逆だったら（自分がフィーゴを怪我させたのだったら）、僕は刑務所に入れられていただろう。」

全てのサッカー選手にとって悪夢のような出来事です。こういうリスクは常にあり、毎日心配していられるものではないことは確かですが・・・。
それにしても膝へのタックルがファウルにもならないなんて。写真を見ましたが、本当に直接膝に行っています。こういう危険なタックルから選手を守るのは審判しかいないというのに、いったいどこを見ていたんだか！
悪質なタックルを予防するためにも、審判はファウルを流す方向ではなく、なるべく厳し目に取ってほしいなと心底思います。（毎試合、アイマールへのファウルは怖くて見ていられません・・・。）　ヒムネスの言葉にもあり、サラゴサのファンの感情にもあることとして、ビッククラブの選手への基準が甘い、サラゴサの選手は損をしているというのがありますが、サラゴサに来て以来審判にイライラしっぱなしなのを見ると、パブロもやっぱりそう感じているのかな。

今日はアラゴンTVのニュースがなかったので、練習の様子はわかりませんね。ペリオディコには、エベルトンを加えた3トップでアトレティコ戦は戦うのでは、という予想が出ていました。サパテルとアイマールとダレッサンドロが中盤。守備陣はセルヒオ・フェルナンデスが怪我から、ディオゴが出場停止からそれぞれ復帰しベストメンバーが組めそうです。