A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

移籍の噂ばかりですね

2007年03月23日 17時11分49秒 | Liga06-07
サッカーの話ではないんですけど、ついさっきESPNが放送した世界フィギュアーの男子SPとFP(まとめての録画放送だったんです)を見たので、感想を。アメリカから日本で開催されている競技会を見るのは、特別な感じがありますね。カタカナの広告や日本語のアナウンスが懐かしいです。また、ESPNは妙にエキゾチック趣味の番組作りをしていて(笑)。選手の話を聞く後ろに、カタカナで「ホルモン」と書かれた赤提灯が吊るしてあったり。ホルモンって?! 劇画調のイラストが挿入されたりもしました。
そんなへんてこな演出に笑いつつも、高橋大輔選手の演技は素晴らしくて感動しました。解説はカート・ブラウニングともう一人いつもいる重鎮という雰囲気のおじいさんでしたが、おじいさんのほうはこんな風に。
「He feels every note of music. I don't want to worry about his jumps. His quality of skating is wonderful. His edging is wonderful. His interpretation of music is wonderful.」
Phantom of the Operaは大好きなミュージカルなので、今も頭の中をあのメロディーがぐるぐる回っています。

good-lookingな選手ばかりでしたが、最近では顔が良くないとスケート選手になれないの?なんて思っちゃいました。アイマールはフィギュアースケートの選手でも良かったかもしれないなあ。美しく滑れそう。でも、アルゼンチン人のスケート選手なんてまったく聞きませんね。

さて木曜日の練習では、カンテラの選手たちと練習試合。セルヒオ・ガルシアの2ゴールで勝ちましたが、選手は入れ替えながら試合をしたそうなので、勝ち負けはあまり関係がなさそう。
ビクトル・フェルナンデスが記者会見。アイマール、セラデス、セルヒオ・フェルナンデスら、怪我が治ったばかりの選手たちはベスト・フォームを取り戻して、チームに貢献しなければならない、と述べています。なんか、あんまり何度もそう言われると、「もう、わかっているったら! パブロだってわかっているよ。」とちょっぴりイライラしちゃいます。
その他に、まだ勝ち点を計算したり、カレンダーを眺めたりする時期ではないとも。掲示板や地元紙ではこの数日勝ち点の計算がさんざ行われていたんですよね。(おかげで、CL圏に必要な勝ち点や、何敗していいか、などが把握できてしまいました。)
また、ロマレダについて、サラゴサというクラブにふさわしいスタジアムではないと言っています。そんなにぼろいスタジアムなんでしょうか?! でも確かにテレビで見ると、ベティスやソシエダのスタジアムのほうがずっと立派に見えます。

リーガがお休みで皆ひまなのか、移籍の話がものすごい勢いで飛び交っていますね。サラゴサに嬉しい噂話は、サビオラのもの。エキポによると、実際サラゴサの関係者が2月7日、アルゼンチン代表がフランスと親善試合をした際、パリでサビオラと話をしたそうです。クラブは、チーム最高給の200万ユーロ以上の年俸を用意しているとか。それでもサビオラが現在もらっているお給料には程遠いし、ユーべ、リバプール、ビジャレアルも獲得を狙っているために、厳しい状況であることに間違いはありません。ビジャレアルには勝てるかもしれませんが、ユーべやリバプールとの競合では・・・。アイマールほど金銭欲も名誉欲もない変わった人は滅多にいないと思うので、正直な話、サビオラがサラゴサに来るとはまったく思えません。

嬉しくない噂話は、バレンシアのスーペルが、ガビー・ミリートの代理人が「タイトルを取りたいので、ステップアップのためにガビーはバレンシアに行く」と話したという記事を載せたとか。移籍金は1500万ユーロ。チームのキャプテンであるガビーが今の大切な時期にそんなことを言うはずないから、ガセネタかなあ、そうに違いない!と信じています。第一1500万ユーロって安すぎ。違約金は3000万ユーロに設定されているはずです。激怒した現地ファンたちは「2900万ユーロ+アルビオル+アレクシスならいいけどね!!」なんて書いていますね。
アイマールがサラゴサに来て初めて、選手を取られる側のクラブの悲しさが身に凍みてわかりました。「ガビー・ミリートが欲しい」とか「サパテルが欲しい」とか軽く書いてあるのを見ると、無性に腹立たしいんですけど。でも選手個人にとってはビッククラブに行くのは良いことでもあるから複雑です。アイマールがガビーにバレンシアを勧めるとは思えませんが、ガビーが決めたことにはわだかまりもなく気持ちよく送り出すだろうなと確信できます。そんな悲しいことは起ってほしくないですけどね。