今年の10月に庭園美術館開館25周年を記念して、建物公開が行われました。
普段、美術品の展示のためパネルで覆われている、美しい部屋の細部を見ることができます。写真撮影も、三脚・ストロボを使用しなければ、許可されます。今年の1月にも同様の公開が行われましたが、2日間と会期が短く大混雑しました。
今回は約2週間にわたって開催されたので、前回ほど混んではいないけど、まあ、人は多かったです。
今回は、中三階にある倉庫と金庫が新たに公開されました。
倉庫の写真は、気にいったものがないので、またの機会に。
茶室「光華」が公開され、茶室を見ることができました。
茶室建物内から見る庭園は、秋の気配を感じるには少し早かったですが、なかなかなものでした。
正面玄関の ルネ・ラリック作のガラスの女性像が大きな羽を広げて、迎えてくれます。
そして、前に写した同じアングルで写真を撮ってしまいました。
大好きな、金平糖の照明。たくさん撮りました。
他の照明も素敵です。今年の1月に撮った写真、よろしければご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/kyao2/d/20080127
何度見ても、大きな香水塔と大客室の扉には 感嘆の声をあげてしまいます。
一瞬でしたが 誰もいないサンルーム。喧騒とした時を切り取ってしまったかのよう。
何度見ても、見飽きない 素晴らしい建物です。
旧朝香宮邸◇東京都庭園美術館建物公開
アール・デコの館
2008.10.1~10.31
竣工 1933年
設計 アンリ・ラパン、権藤要吉
所在 東京都港区白金台5-21-9
2008.10.12
P.S
先週の日曜日に、カメラのレンズを水没させてしまい、ショックでブログを更新できませんでした。浅い池の中に ぽろっと落としてしまい、修理不能の宣告を受けました。時は戻ってはくれません。残念です。