きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

横浜 日本大通り物語その9 横浜市開港記念会館

2008-10-18 | 近代建築
この塔の呼び名は「ジャックの塔」
辰野金吾の東京駅を思い浮かべるような、赤レンガの建物です。



老朽化のため一時存続が危ぶまれましたが、修復され保存が決まり、1989年に重要文化財に指定されました。



くるっと巻いた階段の装飾。同じものを、何度か見たことがあります。当時流行したものなのでしょうか。



講堂は、イベントに使われていることが多く、なかなか中を見る機会がありません。2階にある資料展示室の入り口のステンドグラスは、修復のため外され、プリントされたものが本物と同じように展示してありました。



 

「開港記念」をたたえる、階段室にみごとな船をモチーフにしたステンドグラスがあります。





この照明は、もったいないけど喫煙室となった部屋のもの。





階段は、下から見上げた風景が 私は好き。

竣工 1917年
設計 佐藤四郎+山田七五郎+福田重義(コンペ案)
所在 神奈川県横浜市中区本町1-6

2008.9.23、10.16
コメント (8)
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