きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

窓に想う…

2009-07-18 | 
蒸し暑い日が続いています。
梅雨が明けて、いよいよ夏ですね。

いつもつたないブログを読んでいただき有難うございます。
週末は、家事を済ませ ふっと空を見上げると
もうこころは どこかへ。
気分が乗ると 2・3か所周ってみたりしてしまい
写真の整理が追いつきません。
季節に置いて行かれそう…。



蔦の絡まる窓。
中学の頃
本の中の好きな言葉を書き写すのが好きでした。
一行のこともあれば、数頁にわたることもありました。
万年筆のインクに凝ったり、付けペンで不思議な色のインクで楽しんだり。

「私は、自分の中からひとりで出てこようとしたところのものを生き
てみようと欲したにすぎない。なぜそれがそんなに困難だったのか。

デミアンの冒頭の言葉です。シンクレールの通ったギムナジウムの私のイメージは ちょうどこんな窓。



今月6日に土居健郎さんがお亡くなりになりました。
漱石文学の精神分析本
『漱石文学における「甘え」の研究』の著者です。

この文庫本の表紙の H師に の裏に いつ書いたのか判らないけど書き込みが。

ストレイシープ

漱石の本以上に読み返したかもしれない。
面白いです。
コメント (6)
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