さてさて、R33号リヤからの異音の原因
しかも、左右から出てるじゃん。
これ、ドライブシャフトのスプライン部からです。
まあ、サーキットを走ってる車は、
どうしてもブレーキングで、高温にさらされるので
スプライン部のグリスが焼けちゃうんだよね。
耐久走行会だと、走行は個人の自由なので
平気で1時間とか走り続けちゃうから~
ドライブシャフトを半抜きにして、エアーを吹いてから
グリスを吹きつけます。
もちろん左右ね。
そのあとは、ドライブシャフトを規定トルクで締め付けて
清掃してタイヤを付けます。
さて、走行してみると、異音は消えました。
いよいよ足回りセッティングか~
といっても、以前このR33号足回りセッティングを
しているので、そのデーターに合わせるだけだけどね。
預かった際、リヤに違和感があったので
それも調べないといけないな~
とりあえず、70スープラ号のタイヤホイールで
リヤはSタイヤにして・・・・
リヤに違和感があるので、剛性の高いSタイヤの方が
敏感なので分かりやすいから。
そして走行テスト、
走り始めてすぐに・・・・
なんじゃこのリヤの動き?
バウンドすると、あっちこっちに
まったく落ち着かない
やっぱりSタイヤだと、分かりやすいな~
あきらかに、リヤのトーが変化しているぞ~
となると、ボールジョイントのガタか?
いや・・・ここまでボールジョイントの横のガタで
走行不安定になるまでのガタが出たら
ステアリングを切った瞬間から違和感が出るはず
う~ん、ちょっと、ボールジョイントのガタにしては
変な動きだよな~?
走行しているうちに、あっ・・・・分かった~
これR33だったんだ~
しかもハイキャスキャンセラー入ってたよな~
う~ん、このトーの動き・・・間違いない。
ピットに戻って、点検
フロントは、ラックアンドピニオンがあるので
縦方向と横方向のガタを調べるんだけど
リヤは縦方向のガタしか点検していなかった。
リフトアップして横方向のガタを調べてみると
ヤッパリだ~・・・
ハイキャスのラックエンドがガタガタ
これなら、あの動き納得です。
左右のここの部分です。
純正パーツ発注で~す。