送られてきたのはコレ
これ選んじゃったのか~
カーボンLSDを最初に作ったメーカーさんなんだけど
このメーカーのは、レースに特化し過ぎているので
一般道の走行は、かなり厳しんだけど・・・
イニシャルトルクが強すぎるから
どうなんでしょう?
1/100秒を競うには、とってもいいけど
それに対する快適性の犠牲は、
ま逃れられないよ~
今回のはLSD内部のプレートはメタルです。
フルメタルのブレーキパッドを使ったことがある方は
分かると思うけど、ブレーキをかけると
音が凄い。
それがLSDの中に入っているんだから
だいたい、音も想像できちゃうよね。
白101さんも、本当に組んじゃっていいのか~って
う~ん、でもサーキット重視って言っていたから
街乗りの快適性はどうするんだろう・・・
ということを思いながら、作業開始です。
エンジンルーム側のパーツを外して
エンジンコンピューターも全部ね。
そして、下側です。
ミッションオイルを抜いて、左右ドライブシャフトを抜いて
スターター、クラッチレリーズシリンダーを外します。
あとは、マウント2つを外して、
もちろんエンジンはストラットバーに太いロープで吊ってありますよ。
そして、ミッションを降ろします。
まだ、走行2万キロなのでキレイです。
違う角度でこんな感じです。
ついでにクラッチ部も、今回は写真だけ
ここからが面倒なところ、バックギヤを外して
ミッションケースを開けます。
これが変速ギヤの部分です。
この状態でデフが抜ければ楽なんだけど
そんな分けないよね、リングギヤがかみ合っているんだから
シフトフォーク側からの写真も
拡大すると、こんな感じ
サービスで違う角度も
そして、ミッションケース側はこんな感じ
そろそろ分解していきま~す。
おそらく、メカニックじゃないと理解不能だと思うけど
なるべく写真で
これがミッションの正体です。
キレイな歯車ですね。
ここまで来て、ようやくデフが抜けます。
抜けました、これからが最大の難関
だって、リングギヤがボルトじゃなくて、
リベット止めなんだもん、しかも10か所(泣)
その前に、ベアリングを外さないとね。
プーラーを使ってベアリングを外します。
あとはリベットと力の格闘をしながら、
1個1個ドリルで・・・・(怒)
ウ~ン・・・もう握力がないよォ~(泣)
何度も休憩を入れて、握力を復活させながらの作業
ようやく、リベットを10個外して、
リングギヤを洗浄してから
LSDにリングギヤを組みます。
あとは、専用ボルトにロック剤を塗って、規定トルクで締めて
ベアリングをプレスで押し込み
組み付けですね。
組み付けは分解の逆だけど
デフベアリングのプレロード調整は、
しっかり規定値に入れないと、
あとでもう一度ミッション降ろしになっちゃうからね!
プレロード調整はアウターレースのシムで調整で~す。
ということで、すべて組み終えて
ミッションを乗せて、ミッションオイルを入れて終了で~す。
そうなんだ~ナラシしないと・・・・
まずは300キロ走らないとね。
初回は必ず300キロでオイル交換って、
赤文字で書いてあるし・・・
白101さんは、1日70キロ走るからヨロシクね。