70スープラの部屋

70スープラをいろいろチューニングして,サーキット走行を楽しんでいる黒70です。

アルテッツァ、ヒータートラブル?これ面白い!

2012年01月31日 09時49分50秒 | 車のアレコレ

白101さんの通勤快速アルテッツァ号

運転席右の吹き出し口から、

助手席左の吹き出し口にいくほど

吹き出し温度が下がっている???

運転席右と助手席左の温度差が20度ぐらいあるぞ~(驚)

センターの吹き出し口左右でも、温度差がある?なんじゃコレ

アルテッツァって、左右温度調整はないシングルだよな~

う~ん、この症状は面白い(笑)笑うしかないね。

分解図を見てみると、ヒーターコアは1個、

やっぱりダブルコアじゃないよな~

冷却水の流れは、ヒーターコアの右上側から入り

コアを通って右下側から出ていく構造。

なるほど、となると有りえるけど・・・まさかな~

でも、どう考えてもヒーターコアの中間部の詰まりによって

ヒーターコア左右に温度差が生じているとしか

症状としては、考えられない。

難しい構造のところじゃないからね。

さて、どうしよう、ヒーターコアを外すとなると

かなり大変な作業。

アルテッツァの場合、ダッシュボードも全部外しじゃん(泣)

これだけは避けたいよな~!

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とにかく詰まりは、間違いないから

詰まりを取るには、逆に冷却水を流せばヒーターコアの構造上

取れる確率は高いな、水圧も1~2キロはかかるし

やってみる価値あるじゃん。

やってみました。エンジンルーム側ヒーターホースの

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イン、アウトを逆につないで、冷却水を入れて

フル暖気、さて結果は・・・・・・

詰まりは取れたみたい。

しっかり助手席も、温かい風が(笑)これ笑えるね。

おそらく詰まった物は、ウォ-ターポンプの羽で粉々になっているハズ(笑)

さて、ヒーターホースを元に戻して

もう一度、フル暖気、

う~ん、ヒーターの効きは正常に戻りました。

今回の症状は初めてかな、まったくヒーターが効かないとか、

ヒーターの効きが悪いのはあるけど、

運転席と助手席で温度差が極端に出るなんて

しかも構造は左右独立じゃなくてシングル

まず出会えない症状でしたよ~(笑)

まあ、30万キロ以上走ると、一般では起こりえないことが

起きるんだね。


スカイライン・クロスオーバー

2012年01月30日 10時51分53秒 | 車のアレコレ

超撥水ガラスコーティングも

今日完成で~す。

小キズを、タッチペイントで埋めてから

昨日の17時に、コーティングを完了

もちろん、でっかいインパルホイールも、

ただいま、24時間の硬化中

今日の18時には、完成で~す。

仕上がりは写真ではあまり分からないと思うけど

こんな感じ

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オーナーさんが感動するのは、

超撥水力を見た時だと思うけどね。

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この超撥水効果をだすためには、

とにかく塗装表面をいかにツルツルに仕上げるかがポイント

そのため、どうしても磨きには時間が掛かっちゃうんだよね。

磨きを妥協して、このコーティング剤を塗っても

それなりの撥水しかしてくれないから、

妥協は一切許されないコーティングです。

スタッフの中で、この磨きと、

このコーティングができるのは

今のところまだ、黒70と白101だけ(泣)

今回のオーナーさんは、レクサスLS・S2000さんのお知り合い

前回超撥水ガラスコーティングを掛けたレクサスLS号を見て

今回の施行に・・・

とにかく洗車と拭き取りが楽になりますよ。

今までの苦労がなんだったんだ~って(笑)

本日の夜、オーナーさんに、お引き渡しです。

お待ちしていますね


スカイラインの磨きも

2012年01月29日 09時51分02秒 | 車のアレコレ

今日、最終の超微粒子コンパウンドを使って

磨きの仕上げをします。

昨日までは、こんな感じ

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さらに磨きをかけて、ツルツルにしますよ。

マイクロファイバーがすべる状態まで

そして、塗装表面の油分をシリコンオフで完全に取り

最終チェックをしてから

超撥水ガラスコーティングをかけます。

2液を混ぜてからは、時間との勝負

塗布してから、拭き取りまでの時間が

気温、湿度によって違うから

これを的確に判断しなければなりません。

ここが勝負どころですね。

コーティングが終わった後、

24時間硬化させれば完成で~す。

さて、今日が勝負、頑張ります。


スカイラインの続き

2012年01月28日 10時41分34秒 | 車のアレコレ

シャンプー洗車をしてから、粘度で鉄粉を取り

水で流して、拭き取り

エアーで拭きとれない水分を飛ばし

乾燥させてから、塗装面の状態を見ながら

マスキングです。

フロントバンパーに飛び石キズが多いな~

これ、車間距離を取らないと、

どうしても飛び石喰らうんだよね。

キズの深いところは、サフェーサー部までいっているので・・・

塗装はブラック、サフェーサーはグレーだから

磨き終わると、どうしても目立つので、

最後にタッチペンで目立たないように、修正しま~す。

あとは、リヤバンパー1か所のキズがデカイな~

塗装面のみだけど、凸凹が

金属ポールだと、こういうキズにはならない

となると、木かな?

塗装面のチェックを終え、マスキングもOK

磨きスタートです。

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といっても、フロントバンパーからスタートして、

4時間経過しているけどね!まだまだ時間は掛かりますよ。

そういえば、質問を受けていたんだよね。

新車の時って、普通気づかないと思うけど

フロントより、リヤの方がツヤがないということ?

このリヤフェンダーを見れば分かるかな

磨く前の写真を撮っておきました。

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昼の太陽光だと、まず気づかないんだけど

暗いところだと、ハッキリ分かっちゃうんだよね。

映り込んでいる像が、ぼやけているよね。

それだけツヤがないということなんですよ。

あまり書くと、怒られるかもしれないので

このぐらいにして、

今日も、磨き頑張りま~す!


スカイライン・クロスオーバーを

2012年01月26日 09時35分56秒 | 車のアレコレ

超撥水ポリマー加工で預かりました。

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超撥水ポリマーの場合、普通のポリマーとは違い

磨きを徹底的に行い、超微粒子コンパウンドで

ツルツルにしてから、コーティングを行います。

コーティング時間も、気温と湿度によって

見極めないといけないから、難しいんだよね。

失敗は絶対に許されない、

一発勝負のコーティング剤なので

とにかく、これから2日間かけて、徹底的に

ボディーに磨きを掛けますよ!


白インプ号が戻ってきました。

2012年01月22日 10時39分12秒 | インプレッサ

ラジエーターとアッパーホースを交換して

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戻ってきたけど、

あれ・・・後付け水温計がエラーになっているぞ~?

ボンネットを開けて、見てみると

水温センサー付いてないじゃん(驚)

交換パーツを見てみると

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しっかり、センサーが残っていました。

おいおい、勘弁してくれ~

やられて~って感じ

これ、どうなるかぐらい分かるでしょ(怒)

センサーを取り付けて、OKです。

あとは、ポリマーを残すのみ

今日、オーナーさんが引き取りに来るので

それまでに、ピカピカにしないとね。

そういえば、走行中の複合異音

どこから出ていたかというと

ココです。

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って、これじゃ~分からないよね(笑)

この部分、ど真中。

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ドライブシャフトとハブのスプライン部からです。

この部分、縦・横・駆動・減速、すべての力を受けるところ

スプライン部には、微妙なクリアランスが取ってあって

グリスが塗ってあるんだけど

過激なブレーキングをして、これサーキット走行だけど(笑)

ブレーキからの熱で、スプライン部のグリスが焼け

グリスの機能をうしない、

徐々に、異音が大きくなったんだよね。

それに付随して、右フロントハブベアリングのガタが重なり

スプライン部のグリス切れをさらに加速

複合異音ということになりました。

右側をグリスアップしてみると

やはり、左側も異音が出ていましたよ。

左側もグリスアップして組み付け

異音は、なくなりました。

まあ、一般的には少ないことなんだけど

ブレーキ容量がオーバースペックだと

起こりえるんだよね。

黒70も、この症状に出会えるのは

3年に1台あるかないかぐらい

でもこの症状に、はじめて遭遇した時は

悩んだ経験、ありますよ~(笑)

メカニックにとって、経験はノウハウですからね。


シーマ、ポリマー加工

2012年01月21日 10時55分22秒 | 車のアレコレ

塗装表面を見てみると

なるほど、この車、屋根付き駐車場だな!

ちょっとウォ-タースポットにやられているけど

削れる深さなので、そしてコンパウンドを使って

磨きをかけていきます。

高級車になると、さすがに

クリア層が硬い~

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通常のコンパウンドでは、

砕けるのが早すぎて歯が立たない(泣)

でも大丈夫、レクサスLSの時に使用した

切れるコンパウンドを使って、

磨きをかけていきます。

LSほど、クリア層が硬くないので良かった。

う~ん、疲れた~

とにかくシーマって

ボンネット、デカすぎだよ~

仕上がりは、バッチリ

オーナーさんも喜んでくれましたよ。


白インプ号、ブレーキペダルが

2012年01月18日 12時24分51秒 | インプレッサ

たまに、奥に入る現象だけど

点検してみると

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右フロントハブベアリングのガタがハンパじゃない(驚)

ハブナットを増し締めし、ハブガタはなくなりました。

タイヤホイールとハブそれと、ブレーキローターは

ホイールナットで固定されているので

一体の動きをする。

ハブガタがあるとブレーキローターも一緒にガタつくんだよね。

でも、ブレーキキャリパーはナックル側に固定されているので

ハブガタがあっても、動かない。

ということで、ハブガタによりブレーキローターが振れ

キャリパーのピストンが戻される。

その次に、ブレーキペダルを踏むと

ピストンが戻された分、ブレーキフルードを

送らなければブレーキが効かないので

ブレーキペダルがその分、奥に入る現象になったんだね。

今回の場合、左コーナーに入る時

車の動きに違和感があった、ハブガタによる

アライメント変化によるもの、

そして左コーナーを抜けたあと、

ブレーキペダルが奥に入ったので

あ~、これかなりハブガタあるな~って

でも、普通のブレーキキャリパーだと

ブレーキ容量が小さいので、ここまで

ブレーキペダルが奥に入ることはないけど

今回のSTiは、ブレンボの巨大4ポットキャリパーが

ついているので、ブレーキペダルに出たんだよね。

さて、次は走行中、ステアリングを切ると右フロントから

ギーギー、ガーガー、ゴーゴー、ウォンウォン、キーキー

だいたい、5種類ぐらいの異音がでてるかな(驚)

う~ん、久々にオモシロイ現象

スゴイ複合音、しかも直進時はもちろん

リフトに上げて、どの速度でステアリングを切っても、

まったく異音がでない?

走行して、異音を聞いて確かなことは

ステアリングを切って、速度を上げていくと、

すべての異音の周波数が上がるということ

これは、めったに出会えない症状ですよォ~

なるほど、サーキットでドライビングさせてもらった時

ブレンボなのにベーパーロック起こしてたもんな~

となると、あり得るね

というか、ここまでの複合音が

出せるところって、1箇所しかないけどね(笑)

おそらく、左フロントからも出ているハズ。

というところで、今日は空手の日なので

これから、埼玉県に移動で~す。

オーナーさん、この複合異音の箇所とナゼそうなったかも

分かっているので、心配しないでくださいね!

では、行ってきま~す。


白インプ号、車検で預かりました。

2012年01月17日 10時03分40秒 | インプレッサ

久々に奥さまとお子さんを連れて

お子さんは、2歳もう歩き回っていました。

白インプ号走行距離は7万キロ走っていないので

スムーズにいくのかな~と思ったら

ラジエーターアッパータンクから漏れが(驚)

わァ~これ、ハズレのラジエーターじゃん(泣)

まあ、このまま知らずに走っていたら

オーバーヒートで、エンジンが終わりということを

考えると、ちょうど車検時期で良かったのかな

さて、白インプ号はちょっと異常があるみたい。

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さて、症状を聞いて見ると

1)たまに、走行中ブレーキペダルが奥に入る。

2)走行中、ステアリングを左に切ると、

フロント右からギーギー異音がするらしい。

さて、何が原因かな?

ちょっとテスト走行、

走り出しから異音が・・・・

ステアリングを切るとギーギー、ガーガー、ゴーゴー

なんだかとっても、にぎやかなんだけど(驚)

直線だと、まったく異音はしないな~

S時のコーナーに入ると

えッ・・・このフロントの動き

メチャクチャ変なんだけど

そのあと、ブレーキング

おッ・・・・ブレーキペダルが奥に(驚)

やばい・・・ちょっと、まともに走れないぞ~

直線では、ブレーキペダルは普通だけど

左コーナーを抜けると

ブレーキペダルが奥に・・・・

なるほど、そういうことね。

ブレーキペダルの原因は特定できました。

まず、こっちを先に直さないと

異音の原因は突き止められないな~!


アリスト、ATF交換

2012年01月16日 09時14分27秒 | JZS161アリスト

この頃、変速ショックが

チョット気になってきたので

といっても各ギヤがロックアップする時の

微妙なショックの部分だけどね。

ということで、ATF交換です。

9Lなので、金額もバカになりません(泣)

前回交換から、15,000キロ

まあ、走行距離も増えているため

ミッション内部の精度が落ちてくるから

ATFの汚れも早くなってきているな~(笑)

ということで、ATF交換

といっても、機械におまかせだけど

その前に、走り込んで

ATFの温度を上げないと

新フルードと混ざり込んじゃうので

ATFチャンジャーって、

新フルードが低温、古いフルードが高温

この温度差による粘度差を利用して

交換比率を上げているんだよね。

だから、冷えた状態で交換すると

同じ交換量でも、交換比率が下がってしまうので

交換前は、ATF温度を充分に上げておくことが

必要なんだよね。

ということで、ロー、セカンドのみで

高回転をキープしながら走ってきて

ATF交換で~す。

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ATFチャンジャーをセットして

あとはおまかせで~す。

これ古いATFです。

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15,000キロなので、極端に汚れてはいないけど

やっぱりチョット黒の摩耗カスが混じっているね!

で、こちらが新フルード

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透き通った、赤色で~す。

量が多いので、30分待って

交換終了です。

あとは、ナビのメンテナンス画面で

次回交換時期を更新して

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走行してきま~す。

ATF温度も上がり、さて真剣モード

お~変速ショックもまったく気にならなくなりました。

う~ん、標準に戻ったな(笑)

ATの変速ショックって徐々に、大きくなっていくから

なかなか、判断が難しいんだよね。

でも以前より、大きくなったな~って

感じたら、交換してみると

イイと思いますよ!