"暮らしのリズム"的できごと

先人が培った暮らしの知恵を通じて今を楽しむ【暮らしのリズム】のブログ。旧暦、落語、音楽、工芸品、食、民俗芸能などをご紹介

【つるとかめLive~虫鳴く宵に民の謡】やります

2009年07月05日 13時35分12秒 | 主催する催し

 旧閏五月十三日。そう今年は閏月が入る閏年だったのですね。太陽の動きで作られた今のカレンダーでひと月は、2月を除いて30日か31日。太陰太陽暦の旧暦では29日か30日です。どこかで調整しなければ月と季節感が大きくずれて行ってしまうので、三年弱に一度閏月が入るのですね。
 そろそろ梅雨も後半戦という、印にもなっている雑節の“半夏生”が7月2日(木)。二十四節気の【小暑(しょうしょ)】が明後日7月7日(火)です。

大暑来れる前なればなり
        『暦便覧』(天明八年/1788年出版)

そのまんまです。気温湿度とも高く、いよいよ夏本番の予感がしますね。

 “暮らしのリズム”イベントで毎年ライヴを行っている、素晴らしい民謡のデュオ・ユニット「つるとかめ」のライヴが今年も決まりました。
520tsurukame19月12日(土)です。一人でもたくさんの方に聴いて頂き、民謡本来の素敵な魅力に触れて頂きたいと思います。どうぞ、お誘い合わせの上お運びください。(写真は2007年5月19日の模様です)
 私はこの人が今日本で一番素晴らしいと思っています津軽三味線と津軽民謡の生き字引、澤田勝秋師匠と、太鼓を打ちながら唄い、民謡の奥深い魅力を伝え続けている才色兼備の木津茂理さん。2001年に「つるとかめ」を結成して以来、今までの民謡の録音作品とは一線を画す個性的なアルバムを3枚リリースしています。ホール、ライヴハウス、ギャラリー、古民家、蔵・・・様々な場所で聴く人たちを魅了し続け、民の謡(うたい)である民謡本来の楽しさ・悲しさ・苦しさといった古の日本人の感情を伝えています。居酒屋の小上がりを舞台に、秋風香る頃、楽しい民謡のライヴを間近で、生音だけでたっぷり聴かせてくれます。
 “暮らしのリズム”のイベントと言えば、パフォーマンスとともに季節の味覚も重要です。日本各地の農山漁村から届く秋の味覚はなんでしょうか。ライヴのあとの酒宴をお楽しみに。お酒・お料理すべて一品・一杯500円です。お振る舞い酒と季節の味覚のお楽しみもありますよ。


「つるとかめ」はつい先頃、中央アジア三カ国(カザフスタン、タジキスタン、キルギス)をツアーし、現地でどの公演も大盛況だったそうです。ますますパワーアップしたとのことですから、楽しみですね。

つるとかめLive~虫鳴く宵に民の謡

2009年9月12日(土曜日)
開場=18:30、開演=19:00
場所=居酒屋ニュー信州
(渋谷区渋谷3-20-16 / tel.03-3797-6966)
料金=4000円(先ずの一杯と秋の味覚のお楽しみつき)
30席限定 要予約。

“つるとかめ”“民の謡”に関する過去のエントリー

2008.10.19ご来場感謝!!【つるとかめ~実りの秋に民の謡】
2008.9.20名月に照らされて鎮守の森に民の謡
2007.11.5【秋の夜長に民の謡を】ご来場感謝
2007.9.4イベント『秋の夜長に民の謡(うたい)を』木津茂理ライヴ開催します
2007.7.3梅雨半ば民謡三昧の日々
2007.5.20ご来場感謝“つるとかめ”ライヴ
2007.5.13日本の民謡「つるとかめ」のこと
2007.4.20民謡を聴いてみませんか“つるとかめ"ライヴです
2006.12.26蔵で舞うつるとかめの暖かい民謡


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