とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

昭和96年弥生

2021年03月08日 | とのさまの漫遊
  今年の初投稿がずいぶんと遅くなってしまいました。
  世間は緊急事態なんちゃらと言われてますけど家と職場の往復ばかりでは気が滅入る。そこでちょいとやってみたかったことを。
  あと何年かで東急線から撤退が見込まれる8500系で埼玉まで、考えてみたら東武線内で乗った記憶がないのです。最寄り駅には東北旅行へと誘うポスターがぺたぺた貼られてるのに、埼玉へはイカンというのも変な話です。

  田園都市線の運用情報サイト(公式なものではなく、有志による目撃情報を基にしたもの)を見ると、溝の口を0935時の南栗橋行き各駅停車(東武線内急行)に充当されるとの知見を得、いそいそと家を出ます。

   来ました~

  0930時を過ぎ女性専用車輌が解除された最後尾の10号車へ行くと、案の定すいていて余裕で座れる。新玉川線区間に入ると隣の車輌の床下から轟いてくるコンプレッサーの音も勇ましい。
  半蔵門線に入っても空席が目立ちのんびりと。渋谷方面は8500系が5回か6回すれ違い、残り12本か13本かだと思ったがまだまだ見かける機会は多そう。

   乗務員室背後
   ローレル賞のエンブレムも誇らしげに(別の機会に撮影)
   運転台(別の機会に撮影)

  押上を出て東武線に入ると外は再び雨模様で時おりぱらつく。北千住からの複々線区間になると本領発揮とばかりにモーターの唸りも増す。音だけならどれほどの猛スピードかと思うも実際は90km/h程度だ。
  北千住でも少なかった乗客は埼玉県へ入ると減る一方、1両に数人しか見当たらない。溝の口から2時間弱、1131時の定刻に南栗橋へ着いた。

   田園都市線よりも田園都市らしい車窓(幸手付近)
   南栗橋駅西口

  さて改札を出てみるも、東口西口とも見える範囲に商店がない。改札脇の売店も閉店したのか囲いがされている。コンビニも徒歩5分はかかりそう。折返しが20分しかないため冒険はやめておく。埼玉新聞を買おうと思ったものの残念至極である。
  1152時発の同じ編成で慌ただしく折返し。田園都市線内は準急となるものの二子玉川園で降りて大井町線に乗り換えます。13時半を回りましたがお昼がまだなのです。やってきた電車は9000系のトップナンバー、これも昭和の電車ですな。

   春日部まで貸し切り
   1986年(昭和61年)製

  自由が丘で東横線へ。束の間ながら楽しかった昭和の電車巡りもおしまいと思いきや、営団7000系が来て苦笑いする。初登場こそ1974年(昭和49年)ながら、やってきたのは1989年(平成元年)製のラストナンバー、しかし天井が扇風機でなくラインデリアであること以外、見た目に大きな違いはない。

   伏兵現る(?)

  新丸子で降りてお昼に。雨なので駅の近くとします。おなじみ「三ちゃん食堂」の暖簾をくぐると、14時を過ぎてるのに平日限定の500円ランチ定食がまだありあれうれしや。ビの字も1本いただき、早い時間に帰宅しました。

  
  

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