頼むぜ仁和寺！！

来年の3月31日、4月1日は京都で経絡治療学会の学術大会があります。
もちろん僕も参加する予定ですが、4月2日は講師役員の皆さんで京都観光をしようという事になりました。昨日の会議ではその話し合いもあったのですが、「若い先生が計画立ててよ～」という講師陣の丸投げ企画・・・いやご希望もございまして、私、企画書を作成する事になってしまいました。

本日空き時間を使いまして、早速下調べを開始しましたよ。

バスは11万円で一日借りる予定なので、とにかくどこへ行くかが問題。
朝から夕方までの日程と昼食のプランを何パターンか作成しようと考えておりますが、いかんせん日本が誇る歴史の街、京都。日本人なら誰しも一度は訪れているはずの観光地であります。年配の先生方ともなれば、清水寺だの金閣寺だの、そんなメジャースポットは行き尽くしているわけです。せっかく任されたのだから、そういうありきたりなプランを作成するのは失礼というもの。
ならぬならぬ、粗相があってはならぬ。
ならば、一風変わった革新的なプランで「これぞ日本の心だばかやろう」「鍼灸師ならこれ見とけよコノヤロー」ぐらいの、そういう勢いのあるプランを作成しようかと私、妙に意気込んでいる次第であります。

とりあえず１ヶ所目。

「日本の心」を知るには時期的にも桜ははずせません。しかし、風光明媚な桜の名所ともなれば渋滞必至でございます。
私、京都在住時は右京区は嵯峨嵐山に住んでおりましたが、桜と紅葉時期の渋滞のひどさったらないですよ。普段なら職場から家まで5分ほどで到着するのに、この時期はひどい時には家に帰るのに40分かかりました。他府県ナンバーの車列がずらっと並びまして、尋常ではない混雑具合でございましたからねぇ。
おそらくまだ桜は2分咲き程度の時期でしょうけれど、そういう昔の記憶を思い返しますと、多少の時間であっても渋滞に待たされるという事態はなるべく避けたいわけです。

桜の名所でなおかつひどい混雑に巻き込まれない観光地・・・というわけで頭をフル回転させました末に、京都が誇る真言宗御室派総本山の寺院、仁和寺をリストアップ致しました。

桜以外にも仁和寺では毎年4月1日から『春季名宝展』が開催されております。誠にグッドタイミングな催しでありますねぇ。
しかも所蔵されている数々の国宝の中にはですね、『医心方』の平安時代の写本や『黄帝内経明堂2巻』の鎌倉～南北朝時代の写本、『黄帝内経太素24巻』の平安時代の写本など、日本の鍼灸師なら一度は見てみたい古典が保存されているとか。
特に太素に関しては中国にも既に原本はなく、仁和寺のそれを写して持ち帰ったという歴史まであるわけです。これらの貴重な書物、鍼灸師としてはぜひ見ておかなければ！
そうなれば行くしかないでしょ、仁和寺へ！！

ただ～し。

名宝展でそれらの古典を見られるか否かは不明です。期待して行ってもし見られなかったら企画した私の責任問題となります。何やってんだコノヤロー、京都くんだりまで来てこのありさまは何だと、逆に講師陣からギャフンと言わされる可能性も大。この企画、まさに諸刃の剣・・・。
そこで、やっちゃいました。

仁和寺にメールでお願い。

いやぁ文明社会ってのはすごいねぇ。仁和4年（西暦888年）創建の由緒あるお寺にもメール出せちゃうんだから。
宇多法皇もびっくりだこりゃ。
内容としてはですね、「日々古典を読み親しんでいる鍼灸師の団体として、ぜひぜひ一度は拝見したい書物なのよん♪この機会にお願いだから特別に拝ませてちょ♪」っていうものでございます。
どうか仁和寺の坊主・・・じゃない法師様、関係各位の皆様方、宜しくご検討を頂けますよう、お願い申し上げますｍ（_　_）ｍ

はてさて、どうなる事やら旅の企画書。概要だけは早く決めちゃわないと。
仁和寺からのお返事、来るかなぁ・・・。

新米講師の親睦会

今日は経絡治療学会で東京へ行って参りました。朝から寒くてびっくりしましたけれどね、びっくりしたって行くもんは行く。行かなきゃしょうがない。

いつものように発車ギリギリで上野行きの電車に飛び乗り、乗客をぼんやりと眺めながら望診なんぞを始め、上野までのひとときを過ごしていたわけであります。

電車は順調にガタンゴトン進みましてね、気がつけば赤羽を通過した頃でございましたね。

・・・あれ？外の景色がいつもと違うなぁ。

何だかね、電車は大きく右に右に、まるで某国総理のようにゆったりと曲がって行くのであります。
はてさて、どうしたものかと思案しておりましたらね、絶望的なアナウンスが聞こえて参りました。

「次はぁ～池袋ぉ～池袋ぉ～」

もうね、頭の中真っ白ですよ。
何で上野行かないの！？どこ連れてかれるの！？どっきり？ねぇどっきり？
完全なるパニックと申しますか、ああいう事態には慣れてないものでね、カメラ、カメラはどこ！？ってわけのわからない思考まで飛び出す始末であります。

ガタンゴトン。

池袋が近づくにつれて多少は冷静さを取り戻しまして、ああ、そうか湘南新宿ラインに飛び乗ったのかと。このままだと逗子まで行っちまうんだなと、ここでようやく自分のミスかと合点が行きまして、あわてて池袋から山手線へお乗り替え。
事なきを得まして、会場に無事、到着致しました。



朝からご苦労な事ですなぁ。
・・・そうだ、経絡治療学会ね。



本日より基礎科の先生に付きっきりで、「教えるためのお勉強」が始まりました。主に学生さん相手に脈診の基礎を教える、その講師の先生に付いて教え方のお勉強をするわけです。

脈と一口に申しましても様々で、最初は基礎の基礎、証を決定するための六部定位脈診から始まります。
学生さんが一名お休みだったので急遽人数合わせのため、僕も若い彼等に交ざってひたすら脈を診たり診られたりしておりましたが、本来のお勉強は講師の先生の観察。合間にメモなどとりつつ、こうしたらわかりやすいかな？とか、ああすれば聞いてくれそうだぞ、などと何だかんだ考えながら、あっという間に本日のお勉強は終了とあいなりました。

それでね、ここからが本題（笑）。

その後、今年度から講師となりました４名のフレッシュな顔ぶれで、親睦会と称した飲み会へと繰り出しました。

僕は元々お酒が苦手ですし、駅からはクルマで帰らなきゃならない。ひとり烏龍茶でまったりしておりましたが、いやいや、皆さんかなりの強者でございますよ。お酒を飲まない僕にしてみれば、信じられない豪快な飲みっぷり。いやぁお若いですな皆の衆。

お酒が回れば雑談も進むもので、いろんなお話しを聞けました。
経絡治療学会の話、夢の話、社会問題への提言・・・。学会の将来を担って行く先生ばかりですから、やはり勢いが違いますなぁ。僕も置いて行かれないようにしっかり勉強しなければと、ひとり素面なのも影響しましてか、悟られないようにこっそり反省致した次第であります。

いやしかし本当、ありとあらゆる話題で楽しい時間を過ごせましたよ。皆さんがいれば会の未来も安泰間違いなし！
来月もまたよろしくお願い致しますm(_ _)m

終わんない・・・

患者さんから洋ナシを頂いちゃいました、ありがとうございます！
すんごいうまい（＾ー＾）



さて、今日は12月3日のフリートーキングの準備に追われた一日でした。
仕事しながらだし、土曜日は朝からひとりなので、ぜんぜん時間が取れなくて資料作成が進まないんだこれが・・・。

20日までに提出しなければならないのですが明日は一日東京にいるので、何とか今日中に終わらせなければならない状況です。
パワーポイントの作成は鍼灸師会の先生にお願いしなければならず、その資料すら出来ていない状況でかなり焦ってましたが、先ほど何とかお願いする事が出来ました。
ギリギリで遅くなって申し訳ありませんｍ（_　_）ｍ
あとはアンケート記入だけだ、ようやく終わりそうな目処が立ちました、あ～良かった・・・。

というわけで、明日は経絡治療学会へ出席するため休診致します。
ご迷惑をおかけしますが、皆様のご協力を宜しくお願い致します。

明日は学生さんと一緒にお勉強です！

おいしいランチとめでたい話

久しぶりにお昼休みを長く取れたので、先日ご出産された患者さんをお見舞いに、紘子先生とふたりで自治医大へ行って来ました。

・・・昨日も行ったんだけどね（＾＾；）

まずはお昼でも食べようよ・・・というわけで、紘子先生の指示で自治医大近くの『ショコラの食卓』へ誘導されました。
もしやこっちがメインなのか、紘子先生（笑）！？



ふたりで田舎風オムライスを食べてきましたよぉ。



オムライスの具は鶏肉と干ししいたけのみ。なのに、素朴で上品なおいしさ！！



すんげーうまい（＾ー＾）ｖ
こういうお店には詳しいのね、紘子先生さすが。

でね、そのお店はお菓子屋さん（チョコレート菓子専門店『ショコラ』）の直営なので、デザートメニューにもチョコレート系のケーキがたくさんあるんです。ここのお菓子がこれまたとんでもなくおいしいの。
紘子先生は「それじゃ、ケーキも・・・」って食べたそうにしていました・・・が、時間もないのでさっさと自治医大へ。

忘れるな。今日はメシ食いに来たわけじゃない。



その後、午後2時前に自治医大に到着したのですが、面会時間は午後3時から。
警備員さんに注意されました。ごめんなさいｍ（_　_）ｍ

面会時間外だったので赤ちゃんには会えませんでしたが、何よりお母さんが想像以上に元気でとても安心しました（＾＾）
ご出産おめでとうございます、お母さんがんばりましたね！！
落ち着いたら赤ちゃんとご一緒に遊びに来てください♪

一大事！？

午後9時過ぎ。
僕が夕食を食べていたら、寝る準備をしていた息子の様子がおかしい・・・。
鏡に向かってふがふが言ってるのです。
・・・何やってんだ？
そう思っていたら、息子がふがふが言いながら近づいて来て、ひと言。

「あのね、鼻にね、まくらの中に入ってるやつ、入っちゃって取れないんだけど・・・」

・・・はい（・＿・；）？
鼻に何か入れたのか！？

「まくらのね、中に入ってるプラスチックのやつ、入れちゃった・・・」

うっそ～ん。
で、どっちの鼻？

「・・・どっちも」

どっちも（・Ａ・）！？
両方に詰めちゃったのか！？
よし、それじゃ、右から出すぞ。フンってやれ、フンって。

フン、フン、フ～ン！！



・・・出た。





おい、何個入れてんだばかやろう。
・・・いいや、次、左！！

フン、フン、フ～ン！！

・・・出ない。
もう一度、はい！

フン、フン、フ～ン！！

・・・鼻血が出た。
だめだ、病院行こう。この時間だと・・・自治医大か？



というわけで、就寝前になってなぜか自治医大へ行くはめに。



「ねえ、痛くない？痛くないの？」
息子、ビビりまくり。
「わからん。きっと痛くない。・・・と思う。」
そう言い聞かせ、救急外来へ。



先生に事情を話し、鼻の穴を診てもらう・・・が、見えない。

じゃ、次。エピネフリンとキシロカインを鼻に突っ込み、カメラを入れて鼻の奥を診てもらう・・・が、ない。

息子、涙目。

じゃ、もう少し奥を・・・。
フガフガ。

・・・ない。

「知らないうちに出てきたか、最初から入ってなかったのか・・・とにかく異物は見当たらないのでこのまま様子見てください」

で、鼻の穴で7000円。



午後11時、帰宅。
結局、どこ行ったんだろうなぁ？

ま、ないんだからとりあえず良かった。
それはそうとして、何で鼻にそんなもん入れたんだ？

「あの・・・あの・・・カバさんごっこやってた」



○|￣|＿



・・・もうこれに懲りて、おかしな事するなよ（｀∧´）
頼むぜ、息子よ。

治療中に地震が来たら・・・

小学生の女の子に「もっとお灸したいよぉ・・・」とせがまれてちょっぴり困ってしまいました、本日も鍼のおじいちゃん、院長がお送り致します。
いや～、今朝は寒かったですねぇ。霧は濃いしやけに寒いしでびっくりしましたが、日中は程好い温かさとなりまして、心地良い一日でございました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。



昨日はですね、例の津波騒ぎですっかり夜更かししてしまいました。
津波の原因となった地震の震源は千島列島沖だそうで、最も震源に近かった北海道でも震度１～２程度の揺れだったそうです。それでもマグニチュード8.1という大規模な地震だったようですし、大きな被害がなくて本当によかったです。

その件とは全く無関係に、昨日は栃木でも地震を感じました。
午後5時30分頃だったでしょうか、震度１～２程度の弱い地震でしたが、ちょうど患者さんの治療中でした。

以前も治療中に地震があった事があります。
それも、結構大きな揺れでした。
あの新潟中越地方を襲った大地震の際の余波でしたが、何と震度４！！
ちょうどその時は高校生の男の子を治療していたのですが、ユッサユッサとゆっくり揺れていたのでそれほど怖さは感じず、すぐに鍼を抜く余裕があったために慌てる事はありませんでした。

それ以外にもちょこちょこと小さな地震を感じる事がありますが、幸いにして大きなパニックに陥るような状況にはなった事がありません。

さてさて。

もし万が一治療中に大地震が来たら、患者さんをどうすれば良いのか・・・？
患者さんはうつ伏せで寝ており、背中に数本の鍼が入っている状況です。
こういう状況では、答えはこれしかない。



そのまま逃げろ～((((（・Ａ・）))))！！



鍼は後から抜けばいいです。
1mm程度しか身体には入っていませんから、動いたって全然平気です。
大地震が来たら鍼を抜く余裕なんてないはずですし、もし仮に抜いたとしても抜き終わる前にこの建物がぶっ潰れそうですから（＾＾；）

治療中に大地震が来たら、鍼はそのままでいいですからとにかく逃げましょう！
そういう事がないように願いたいものですけれど、緊急時の心構えも大事です。

アジアカップ予選・最終戦 ｖｓサウジアラビア（HOME）

昨日は午後9時30分過ぎまで仕事をしていたため、帰宅してからの録画観戦でした。
途中で津波速報が入ってテレビ中継が一時中断するというハプニングもありましたが、とりあえず津波による被害もなかったようですしひと安心。
肝心のゲーム内容も素晴らしいものでした。

日本　３－１　サウジアラビア

序盤はなかなか攻撃の形をつくれませんでしたが、セットプレーから闘莉王が先制点を挙げてからは完全に日本ペース。後半は攻め込まれる場面もありましたが、終始相手にボールを「回させている」という余裕を感じられましたし、守備面の不安はほとんどない試合でした。前半に与えた（不可解な判定による）ＰＫによる１失点のみで終えられた事は非常に良かったと思います。

次はいつも課題に挙げられる攻撃陣。
我那覇の的確なポストプレーやボールキープ、流れの中からの２得点は素晴らしかったですが、巻の前線からの守備に助けられる場面も多かったです。我那覇だけではなく、巻も無得点ながら存在感を存分に示せたと思います。
途中出場した高松も相手の高さに競り勝つ場面が多かったですし、絶好機のシュートも（キーパーに弾かれましたが）しっかり枠に飛んでいました。
ＦＷ陣に関して言えば、全員合格点を与えられる仕事をしてくれましたね。
中盤の選手もポジションにこだわらず、的確な判断で攻守に渡りいい動きを見せてくれました。

今年最後の公式戦となりましたが、最後の最後でようやくオシム監督の目指すサッカーを全員が理解しながらプレーできたという印象を持ちました。
そういう意味では大いに収穫のあった試合でしたね。

この試合で一番盛り上がったのは、終了間際の闘莉王ＰＫ失敗かな（・＿・；）？
高松が得たＰＫを強奪する形で蹴ったのに、ボールはバーの真上を通過・・・。この場面には笑えましたね（＾＾；）　２点リードの終了間際というシチュエーションがあったからこそ笑えるわけですけど・・・。
オシム監督は試合終了後の記者会見で日本の良かった点を「次の試合で誰がＰＫを蹴らないかがわかった」と言って会場の爆笑を誘っていましたが、こういうジョークが飛び出るほど試合内容に満足していたのだと思います。裏を返せば「ＰＫは蹴らせないけどまた呼ぶ」という事だとも考えられますし、厳しい言葉ですがそれだけ闘莉王の守備を信頼しているという事でしょうか。

昨日の試合で２点差以上の勝利を収めた事で、日本の予選グループＡの首位通過が決定しました（２位通過でも扱いは同じでしょうけれどね）！



さてさて、今大会予選にはOFCからAFCへ移籍してきたオーストラリアという強豪国が、初めてアジアカップ予選に参加していました（本大会出場も決めています）。
そして、来年開催のアジアカップは東南アジア４カ国（タイ・インドネシア・マレーシア・ベトナム）による共同開催です。
そのために開催国枠が４つもあり、予選ではアジアの実力国が次々と脱落する事態が起こりました。

グループＢではイラン・韓国と同組という不運に見舞われたシリアが脱落し、グループＣではUAEとオマーンに僅差で逃げ切られたヨルダンが撃沈。グループＤのクウェートはバーレーンと勝ち点で並びながらも直接対決の結果により予選敗退が決定しました。
この３チーム、開催国が４カ国もなければ本大会へ行けたでしょうけれど・・・。特に近年目覚しい成長を遂げ、中東の強豪国の威信を取り戻しつつあるクウェートの予選敗退は非常に残念ですねぇ。

本大会の抽選会は12月。ドローの結果が楽しみです！！



＜アジアカップ予選結果＞
上位２カ国と開催国（タイ・インドネシア・マレーシア・ベトナム）が本大会出場。

・グループＡ
１．日本（勝ち点１５）
２．サウジアラビア（１５）
３．イエメン（６）
４．インド（０）
＊勝ち点で並んだが、当該チーム同士の対戦成績により日本が１位通過。

・グループＢ
１．イラン（勝ち点１４）
２．韓国（１１）
３．シリア（８）
４．チャイニーズ・タイペイ（０）

・グループＣ
１．ＵＡＥ（勝ち点１３）
２．オマーン（１２）
３．ヨルダン（１０）
４．パキスタン（０）

・グループＤ
１．オーストラリア（勝ち点９）
２．バーレーン（４）
３．クウェート（４）
４．レバノン（０）
＊勝ち点で並んだが、当該チーム同士の対戦成績によりバーレーンが本大会進出。
＊レバノンは情勢不安により参加辞退

・グループＥ
１．イラク（勝ち点１１）
２．中国（１１）
３．シンガポール（４）
４．パレスチナ（４）
＊ガザ地区の政情不安によりパレスチナ代表チームの渡航が困難なため、最終戦のシンガポールvsパレスチナはキャンセル（再試合もなし）。

・グループＦ
１．カタール（勝ち点１５）
２．ウズベキスタン（１１）
３．香港（８）
４．バングラデシュ（０）

津波大丈夫？

ちょうど今、録画でサッカー見終わったところなのですが、津波情報で中継が中断したのでびっくり（￣□￣）！

で、サッカーが終わってすぐNHKをつけたら、我が故郷・釧路町にも避難勧告が出てるじゃないですか！？

北海道のみなさん、沿岸部にお住まいの方、今後も充分警戒してくださいね。

安産治療って何するの？

夕方、小学5年生の国語の宿題を見てあげていたのですが、『七五調』の説明をするのにですね、「昔の唱歌でさ、『わかくあかるい　うたごえに～♪』ってあったじゃない。青い山脈だねぇ。名曲だねぇ。ほ～らこの歌、七五調でしょ？」って話をしてたら「おっちゃん、例えが古すぎる（-＿-）」って一蹴されました、懐かしい昭和のにおい漂う院長でございます。

さておき。

本日午後、逆子治療＆安産治療でお世話になった妊婦さんから、無事に経膣分娩でご出産されたというご連絡がありました。かなり心配してたんですよぉ～、本当におめでとうございます！！
今朝の午前5時30分から陣痛が始まり、生まれたのが午前9時30分。出産に要した時間は4時間という超スピード出産！お母さんもお家で毎日温熱療法がんばってくれましたからねぇ。赤ちゃんも早く逢いたかったのかな（＾ー＾）



安産の治療って何をするのか・・・。これ、よく聞かれるんですよねぇ。
簡単に言うと、鍼とお灸で母体を腎虚の状態にするだけなんです。母体は腎が虚する事で出産準備を整えますから、鍼灸で母体を腎虚の状態にする治療をします。治療も基本的には手足への簡単なものです。
難しい事は何ひとつなく、これだけで出産に要する時間をかなり短縮できるのです。

では、腎虚になると母体では何が起こるのでしょうか？

これはですね、子宮口の開き具合に関連しているのだと、個人的には推測しています。
腎虚になると子宮口が開きやすくなり、母体が出産のための最終段階に備えやすくなるんですね、きっと。
実際のところはわかりませんが、たぶんそういう事なのだと思います。そう思ってやってます。

東洋医学的に考えると腎には「引き締める」「固める」という作用がありますし、腎がしっかりしているうちは子宮口も固く閉じているわけですね。それが、出産が近づいてくると母体が腎虚になってきて、腎の引き締める作用が弱まって子宮口が開き出す・・・。
この一連の流れを促進させるのが鍼灸の効果なんじゃないかと、そう考えているわけです。

よく「出産予定日をコントロールできるのか？」を聞かれるのですが、出産そのものは赤ちゃんからの合図で始まりますからそれは無理。出産開始の時期はあくまでも赤ちゃん次第です。
鍼灸がお手伝いできる事は、赤ちゃんからの合図が始まったらすぐに子宮口が全開になるよう、母体の準備を整えておく事だけです。
実際、陣痛開始から出産に要する時間経過の大半を、子宮口の開大を待つ時間に費やします。この時間の短縮を期待できますから、結果的に「安産だった」と感じて頂けているのだと思います（＾＾）

ですからね、子宮口が全開になればそこからはお母さんと赤ちゃんにがんばってもらうしかありませんし、鍼灸はあくまでもその段階に入るまでの手助けに過ぎません。決して赤ちゃんを強制的に生ませるような効果はないと思います（たぶんね）。

「陣痛は軽くなるのか？」というご質問も多いのですが、残念ながら痛みは同じだそうです。痛いものは痛い。僕は出産した事ないのでわかりませんが（笑）、皆さんそうおっしゃいます、はい。
むしろ痛みが弱ければ難産になります。痛みが弱いっていう事は子宮の収縮力が弱いっていう事ですしね。



というわけで、とにかくおめでとうございます！！
子育てが落ち着いたら遊びに来てくださいね（＾＾）／

食いたいか？

お昼ご飯にお魚を焼きました。
そしたらね、うちのネコ達が急に色めきだって寄って来るのであります。

　

2匹揃ってじーっと見てるの。
ニャーとも言わず、ただただ魚を見つめる事しばし。





だんだん眼光が鋭くなってくるのね。
怖いって、おまえ達（＾＾；）

・・・わかったよ、分けてやるから一緒に食べましょう。



　

どうだ？うまいか？



・・・もっとくれって？



やだ。
いつもひかっかれるから。
おまえらのエサ代のほうがこの魚より高いんだぞ。

それよりもさ、いまだに私、どっちがチョコでどっちがパンだかわかんないのですが。