工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

真岡市(ハローワーク向かい)
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あなたの街のはり屋さん
お灸もやってます

新米講師の親睦会

2006年11月19日 21時53分30秒 | 鍼灸師会・学会・勉強会
今日は経絡治療学会で東京へ行って参りました。朝から寒くてびっくりしましたけれどね、びっくりしたって行くもんは行く。行かなきゃしょうがない。

いつものように発車ギリギリで上野行きの電車に飛び乗り、乗客をぼんやりと眺めながら望診なんぞを始め、上野までのひとときを過ごしていたわけであります。

電車は順調にガタンゴトン進みましてね、気がつけば赤羽を通過した頃でございましたね。

・・・あれ?外の景色がいつもと違うなぁ。

何だかね、電車は大きく右に右に、まるで某国総理のようにゆったりと曲がって行くのであります。
はてさて、どうしたものかと思案しておりましたらね、絶望的なアナウンスが聞こえて参りました。

「次はぁ~池袋ぉ~池袋ぉ~」

もうね、頭の中真っ白ですよ。
何で上野行かないの!?どこ連れてかれるの!?どっきり?ねぇどっきり?
完全なるパニックと申しますか、ああいう事態には慣れてないものでね、カメラ、カメラはどこ!?ってわけのわからない思考まで飛び出す始末であります。

ガタンゴトン。

池袋が近づくにつれて多少は冷静さを取り戻しまして、ああ、そうか湘南新宿ラインに飛び乗ったのかと。このままだと逗子まで行っちまうんだなと、ここでようやく自分のミスかと合点が行きまして、あわてて池袋から山手線へお乗り替え。
事なきを得まして、会場に無事、到着致しました。



朝からご苦労な事ですなぁ。
・・・そうだ、経絡治療学会ね。



本日より基礎科の先生に付きっきりで、「教えるためのお勉強」が始まりました。主に学生さん相手に脈診の基礎を教える、その講師の先生に付いて教え方のお勉強をするわけです。

脈と一口に申しましても様々で、最初は基礎の基礎、証を決定するための六部定位脈診から始まります。
学生さんが一名お休みだったので急遽人数合わせのため、僕も若い彼等に交ざってひたすら脈を診たり診られたりしておりましたが、本来のお勉強は講師の先生の観察。合間にメモなどとりつつ、こうしたらわかりやすいかな?とか、ああすれば聞いてくれそうだぞ、などと何だかんだ考えながら、あっという間に本日のお勉強は終了とあいなりました。

それでね、ここからが本題(笑)。

その後、今年度から講師となりました4名のフレッシュな顔ぶれで、親睦会と称した飲み会へと繰り出しました。

僕は元々お酒が苦手ですし、駅からはクルマで帰らなきゃならない。ひとり烏龍茶でまったりしておりましたが、いやいや、皆さんかなりの強者でございますよ。お酒を飲まない僕にしてみれば、信じられない豪快な飲みっぷり。いやぁお若いですな皆の衆。

お酒が回れば雑談も進むもので、いろんなお話しを聞けました。
経絡治療学会の話、夢の話、社会問題への提言・・・。学会の将来を担って行く先生ばかりですから、やはり勢いが違いますなぁ。僕も置いて行かれないようにしっかり勉強しなければと、ひとり素面なのも影響しましてか、悟られないようにこっそり反省致した次第であります。

いやしかし本当、ありとあらゆる話題で楽しい時間を過ごせましたよ。皆さんがいれば会の未来も安泰間違いなし!
来月もまたよろしくお願い致しますm(_ _)m
コメント (5)
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