工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

真岡市(ハローワーク向かい)
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脈が変わると治療も変わる?

2009年05月12日 21時36分06秒 | 鍼灸・東洋医学
昨日、そして今日と、やけに日焼けしている方が多いんですよね。田植えの時期でしたし、皆さんお休み中にがんばっていたみたいです。中には「田植えかぶれ」なる症状の方(泥でかぶれるらしい)もおりまして、これもまた田舎ならではでございます。
そろそろ田植えも一段落する時期。皆さんお疲れ様でしたm(_ _)m

はいどーも。院長でございます。

娘が小学校に入学して早1ヶ月が経過致しました。宿題も出るようになり、教科書の自主朗読なども始まりました。まだまだジャージ姿が初々しく、幼さも残る娘ですが、学校生活にもずいぶん慣れてきたみたいです。お勉強、楽しんでね(^^*)



それでは本題。



患者さんからご質問を頂きました。
「脈が変わると治療も変わるのか?」
この場合の「治療」っていうのは本治法(鍼灸治療の中で最も重要な治療)の事ですけれども、答えはYESでもありNOでもある・・・というのが正直なところでございます。

少々判断が難しいのですが、できるだけ簡単にご説明します。

例えばね、いつも腎虚証で治療していた方がいたとするじゃない。その方が昨日たまたま運動をして全身筋肉痛になり脈が肝虚になっていれば、その日は肝を補う治療にします。
いつも肝虚証で治療をしていた方が、今日はちょっと胃腸の調子が悪くて脈が脾虚になっていれば、その日は脾を補う治療をします。
これは「脈が変われば治療(本治法)も変わる」という例でございます。

脈が変わっても治療が変わらない場合もございます。
例えば下腹部に瘀血(障害物みたいなものです)があり、脾虚肝実瘀血証で治療をしている方がいたとします。瘀血を瀉する治療を半年、一年と長い間続けていると、脈の肝実がとれてきて体調が整って参ります。しかしこの場合は治療を変えず、このまま継続する事が多いです。なぜかというと、瘀血を瀉する治療をしているから体調が良いわけで、これを止めてしまうとまた徐々に元に戻ってしまう可能性もあるからです。

脈が変わる事がいい事なのか、それともあまりよろしくない事なのか・・・。この辺の判断によって治療を継続するか、または変えるかを考えるというわけでございます。
今日のお話はちょっぴり難しかったかな(^^;)



それではサッカーの話題も。



我らが栃木SC、昨日行われた浦和とのTMは0-1という結果だったみたいです。
高安選手と原口選手のマッチアップとか、寝そべって石舘選手を見つめる闘莉王選手など、スポニチのサイトに写真がございましたよ。
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