数日前、古着屋さんでイイ感じの革ジャンを発見したんですよ。しかも似たような良品をふたつ発見いたしまして。値段的にもお手頃で、思い切って両方とも買おうかとも考えたのですが、いやいやちょっと冷静になろうと。一旦帰宅して数日考え抜いた末に、よしあっちのを買おうと決心。本日昼過ぎに古着屋さんを再訪したんですけど。
もう売れてました。
2着とも。
(´・ω・`)
いやぁ、かなりヘコんでますよあたしゃ。まさか両方無いなんて思いもしませんでした。古着との出会いは一期一会。イイと思ったものは即決しなきゃダメですね・・・。もう今季は革ジャン買うのやめようかなぁ。
さて、気を取り直しまして。
皆さんは夜ぐっすり眠れているでしょうか?仕事や遊びでぐったり疲れているのに寝付けない・・・明日も早いのに・・・なーんていう悶々とした夜更け、誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか。
実はこの現象、医学的にはなぜ起こるのかよくわからないそうです。「適度に疲れるとよく眠れるのに、疲れすぎると眠れないのはなぜ?」という疑問を解き明かす研究が始まるというニュースがございました。
疲れすぎると眠れなくなるのはなぜなのか?という現象、実は古典医学的にはきちんと倫理的に説明ができるんです。今日はそれについて考察してみます。
眠る際はまず体の内外での陰陽交代が起こります。昼間は活動的な陽気が体外に出て、安静的な陰気は体内に引っ込んでいます。これが眠る際には陽気が体の内側へ入り、陰気は体の外へ出て行きます。この陰陽交代で眠気が発生するというわけです。
もうひとつ。
昼間は手足の末端まで血が行き渡っていますが、眠る際には全身の血が肝に帰ります。肝に血が帰る事で全身が活動休止状態(安静的)となり、眠気が発生致します。
①内外での陰陽交代
②全身の血が肝に帰る
この2つの条件が重なる事で、我々は心地よい睡眠を得る事ができるわけです。
今回の記事にもあった通り、過度に運動したり頭を使ったりして疲れすぎるとかえって眠れなくなるという方がいます。これは手足や頭で血を消耗し、肝に帰るべき血が不足してしまうからなのです。脾胃を働かせて気血が生成されれば、血が増えてまた眠れるようになります。鍼灸治療では肝を補い脾胃を旺気させることで、回復のお手伝いをすることができます(^^)b
なお、お酒を飲むと夜中にパッと目が覚めるという方がいます。これはお酒の熱が頭に残り、それが夜中に目に出て来るからです。
血と熱の動きによって、我々の体は「活動」と「休息」を切り替えているのです。しっかり眠れるというのはその切り替えがしっかり出来ている、つまり健康的な状態だと言えるわけですね。
私は革ジャンショックで今宵寝つけそうにありませんが( ;∀;)
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