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瀬戸際の暇人

今年も休みがちな予定(汗)

09年冬、ハウステンボスが灯す光9

2010年02月14日 18時31分57秒 | ハウステンボス冬の旅行記
新人が入って来ないんですよ。(汗)
今月末までに入って来ないとマジで仕事がパンクするってのに…逃げられるものなら逃げてしまいたい。
弱音を吐いたところで前回の続きです。



前回最後の写真は明らかに携帯で撮った物、その理由は何故か?
実は毎度の事ながら、kiraraを出る所でカメラの充電池が切れてしまったという。(汗)
ええ、もう、毎度の事ながら。(汗)
どうもねー、ズームして撮ると直ぐに切れちゃうみたいで。
しかしそれも最早懐かしく、新しく買ったカメラは電池式で長持ち。
や、最初は充電池式のにしようと決めてたんだけど、丁度セールに出てたのが電池式だったもんで。
直ぐにバッテリー切れ起しちまう旧デジカメだったが、手に良く馴染む可愛いヤツだった。
未だに捨てられずに居ます。
旧カメラへの未練が断ち切れないせいか、新カメラの方はちょっとまだ慣れてない。
次回ハウステンボス行くまでに馴染んでおかねば。
己のカメラ事情はさて置き(汗)、そんな訳でこっから暫く携帯で撮った写真ばかり、見栄え今一で済みません。

kirara館を出た後、昼御飯を食べに行きました。



↑とその前に、そろそろレンタルの終了時間が近付いてたんで、スパーケンブルグ地区のアクティビティセンターまで、2人自転車を返しに行きました。
そしてまた揃って13時~20:20までレンタルしました。
ちなみにこの写真は(言わんでも判るでしょうが)デジカメで撮った物…つまり本当はこの時間に撮った物じゃないんです御免なさい。(汗)

んでまぁ再レンタルした自転車に乗って、美味い飲食処が集合してるドムトールン下に行きました。
そこで母に和食が良いか洋食が良いか中華が良いか、はたまたイタリアンが良いかを訊いてみた。
したら何でも良いよと、けど米が食べたいよと――何でも良くないんじゃん。
店の入口前に飾られてる蝋細工の料理見本を観て廻ってる内、母の目が中の茶屋前の昼食弁当に止った。

「これが良い!これを食べようよ!」



↑という訳で2階に在る和食処、「中の茶屋」で昼御飯を食べる事に決定。
この店は特に魚料理が美味、1度閉めてリニューアルしたんですが、以前より夜メニューの値段が下がって、足を運び易くなったイメージが持てました。
20時頃より居酒屋として営業してるそうな。
靴箱が銭湯で見られる様なタイプで成る程居酒屋らしい、もっともこれは開店時からの物だけど。



↑内装もビールジョッキ片手にしたモデルのポスターが貼ってあったりと居酒屋チック。
靴を脱いで床に上がり、掘りごたつ席に座るという様式。
掘りごたつだから足を下に伸ばせて楽なんですよ。
席に着いたところでお茶をサービスして貰った。



↑カナル・ステーションを見下ろす窓からの眺め、向かいの建物はホテル・ヨーロッパ。
2階に在る為、眺めが非常に宜しい。
夜に来店して窓際席に着けたなら、運河の水面に映って揺れるイルミネーションを楽しめる事でしょう。



↑2人揃って頼んだ「本日の日替わり弁当」、弁当の上蓋を取った中には御飯魚の煮付け天麩羅お造り、写ってないけど味噌汁も付いてました。
魚の煮付けはコトコト時間をかけて丁寧に煮込んだという事が解る様な絶品、上品な甘さで箸を入れると柔らかく解れる。
御飯は真ん丸に型抜きされてて可愛い、刺身も美味しかったけど、何より感動したのが天麩羅でした。
もんの凄い衣サクサク、例えるなら海老煎の様な食感。
家で揚げる天麩羅なんてベタベタですよ。(汗)
プロの技に感服してしまいました。
これで千円台というのは安過ぎだと思う。

…なんて携帯で店ん中撮影した失礼お許しを。(汗)
自分自身やましい気持ちになるんすが(なら撮るなってお思いでしょうが)(汗)、私らの他に客が1人も居なかった為、少し後ろめたさが薄れたのはラッキーつうか何つうか…こんなに美味い店だというのに。
携帯だと音が出るからね~って、実は新しく買ったカメラも音が出る、何とか設定変更出来ないものか。(汗)

入店後暫く私ら親子の貸切状態だったけど、食べ終る頃に2~3組入って来て、なんだかホッとした。
隣に座ったおじさんは昼から居酒屋営業してると思い入店したのか、店員さんにツマミを注文。
しかし上で書いたように居酒屋営業は20時以降、が、店員さんは親切にも薩摩揚げを都合してくれたという。

中の茶屋について更に詳しい事を知りたい方は、まったりさんのブログを参考にされて下さい。

昼食後私は宿泊してるホテル・アムステルダムに戻り、母は昨日のリベンジを果たそうと15時~ワールドバザールで開催するオークションに出掛けたのでした。
なんて言って15時まで少し間が有ったから、母も一旦ホテルに戻ったんだけどね。
そんで部屋でお茶を飲み、ホテルフロント横のショップに寄った後、オークションに勇んで出掛けたのです。

一方私は部屋でカメラの充電池を充電、ハウステンボスに来て写真を撮れないなんて、来た意味が半減してしまう。
充電が終るまでの間、ベッドで優雅にお昼寝してたのでした。

15時を過ぎた頃、突然鳴り響く携帯のコール音。
勿論母からで用件は「あんたのファミリエカード早く持って来て!」というもの。
なんでも参加していたオークション中、ステージに立った司会のお姉さんから、オークションで競り落とした物もファミリエカードの対象内、ポイントが貯められる事を教わったんだとか。

ファミリエカードとはハウステンボスの会員カード、入会してポイントを貯めれば豪華景品が貰える。
詳しくはこちらを。(→http://www.huistenbosch.co.jp/familie/)
他場内で様々な特典を受けられるので、何度もハウステンボスへ遊びに行くなら、入会した方がお得です。

疲れてて眠かったし充電もまだ終ってなかったけど、自分のカードにポイントが貯まるのは大変有難い事なんで、自転車でワールドバザールに駆け付けたのでした。

私が着いた時、ワールドバザール内のステージでは、まだオークションが開かれていました。
ワールドバザールに場所を移して以来、初めて観るオークション。
ボタンで競り落としが出来なくなった為ジャンケンを導入するようになった以外は、音楽も含めてランガダイク時代と変ってない点に安堵しました。
オークションについては最終日の記事で改めて触れる予定。

ジャンケンに弱い母はボタン式の方が良かったとブツブツ言ってたが、しっかりクリスマス限定のテディベアを競り落としていた。
赤いサンタコートを着たテディ、現在弟の部屋に転がってます。

オークション終了後も母はビネンスタッドに残って買い物続行、私はホテルに母が競り落とした土産を置きに帰った後、再びニュースタッドに戻りました。
普段此処では写真撮ってるばっかの自分ですが、連載中の話でニュースタッドを廻る場面書いてたんで、取材の積りでアトラクションを廻ろうと考えたんですよ。(笑)



↑レストランが数軒並ぶモンドリアン通り、写真右端ミラー看板を掲げる館は、「ミラーメイズ」と言う名のアミューズメント施設。
要はミラーハウスですが、アリスの世界をモチーフにしていて、ファンタジックな世界観に酔いしれる。
今回も幸運の兎を発見、天気に恵まれたのは、このお陰かもしれない。
ちなみにミラーメイズの隣には、前回紹介したトリックアート館が、



↑同じ通りの反対側には、前回紹介したチョコレートハウスが建ってます。



↑続いてハウステンボス唯一のライド式アミューズメント、「フライト・オブ・ワンダー」を体験しに行きました。
入口の所がクリスマス仕様になってて可愛かったです。
小さな女の子向けのライドで、ゆったりスピードで動くから、スリルが乏しい…と思ってたんだけどね。
今回乗った際やたら恐く感じられたという。
私以外誰も乗ってないんだもん。(汗)
吊られたライドの前後に誰の影も見えず、ガッタンゴットン揺られながら、薄暗い中を進んで行くんですよ。(汗)
時折薄笑い浮かべた人形が出迎えてくれまして、下からライトが当てられてたりすると益々恐い。
バターン!!っていきなりゲートが開いたり、ボワァ…って光が点ったり、プロデュースした人の意図に反して、物凄くオカルトチックなアトラクションになってる気が。(汗)
始終ガクガクブルブル震えてるライドが今にも落ちそうで超恐い。
恐い施設が好きな貴方、是非オフシーズンの平日に乗りに来て下さい。



↑大洪水を体感出来るアミューズメント、「ホライゾン・アドベンチャー・プラス」。
オープン以来ハウステンボスで人気の高い施設です。
しかしこれについては今回パス、水を使用するので冬観るには向かないアミューズメントなのですよ。(笑)



↑広々としたマウリッツ広場にて営業中の屋台車(列車?)「ナッシュマルクト」。
夜間はオレンジ広場に移動して営業する事が多いんですが、私が行ったクリスマスシーズン中はアレキサンダー広場に移動、クリスマス市の屋台に加わり営業しとりました。
軽食を買うなら此処がお勧めなんだけど、今公式サイト確認したら名前が削られてるような(汗)…まぁ冬季休業してたとしても、春には復活するだろう。
中の茶屋もそうだけど、公式サイトの紹介には載ってなくて、でも現地行ったら営業してるって店は在るんだ。
つまり公式サイトはあんま当てにならない、困ったもんである。(笑)

ナッシュマルクトのメニューについては、まったりさんの記事を御覧下さい。



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09年冬、ハウステンボスが灯す光8

2010年02月08日 19時18分17秒 | ハウステンボス冬の旅行記
立春過ぎても寒い日が続いてますねえ。
新潟今年は記録的な大雪とのニュース、一方冬季オリンピックの開催地バンクーバーは雪不足に悩んでるってんだから皮肉だ。
状況打開の為に、今から新潟をオリンピック開催地にしてはどうだろう?
新潟は良いぞぉ、酒は美味いし米も美味い、良い旅館やホテルも多い。
求めてる所には降らさないなんて、神様は意地悪だよなと思いつつ、前回の続きで御座います。



グラン・オデッセイに続いて、母が行きたがったのは「kirara」と言うアミューズメント。
母はkiraraが大のお気に入り、私も気に入ってるので異存は無い。
それで館に行ったら、またもやタイミング悪い事に、開始時間まで間が合った。
しょうがない何処かで待とうと母、なら撮った写真をCDに入れに一旦場外へ出ると私。
毎度の事ながら撮影した枚数がそろそろ限界に近付いていたのだ。
15分待てばアトラクションに入れるが、何処か寄るにも微妙な時間。
なら待ち合わせ時間を決めといて、やらなきゃならん事を済ませようと考えた訳です。

写真の現像やCDへのデータコピーを請負う店は、ハウステンボスに3店在る。
スパーケンブルグ地区バス停隣に在る「D.P.E」。
ビネンスタッド地区に在る写真スタジオ「フォトジェニック」。
入国ゲートを出て直ぐ左に在る「D.P.E」。

この中で最も仕上がりが早いのは入国ゲート側の「D.P.E」。
但し一旦出国する手間が有る、が、1時間もかからず仕上がるので、データがいっぱいになる度お世話になっている。
場内からも請負えるようになってくれれば嬉しいのだが…入国ゲートを抜けて直ぐの位置に在るだけにもどかしい。(汗)

それはともかくkirara前に12:10待合わせと決めて、自転車に乗り入国ゲートへ向ったのです。



↑ニュースタッドとブルーケレンを繋ぐバスチオン橋、ブルーケレンへと続く2本の道は紅葉のスポット。



↑対岸は風車と花畑の小島「キンデルダイク」。



↑風車が回るそのまた向うの岸、ワッセナー地区の紅葉も美しい。



↑黄金色に染まった葉の向うに見えるのは、ニュースタッドへのシティゲート「デルフト」。
門の中にはひっそり休める場所が設けられてるのが心憎い。



↑大抵の観光客は入国してカナルクルーザーに乗るか、橋を渡ってキンデルダイクの花畑通りを歩いて行く。
キンデルダイクは可憐な花が咲き揃う絶景スポット、特に春のチューリップ畑の美しさは有名、しかしその対岸隣り合ってブルーケレンへと続く小道も、春夏秋冬季節を映して装いを変える、風情の有る道なのです。
この通りからキンデルダイクを見晴らしても素敵な眺め。


再入国したい場合、出るのは入国ゲートからとなる。
出国棟から出ては駄目、2度と入国出来なくなるので。
再入国希望者は入国ゲートでスタンプを押して貰って外に出るシステムなのです。
ちなみに自転車ではその前に立ち塞がるナイアンローデ城に入って行けないので、何時もテディベアショップ「リンダ」横に停車してたりする。
で、ナイアンローデ城を潜って、入国ゲートを出る。
それで直ぐ左横に在る「D.P.E」にデータを預けて、CDへのコピーをお願いした。
…いやもう本当にゲート出て30秒もかからん場所に在るんだわ。(汗)
以前は預けた後即再入国してたんすが、出国しといて30秒経たずに再入国するのは気恥ずかしいので(しかもそうした場合、取りに戻って繰り返す破目になり、益々気恥ずかしい)、最近は場外の全日空ホテルか日航ホテルで時間を潰す事が多いです。(汗)

この時は全日空ホテルで時間を潰した。
ただ待つのも詰まらんので、館内の温泉に入ってこうかな~と考えたけど、残念ながら11:30~オープンだった。
未だにこのホテルの温泉入った事無いんだ、自分…。
仕方なく館内色々観て廻ってた、データカード預けちゃってたから、写真撮れなかったけど。(汗)
携帯で撮ると音が出るから、撮り難いんすよね。
1階の土産売り場で蜜柑5個入り100円で販売してたんで買おうと思った。
けどホテルでどうせ出るしな~と思って止めた。
後で少し後悔した。
私は蜜柑が大好きなもんで…長崎の蜜柑は甘くて美味い。
後で聞いたら母も全日空ホテルで時間を潰してたんだそうな。
振り返れば居たかもしれないと思うと愉快、つうかお互い鈍い。

11:20にデータを受け取り再入国。
待ち合わせ時刻までまだ間が有ったんで、ニュースタッドに戻り、チョコレートハウスで職場への土産を買いに行ったのでした。



↑店のシンボル「チョコレートの滝」にも、クリスマスのデコレーションが。
どろ~んでろ~んと流れてるのが印象的、これのお陰で店内に甘い香りが絶えず漂ってる。

チョコレートハウスは名前で解る通りチョコレートの専門店。
チョコ以外にクッキーやアイスや紅茶まで販売してる。
土産を購入する際重宝してる店なのです。



↑店入って左側が物販スペース、クリスマスシーズンという事から、商品の包装が普段以上に華やかで可愛かったです。
クリスマス定番、ブーツやスノーマンに入れられた菓子が、山積みで売られてましたよ。
赤いサンタブーツに入れられた菓子って、子供の時は欲しくて憧れたなぁ。
聖ニコラウス伝説から生じた習慣と云われてるけど、それ以前からヨーロッパでもアジアでも、靴は幸運をもたらす魔術的なアイテムと考えられてたらしい。
ギリシャ神話のヘルメスの空飛ぶ靴(サンダル?)しかり。
魔女や小人が履いてる靴は先が尖ってて、履けば魔法を使えるというのがポピュラーな設定。
鉱山の街では宝は地に埋まってると考えられていた。
だから地に着いてる靴から富を吸収しようと、靴を魔術的な意味で重視する習慣が生れたのかなと。
容れ物が靴から靴下に移行したのは、土間が住居から消えて衛生観念が芽生えた事からかも…ツリーに飾るなら靴より靴下の方が綺麗に感じられるもんねえ。


↑店に話を戻して、右側は飲食スペース。
チョコレートを使ったデザートが専門だけど、カレーやパニーニなんかの軽食も食べられます。
カウンターで注文、先に会計を済ませ、出来たら取りに行くというスタイル。
(物販コーナーもだが)店員さん皆、クリスマスらしく緑のエプロン着用して、赤いサンタ帽被ってたのが可愛かった。
ちなみに誰も居ないのは開店したばかりだから…場内の大抵の店は11時~開店します。
10:30~と店に書いてあった場合、「10:30~店を開け出す」と考えた方が当たり。
そんな訳で朝御飯をしっかり食べて入国しないと辛い。
自分が知る限り、ホテル宿泊者用の朝食を抜いて、最も早く軽食を提供する店は、場外の全日空ホテル1階、グランマーケット内のカフェテリアだけ。
あそこなら8:30~開店して、値段も手頃じゃないかと。
どっちにしても入国前に朝御飯は食べておくべき、でなきゃ飢えます。(汗)



↑この店の目玉メニューと言えばチョコレートフォンデュ(2~3人分で2,600円)だけど、そこまで本格的にチョコを味わいたくないよという事なら、チョコレートドリンクがお薦め。
冬場のホットチョコレートは体と心に染入る温かさ。
ココアの様に粉っぽくないんで、ココアが苦手な人でも飲めるんじゃないかなぁと思う。
容れられてるポットも非常に可愛いんだ。(写真左がそう)

チョコレートハウスについて、更に詳しい情報が欲しい人は、まったりさんのブログを参考にされて下さい。
現在バレンタイン期間中という事で、板チョコレート作り体験教室を開催。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/shop/topics/valentine2010.html)
この期間限定のチョコレートメニューも登場しています。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/restaurant/topics/sweets2010.html)



↑土産を買い終えてもまだ約束時間まで間が有った為、続いてトリックアート館に寄りました。



↑立体的に浮かび上がる絵の具で描き、目の錯覚を利用して観せる絵画は地味に楽しい。



↑深海の大監獄インペルダウンより脱出せよ、なんちゃって。



↑右か左か観る向きを変える事で、絵の中の女性の成長具合が変わる。
少女になったり女になったり、さながらメルモちゃんの如く。



↑右でグルグル回転してる渦巻きを、数秒間ジッと見詰めてから、空に浮ぶ雲の絵を観てみよう。
するとあら不思議、雲がモワ~ッと動き出す。
錯覚の不思議さ面白さが体験出来る施設に、貴方も遊びに来ないか?
自由に入って廻れるので(要パスポートだが)、良い時間潰しになるんですよ。



↑12:10、約束の時刻にkirara館へ到着したら、既に母が待っていて、扉前に立ってたスタッフも入館を受け付けていた。
私ら以外にも客が数人、一緒に案内されて上映フロアへ。
ちなみに写真に写ってる船はカナル・クルーザー、場内に流れる運河を半周~1周出来る遊覧船です。

このkiraraも愛・地球博『三菱未来館』を譲り受けた施設で、月が地球に及ぼす力と、もしも月が無かったら世界はどうなってたかをアニメーション&CGを用いて観せるという物。
中はさながらミラーボックス、席も床も透明だから、上映が始まると映像が下にまで反射して、浮遊してる様な感覚が持てる。
巨大な万華鏡の中に居るのを想像して貰えれば近いかと。
非常に綺麗なアトラクションで、ハウステンボスに在る中では、最も気に入ってるのです。

観終わった後は館内に併設されてる、ハウステンボスの場内の仕組みを案内するコーナーを覗きました。
てゆーか新しく長崎次世代エネルギーパークが出来たって聞いてたから、無くなっちゃったのかな~と寂しく感じてたんだけど、ちゃんと変わらずそこに在った事を知ってホッとしました。



↑てゆーか新しく出来たという長崎次世代エネルギーパークが、サイトでの前宣伝の割には気付かれ難い奥の隅に追い遣られてて可哀想に感じてしまった。(汗)
長崎次世代エネルギーパークについてはこちらを。(→http://www.huistenbosch.co.jp/aboutus/energy/index.html)
経産省が促進する環境に優しい次世代エネルギーについて…具体的に挙げるとソーラーパワーとかですね…そういう石油に変るエコ・エネルギーを紹介するコーナーだと考えてくれれば良い。
ハウステンボスでは将来的にソーラーシップの運航を検討してるらしい。
そういった此処での取り組みなんかも解説してくれてる場所、(元から在るコーナーも含めて)プチ科学館の趣きですな。
写真のような自転車式発電装置は、家族連れや子供の遠足グループには人気出そうな気がするけど、いかんせん奥まった場所に在る為、気付かれず素通りされやしないかと心配。(汗)
折角造ったんだから、今の出口を封鎖して、エネルギーパークの方に出口を開けてはどうかと考えるのだが…。



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09年冬、ハウステンボスが灯す光7

2010年02月07日 19時27分18秒 | ハウステンボス冬の旅行記
金曜の夜はポニョを観ていた人が多かろう。
映画の前に本編並に長い宣伝番組やってたけど、あれ、どうせなら後に回して欲しかった。
一々見せ場を紹介してくれたお陰で、観る前から「あ、此処であのシーンが来るんだな」ってのが解っちゃう。
感動薄れるじゃんか!
後に回したら視聴者映画観て満足しちゃって、視聴率稼げなかっただろうが…初めて観る人に配慮してない構成だな~と感じた。
文句有るなら映画だけ観てろって話だけどね。(笑)

ポニョの話はさて置き、こっから先は前回の続きです。



朝食を食べた後、一旦部屋に戻って歯磨きを済ませてから、また自転車に乗って外を廻りました。
天気予報ではこの日は曇りで遅くに雨が降るだろうなんて言ってたんだけど、幸いにも外れて旅行中1番の好天気となったのです。



↑青空を背景に、アレキサンダー広場の中央に建つスタッドハウス。



↑同じく青空を背景に、スタッドハウス隣に立つゴールデンベリーツリー。

雲一片無く、清々しい空だったというのが解るでしょう?
絶好のサイクリング日和、肩で切る風も暖かく、母と共にニュースタッドまで走って行きました。




↑ニュースタッド地区に在るチョコレート専門店「チョコレートハウス」。
店の前の通りに続く街路樹は、クリスマスシーズンになると赤い実を付ける事で有名。
緑の葉っぱと赤い実がまるでクリスマスツリー、時季に合わせた様にそうなるんだから素晴しい。
そんな訳で私は密かに「クリスマスの樹」と呼んでいる。
ちなみに正式名はクロガネモチと言うそうな。



↑で、チョコレートハウスの近く、やはりクリスマスの樹に寄り添われ、新しく登場したのがこの「サンタハウス」。
元は「ドロピエ」と言う名のキャンディーショップだった建物をリフォーム、今年のクリスマスの呼び物として蘇らせたという。
ポップイエローの壁でファンシーだった店が、クリスマスデコレーションのお陰で益々可愛らしく。
訪れてた女子高生グループが、店の前でキャピキャピ楽しそうに記念撮影してました。



↑外観も可愛いけど、中はもっと可愛かったんですよ~。
窓には大きなキャンディーが吊るされてて。



↑ぎっしり棚に詰まったプレゼント入りの袋や箱、ケーキにスコーンにクッキーにフルーツデニッシュと盛り沢山のお菓子。
勿論お菓子はイミテーションだけど、可愛いデコレーションで女性や子供には大人気を呼ぶだろうなぁと思った。
事実引切り無しに客が訪れ(主に女子高生グループ)、写真を撮るのに苦労したのです。



↑壁の隅に積み上げられてたカラフルなプレゼント、木の玩具に縫ぐるみ。



↑窓に並んだ透明な筒に詰めてあるのはクッキーです。



↑暖炉が切ってある部屋の奥は、サンタの為のコーナー。
此処はサンタが住んでる家という設定で、シーズン中場内を忙しなく飛び回ってるサンタが時々寛ぎにやって来るという。
部屋の一隅には帰宅(?)時間の書かれた黒板が掲示されている。
だからサンタに会いたくて訪れたものの、運悪く留守に当たった人も大丈夫、帰宅予定の時刻に再訪問すれば良い。
几帳面なサンタは時間ピッタリに帰宅して、貴方が来るのを心待ちにしてるだろう。
…な~んちゃって。



↑ポストが置いてあったけど、此処に手紙を入れればサンタから返事を貰えるとか?
それは確認しなかったから解らない。
しかし夢いっぱいに飾り付けてあります。
季節限定にするには勿体無い、このまま常設にしちゃえば~と思ったけど、多分今頃は飾りを下ろされ、すっからかんなんだろうなぁ。(寂)
それとも何かの店に充ててたりするんだろうか?



↑09年クリスマスシーズン、場内で最もクリスマス気分に満ち溢れていたのは、ニュースタッド地区でした。

サンタハウスだけでなく――



↑ああほら!ほら!普段なら旗がはためいてるポールによじ登ってるあれ!あれは一体何でしょう!?



↑ああ!?ステーキ専門レストラン「スモーキーテースト」の2階テラスにも何かよじ登っています!!
人か獣か謎が謎を呼ぶミステリー!カメラさん!!もっと寄って寄って!!



↑お天道様が顔を出してる時刻に出現するとはキャラ像に反する大胆さなれど、あの独特な赤い衣装は正しくサンタクロース――TVの前の皆さん観てますか!?カメラは遂にサンタの姿を捉えました!!



↑おあっと!!こちらを御覧下さい!!総合土産ショップ「フォンデル」の看板にも微妙に空気の抜けたサンタが取り付いています!!



↑かつて珈琲専門サロン「ロッテルダムクラブ」が在った2階テラスにもサンタがよじ登ってるのを発見!!閉店した店に潜り込んで彼は何をする積りなのか!?


↑チーズ料理専門レストラン「チーズワーフ」の壁をよじ登るサンタも発見致しました!!
ミッ○ーは1人だと言うのに一体彼らは何人居るのでしょう!?
とも実は影分身の術を使っているのか!?おのれ面妖な…さてはその正体伊賀者かぁー!?

ここにも♪そこにも♪あそこにも♪(WAO!)(悪魔くんOPより)
マウリッツ広場のそこかしこで見付かるサンタの赤い影。
闇を走る♪(走ってない)赤い仮面♪(仮面じゃない)
それは♪(それは♪)正義の印~♪…なのは赤影だけど(汗)、かつてホテル・ヨーロッパを根城に暴れ回った泥棒サンタ団が、09年クリスマスはマウリッツ広場に参上、場を盛上げてくれたのでした。
関係無いけどサンタ海賊団ってその内ワンピースに小ネタで登場しそうな気がしねぇ?
サンタ海賊団、加入条件は60歳以上の腹の出たお年寄りである事。
加えて昔は男性に限っていたが、最近は世間のニーズにお応えして、若くて可愛いムチムチセクシー美女を数人入れてはと、団員の一部で声が上がっている。
が、昔気質の硬派一徹齢99にして虫歯無しの船長が断固許さないとか。
船は赤緑白3色のクリスマスカラーでデザインされ、マストになってるクリスマスツリーは夜間ライトアップされるという派手さから遠目でも認識可能、その為何時でも海軍に追い駆けられている。
しかし子供達からの人気が何故か高く、「サンタさんを捕まえないで!!」の声に負けて、特にクリスマスシーズンは手出し出来ないらしい。
よってクリスマスシーズンは彼らのやりたい放題。
彼らは奪った財宝の一部を、日頃守って貰っている礼に、世界中の子供達へお歳暮として贈っている。
11月終りから配り始めて、配り終える頃には新年を迎える為、結果クリスマスプレゼントとして受け取られる訳だ。
義理堅い団員達の下には、今日も世界中の子供達から親愛の手紙が届けられる。


………え~っと……何の話をしてたっけ。(汗)

とにかく…09年クリスマスはニュースタッドを重点的に飾ってました。
外灯に飾ってあった赤いリボンも可愛かったですv



↑98年頃訪れた人には懐かしい名前、スケートリンク「ライチェ」。
当時はアレキサンダー広場に設営してあった物が、09年冬マウリッツ広場にて復活しました。
私が行った時、誰も遊んでなかったけど。(汗)
南国九州だし、ちょっと合わなかったんじゃ…と思ったら、「今日は結構人遊んでましたよ~」と、後で土曜に教えて頂いた。
単に平日という事で客が少なかった為らしい、こういうのって遊んでる人が居ないと参加し難いからなぁ。
エコを意識して氷ではなく樹脂で出来たリンク。
ちなみに「ライチェ」と言う名前はオランダ、アムステルダムに在る同名の広場から。
大道芸人がパフォーマンスを観せる賑やかな広場だとか。
スケートはオランダで盛んなスポーツで、冬は氷の張った運河や湖等で滑るのがオランダっ子の楽しみらしい。
ウィキで調べてみたらスピードスケートの発祥はオランダなんだと…成る程ね~。


んで旅の話に戻りやすが(汗)、母と共に9時半少し前、グラン・オデッセイ館に到着。
ガイドと一緒に渡された時間案内によると、この時刻に1回目を上映する予定だった。
しかしやっておらず、館前の案内板を確認したら9:50~と有る…おのれフェイクか、う~そ~つ~き~!
まぁハウステンボスではよく有る事よと諦め(笑)、話が前後するけど開始時間が来るまでサンタハウスを観ていた訳です。

グラン・オデッセイとは元は『愛・地球博』で三井・東芝が出展したアミューズメント施設で、「フューチャーキャストシステム」なる格好良くも良く解らん名前のシステムにより、観客が映画のキャラになって参加出来る。
無論脇役、主役は加山雄三。
これは加山雄三キャプテンと愉快な一味の内の1人になって、失われた地球の記憶を探しに宇宙を旅するSF感動映画なのである。

映画に登場する為に、準備段階で顔をスキャンされる。
本編はクライマックス部分を流すだけなので、簡単に纏められた粗筋映像も観せられる。
ぶっちゃけ本編観るまでの時間も結構かかるので、入館前にはトイレに入っとく事をお勧めする。

母はこのグラン・オデッセイを体験した事無かった為連れて来たんすが、結果とても楽しんでくれました。
自分だけで観た時は、自分がどのキャラとして登場してるのかちっとも判らず、そんな大して楽しくなく感じたんですが、2人以上で入るとこういうアトラクションは盛上るものだなと感じましたです。
母、濃い顔してるもんで判るんですよ。(笑)
私も判ったし、本人も直ぐに判った。
アップになる度大爆笑。(笑)
一方私は何処に登場してるのか、今回も判らなかった。
体験する際は濃い顔の連れと一緒の方がより楽しめるかと思われます。
仕切りを隔てた隣フロアからは、女子高生の賑やかな笑い声が響いてた。
地味な顔してる人は濃い目に化粧してから入れば良いと思うよ。(笑)

上映後館の前に建ってる「ニモニック」で、映像化した自分の顔を確認する事が出来る。
ミニポスター化するなら有料だが、確認だけなら無料。
「折角だからポスターにして家に持ち帰れば?」と母に言ったが、流石にそれはしなかった。(笑)
映画化した自分の顔をミニポスター化というのは、進化したプリクラと考えられなくもない。
詳しくはこちらを。(→http://www.huistenbosch.co.jp/amusement/topics/granpo.html)



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09年冬、ハウステンボスが灯す光6

2010年01月30日 21時45分34秒 | ハウステンボス冬の旅行記
前回アクティビティラウンジの営業時間は平日15:00~21:30、週末15:00~22:30と紹介しましたが、まったりさんが書いた記事によると、現在サマータイムならぬウィンタータイムって事で、14:00よりオープンし、21:30ラストオーダーだそうです。
加えて16:00~17:00に中間クローズが入ると。
この例に限らず、公式サイトに書いてある情報は、正直かなり当てにならない。(汗)
悪く言えばハウステンボスという所は非常に「いいかげん」。
「今日は人が多いなぁ」と判断すれば店等オープンが早まるし、「今日は人が少ないなぁ」と判断すれば中間クローズを入れたりする。
ハウステンボスの中の営業時間は特に決まってないと考えた方が無難。
観光地の店って「日が沈んだらクローズ」と、暗黙の内に決められてるじゃないすか。
ハウステンボスはテーマパークじゃなく「街」だから、他で見られる観光タウンと同じなのですよ。(笑)
古い漫画を例に出して申し訳無いが、「究極超人あ~る」に出て来る「光画部時間」みたいなものかと。
曰く、約束した時間より前後2時間の幅を設けて待ち合わせるっつうルール。
きっちり生きてちゃ堅苦しい、この街に来たら良い加減で参りましょう。

前記事のフォローが済んだ所で、冬旅レポの続きで御座います。



12/4、朝6時30分起床。
毎度の事ながら朝散歩に行こうと仕度する。
カーテンを開けて外を見たら、未だ空は暗い。
ゴソゴソ動いてたら母も起きた。
家に居る時は寝坊が当り前の母だが、この旅の間は早起きだった。
母もこの街で日の出を観るのを楽しみにしてたらしい。

という訳でお茶を飲んだ後、一緒に散歩へ出掛ける事に。
前日レンタルしてた自転車に乗り、海を目指して走り出す。

何故海を目指すのか?
それはハウステンボスでは、海側から日が昇るからである。

日の出は何処で観たら綺麗か?
それは人によって答え様々だろうが、私はスパーケンブルグ地区ホテル・デンハーグ前の、観光丸が繋留されてるデ・ラウター桟橋の突端で観るのが、最もベストだと考えてる。

暗かった空が、自転車で走ってる間に段々と明るくなって行く。
海の向うに霞む山々の辺りが、火を焚いてる様にぼんやり赤い。
急がなくちゃ間に合わんと、ペダルを漕いでる足に力が入る。



↑自転車から降り、桟橋の突端に着いた時点で、空はこの状態。
手で触れた柵は雨が降った様に濡れていて、冷たかった。



↑2人並んで待っている横から、サロンクルーザー「メール・ドゥ・シタール」が出港。



↑続いて同じくサロンクルーザー「ネレイド」も出港。
…モーニングクルーズでもやってたのだろうか?
この時間、沢山の漁船が海に出てるんだけど、サロンクルーザーを見るのは初めてだったんで、ちょっとビックリした。
でもクルーザー乗って海上で日の出観るなんて素敵だろうなぁ。
ネレイドについてはこちら。(→http://www.huistenbosch.co.jp/transport/detail/5070.html)
メール・ドゥ・シタールが何時の間にか紹介頁から消えてて悲しい…。



↑振り返れば未だ満月が浮ぶ夜の空。
満月を少し過ぎてたかもしれないけど、綺麗に真ん丸な月だった。
太陽が顔を出そうとしてる一方で、反対側の空には月が昇ったままというのが面白い。
昼と夜が同時に在る世界、エッシャーの作品にそんな画が有りました。

波の音と鳥の声が響く場所で、寒さに震えつつ待つ事数分。



↑7時15分頃、太陽は漸く顔を出しました。



↑山が赤々と燃えている様な光景、海上には光の道が浮かび上がる。



↑光の道はまるで太陽へと導く様に…古代の人はこんな風景を見て、神の国楽園を思い描いたのでしょうな。

太陽が山から完全に姿を現すまでの時間は約15分。
その僅かな時間の内に、夜は朝へと劇的な交代を見せる。



↑朝陽を浴びて建つ灯台。
暗紫色だった空は何時の間にやらクリアブルー。



↑朝陽を浴びて赤く染まる休館中のホテル・デンハーグ、そして冬季休業中の観光丸。
日の出に注目してる内に、街には朝がやって来ました。
街が夜から朝に変身してく様も、何時かはジッと観察してみたい。
しかしそれでは日の出が観られないし……反対側にはビデオでもセットするか。



↑NHK大河ドラマ「龍馬伝」放送開始により、今年注目が期待される観光丸。
期間限定アミューズメント館が2/27オープンするという事で、特設サイトが公開されてますね~。
(→http://ryomadenkan.huistenbosch.co.jp/)
個人的にはシーボルト館を上手く活用して欲しかったけど…立ち寄るのが楽しみなスポットが増えました。


日の出を無事観られて満足した母は、私と別れて自転車で場内1周の旅へ。
ホテルの朝食会場であるア・クール・ヴェールに8時待ち合わせと約束した後、自分も朝の園内を観て廻る事にしました。
休館中のホテル・デンハーグを玄関から覗いてみたり…せめてレストランや喫茶やバーだけでも復活させて欲しい。
場内で最も眺めの好い場所を活用しないなんて勿体無いよ。
ホテル前に置いてあった海沿いのベンチまで片付けられてた事にもショックを受けてしまった。
置いたままで良いじゃない、静けさと眺めの良さから、カップルに人気のスポットだったのに。(涙)



↑オレンジ広場まで走って来た所で、ホテル・ヨーロッパに寄ってロビー飾りを観に行きました。
今年は陸側玄関前花壇にクリスマスツリーが立ってなくて寂しかったが…私らが帰った後で立てられたりしたんだろうか?
ロビーでのキャンドル点灯式は12/19~行っていたと言うし。



↑ホテルの壁には、以前は泥棒サンタが貼り付いていて評判を呼んでましたが、現在はクリスマス・リースが飾られています。
これはこれで可愛い。



↑玄関の特大クリスマスリースは、昔から変らず飾られてる物。
このホテルのクリスマス名物の1つ。



↑そしてロビーにも賑やかなクリスマス飾りが。



↑ホテルのパティシェが毎年腕によりをかけて作り上げる、お菓子の家。
クッキーの瓦とマカロン(?)のクリスマスツリーが可愛くて美味しそう。
クリスマスムードいっぱいのロビーを撮影後、場内を軽く1周しました。
まったりさんのブログで写真を見て覚悟はしていたけど、ミュージアムスタッドの封鎖は心に痛い風景でした。
何も封鎖までしなくても…。(泣)



↑場内1周してる途中で朝8時を告げるカロヨンの音が響き、慌ててア・クール・ヴェールに走って来たら、未だ母は着いて居なかった。



↑ちなみに案内されたのは、珍しく中庭を眺める席。
いや普段広場側が多いもんで。
金曜の朝という事で人は少ない。
しかしこの後一気に増加するのだった。

それはさて置き、母が中々来ない。
痺れを切らしてメールを飛ばしたら、「今部屋に戻って歯を磨いてるとこ~」との返事が。
暫くしてレストランに現れた母曰く、8時丁度にホテルに戻ろうとして、水門前の跳ね橋が持ち上がり、船が海へ出て行く光景に遭遇したらしい。
んでつい橋が元に戻るまで観察していたそうな。
自分から8時に約束しといてそれかい。(汗)



↑この日の朝、私が食べた朝食。
朝からしっかりたっぷり、だって美味しいんだもの。

幾種類か選んだサラダには、柚子風味のドレッシングをかけて。
おかずは焼いたウィンナーにスクランブルエッグにフライドポテトにマカロニグラタン。
温かいとうもろこしのスープは冬の朝頂くと特に美味しく感じる。
パンはアーモンドクリームが練り込んであるクロワッサン・ダマンド(絶品です)と…何だったか。(汗)
何も入ってないシンプルな物を選んだのは覚えてるんだけど…。
目覚ましドリンクはパイナップルのジュースを選んだのでした。

ア・クール・ヴェールの朝食について、詳しく知りたい方はまったりさんのブログを御覧下さい。
まったりさん、何時もお世話になっております~。






明日からハウステンボスで初のイベント、「ショコラテイスティング祭」がスタート!
ワインが主役の秋イベント、サンヴァンサン祭のチョコレートバージョンといったイメージ。
参加証料金800円で「歴史と物語を彩ったショコラ」と「チョコレートハウス工房オリジナルショコラ」の中から、5つを選んでテイスティング出来るのだそうな。
(詳しくはこちら→http://www.huistenbosch.co.jp/shop/topics/choco_tasting.html)
「ヴィーナスの乳首」と言うチョコが、ネーミング通りの美しさとセクシーさで、抓んで食べてみたくなる。
俗っぽい表現するとおっぱいチョコですな。
他2/14のバレンタインに合せて、場内にはチョコレートが大集合。
チョコを使った期間限定のデザートも登場するそうな。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/restaurant/topics/sweets2010.html)
甘党の方は家族や友人を連れて遊びに行こう!
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09年冬、ハウステンボスが灯す光5

2010年01月24日 20時58分37秒 | ハウステンボス冬の旅行記
新型インフルに罹ったせいで2週間近く会社休んだけど、有休貯めてたお陰で1日しか休んでない事になってるミラクル。
普段ハウステンボスやら那須やら遊びに行ってばっかなイメージ持たれてるだろうが、その分土日に仕事引き受けたりと案外働き者な自分。
正に不幸中の幸いだけど、病気で使う破目になろうとは…すげぇ悔しい。
ハウステンボスに行く為に、4月からまた地道に有休貯めてこうと決意しつつ、前回の続きで御座います。
気付けば春は直ぐそこ、焦り気味で1日目のレポを終らせる積り。(汗)



17時頃カメラ電池の充電を切り上げ、自分も外へ出掛ける事にした。
ハウステンボスの夕景は絵葉書にしてポストに投函したくなる美しさ。
黄昏時の散歩は欠かせないのである。



↑ホテル横に建つ水門から、沈む夕陽を見送った後、港街スパーケンブルグまで、海沿いに歩いて行きました。



↑道の途中に在る、前回紹介したオークラウンジへの裏口。
スパーケンブルグ方面からホテル・アムステルダムに入るなら、此処からが近くて便利です。



↑ビネンスタッドとスパーケンブルグを繋ぐスワン橋から眺めたマリーナ。



↑反対側に振り向けば、隣り合って架かるハーフェン橋、迎賓館が視界に入ります。



↑船がバスの様に行き交うハウステンボスには跳ね橋が4つ在る。
ひょっとしたらもっと在るのかもしれない、詳しくは知らないけど、通常の観光客が確認出来るのは4箇所。
写真のスワン橋、その隣に架かるハーフェン橋、ミュージアムスタッドとビネンスタッドを繋ぐヴィンセント・ファン・ゴッホ橋、その隣に架かるカロヨン橋。
スワン橋とヴィンセント・ファン・ゴッホ橋は真ん中からパカッと割れて持ち上がるタイプ。
ハーフェン橋とカロヨン橋は見た目普通の橋、しかし船が下を通る時は橋全体が約90度起きる。
間近で観るとかなりの迫力、タイミング良く出くわしたら、素早くカメラの御用意を。



↑橋を渡った先には橙色の外灯がポツポツ灯り出したオレンジ広場。
花火会場でもある此処は、夜8時近くなるとビックリするくらい混雑する。
…いやまぁ火曜午後~金曜午前は場内かなり寂しいハウステンボスですが(汗)、パークの広さが仇になって少なく見えるのも有るんですよ。
夜花火を観に集合した客を見て、結構居た事に驚く人は多かろう。
朝~夕は拡散しちゃうから、人が居る事に気付かないという。
とは言え平日はやっぱり少ないですが…しかしお陰で得する事も多い!

この日の夕方散歩の途中、スパーケンブルグに在るアクティビティセンターに、自転車を借りに行ったのです。
アクティビティセンターと言う所は現在主に場内宿泊者向けに、レジャー総合案内所として営業中でして、レンタサイクル等を受け付けてたりします。
(詳しくはこちらを→http://www.huistenbosch.co.jp/event/activity_09win/center.html)
営業時間は通常13:30~21:30迄。
レンタサイクルは13:30~貸出て20:30迄に返却する終日レンタルと、20:30~21:30の間に貸出て、翌日13:00~13:30迄の間に返却するオーバーナイトレンタルの、2コース有り。 
料金は1台につき1,000円、別途保証金1,000円必要だけど、故障鍵の紛失等無ければ返して貰える。

んでまぁ良く調べもせず(汗)オーバーナイトレンタルコースを頼んだんですが、上記の説明通り20:30~21:30の間で貸出が決まりになっていた所を、この日は「人が少ないからいいですよ~」って事で、17時少し過ぎから貸して貰っちゃったんですよ。
通常より約3時間多く借りても値段変わらず、このアバウトさがハウステンボスの良さっつか、人が少ない日だからこそ有得たサービスという。(笑)
けど活気の有る方が好みなら金土日、それも夏休み冬休み春休み中をお勧めする。
オンシーズン中は流石に場内混雑するし、イベントや飲食処もオフシーズン中よりかなり増えるんで。
つまり遠方からの客が多い場所って事…近隣に住む方、もっとじゃんじゃん遊びに来て下さい。



↑朱と紺のグラデーションに染まった空の下、デ・リーフデ号は静かに波間を漂う。



↑ライトアップ前のドム・トールン。
自転車だと短時間で場内スイスイ廻れる。
翼を手に入れた私はビネンスタッド地区のショッピングモール「マルシェ・ド・パラディ」まで走り、「ラフレシール」でキャラメルチーズケーキと佐世保豆乳ロールケーキを買ったのでした。
ロールケーキについては後日紹介予定。

17時50分が近付いた所で、母から携帯に呼び出しを受けた。
一緒に点灯式を観ようって事で、会場のアレキサンダー広場に駆け付ける。



↑広場には賑やかなクリスマス市が立っていた。
ヨーロッパから輸入したオーナメントやキャンドルを売る店、クリスマスにぴったりのホットドリンクを売る店等々。



↑夏に出した屋台をクリスマスバージョンにして使い回してる辺りが微笑ましい。
エコブームの昨今、リサイクルは大事です。
茶化して申し訳無いが、キラキラ光る市はメルヘンで可愛く感じられたです。



↑ヨーロッパのクリスマスでは定番のホットドリンク、グリューワイン。
甘く味付けされててジュースの様に飲み易い。
浮かべたレモンスライスの香りが、立ち昇る湯気に乗って鼻を擽る。
飲物を買ってステージ席に向う所で母に呼び止められた。



↑母は後方、ストーブ近くのステージ席を、しっかり陣取っていた。
07年冬に設置して好評を呼んでたストーブが今年復活してたのは、とても嬉しかった。
お陰でホカホカ温まってステージを楽しめましたよ。
スタッフ、グッジョブ、願わくば毎冬設置お願いします。(光熱費嵩みそうだけど…)
更に我侭言うならスカイ・ステンドグラスも復活させて欲しい。
実に美しく、目に焼き付いているので。

さてこの街の点灯式はプロポーズ大作戦。
ネットから応募したカップルや夫婦(以外も有り?)を1日に1組呼んで、告白して貰うという愛のステージ。
(詳しくはこちら→http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari2009/party_square/index.html#light)
私らが観た日は先ずサックス演奏者がサンタと共に登場。
演奏してた曲は「サンタが町にやって来た」、「赤鼻のトナカイ」、「ハッピークリスマス」の3曲。
観客に陽気な挨拶をしてステージに上がるサンタ。
ステージに歌のお姉さんお兄さんが登場して、観客の中から選んだ子供に、15個の鐘が付いた円形カロヨンを回転して貰う。
ちなみにこの円形カロヨン、休館中のカロヨン・シンフォニカに展示してあった物だったり。
辺りに響く涼やかな音色、直後ドム・トールンが華麗にライトアーップ!
続いてカップル登場、何でも交際して1年目で、彼女の誕生日が近い事から、彼氏はハウステンボスでの愛の告白をプレゼントに考えたらしい。
熱いねぇ、若者よ。
驚き喜ぶ彼女、照れつつも告白を笑顔で受ける、一緒に円形カロヨンを回転させ、鳴らしたのを合図に、いっぺんに煌く街並み。
カップルはサンタクロースと記念撮影した後、観客から祝福の拍手を受けて退場。
歌のお姉さんお兄さん、「清しこの夜」を歌う、素晴しく綺麗な歌声でした。
歌い終えた所で、皆さん注目して下さいとばかりに、広場に立つゴールデンベリーツリーへ手を伸ばす。



↑すると巨大なクリスマスツリーが金と赤の星を宿して燦然と輝いたのでした。
この一瞬に毎冬感動してしまう。
クリスマスシーズンは終ったけど、現在もアレキサンダー広場での点灯式は続けられてます。
この場内1背高なツリーだけは、チューリップ祭までライトアップさせられるんですよ。
開始は17:50~、2/1~は18:20~、街が輝く一瞬を観に来て下さい。

式終了後、母と共に街のイルミネーションを観て廻りました。
母もしっかり自転車をレンタルしてたので、一緒に夜の街をサイクリングサイクリング、ヤホーヤホー。
17時位まではトワイライトな夕景色に包まれてた街並みも、何時の間にやら夜の帳が下ろされ真っ暗。



↑オレンジ広場に立つギャザリングツリーは、青緑金赤とクルクル色を変えて輝く。
毎冬人気が高く、引切り無しに記念撮影者が立つんで、写真を撮るのに苦労するんだ。



↑リニューアルした光の宮殿を未だ観た事無い母を連れて、パレス・ハウステンボスに向いました。



↑星を敷き詰めたような宮殿の前庭。
しかしこの美しさはまだ序の口である。
さぁ、黄金色に煌く宮殿を潜り抜けて、後庭に参りましょう。



↑これがハウステンボスの誇る光の庭園。
池に映る影も黄金色で、御伽噺に出て来るお城の様にファンタジック。
リニューアルした庭園は、更に15分毎にその輝きを変える。
「ジュエルライティングショー」と言って、音楽とシンクロしたライティングショーを披露するのです。(ショーの時間は約5分)
丁度来た時に始まりまして、急いで階段上って観たんですが…何度観ても見惚れてしまう。
母は「これを観ただけでも来た甲斐が有った!」と感動していた。
曰く花火よりも感動したそうな。(そこまで…)



↑庭を囲む回廊を通れば、更なる感動が。
例えるなら星の雫が天井から降って来る様な…思わず知らず無口になって廻ります。
この美しさは悔しいけどカメラで撮影出来ない。
ウロウロさんのブログにジュエルライティングショーの動画がアップされてるので御覧下さい。
ジュエルライティングショーは1/31迄は18時~19:30、2/1~2/26迄は18:30~19:30の15分毎に開催だそうな。
イルミネーション自体は~2/26迄点灯、但し前庭は1/31迄だとか。

光の宮殿を暫く堪能した後、母と別れて私はドム・トールン展望台に昇り、80mの高さから夜の街を見晴らした。
この高さはビルで例えると25階に相当するらしい。
展望台昇ったら自分1人しか居らず、何か申し訳無かった。
エレベーターも何もかも、自分独りの為の貸切ルームですよ。
平日というのに加えて、19時頃はショーを観に行く人が殆どで、展望台に昇る人は居ないらしい。(汗)
お陰でゆっくり地上の星座を眺められたけど。
地上の星…は中島みゆきの歌のタイトルか、風の中のすーばるぅ~♪

この日は夜のショーを観ずに、部屋戻ってゆっくり過してました。
帰って来たら母が既に居て、夕食は母が買って来たチーカマ。
呆れる程にいいかげん。(汗)
だってランチが未だ腹に残ってたんだもの。(汗)
何だか此処数年、ディナーがいいかげんになってるなぁ~。

冬だというのに暖かかったんで窓を開けてたら、ショーの音楽が聞えて来た。
真向いの建物の窓にステージが映って見えたのにはビックリしたです。
さながらTVで観てる気分(いやそこまではっきりは見えなかったけど)、こういう楽しみ方も有りだと感じた。

20時45分~の花火は流石にオレンジ広場まで観に行ったですよ。
なんと言っても此処の1日のフィナーレを飾るイベントですから!
新しくなった花火ショー「グリーン・シンフォニー」が如何なるものか、とても楽しみにしてたのです。

広場に行ったら今迄何処に隠れていたのか大勢の観客が、デ・リーフデ号前のデッキ階段に座ってスタンバイ。



↑時間が来て、デ・リーフデ号前に設営された緑のステージに、点灯式でも演奏していたサックス奏者が、スポットライトを浴びて「サンタが町にやって来た」を演奏。
終って一旦音が止み、暫くして川のせせらぎ、小鳥の囀りが聞えて来た。
自然音をBGMにボタニカルリゾートを目指すハウステンボスの主張が流される。

そして――聞覚えの有る波の音と、重々しい鐘の音。
よもやまさかのアラウンド・ザ・ワールド出港編が始まるとは、一体誰が予想し得たであろう!?
耳に馴染んだ音楽に負けじとばかりに、サックス奏者の見事な伴奏が響き渡る。
いやぁ、素晴しい新花火ショーでした!
前回よりグレードアップしたんじゃない!?(笑)
期間限定って話だけど、マジで続けて欲しい。
花火と音楽とレーザーで綴る世界一周の冒険譚は、ハウステンボスに相応しく感じられて私は大好きです。
この日は小学生の遠足が来ていて、少ない割に観客のテンションが高かった。
てゆーか地元とはいえ、夜遅くまで小学生が居るなんて、時代が変わったなぁ。

花火終了後は余韻を楽しむ目的から、アクティビティセンター内のラウンジで珈琲を飲みました。
で、珈琲だけだと寂しい、何か食べようと母が言うので…しかしランチが腹に効いてて、余程軽い物じゃなくっちゃ入りそうにない。
議論した末に1番安い物なら、量もちょっと抓む位で丁度良いだろうと、「長崎カーポ」と言うのを選んだ。
けど長崎カーポって何だべ??首を傾げる母と私、店員さんに聞いた所シュウマイ饅らしい。



↑これが「長崎カーポ」、中華饅の皮でシュウマイ(と言うよりミニハンバーグ)と野菜を挟んで食べる、これで350円。
予想外のちゃんとした食事。(汗)
このアクティビティラウンジにはハウステンボスや長崎に関連する書籍が集められてい、ちょっとした読書室として寛げるようになっている。
ソファは休館中のホテル・デンハーグで使用してた物、ふっかりした座り心地は一時の貴族気分を貴方に。
平日は15:00~21:30、週末は15:00~22:30、空いたスペースを取敢えず活用しようとオープンした割には、予想外に好評らしい。
夜、軽食で済ますなら、此処が最もお薦め、詳しい情報はまったりさんのブログにて。

店から出る頃、中空には満月がかかっていた。
そりゃもう見事にデ・リーフデ号の上に…写真撮ろうとしたけど無理だった。
ホテルに帰ったら玄関前にタクシーが停車してて、オークラウンジでサンタが寛いでいた。
クリスマスシーズン中、オークラウンジでは21:10~「サンタさんのお話タイム」を設けて、22時頃までサンタがお客さんを相手に語らって居ったのですよ。



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09年冬、ハウステンボスが灯す光4

2010年01月23日 17時12分33秒 | ハウステンボス冬の旅行記
どうも…すっげーお久し振りです。(汗)
新型インフルにやられて、気が付けば1月も終盤ですよ。
気分はちょっとした浦島太郎、或いは遠い星から帰還した宇宙飛行士。
会社行ったら2人辞めちゃってて、その分自分とこのチームから1人引き抜かれて、えっらい仕事がてんてこ舞いなっちゃってるし。
早く新しい人が入って来ないと、今度具合悪くなっても休めません。

新型インフル辛かったよ…ワクチン接種受けとくんだったと、後悔先に立たずとは言え、心底後悔しましたって。
もう治ってはいるけど、今度は暫く喘息で病院通いする事になりました。
映画、何時行けるのかな~。(涙)

病苦しい話はさて置き、前回の続きです。
前回一体何処まで行ったか書いた自分ですら忘れたけど(汗)…思い出せ、思い出すんだ、あの冬の日のメモワール。
てゆーか最近ブログの1番下まで行った所で、そのシリーズの続きを書いてる気が…。(汗)



ハウステンボスホテルのチェックインタイムは通常15時より。
ホテルヨーロッパの場合、15時~17時にチェックインする客を出迎えるサービスとして、ロビーで演奏したり、ウェルカムドリンクを提供したりする。
クリスマスシーズンならサンタクロースのお出迎えも有り。

が、残念ながらっつうと語弊が有るけど、私らが泊ったホテル・アムステルダムでは、特にウェルカムサービスはしてなかった。
フロントで可愛いクリスマスコインチョコ貰えたけど。
ヨーロッパの方が宿泊代約1万高い分、この格差はまぁしゃーない。

しかし私は敢えて言う。
冬に宿泊するなら此処が良いと。



↑赤&緑のクリスマスカラーが目を惹く、ホテル・アムステルダム12月の中庭。



↑ひっそりと緑に隠された泉の如く、小さな噴水が設置されている。



↑花壇はハート型に小花型。
花から花へ渡る蝶になった気分で庭を観て欲しい、というメッセージを篭めてデザインしてあるらしい。
上から観るとまた可愛いんだ。



↑庭からホテル玄関に入ると、大きなクリスマスツリーがお出迎え。
毎年クリスマスシーズンになると、各ホテルのロビーにはクリスマスツリーが立てられる。
場内ホテルで最も大きなツリーは、多分これじゃないかなぁと。



↑沢山の熊の縫ぐるみとプレゼントに囲まれてるのが可愛い。

フロントを横切り、階段を上がり、エレベーター前まで来た所で左を向く。
そこにはかつてオークラウンジと言う名の隠れ処風ラウンジが在った。
08年秋、ホテルレストランのア・クール・ヴェールがリニューアルするのに伴い、閉店してしまったけど。
ア・クール・ヴェール内の一部に新しくカフェ・バーが出来たものの、惜しむ声は相当多かったらしく、実はそのオークラウンジが今ワインバーとして復活してるんですよ!
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=744&catid=6)
3/31迄の期間限定だそうだけど、好評ならばその先も続けてくれるかもしれない。
オークラウンジが好きだった人で、春までに訪れる予定の有る方、是非寄ってエールを送って下さいまし!
18:00~23:00の営業だそうですが、結構アバウトに都合付けてくれるもよう。
メニュー等の詳しい記事はまったりさんのブログを御覧下さい。
ワインバーと聞くと、かつての本格ワインバー、ヴィノテークに面影を重ねてしまう…。
オークラウンジだけじゃなくヴィノテークも…願わくばデンハーグごと復活して欲しいなぁ。

ちなみに私が行ったクリスマスシーズン中も、或るイベントの為にオークラウンジが開放されていた。
そのイベントについては後日紹介するとして…閉店後も開放はされてるんですよね。
ホテル側でも惜しむ声は少なくないのかなと。
寛げる良いラウンジだったもんね。



↑さて、泊った部屋は毎度の事ながら4階、写真はエレベーターを降りて、ソファの置いてある窓から観た風景。
広がるマリーナにはヨットが沢山繋留されていた。



↑何時もの事ながら広場側の部屋を指定。
海側の方が若干部屋は広く、窓も大きく、花火が目の前で観られるんですけどね。
イルミネーション煌くクリスマスシーズン中は、アレキサンダー広場側の方が景色綺麗だなと思う。
スタンダードとは言え、45m2の部屋は充分過ぎるほど広いです。



↑大きな鏡が付いたデスク。



↑寝心地の良いベッド。
そういえばヨーロッパはネグリジェに変わってたけど、アムステルダムはパジャマのままだった。
ネグリジェだと腹が冷える自分としちゃ有り難い。



↑ホテル・アムステルダムの特徴有るインテリア、淡いグリーンの椅子に花柄の長ソファ。
この長ソファに寝そべって夜景を観るのが、泊った時の楽しみなのです。



↑ファミリエ会員特典、ラッキーデー期間中という事で、部屋にフルーツがサービスしてあった。
蜜柑がメチャクチャ美味かったですv
この内柿と林檎は(堅いから宅急便で送れるかなと思い)、旅の土産に家へ送ったのでした。



↑冬に泊まるならアムステルダムがベストだと自分は考えてる。
フォレストヴィラで過すクリスマスも勿論素敵だ。
ドアに飾られたリースにクリスマス気分は盛上るだろう。
ヨーロッパで過すクリスマスも勿論素敵だ。
キャンドルサービス、お菓子の家等、クリスマスを盛り上げるアイテムが揃ってる。



↑けれどイルミネーションに彩られた教会、背高のっぽなクリスマスツリー、ドムトールンを窓から夜中眺められる贅沢は、このアムステルダムに泊らなきゃ味わえない。



↑つって夜景写真をアップしないで御免なさい、(毎回言ってる気がするけど)失敗しちゃったんですよ。(汗)
以前携帯で撮った物だけど、これで勘弁。
今迄色んな街のイルミネーション観て来たけど、やっぱり冬のハウステンボスが1番素晴しい気がする。
何より人混みにもまれて観ないで済む点が素晴しい。(笑)



↑部屋に飾ってあったカードと、フロントで貰ったコインチョコ。
折り紙を使っての手作りカード、スタッフの真心が嬉しいです。
コインチョコには(良く見えないだろうけど)サンタの顔がプリントされていた。



↑裏返すとスノーマン、味はミルクチョコでした。

部屋にチェックイン後、私はカメラの電池を充電する為、暫く休む事に。
母は休む間も無く遊びに出掛けた。
ハウステンボスの携帯サイトに、ワールドバザールでオークションが16時から始まるよ~って書いてあったんで、オークション大好きな母はそれ目当てに出掛けたのだが、それはフェイクだった。
実際は15時からの開始で、16時からは歌と踊りで綴る、子供向けの心温まるクリスマス劇、知らずに参加した母はステージで踊らされる破目になったらしい。
人の少ない平日だったからね~、席の前方に座ってた観客は即狙われ、ステージ上で強制的に踊らされたんだと。(笑)
携帯から話を聞かされ、笑ってしまった自分。
予定は未定、イベントの時間等が前触れ無く変更になる事は、ハウステンボスではよく有る事。
てゆーか変更入っても暫く情報修正しないから。(汗)
当日インフォメーションセンターで確認するのが吉なのである。



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09年冬、ハウステンボスが灯す光3

2009年12月27日 20時12分47秒 | ハウステンボス冬の旅行記
カレンダー見ててふと気付いたんですが、ひょっとして来年の1/1は満月に当たらんでしょうか?
もしもそうなら正月は初日の出だけじゃなく、初満月の出も見られるとか?
天文ファンのHPやブログを探せば、詳しく書いてあるかな~。
といったところで前回の続き、今回はパレス・ハウステンボス編で御座います。



天気予報で晴天に恵まれるのは、最初1日目だけって聞いてたんで、昼の写真は1日目に集中して撮る計画を立ててました。
しかし実際には自分達が着いたと同時に雲が晴れ、2日目は眩しい位の青空が広がったのです。
我ながら天気運良いっつか、こんな事なら2日目に撮影の為の時間を割く手も有ったな、なんて後で思ったという。
それくらい2日目は見事に晴れ上がったのでした。

というのは2日目について書く際に改めて触れるとして。
この時は何時天気が崩れても良いように、1日目に紅葉や花なんかの写真を撮り貯めとく積りだったんすよ。



↑フォレストガーデンより抜け道を潜れば、そこは秘密の花園だった。



↑ローズガーデンの薔薇の見頃は初夏と秋、私らが行った頃は微妙に過ぎてたんすけど、まだ残ってるのも在りました。



初夏に較べて秋の薔薇は慎ましい感じ。
年によって見頃は変化すれど、華やかな初夏の薔薇を観たいなら5月中旬~6月上旬、慎ましい秋の薔薇を観たいなら10月中旬~11月下旬に行くと良いかも。



↑薔薇だけでなく紅葉もまだ残っててラッキーでした♪
パレス・ハウステンボス前庭の紅葉は毎年見事。
芝生の緑と紅に染まった葉のコントラスト、加えて雪でも降ればクリスマスカラーの完成である。
但し一面真っ白にならない位の積り具合で。



↑こっちも微妙に見頃を過ぎてて大分散ってはいたけれど。
場内の小高い所に在るパレス&フォレストガーデンは、紅葉が他の場所より早く進んでたように感じられた。
私らが行った時、最も紅葉が綺麗に残ってたのは、陸の出入国口が在るブルーケレン地区でした。



↑面白いのは同じ前庭でも、左サイドと右サイドじゃ葉の残り具合が違ってた点。



↑ローズガーデン前の右サイドは、こんな風に燃える様な紅の葉が残ってたんすが、ホワイトローズガーデン前の左サイドに並んで立つ木は、既にすっかり剥げ落ちていたのです。
この差は何からだろう?日当り具合の差?ひょっとしたら海側なせいで、その分強い風に吹き飛ばされ易かったのかも。
と不思議に感じるくらい、右と左で差が歴然としてたのです。



↑ところで新しく出来たばかりのホワイトローズガーデンは、秋にはどんな風になっとるのだろうと気になり観に行く。
こっちも咲いてる薔薇が数本在ったけど、初夏に較べて実に寂しい光景が広がってました。
こちらの薔薇園の見頃は初夏オンリーなのだろうか?
それとも数年後、初代薔薇園の様に秋も咲き揃うのだろうか?



↑基本結婚式場を充て込んで造られた場所なんすけど、行った時には白いピクニックベンチ&テーブルが置いてありました。
薔薇が咲く時季に人気を呼びそうな休憩スポットですな。(但し結婚式が行われてない日限定)

写真を取り捲った後、パレス内の美術館でやってた、「日蘭通商400周年記念、ハウステンボス美術館・博物館所蔵ベストセレクション展」を鑑賞しに行きました。
気が付けば母は私を残して、とっくに入館してたという。(汗)
通常パレス美術館の入館料は500円、パスポートを持っていても200円別途に払う必要が有るんだけど、この時はハウステンボスが所蔵するコレクション展を開催してた為か、無料で入る事が出来ました。
ちなみに開催期間は2009年12/19(土)~2010年2/14日(日)…つまりまだ開催していて、来年の2/14迄は(パスポートや年間パスカードを持っていれば)無料で楽しめるのですよ。
私らが行った時はオランダ絵画やオランダの装身具、長崎出島の資料を中心に展示してたです。

目玉になってた展示品は、長崎と姉妹都市関係のミデルブルグ、ゼーランド州の人々243名の手で制作した刺繍絵画。
日蘭通商400年を機に借りて来たそうで、長さ125mにも及ぶ超大作はギネス物だそうな。
49cmの布にオランダの風物を刺繍し、254枚繋げて1枚の反物の如く仕上げてあって、完成するまで2年半かかったらしい。
あまりの長さに1階フロア埋め尽くされてたもん。
(公式サイトの記事より→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=564&catid=6)
中には刺繍とは信じられないほど精緻な絵も有ったり…写真かと思っちゃうような素晴しい物も有りました。
オランダらしく、ヨットや風車をモチーフに選んでる人が多かったです。
チューリップは意外と選ばれておらず、これはゼーランド州では、チューリップの栽培が盛んでない為だそうな。

2階フロアにはオランダ絵画と出島の資料が展示してあった。
予想してた通り、シーボルト出島蘭館、ポルセレインミュージアム、帆船博物館に展示してあった資料が並んでて懐かしかったよ。(笑)
シーボルト先生のロボットとか…動かなかったけど。
次回は陶磁器や硝子芸術品を紹介する予定だそうなんで、ひょっとしたらポルセレインミュージアム、ギヤマンミュージアムで展示されてた作品が並ぶかも。
「ハウステンボス博物館所蔵ベストセレクション展」でもあるものね。(笑)

じっと鑑賞してたらフロアに居たガイドスタッフの方が色々説明して下さった。

当時出島にはオランダ人が15~30人居住していた、とか。
中国人は5千~1万人居て、こちらは長崎の街を自由に往来していた、とか。
それで或る日シーボルトが、どうして彼らは私達オランダ人の様に閉じ込められないのか訊いたらば、長崎の役人は「彼らは身分が低いから」と答えた、とか。
オランダ人は将軍に謁見を許されたけど、中国人は許されてなかったらしい。
高い身分を与える分、自由を与えなかったと…中々ズルイやり口だ。(笑)

その他眼鏡橋についても説明して下さいまして、現存してる物は昔は精々十番目の橋と呼ばれ、眼鏡橋と言う名前じゃなかったんだそうです。(つまり名無しだった)
眼鏡橋は昔、幾つも架かってたって事ですね。
造ったのは中国人で、非常に頑丈な造りの橋は、約27年前に長崎水害に遭うまで完全に流される事は無く、その後崩れた箇所から、片側が昔は階段になっていた事が判り、今では元通りに修復されてるんだとか。

とにかく熱心な方で話は非常に面白かったけど、1時間以上立って聞いてた為に、終いには足が痛くなってしまったという。(汗)
それで申し訳無くも途中で断りを入れて、その場を後にしたんですが…本当、色々勉強させて頂きました。
その節は御免なさい&有難う御座いました、ガイドさん。

美術館を出た後は時代部屋や壁画の間を覗き、後庭を見学しました。
そういえば3つ在った時代部屋の内、1つがオランダ民族衣装の紹介コーナーに化けてたっけ。
気が付けば時代部屋が1つしか残ってないのが寂しい…。

そろそろホテル・アムステルダムにチェックインしようと15時頃パレスを出た所で、丁度赤いバスが前庭に入って来ました。
今は平日の12時~17時台に限り、パレスまでバスが運行するようになったんだっけと、まったりさんの記事を思い出した自分。
これ幸いと母と一緒に乗り込みビネンスタッドまで頼んだものの、実はビネンスタッドに停まらないバスだった事に乗った後で気が付いたのでした。(汗)

しかし運転手さん、親切にもビネンスタッドに到る手前で降ろして下さった。
その途中フォレストヴィラ出入り口手前で、3人の女性が手を挙げてるのを見て、再び親切にも拾ってあげていた。
女性達が乗り込む際、「バス停じゃない所には停まりませんよ~」と注意を飛ばしていたが…こういうマニュアル通りじゃないアバウトさが、ハウステンボスの良さだよな~と感じる。

にしても(平日限定とはいえ)パレスに停まるようになったのは便利、が、ニュースタッドに停まらなくなったり、出国方面行きはビネンスタッドに停まらなくなったのは不便。
馬車ツアーのコースとの兼ね合いも有るのかもしれんけど…そのせいで自転車を借りる頻度が高くなりそうな…もしかしてそれが狙いだろうか?(汗)







追記…国立天文台の天文情報センターで確認したら、来年1/1は満月でしかも部分月食らしい。
(→http://www.nao.ac.jp/koyomi/)
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09年冬、ハウステンボスが灯す光2

2009年12月19日 18時24分48秒 | ハウステンボス冬の旅行記
前回の続きで、今回は文字数少なく、写真ばっかでお送り致します。
写真を多く上げる分タグ文字使うから、文章入れる余裕が無くなるんですよ。(汗)
という訳でズラズラ写真が続くけど、今回はその方が良い気もする。
綺麗な景色は黙って観たいじゃないですか。
余計な喋りは入れずに、皆様、御静粛にお願い致します。

ではでは~!



トロティネでランチを頂いた後、お腹を少しでも減らす為に、2人でフォレストガーデンを散歩しました。
湖を中心にコテージを取り巻くガーデンは、場内でも最も綺麗だと評判のエリア。



↑紅葉が綺麗だった~!



↑紅葉する樹木だけでなく、緑を保ったままの種類も植えられてるから、冬でも色が溢れてて美しいんですよ。



↑花も結構咲いてたし。



↑冷たい風に弄られても、健気に咲く湖の畔の花達。



↑これは………何て花??
花の形はマリーゴールドに似た感じなんだけど、ひょろ~っと物凄く背が高かった。
自分の身長より高かったもん。
母曰く、「ダリアの種類では?」…う~ん、どうなんでしょうね~。
(後日追記、此方様のブログで「皇帝ダリア」と言う名前だと教えて頂きました。有難う御座います!母の勘が当たったか、それにしても名前通りの風格だ)



↑これは薔薇って判る(誰でも判る)、ってか裏側から撮ってどうすんだっつう。(汗)



↑これも多分薔薇の仲間でしょうねぇ…ガーデン内でこの辺りは「香りの薔薇の庭」と呼ばれてて、薔薇が多く咲いてるんですよ。



↑この花は湖の畔に咲いてたんじゃなく、コテージの庭に咲いてた物だけど、多分菊の種類に違いない。(汗)



↑自分の様に花に疎い人の為に、ガイドツアーを行ってた筈だけど、紹介頁が何処だったか不明…。(汗)
興味有る人は現地行って、アクティビティセンターで尋ねてみて下さい。
(アクティビティセンターについて→http://www.huistenbosch.co.jp/event/activity_09win/center.html)



↑対岸に架かっているのはザーン橋。
以前橋の名前を教えてくれた方、有難う御座いました。(礼)



↑香りの薔薇の庭方面から、ウェルネスセンターを右に、湖を左に小路を歩いて行くと、畑の広がるエリアに入って行きます。
このエリアの名はシェフズガーデン、前回紹介したハウステンボス総料理長のローラン氏が、丹精篭めて育ててる庭で御座います。



↑ハーブやエディブルフラワー(食用花)や野菜が植えられており、収穫された後はトロティネで出す料理等に活かされる。
だから絶対に荒らしたりせんように!美味しい料理が食べられなくなっちゃうぞ!



↑フォレストガーデンが「フォレストパーク」だった頃、此処は花ではなく樹木が中心でした。
今でも約半分は森のままに残されていて、秋を迎えると赤や黄色に色付き庭園を彩ります。
ガーデンを護る目的から、周りに常緑樹が植えられてる点にも注目下さい。
ハウステンボスの驚くべき植栽計画についてはこちらを。
秋から冬、フォレストガーデンやパレス参道には、枯れ葉と一緒にドングリ等の木の実が沢山落ちている。
ハウステンボスはこの森と共に成長した街なのです。



↑コテージが建ち並ぶ中の島へと架かるザーン橋。
中の島に在るコテージは、フォレストヴィラ内でも特に人気の高い宿泊スポットです。
街区へ出るには遠くても、窓からの眺めが非常に好いんですよ。



↑橋からトロティネの有るウェルネスセンターを望んだ景色。
ウェルネスセンター内には他に、夏季にオープンする温室プール(凄く綺麗)、「RIN」と言う名のスパ施設が有る。
RINについては公式サイトのこちらを。(→http://www.huistenbosch.co.jp/spa/)



↑橋を渡った所の紅葉、写真で見て右の、奥の方に行くと、「スワンの庭」と名付けられたエリアに出る。



↑ガーデン内に架かるもう1つの橋、「パレス橋」。
この橋の名前も以前人から教えて頂いた。(有難う御座います)



↑そのパレス橋から観た景色、赤く紅葉した樹が立ち並んでる島は、「メタセコイヤの島」と呼ばれていて、鳥達の休息場所になっている。
ちなみに左手前に建ってるコテージには、自分08年10月に泊った事が有る。
その時の記録をこの頁に纏めてあるんで、宜しければ参考にどぞ。
果樹園が横に有るナイススポットでしたよ♪



↑逆側の橋下には、白鳥がつがいで居た。
仲良いねお前達v…しかし意外と同性で友達関係かもしれない。



↑毎年クリスマスシーズンになると、コテージ扉にクリスマスリースが飾られるんだけど、今回は(も?)4種類のリースで飾ってたらしい。



↑しかし私は2種類しか確認出来なかった。
後2種類はどんな風なんだ?気になる…。



↑メルヘンチックで可愛い標識v
ガーデンのイメージでグリーンに塗られているのが尚素敵。



↑その標識の側…パレスへの秘密の抜け道近くに、「オレンジの庭」と呼ばれるエリアが在るんですが、今回訪ねた時見事に実が生っていて感動した。



↑蜜柑っぽい小振りの、美味しそうなオレンジ。
もいで持って来たかったけど、堪えました。(笑)



↑もう1本植わってまして、やっぱり実を付けていた。



↑こっちの方は較べると若干サイズ大き目で、よりオレンジらしい物でした。

余談だが場外の全日空ホテルの1階マーケットで、西海みかんが5個売りで販売してた。
長崎の蜜柑は甘くて美味い(なにせ特産物だから)、ホテルに宿泊してれば食べる機会に事欠かんでしょうが、欲しい人は買いに行きましょう。

も1つ余談、来年犬と一緒に宿泊出来るコテージが登場するそうな。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/hotel/topics/dogvilla.html)



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09年冬、ハウステンボスが灯す光1

2009年12月12日 23時01分40秒 | ハウステンボス冬の旅行記
ワンピ映画、今日から公開ですねー。
何時もはDVDになってから観る自分っすが、今年は映画館まで観に行こうと考えてます。
なんてったって今年の映画のヒロインはナミさん!
尾田っち版カリ城って噂じゃないすか!
「感動」じゃなく「興奮」を狙う、誰よりも男児に観て欲しい、そんな尾田先生の姿勢が大好きだ。
なのにイイ年した女が観に行って済みません。(汗)
ただ…初日は無理だ、だって今日会社の忘年会だったし。
日曜は日曜で用事が有るから無理、この時点で特典に貰える0巻の入手は諦めました。
いいよいいよ、どうせ連載終了後に「ファンが待ってた完璧版シリーズ刊行!あの幻の0巻まで完全収録!表紙は勿論尾田先生描き下ろし!」なんつって、発行する予定なんでしょ~?
それが○○社のやり口さ~と、悔し紛れに浮立つ世間を斜に構えて見ている自分で御座います。

「あれ?ワンピ初日に観に行かないの?」
「悔しいから観ないわ」
「ほぉ…?」
「って言うのは嘘!連日の仕事疲れに加えて年末は忘年会続きで堪えてるってのに、朝から寒い中列待ちする気になんてなれないわ!0巻なんて言って、内容はジャンプに載った物と変らないんでしょ?まだ公開したばかりなんだし、私は混雑を避けて平日のレイトショーでゆっくり観させて貰うわ!」
『初日に観に行けなくて0巻入手出来なくて悔しいんだろうなー』

なんて会話を昔パトレイバーで、後藤隊長と南雲さんが交わしてましたね~。(笑)
映画パトレイバー公開してた頃はまだ学生だったから、特典の「チケマガ」を入手して初日から観に行ったっけ。
こういう時、時間を元に戻せたらなぁ~と思う。
しかし凄いね0巻の威力、今日明日の行列の凄まじさは、下手すりゃ社会現象として、ニュースで取上げられるんじゃない?
と思ったら既にヤフーニュースで取上げられていた、初日動員数「相棒」を抜いたとか何とか。
映画公開するってのに、過去のワンピ映画をTVで放送しようともしないフジ局が、このニュースに度肝を抜かれて、遅まきながら正月三が日辺りにワンピ映画を放送する予定を立ててたら愉快。

…カテずれの話は此処までにして(汗)、以下は今年12/3~12/5にハウステンボスへ行って来た記録で御座います。



何度も何度も飽きずに遊びに行ってますが、飽きないんだから仕方ない。(開き直り)
木枯らし吹く中光り輝く街を観に、今年の冬も飛行機乗って長崎へと旅立ちました。
東京の天気は雨、予報では向うも生憎天気は下り坂らしい。
まぁ目当てのイルミネーションは雨でも雪でも損なわれるものじゃない、むしろ濡れた道に反射したりしてかえって綺麗だから良いかと楽観的に考える母と私。
今回は往復ともANAだったので、羽田第二からのフライトでした。
平日な割には混んでた、予定時間を数十分オーバーしてたと記憶している。
しかも揺れた、乱気流遭遇以来すっかりトラウマになった自分は、乗ってる間中密かに怯えておりました。
ぶ厚い雲の上に出るまでが特に揺れた。
真下に見えるのは何処までも雲の絨毯、その上に飛行機の影を囲む円い虹が映ってて幻想的だった。
なんかブロッケン現象みたいだなぁと思ったよ。

フラフラ揺れた割には着陸はスムーズで、パイロットの腕の良さに感心してしまった。
お陰で今回も1万1千m上空から、無事大地に降り立つ事が出来たのである。

羽田空港もそうだったけど、クリスマスデコレーションされた長崎空港は華やかだった。
大から小までサイズ色々なクリスマスツリーが飾られてましたよ。



↑で、そんな中異彩を放ってたのが、この巨大ちゃんぽんモニュメント。
飛び魚が丸ごと1尾入ってますよ、てか丼の中の波を泳いでるし。(笑)
今迄JALばっか利用してて、今回違う出口を使った為に気が付いたのかもしれないけど…以前はこんなの無かったよねぇ?
結構最近設置された物なんじゃなかろうか?
こんな派手なもん、気付かない訳無いだろうし…。
場所は1階、長崎へ来た記念に撮影されて行かれてはどうでしょう?

空港からハウステンボスまでは、毎度の如くバスを利用して行きました。
車窓から観た長崎の街は、さながら霧に煙るロンドン。
曇りっつうより靄ぁ~っと、見える景色が薄ら白かった。
冬ですなぁ。



↑んで11時半頃、入国棟前に到着…いやこの写真、2日目に携帯で撮った物だけど。(汗)
例年入国棟前には門松みたくクリスマスツリーが立てられるんだけど、今年は飾られてなくて残念だった。
ナイアンローデ城前の仲良し熊さんの石像にも、キラキラ首飾りがされてなかったし。
けどキラキラ首飾りについては、2日目に見た時かけてあったんですよ。
だから入国棟前の門松ツリーも、ひょっとしたら私が去った後に立てられたかもしれない…けど今年は飾ってあったクリスマスツリーが例年に比較して少なく感じられた。

それはさて置き、荷物を場内ホテル受付に預けたら、パスポートを購入して入国。



↑ゲートを潜り、最初の跳ね橋(リダー橋)を渡って、ナイアンローデ城へ…この写真も2日目に撮った物なのですが。(汗)
丁度正午近く、先ずはお昼を食べようって話に決まる。
そんな訳で、お城を潜った先に在るブルーケレンバス停から、スパーケンブルグへと向ったのです。
乗車してる間に、みるみる晴れていく雲。
スパーケンブルグに降りた頃には、青空が広がる良いお日和となりました。



↑そこからは徒歩で丘の上のフォレストガーデンに建つ「トロティネ」へ。
トロティネは暫くフォレストヴィラに宿泊する人の朝食会場に限定されていて、宿泊者以外の客は入店出来なかったのだけど、今年の秋からは一般客でもランチに利用出来るようになったのです。



↑サンルームの様な硝子張りの造り、店の窓からは森に囲まれた湖を望めます。



↑風の心地良い春~初夏、秋の頃なら、テラス席でお茶を飲むのも楽しそう。
しかし私らが訪ねた頃は、なんぼ好い陽気と言えど、外で食べるにゃ寒い冬。



↑ってな訳で白塗りの壁が際立つ玄関から店内へ、カントリー風のクリスマスリースが懐かしかったです。



↑出入り口の側に飾られてた天秤等々。
店内にはズラッとハーブを漬けたオイル瓶が飾ってありまして、それらは「トロティネ」のプロデューサーであり、ハウステンボス総料理長のローラン・ジャンマリー氏が御自身で漬けた物なのだとか。
ローランシェフの料理の特徴はハーブやエディブルフラワー(食用花)を主に使う事。
見て美しく、食べて美味しく、身体に優しいのがモットー。
場内で最も自然を感じられる区域に、シェフのレストランはとても相応しく思える。
フォレストガーデン自体がシェフの庭で、此処に植えられたハーブや野菜は、トロティネの料理にきっちり使われてるそうな。



↑内装のカラーは白を基調に、椅子やテーブルはナチュラルな木製。
窓から降り注ぐ自然光に照らされた店内は明るく爽やか、正にヘルシーレストランの趣き。



↑最初庭園側の席に案内されたんだけど、西日が眩しかったんで階段(港街)側に移して貰った。
景色を重要視するなら庭園側に座るべき…しかし陽気が好い時は容赦無く暑いよ。(汗)



↑テーブルに置かれた、飲料水の入った硝子瓶、シェフのイラスト入りのカード等。
開けてみたらアンケートだった。
硝子の一輪挿し(一輪以上挿してあるけど)がエクセルシオールの物で懐かしかった。
場内各所に散らばってますなぁ、デンハーグで使用されていた食器やインテリア類が。(笑)
出されたナイフ&フォーク入れも、ティークリッパーで使ってた物と思われ。



↑水瓶の下に敷いてあった葉っぱのコースター。



↑左から胡椒、塩、オリーブオイル。
まったりさんの記事によると、オリーブオイルは菜種油とブレンドした、シェフ拘りの物だったらしい。
塩も多分天然ですね、結晶だったし。

何頼むか結構悩んだんだけど、やはり季節物は押さえときましょって事で、売り出し中だった「冬のワンプレートランチ」を母と共に選んだ。



↑ホカホカ焼き立てのパンは、もっちりした感触で、何も付けなくても美味しかったけど、オリーブオイルを付けて食べてみたりした。
メチャ美味しいv
右が胡桃パンで、真ん中がアオサノリを焼き込んだパン、左は……何でしょうね?(汗)
正式な名称はさて置き、どれも本当美味しかったです。



↑新鮮な野菜のサラダ。



↑ドレッシングが凝っていて、マヨネーズにカレーが隠し味に混ぜてある。
そしてこの花弁は…サフラン??
綺麗で、このレストランじゃなきゃ味わえないドレッシングだと思いました。



↑さてこれがメインである、「冬のワンプレートランチ」。
6種の味が1枚の大皿に彩り良く盛られてます。
写真上の可愛いオレンジ鍋(?)料理から、時計回りに紹介して行きましょう。

「自家製ソーセージを入れたカスレ、シェフズガーデンのブーケガルニで煮込んだ白インゲン豆添え」…豚肉に豆にソーセージと具沢山のグラタン、これ1品で充分と思える位のボリュームだった。
「手作りカッテージチーズとパルマハムを入れたズッキーニのルーラルド」…も1個抓みたくなるほど美味しかった、この中では個人的に1番のお気に入り。
「昆布・魚・セミドライトマトのテリーヌ、柚子風味」…日本人が気に入りそうな魚料理です。
「ズワイ蟹を入れたマロンのクリームスープ、チーズのスコーン添え」…スープはブルーチーズの香りで独特、苦手な人も居るかもな~と思うけど、その場合少し塩を足すと良いかも、私はそうして飲んだ。
チーズのスコーンは食べる前はじゃが芋かと思ってたんで、食べてみて焼きチーズと解りビックリした。
「季節のチャツネ」…南瓜のジャムって感じ、チャツネはカレーの付け添えに出されるんだけど、デザートみたいに甘いのな。

これに紅茶or珈琲が付いて1,550円は安過ぎだと思う。
今回の旅行で寄った飲食店の中で、トロティネは個人的に1番でした。
絶対にまた寄りたい、店内の雰囲気も込みで、今最も注目のレストランでしょう。
平日で場内ガラガラだったけど、此処はそれなりに人が入ってて、好評を博してるのだなぁと。
特に女性に人気が高いようで…まぁこういう店は女性向きですわな、それとカップルに向いてます。
デートコースに是非入れるべきですよ、お兄さん!
但し場所の良さからか予約貸切が多いそうなので、事前にインフォメーションセンターで訊いた方が良いと、まったりさんからのアドバイスが。
自分も入国前に訊いてから向いましたとも。



↑デザートに注文した、「リコッタチーズのケーキにフランボワーズのアイス」。
いや、正直注文するんじゃなかったと後悔しました。(汗)
とっても美味しかった、アイス(と言うよりシャーベット)が特に自然な甘酸っぱさで気に入ったんですが、流石にお腹が苦しくなったです。(汗)
ワンプレートランチは見た目そんなにボリューム感じられないんだけど、全部食べ切る頃には「夕食要らない」モードに突入しとるでしょう。
この日の自分の夕食、すんげーいいかげんな物だったという…。(汗)



↑食事の〆のミルクティー、母は珈琲。
ミルクは温めてあり、砂糖は角でした。
とてもとても大満足のランチで御座いました♪

トロティネについての詳しい紹介は、何時もながらまったりさんのブログを参考にされて下さい。



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光の国から9

2009年12月05日 21時33分50秒 | ハウステンボス冬の旅行記
戻りました。
けどまだ心が向こうに残ったままです。
二泊三日なんて、あっという間だなぁ。

雨に見送られ、雨に迎えられた旅でした。
時々乱気流に出くわしたりもするけれど、どうやら天気運は悪くないらしい。
贅沢言えば、全く降られない位の天気運を持ちたいけれど。(笑)
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