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瀬戸際の暇人

今年も休みがちな予定(汗)

06年、ハウステンボスでのクリスマスその31

2007年01月16日 21時35分10秒 | ハウステンボス冬の旅行記
場内の何処かに潜んでる、謎の白亀。↑

ナ「『白亀さんからお手紙着いた♪黒亀さんたら読まずに食べた♪』…この歌が宝を示す暗号だとしたら、きっと何処かに黒い亀も居る筈…皆、探すのよ!!」
ウ「亀かよ!?山羊じゃなくってか!?」
ル「何処に居るんだ黒カメェー!?」
ナ「だから…今からそれを探すんじゃないの、ルフィ!」
ゾ「…黒い航海士なら、此処に居るがな。」

――ゴォン!!!!――ブシィッッ…!!

ロ「あら、返り血が…」
チ「大変だァァ!!!ゾロが虫の息してる!!!」
フ「アウッッチ!!なんて惨たらしいっ…!!」
サ「赤く染まったナミさんも素敵だーーvvv」
ル「よぉし!!皆で黒亀探して…三千里だァー!!!」

迸るルフィの冒険魂、迸るゾロの脳天からの血。

ルフィ達の新たなる冒険が始まった…!

【続】←嘘

意味無くオチ無く脈絡無く、プチ・ワンピース劇場で御座いました。
私…男キャラに酷い目遭わすのが好きだよな。(汗)(←多分昔取った杵柄『ルーミック』のせいかと)



…そんな事より姉さん、続きです。(汗)



あまりに暑かったんで、一旦ホテルに戻ってセーター脱いで来ようと思ったのですが…その前に限界スレスレ枚数の写真データを、CDに焼いて貰いに行く事にしました。
…でないとこの先撮影出来ない。(汗)
ホテル前のバス停にタイミング良く来たバスに飛び乗り、ビネンスタッド~ブルーケレン迄移動。
乗車した客は自分1人、途中乗って来る客も無く、バスはノンストップで向ってくれました。

ブルーケレン出国棟前に到着、再入国希望故、ナイアンローデ城を潜って入国ゲートでスタンプを捺して貰い、場外に出ました。
スタンプを捺して貰う時…お姉さんが「あれ?」という顔をなされましてな。(笑)
すいません、御記憶通り、昨日同時刻頃にも出国・再入国した者です。(照笑)
フィルムの現像&写真データのCD焼込等を請け負ってる『D.P.E』が、入国ゲートを出て直ぐ左に在るんで仕方ない。
店で受付してるおばさんも私と顔合せた瞬間、「あら!」ってな顔して下さいました。(照笑)
「昨日に引続きお世話になります~」と照れながらカードを渡す。
「いえいえ…こちらこそ毎度ご贔屓有難う御座います」と、にっこり笑うおばさん。

お願いした後、さっときびすを返して再入国。
「行ってらっしゃいませ♪」とお姉さんに微笑まれ……ものっしょく気恥ずかしかった。(汗)

昨日は焼込終るまで場外で雑誌(ジャンプ)立読みして待ってたんですが…
…今回はその間ホテル戻って充電してようかと。
でないとまたナイスなタイミングでバッテリー切れ起すだろうとね。(汗)

とゆう訳でまたバス乗って、ブルーケレン~ビネンスタッド迄移動。
3日も同じ格好してると顔を覚えられるらしく、偶に寄った店なんかでも「あら!一昨日もいらっしゃいましたよね!?」と言われてしまったり。
「お泊りでいらっしゃったんですか?何泊?」
「3泊です。…ひょっとしたら明日また伺うかもしれませんので、その時は宜しくお願い致しますー♪」

…なんて…なんて言っといて…結局寄らずに帰っちゃったりしたり……

御免、おばちゃん…嘘吐いて御免…寄ろうと思ったけど時間が無かったんだよ~~。(汗)

11月だってのに初日Tシャツでうろついてたのも、妙に印象付けてしまった原因かも知れない…。(だって本当に夏みたく暑かったんだよ…)(汗)

ビネンスタッドバス停で降りる予定だったけど、その前に『パティスリー』寄って夜食用にケーキ買ってくかと、その1つ先の『ドム・トールン前』バス停で降りました。

『パティスリー』は前回行ったロード・レーウの近所、ドム・トールン下のワールドレストラン街1階に在るカフェ&ケーキ屋さんです。



↑バス停降りて橋渡った先に在る。



↑季節毎に発表されるケーキ(デザート)が評判。
今年のクリスマスには、この4種類のケーキが出ていました。
私が選んだのは2番の『ショコラ・ニュイ(450円)』。
チョコレートケーキだったのと、パイで出来た星が可愛かったもので。

クリスマスシーズンにはお菓子の家シューツリーが店内飾られるのですが…私が行った時は飾ってなかった。
今年はどうだったのかな~。

ケーキを買った後、今度は海側の道からホテルまで徒歩で戻る…此処まで来ると歩いた方が早いんで。
ホテル・アムステルダム第3の出入口より、『オークラウンジ』を突っ切って館内へと入りました。
…店員さんと顔を合せた瞬間、気恥ずかしかった。(照笑)

部屋は綺麗に掃除してありました。

バッテリー充電し、セーターを脱いで、ほっと一休み。
補充されたほうじ茶淹れて、花柄長ソファに座って寛ぐ。

窓から外観れば、リンリン鐘鳴らしながら広場を廻るサンタさんの姿が。
『サンタの散歩』っつって、記念撮影を募るサービスですな。

流れる雲を眺めながら体を休めてると眠くなる…睡魔を堪えるのが中々に大変だった…なるべくバス使ったりしてたとは言え、やっぱり疲れてたらしい。

約1時間後、そろそろ仕上がる時間なんで、起上がってまたホテル出て、バスでビネンスタッド~ブルーケレン迄行く。(忙しない)

ホテルを出たのは15時台のチェックインタイム。
ロビーでヴァイオリン奏者の女性が優雅な曲を弾いている所に出くわしました。
加えて正門前にサンタさんの乗ったタクシーが到着する場面にも出くわしたり…此処のサンタさんはタクシーを乗り回すのだ。(笑)
私と顔を合せたサンタさんは笑顔で手を振って下さりました。(←という事が有ったのを昨日書き忘れたんで1/17に追記…御免よ、サンタさん)

そしてまた入国ゲートから場外に出ました。
出る時またゲートに居たお姉さんから「あら?」って顔をされる。
「度々済みません~…さっき掌に捺して貰ったんで、スタンプはもういいですかね~?」と伺ったら、笑って通して下さった。
『D.P.E』で焼込んで貰ったCDを受取り、またもや再入国…いやもうね…気まずいんで、『D.P.E』受付、出来れば場内側にも用意して下さい。(汗)

ブルーケレン~ビネンスタッド迄、バスに乗って戻る。(←リフレイン)

ロビーに戻って来た時、先程出会ったサンタさんは、ツリー前で宿泊客を迎えてる最中でした。

部屋に帰る途中、『オークラウンジ』前のショーケースを見たら、既に2種類のケーキしか残ってない。
え~?未だお茶タイムなのに…え~??なんて思い、店員さんに「済みません、今日のケーキ、もうこれしか残ってないんですか?」と伺ってみると、「はい、済みませんが、本日はこれしか残っておりません」との無情な答。

そういえばホテルから貰った2,000円分クーポン券、まだ残ったままだった事を思い出す。

1つはチーズケーキ、もう1つはオレンジケーキ…オレンジケーキが美味しそうだ。
部屋戻ってカメラにカード&バッテリー装着、また降りて来た時、未だ残っていたら寄ってくかと頭の中で予定組む。

その様にしてから店寄れば、幸運な事にお目当てだったオレンジケーキは未だ残っていたのでした。



↑『オークラウンジ』はエレベーターの左側に在る、海の男の書斎風ラウンジ。
昼は喫茶、夜はバーとして営業してる店です。
私が行ったクリスマスシーズンは、プレゼントに囲まれた可愛いツリーが、フロアに飾ってありました。
時計の下には『旅』・『サライ』・『婦人画報』といった癒し系雑誌が置いてあり、自由に読めるようなってます。



↑写真の硝子窓に見える部分が、話に出したホテル第3の出入口です。
此処から海沿いの道に出られるようなってる。



↑窓から観えるのはヨットハーバー。



↑その窓際席…フカフカのソファに座り、店員さんにケーキセットを注文しました。

お客は私独り切り…奥まった場所に在るんで、宿泊客以外の人は入り難いのですよ。
客の立場からすれば、それ故に静かに過せる穴場。
デンハーグのティークリッパー&ヴィノテーク、ヨーロッパのアンカーズラウンジ&シェヘラザードと比較すると、通常メニューにこれといった特色が薄い気もしますが(偏見?)、居心地の良さから最近気に入ってるラウンジでありまする。



↑暫くして来たケーキセット。
ケーキ載ってる皿が何となく和調で面白いかと。
珈琲を入れるカップも陶器の器を用意していて、自分で選べるようなってるんだそうな…何時も紅茶選頼んでるせいか、自分は言われた事無いですがね。(それとも頼めば紅茶でもOKなのだろうか??)(1/19追記、↓のコメント欄で、ぐらさんより「紅茶でもOKですよ~」との情報戴きました…ぐらさん、有難う御座いました!)
あ、此処の砂糖は角砂糖、ミルクは他ホテルラウンジと同じく、しっかり紅茶用の物でした。



↑注文した『オレンジのシブースト』。
上に飾ってあるオレンジのスライスは、煎餅みたいにパリパリしてた。
焦がしてある表面のカラメルもパリパリで甘苦く、中の甘いカスタードクリームと合せて食べるととっても美味しいv
クリームの中にも甘酸っぱいオレンジが隠れてましたv
下のスポンジはチョコ…チョコとオレンジって良く合いますよね~。
残り物のケーキだったけど、どうやら福が有ったみたいです。(笑)

此処のラウンジは席から店員さんの居るカウンターが見え難い造りになってまして。
云わば死角…店員さんの視線を感じない点が、居心地の良さを倍加してるんでないかと。
独り旅の方には特にお勧めで御座います。

ゆっくり1時間程も過し…窓から漏れる光が薄暗くなった頃、席を立つ事に致しました。
クーポン券1,000円分使って、払った残り金額は270円。

店出る時に店員さんから、「ケーキはお目当ての物でしたでしょうか?」なんて訊かれてしまう。
ああ…さっき「これしか残ってないんですか?」って尋ねたもんだから。(笑)
「ええv残り物には福が有りましたわv」なんて笑って応えた後、何時も何時頃でケーキは無くなっちゃうのか伺ってみる。
「15時頃でしょうか?…過ぎると大抵無くなってしまいます」との事でした。
秋はやっぱりモンブランが1番人気らしい。
ホテル・ヨーロッパなんか…此処数年ケーキ食べられた事無いなぁ~。(何時も15時過ぎて行くから…)

【1/19追記】まったりさんのブログからの情報ですが、現在各ホテルラウンジでは毎水曜を『レディースディー』に設定し、女性に限りケーキセットが20%オフとなるそうです。
……惜しいっっ、後ちょっと前に設定されてれば、私が行った時に間に合ったものを…。(残念)



↑ホテルを出てビネンスタッドバス停横の『フィギュアヘッド』を覗きに。
…疲れた言う割にはあちこちうろつく人。(苦笑)
けど日暮れ時の場内は夢の様に美しく、散歩するには絶好の時間なのです。

『フィギュアヘッド』は海をモチーフにした雑貨を売る土産屋。
帆船模型やエキゾチックな船首像(フィギュアヘッド)を売ってたりして、店内怪し気な雰囲気が立ち篭めてる。
残念ながら店内『撮影厳禁(店外でも商品は×)』な為、遠巻きにして写してみた。
…今回ミュージアムスタッドにあんま寄れなかったな~、そういえば。



↑オルゴールの博物館、『オルゴールファンタジア』にも寄れず、ちょっと心残り。
無理すれば寄れなくもなかったけど、無理する必要も無いだろうと考えて。

館内1階オルゴールショップ『パンドラ』には寄りましたけどね~。



↑店内陳列されてた『エッグアートオルゴール』。
銀の卵の中で催される、ロマンチックな結婚式。
…つい『名探偵コナン』の映画を思い出してしまった。(『世紀末の魔術師』だったっけ?)



…今回は此処まで~。
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06年、ハウステンボスでのクリスマスその30

2007年01月15日 20時59分12秒 | ハウステンボス冬の旅行記
記事上の写真は、ビネンスタッド『インフォメーション』横から覗いたドム・トールン。↑
場内パトカー&救急車が、建物横で涼んで(?)ました。
今一はっきりしなくって申し訳無い(汗)…はっきりした写真は春頃UP予定~。


ドム・トールン1階に在る大ホール『ユトレヒトプラザ』では、現在中国雑技団による演技が行われています。
冬休みから春迄(今回は12/26【火】~2/25【日】)のイベントとして、ハウステンボスでは恒例になってますが、今年は『中国成都雑技団』と言う初グループ公演だそうな。
ぐらさんのブログふくちゃんのブログに記事が載ってますので、どうぞ御覧下さいませ。



ハウステンボス仲間のすまさんレポ、『光と薔薇の街(2006)』が、昨日で無事最終回を迎えました♪
すまさん、お疲れ様でした!
以前記事で、「此処の場内ホテルは連携が良い為、宿泊客の中にはホテル宿泊ラリーをする方も居られる」と書きましたが…今回正にすまさんがそれを実行して下さいました。(笑)
デンハーグ→ヨーロッパ→アムステルダムと廻るコース、ヨーロッパではバリアフリー対応ルームにお試しで宿泊されてみたそうな。

すまさん…次回は彼氏を巻き込んで、フォレストヴィラもコースに加えよう!(←ヴィラはコテージなので、2名以上からでないと泊れないのだ)(←と書いたら、ウロウロさんから「泊れなくもない」とのコメントを貰う…確かにパック旅行等でなければ泊れまする…が、やはり独りには向かない、広過ぎて寂しくなるから止めといた方が良いです。)
『迎賓館』も更に加えると見事コンプリートなのだが……流石にあれはお高いからな~。(汗)
割引プラン使っても1泊十万近いもんで…しかし昔と比較すれば、一生泊れない事も無い値段まで下がったっつか…その内チャレンジャーが周囲に現れるやも知れぬ。

すまさんレポは、記事の面白さだけでなく、色々参考になる情報も多いのです。
記事下の返信リンク辿れば、その1から読めるようなってます。
是非御覧になって下さいまし~。
時にすまさん…私もハウステンボスは『天人の国』だと思ってますよ…色んな意味で。(笑)

紹介終えた所で昨日の続きです~。



ショーの時間まで後10分程有ったんで、それ迄ずっと気になってた事を伺いに、ビネンスタッド『総合インフォメーションセンター』へ寄ってく。

車椅子&ベビーカーのレンタル・ATM・電話・具合が悪くなった人用静養室・授乳室等を備える『総合インフォメーションセンター』は、場内中央広場に建つ教会(ギヤマン・ミュージアム)の裏に在ります。
また、お役立ちな場内情報も教えて下さいます…困った事、何か訊きたい事が有った時は、此処に駆け込むと良いでしょう。

場外の入国棟内にも、『総合インフォメーションセンター』が在ります。
どちらもいざという時の為、事前に場所をチェックしとこう。

それでまぁ、何を訊きたかったかと言うと…今回のクリスマスショーがあまりに民俗芸能調っつかマニアックだったんで(?)、何処の国の歌だったり踊りだったりするのかを知りたいなぁと。
案内嬢のいらっしゃる窓口に近付き、そそっと伺ってみる――

私「…済みません。プログラムについてお伺いしたい事が有るんですが~。」
案「はい、何でしょう?」
私「あの…パレスやワールドバザールステージで歌われてる方々は、何処の国からいらっしゃったのでしょう?」
案「…少々お待ち下さいませ(と言って目線を落し、ガイド冊子を確認する)……ブルガリア共和国ですね。」
私「ブルガリアですか!?(ハンガリーからだと思った←根拠無)」
案「はい、そのようです。」

私「えっと…それじゃ…『ラブ・サンステラ』でコサックダンスに似た感じの踊りしてた方々は…何処の国からいらっしゃったのでしょう?」
案「…少々お待ち下さいませ(と言ってまた確認)…モルドバ共和国からのようですね。」
私「モ…モルドバ???(←予想もしてなかった回答に、一瞬頭が空っぽになる)……済みません、無知で済みません。…あの…モルドバ共和国って……何処ら辺に在る国なのでしょう…?」
案「……少々お待ち下さいませ(と言って以下略)……………ブルガリア共和国の近く…ですね!」

――地図で見てみよう、モルドバ共和国の位置→ http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/moldova/

ルーマニアとウクライナに挟まれた、日本の約1/11の国土面積という、極めて小さい国らしい。(参考ウィキペディア)
旧ソビエト連邦の一部国、ソビエト崩壊後、91年8月に独立した国家…コサックダンスに似てると感じたのは、強ち的を外したものじゃなかったみたいです。
将来的にはルーマニアとの合併が計画されても居るそうですが、反対勢力も起きてたりして先行き不透明らしく。
ヨーロッパの最貧国と呼ばれる程、経済状態も思わしくないそうな…ハウステンボスが呼んだ理由が少し解ったような気がします…。(モルドバを援助してる国の第1位はアメリカ、2位ドイツ、3位オランダ、4位日本なんですと…自国が援助してる国を知らなくて御免…)

…話を戻して。

私「えっとそれじゃあ…あのファイアーパフォーマンスチームは、どちらからいらっしゃったのでしょうか?」
案「……少々お待ち下さいませ……アメリカからですね。」
私「質問ばかりで済みませんが、後1件だけ…『ラブ・サンステラ』でヴァイオリンを演奏してた方々は、ハンガリーからいらっしゃったのですかね?(ハンガリー舞曲演奏してたし)」
案「…お待ち下さいませ……はい、そのようです。」

――と、このような回答を得られたのでした~。

今回クリスマスプログラムはクリスマス色が少なく、その点個人的には不満が多少残りました。
来年のクリスマスは、出来ればクリスマス色溢れる、判り易いプログラムにして欲しいな~と感じたです。
…が、しかし、ショー出演者の芸はどれも実に素晴しかった!
是非また御出演を期待したいです…今度はクリスマス以外の他シーズン中に呼ばれては~と思う。

質問に答えて戴き満足した所で、ワールドバザールステージに向います。

平日だったけど、ステージ席は割と埋まってました…修学旅行のシーズンだったからだろう。
わたしゃこのワールドバザールステージが結構好きだ。
出演者との距離が近く、一体感が持てるのが良いかと。

丁度席に着いた所で、噂のモルドバ共和国から来た民芸舞踏団、『フルエアラーシュ』の皆様がお出ましになられました。



↑民族衣装に身を包み、仲良くお手々繋いで御登場~。
見た目『花いちもんめ』か、『かごめかごめ』か。
物凄い速度で手を振り上げ足を振り上げ、クルクル回転し続けたり。
写真に写ったメンバーの手がブレてる点から、どんくらい速い動きか判るんではと。
高速で足を踏鳴らしてても全く足が縺れないという離れ業…普通の人には出来ませぬ。
特に素晴しかったのが、リーダーと思しき爺ちゃん。
若者に負けぬわとばかりに跳ねる、踏む、鞭で(床を)叩く!
…圧倒されました。



↑ステージ前に立ってるのが、そのファンキーな爺ちゃん。
ショーの途中で衣装替え、ちょっとカウボーイに似たスタイルです。
フィナーレは観客も巻き込みレッツ・ダンシング。
自分も手を引っ張られたのですが…御免、恥かしがり屋なもんで辞退した…ノリが悪くて御免、誘ってくれた兄ちゃん。(汗)

最初こそ呆気に取られてた観客が多かったけど、最後は皆ノリノリだったよう。
元気いっぱいの楽しいショーで御座いました♪

ショー終了後、一旦ホテルに戻ってセーターを脱いでこようと考える。

……暑かったんだよ…11月なのに…すっごく。(汗)

昼過ぎて天気もやたら上向きになり、見上げれば雲が未だ多いとは言え、風で常に吹き飛ばされてて青空カンカン照り。



↑総合インフォメーションセンター前に立ってた『ホワイトラブツリー』。(懐かしい…十周年クリスマスに出てたヤツだよ…他のツリーもその年からの物だが)
まるで雪山の様な純白カラーが、涼感を与えてくれます。



↑その後ろの教会背面側に飾ってあった『メモリアルラブツリー』。
飾ってあるオーナメントは『ラブツリーオーナメント』と言い、場内500円で売られている商品。
ブラックライトで光る仕掛けになってるそうな。
それを買ったお客はメッセージを書いて、短冊の様に願いを込めて飾る訳です。
…このツリーは客の手で飾れる位置にはちょっと在りませんが。(汗)



↑そのメモリアルラブツリーの下に立つ『ラブツリー』になら自力で飾れます。
みーさんのブログに詳しい記事が載ってますよ。
売ってる店についてはちばさんのブログを御参照下さいませ。

クリスマスシーズン恒例で売られてる、カップル向きのアイテムで御座いますv



…今回は此処まで~。
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06年、ハウステンボスでのクリスマスその29

2007年01月14日 20時30分39秒 | ハウステンボス冬の旅行記
陽気が好かったんで、外デッキ座って日向ぼっこしながら、ゆっくりのんびり船の旅。
船内では途中過ぎてく街のガイドが流される。
時折出会う白鳥や鴨が、慣れたように船を避けて泳いで行ったり…長閑な風景で御座います。

橋6つ潜り抜けた頃、カナルクルーザーはドム・トールンの聳えるユトレヒト街区に到着しました。

目指すレストラン『ロード・レーウ』は、ドム・トールン下、ワールドレストラン街の内の1軒。

ユトレヒト・カナルステーションに到着、階段上って1階へ。
記事上の写真は、シンゲル橋から撮った物です。↑(実はこの写真、食べ終った後で撮影した物だったり…)

正面写ってるクリスマスツリーの名前は『ピュアグリーンツリー』。
昼間は緑ですが、夜になるとクルクル色が変って綺麗でした。

展望台への入口手前、1階右側に『ロード・レーウ』は在ります。
元は国内唯一のオランダ料理レストラン。
しかし暫く休業後リニューアルしまして、現在昼はハンバーグ、夜はステーキ専門レストランとして営業中。
…ニュースタッドに在るステーキレストラン、『スモーキーテースト』と食い合っちゃわないか、少し心配なのですが。(汗)

リニューアル後初めて入る訳で、少しドキドキ。
気に入ってた店なだけに、あんま変ってたら哀しい。

逡巡しながらドアを開けると――



↑嬉しい事に店内の様子はそんな変って居ませんでした!
壁際に飾られた磁器の大皿、豪奢なシャンデリア、紅い背凭れの付いた椅子が懐かしい~。(笑)

ランチタイムは1,000円台のメニューも有るせいか、修学旅行生も多かった。
これは高級レストランだった昔には考えられなかった光景。
結構賑わっていたのが嬉しかったなぁ。

混んでた事も有ってか、案内されたのは出入口傍、窓際の席で御座いました。

プログラムで紹介されてた、『煮込みハンバーグセット(1,500円)』を注文。
トマトソース・和風ソース・デミグラスソースの内より、デミグラスソースを選びました。



↑始めに来たのはサラダ。
出された器も昔通りで嬉しい限り。
グリーンサラダにオレンジのドレッシングと、彩りも美しく。



↑その次に出されたのはスープ。
ハンバーグ以上にこのスープの味が懐かしく…感動した。
人参&ジャガイモが、綺麗なサイコロ状に切られて、鏤められてるのなv
ちゃんと煮込まれてるんだけど、しっかりした食感なの。
ジャガイモが煮崩れしてないんですよ。
地味に見えて凄い業じゃないでしょか?

以前此処でクリスマスディナーを戴いた時…出されたスープが今でも記憶に残ってます。
薄翠色したポタージュスープの真ん中に、『かんぴょう(?)』のリボン結びが浮身として飾ってあったんですよ。
なんて可愛いセンスだろうと感激した。
Dさんが仰ってた事だが…ホテルレストランで出される重厚なフランス料理とはまた違う、あくまで家庭的な『御馳走』スタイルこそ、此処のメニューの味だろうなと思う。



↑メインの煮込みハンバーグだって勿論美味しかったですよ~。
まったりさんによると最初はフライパンで提供してはいなかったらしい。
…けどこやって小っちゃいフライパン上熱して出すと、可愛くて良いかもと。
ハンバーグにナイフ入れた瞬間、肉汁がジュワ~っと流れ出し、ソースと溶け合う瞬間が堪らない。

所で此処までメニューが進んでるのに…パンが未だ来ない。
ソースに付けて食べたいな~と考えてたのに。
気になって通り掛かった店員さんに伺ったら、「今焼いてる所です」との事。

…成る程、焼いてる所じゃ仕方ない。
繁盛してたからな~。(笑)
店内引切り無しに店員さんが動いておりました。

粗方ハンバーグを食べ終った頃、お待ち兼ねのパンが出て来ました。



↑パリッと焼かれて出された、温かいパン。
これはホテルでも見たなぁ…写真上のパン…確か『パン・エコセ』って名前だった。
場内で出されるパンの多くは、場内の同じ工房で作られてる物だそうな。
或る意味何処で食べてもホテルメイドの味わいだという。
独自で作ってる店も在るようですが…『エバーカフェ』とか、『プッチーニ』とか。

どっちのパンも美味しかったですv
白パンはフカフカvフランスパンはパリパリv
が、パン以上に嬉しかったのが、バターの入れてある壺っつうか。(写真右に写ってる物)
これも懐かしかったな~、リニューアル前からこの店が使ってたバター壺ですよ。
最初此処に来た時…バターが入ってるとは気付かず、指でツンツン突付いてしまったという。(恥笑)
結構手間が懸かると思うんですけどねぇ、毎回壺に入れて客に出す訳ですから。
てゆーか最近の店はバターとは名ばかりで、市販のホイップマーガリン出してくれたりする所も多いですから。(安い店ならそれでも別に構わないけど)
ちょっと感動した拘りでした。



↑食事の最後は珈琲で。
これも昔ながらの、懐かしくまったりと濃い味。
砂糖はざらめ、クリームはちゃんと珈琲用の、とろりとしたクリームでした。

大変美味しゅう御座いました。(←最近『料理の鉄人』づいてる…)

ランチタイムは11時~15時迄だそう。
夜は以前同様、高級感漂うレストランとして営業してるらしいので、昼とはまた表情が変るだろう。
今度は夜に訪ねてみたいと思いました。

お勘定終え外に出て、ドム・トールンの時計で時刻確認したら、14時近かった…2時間近くも居たらしい。(汗)
スローフードが流行る前から、ハウステンボスではスローな食事が推奨されておりました。
此処に居ると時間が外界よりゆっくり流れてるように感じるものです。

14時~ワールドバザールステージでまたショーを観る予定を立ててたので、橋を渡り隣のビネンスタッドへと向いました。



…今日は此処まで~。




【おまけの四方山話】

受験シーズンですね~。(と、NHKのニュースを観て思う)
今年から数年、周囲に受験生を抱えた御家庭が多いようで…大変だなと他人事ながら。
そんな折、呑気に旅行記書いてて済みません。(苦笑)

自分が受験生だった頃を思い出すと、当人はいたってお気楽だった。
勉強は大変だったけど、学校帰りは何時も友人達と蕎麦屋行って、食べて飲んで笑ってた。(飲んでたのは酒じゃないですよ)
親の方が辛そうだったです。(苦笑)

野球チーム応援してるファンの気持ちに近いかなぁと。
自分が頑張ってどうこう出来る問題じゃなし…結果に一喜一憂、心配するばかりで何もしてやれない。
自分が苦労する方がなんぼかマシと考えちゃうんでないかな~と。

受験生は勿論だけど、受験生抱えてるお父さんお母さん、頑張って。
…とは言え気を張り過ぎると疲れて体調悪くしちゃいますんで…偶には逃避しよう。(笑)
受験は時期もの、一生続くもんじゃないんだし。(人によっては一生続けるような勢いの方も居られますが…)
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06年、ハウステンボスでのクリスマスその28

2007年01月13日 17時34分53秒 | ハウステンボス冬の旅行記
昨日に引続き、今回もキンデルダイクよりお送り致します。



『キンデルダイク』はオランダ同名の田園地帯をモデルに造られた小島です。
場内には数十万本もの花が植えられてますが、その内の約半分が此処に集まってるそうな。

…成る程、綺麗な筈ですな。

花畑が広がる絶景故、撮影スポットとして最も人気の地。
土日祝日は撮影してるカメラを避けながら通るのが至難の業だったり。(笑)

花畑の間には畦道が造られてまして、被写体となる人物をそこに立たせて撮れば、見渡す限り続く花の波の中に居る様な写真が写せる。

近所の農家のおばちゃん達が、毎日水と肥料を撒いたり花を植替えたり…そいった街造りの姿勢を隠さずに、在りのまま見せるのがハウステンボス流。
挙げた写真の何枚かにも写ってますね。

キンデルダイク地区のシンボルは三連風車。
その内の1基、真ん中の風車(記事上の写真がそう↑)は『ミュージアム・モーレン』と言う名前で、内部が見学出来る様になっています。



↑中で回ってる歯車…1時間に170tもの水を汲み上げる力が有るらしい…近くで観ると結構迫力。

中に展示されてたパネルによると、第二次世界大戦中は、味方の飛行機に戦況・指示等を伝える通信手段としても使われたそうな。



↑こんな感じ…よく見えないでしょうが(汗)…例えば「小休止」は正十字、祝事が有る時は羽根で国旗を掲げるらしい。



↑花畑の中間に位置するよう在る、『ブールンカース』。
17世紀オランダのチーズ農家をモデルに造られた物です。



↑中はチーズを売る売店になってます。
ただ売るだけでなく、チーズの美味しい食べ方を、店員さんが教えてくれたり。
チーズを載せてカリカリにトーストした物等を味見させて貰えますよv

此処のクリスマスツリーは、昔風にクッキーを模したオーナメントで飾ってあって可愛かった。



↑出入口近くに在るテーブルセット。
当時のオランダ家庭の団欒する姿が見えるようですね~。
座って写真を撮ってく人も居ます。
戸棚を開けるとベットが在るらしい。(今は開けて観ちゃ駄目なんだろうか?)
昔のオランダ人は長く横になって眠ると悪鬼に魂を抜かれて蘇る事が出来なくなると信じてたらしく、戸を閉めた中上半身起した体勢で眠っていたそうな。



↑その横の台所…ちょっとおままごとしたくなるかも。(笑)

チーズ農家の横には『花畑のカフェ』なるオープンカフェが在り、飲むチーズケーキシェイク『カースシェイク』や、オランダ版パンケーキ『パネクック』を買って味わえまする。
天気の好い日は此処で花や運河を眺めながらの食事が美味しいv

…うっかり時を忘れて撮影し捲ってたら、撮影枚数がまた限界値に近付いとった。(汗)



↑ナイアンローデ城の時計で時刻を確認したら正午近いし…急いで昼食を予定している『ロード・レーウ』迄行く事にしました。(いや別に予約してる訳じゃ無いんだから、急ぐ必要は無かったんですが…)

『ロード・レーウ』の在るユトレヒト地区までは、キンデルダイクからカナルクルーザーに乗って約15分。



↑キンデルダイク(と言うよりブルーケレン)に在るカナルステーション。
カナルクルーザーの発着点は此処と、ドム・トールンの建つユトレヒトになっています。

正午近くなって青空が広がり、暑くなって来ました。(セーター着て来たのに…)
ツアー客が到着して、場内段々賑わって来たのも好い感じ。

橋を渡ってステーションでパスを見せ、クルーザーに乗ってユラユラと場内半周。



↑キンデルダイク~ユトレヒトへと向うルートは、瀟洒な別荘地区ワッセナーの建並ぶ横を進むので、逆ルートで行く以上に眺めが良いのです♪



…と此処までで今回は〆。
次回は『ロード・レーウ』編って事で。
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06年、ハウステンボスでのクリスマスその27

2007年01月12日 20時55分40秒 | ハウステンボス冬の旅行記
ベンチで日向ぼっこしながら、アイスを食べ終わる。

シティゲート『デルフト』を潜り抜けると、そこは花咲き誇るキンデルダイクだった。

以前この記事で、花の植えてあるベンチについて書いたんですが、↑観ての通り、まだちゃんと置いてありました♪

…といった所でこっから先は、『料理の鉄人』のオープニング思い浮べながらお読み下さると嬉しく思います。(知らないって方は映画『バックドラフト』の音楽を…ってこれも知らなかったら御免なさい)(笑)



私の記憶が確かなら…ハウステンボスは日本の南方…長崎県に在る筈である。


春・夏・秋・冬…絶える事無く花の咲乱れる都、ハウステンボス――


中でも場内半分の花が集う小島、『キンデルダイク』の美しさは筆舌に尽くし難い…

春ならチューリップ…夏ならサルビア…秋ならマリーゴールド…冬ならパンジー……

正に千変万化…人は此の地で、美との逢瀬は一期一会である事を知るだろう。

ハウステンボス私設応援会会員№7373、Biyorie・Kotobukkie氏(誰)はこう言う。


「もうね…溜息しか出ないですよ。
 本当に美しいものを観た時は、言葉なんて出て来ないものなんです。
 松尾芭蕉を御覧なさいよ。

 美を語るのに言葉は無意味だ。
 野暮でしかないんですよ。」


――ア~~~♪

――ア~ア~ア~ア~ア~~~♪

――ア~~~…♪


多弁で知られる氏を黙らせる程の威力――それは一体如何なるものなのか、興味はいや増すばかりだ…。


――さぁ…キンデルダイクよ…!

泣く子も微笑み見惚れさすと評判のその実力…大いに魅せ付けるが良いィィ…!!




――パァ~パ♪――パァ~パ♪



――パァ~パ♪



――パァ~パパァ~♪







――パァ~パ♪――パァ~パ♪




――シャリッッ…!!!(←パプリカを齧る音)




――パァ~~パァパァ~~~…♪

――パァパァ~~~~~~…♪

――パ♪――ダカダンダン!!ダカダンダン!!


私の記憶が確かなら…このブログは『goo』の提供でお送りしている筈である…!


――ダカダカダカダカダカダカダカダカダン…!!!





…gooさん、勝手にネタに使っちゃって御免なさい。(笑)

ちょっと今回は何時もみたく無駄に説明せん方が良いかな~と思って…悪ノリすいません。(苦笑)



今回は此処で〆て、次回へ続きま~す。 
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06年、ハウステンボスでのクリスマスその26

2007年01月11日 20時54分15秒 | ハウステンボス冬の旅行記
午前9時、開園を告げるカロヨンの音を合図に外へ。
風が強くちょっと寒かったので、流石にTシャツは止め、セーターを下に着てく事にしました。

中庭出た所で雨がパラパラと――のっけから勘が外れたかと、焦って空を見上げる。
したら空は辛うじて晴れて明るく…どうやら天気雨だったようでほっとした。

ホテル前のビネンスタッドバス停~ニュースタッドバス停迄、クラシックバスで移動。
運ちゃん曰く、見晴台撤去工事は今日まで…明日からは通常のニュースタッドバス停を利用出来るようになるとの事。
そんな訳でこの日も実際に降ろされたのは、シティゲート『デルフト』の前でした。

開園したとは言え、ニュースタッド内は何処も営業して居らず、人影も殆ど見当りませんでした。(乗って来たバスも貸切だったし…)
お客の多くは遠方からの旅行者だもんな~。(汗)
『トリックアート迷宮館』は9:10~営業してたんすが、それは昨日行ったし。
他アミューズメント施設は9:30~だっつう事で(ホライゾンだけ9:40~、土産店やレストランは大概10~11時に開店します)、暫く『Kirara』館の裏回って、運河に浮ぶ白鳥の姿を観察してました。

記事上の写真は、『Kirara』館正面側から撮った物。↑



↑これは裏ではなく横から撮影した物。
以前と比較すると、大分アミューズメント館らしくイメチェンしておりました。
写真じゃはっきり観えないでしょうが(汗)、11月の運河岸には色取り取りの薔薇が咲いていて、とても綺麗でしたよ。

此処の白鳥は人懐こい。
人の姿見掛けるとスイ~と近付いて来て、「餌くれ」モードで迫るという。
2羽の白鳥が自分を見掛けて、やっぱりスイ~と近付いて来まして…残念ながら餌持って無かったんで、万歳して「餌持ってませんよ」の意を表したら、またスイ~と何処かへ去って行きました。
…中々現金な性質である。

『タンテ・アニー』裏の運河、ジョーカー橋の近くでは、朝10時より『白鳥の餌やり』なるイベントを行っておりまして。
先着50名(なんて言ってるが実際にはアバウト)まで、白鳥に餌をあげて触合える時間を設けています。
時間になるとちゃんと白鳥達が一堂に集まって来るのだ。
餌は宿泊客が残したと思しきホテルのパン…なんて贅沢なんだ。(笑)(鳥用飼料も用意してある)
みーさんのブログに詳しい記事が出ているので御参照下さいませ。
冬季は鳥インフルエンザを懸念してお休みしてるかもしれませんが、春~秋は毎朝行っていて、家族連れに人気を博しております。
運河には柵が無いんで、小さい子供連れの方は注意した方が良い。
偶に落ちる子が居るらしいんで。(笑)

ついでにバラすと、此処の白鳥は鈍いらしく。
前に何処かの局が放送した視聴者投稿ビデオに、飛んでて目測を誤り、橋に激突する此処の白鳥を映した物が有りました。(大笑)(撮影した方、特ダネだな~)
鈍くて居られるのは平和な証拠だろう。(笑)

運河の掃除人は此処の白鳥と魚。(勿論人間もしているが)
河を覗くと魚がウジャウジャ居ますよ~、しかも海水魚が。
此処の運河は大村湾と繋がってるのでな。

『Kirara』オープン5分前、漸くスタッフのお姉さんが御登場。
入館の受付を始めたので、パスを見せて中へと入る。

2階に在るシアターは真っ暗でした。

シアター内に入る前に、案内のお姉さんから、「滑らないよう足下に注意して下さい」と言われる。
中へ入って…成る程と納得。

床も椅子も透明な硝子なんですよ!
これにはびっくり、確かに雨の日なんか恐いだろう。
しかも真っ暗ですから…おっかなびっくり緊張しながら、1番前の中央席に座りました。
オープンしたばっかとは言えど、私以外にも数人のお客が中へ入って来ました。
ちょっとほっとした。(流石に自分独りじゃ寂しい)

上映開始、最初は月君と博士が月と地球の関係について教えるアニメーション。
あ、本当だ…月君の声、ウロウロさんが仰ったように坂本千夏氏だ。
前半のアニメーションを上映してる間は、正面スクリーンのみ使用してるんですな。

が、その後CG映像に移ると、左右塞いでた暗幕がスーーッと開く。
「もしも月が無かったら、どうなるか?」というシミュレーション映像を流すんですが…床も椅子も硝子ですから、下にまで反射して映る訳ですよ。

さながら巨大万華鏡の趣き。

逆走してる場面は振動も加わって、かなりスリル感じられまする。
最終的には天井部分も開いてほぼ全周スクリーン…扉の在る背後だけ違いますが…海底、空中、宇宙に浮んでる様な、宣伝通りの浮遊感を味わえます。
座る席は1番前列真ん中がお勧め…人の頭に邪魔されずに観えるでしょうからね。(笑)
1/14追記…ウロウロさんから別意見を貰いました。↓のコメント欄を御覧下さいませ!)

この施設、元は愛・地球博で展示されてた『三菱未来館』を無料で貰った物だそうですが…つくづく良い物貰ったなと思った。(笑)(勿論工事&維持費はテンボス持ちだろうが)
今の所他のテーマパークに似たような物も無いし…かなり人気を呼べるんでないかと。
どんどん宣伝した方が良い。(本当は施設の名前も、もっとイメージし易い物の方が良いと思うんだけど…)
ハウステンボスにとってアミューズメント施設は重要か重要でないか、よく議論されてる問題では有りますが…取敢えず在った方が客は呼べるんですよね~。(苦笑)
先ず来て貰わん事には話にならない。
そいった意味でも、この『Kirara』には期待が持てるんでないかと。
そしてこうなって来ると、同じく愛・地球博で展示されてたという、新施設『グランオデッセイ』のオープンが待ち遠しい。

新施設『グランオデッセイ』は、2007年3/25(日)にオープンです!
(↑ハウステンボス15歳の誕生日を祝してのオープンなのな~♪)

…場所は天星館跡地……天星館が無くなっちゃったのは寂しいけど…『Kirara』が出来た今じゃ、在ったとしてもイメージダブって見えるかなぁ?
日頃「大した事ない」みたいな言い方してますが、ハウステンボス内在るアミューズメント施設皆、それなりに愛着有ったりするんだ…自分。(照笑)

上映終了後1階に降りたら、施設関連グッズを売るショップもオープンしていた。
月君のポストカードとか売ってましたよ。

そして心配していたテーマリウムはちゃんと残されていました。(良かった)
タッチパネルやジオラマセット等を使って、ハウステンボスの街造りについて学べるコーナー。
地味ながら自分は結構好きだったり。
NHKの教育番組ノリが好きな方なら気に入りますよ。(笑)
森をイメージした空間、蝉の声がミンミンシャワシャワ、年中夏気分。
良い休憩所だと思うんで、ベンチでも置いといたらどうかな~と思う。(ついでに壊れた箇所も直して)
このコーナーについては、3月にでもゆっくり紹介する予定です。

暫く見学後、退館して、今度は『ホライゾン・アドベンチャー』に行きました。



↑ホライゾン・アドベンチャーです。

大洪水を体感させる施設でして、場内1、2を争う人気者。
『Kirara』が出来ちゃったんで1位の座は降ろされちゃいましたが、此処も(今の所)他テーマパークには無いアミューズメント館じゃないかと。
大火事を体感出来る施設ならUSJに在りますが。

…余談ですが、私、単純にアミューズメント施設で比較するなら、TDRよりもUSJのが上な気がします。
TDRの場合、結構面白いのとそうでないのと格差が有る気がしてねー。
ただ跳ねるだけとか、ただ回るだけとか…そういうのも在るからさぁ。(客の回転良くする為か、刹那で終る物が多いよな)
パーク全体の統一感はTDR、エンターテインメント性はUSJ、絶叫度では富士急かなぁと…あくまで個人的なイメージなんで、各パークのファンの方は気にされんで下さい。(笑)
そんでハウステンボスは…奥の深さでしょう。

ハウステンボスは別格だけど、TDRもUSJも富士急も、それぞれ個性が違ってて、何だかんだで好きだったり。

…閑話休題。(汗)

いいかげん何度も入館してますが、良く出来てる施設だと思いますよ。
水が掛かるんで寒い冬にはお勧め出来ませんが。(と、何度も言ってるような…)(3列目迄は掛かると思って下さい)
屋敷や運河のセットが良く出来てる。
夕景~夜~朝焼けと移り変わるのが、セットと言えど綺麗。
ショーの最後には、光を反射しキラキラと輝く扇形の噴水が見送ってくれまする。

【独断と偏見で選ぶ、ハウステンボスアミューズメント施設ベスト5】

1位…Kirara
2位…大航海体験館
3位…ホライゾン・アドベンチャー
4位…ミラーメイズ
5位…ドムトールン

…1位~3位迄は、案外他の人とも重なってるかもしれない。(笑)
尚、美術館と乗物は外してあります。
初めて行かれる方であまし時間が取れない方は、宜しければ御参考にされて下さいませ。
けどハウステンボスの場合、アミューズメント施設を中心に置かない方が楽しかったりするんですが。(苦笑)



↑ミステリアス・エッシャー。(今回寄らなかったけど)
版画家エッシャーの騙し絵の世界を3D映画で体感出来る施設です。

ニュースタッド地区のリニューアルに伴い、アミューズメント施設に絵看板取り付けたもようで。
…良いんじゃないでしょうか?
その方がイメージ判り易いし、面白そうにも感じられる。
レストラン街やショップ街の場合は雰囲気壊すんで止めといた方がと思うけど…レストラン街の場合、食品見本を置いた方が効果有るんじゃないかとね。
このニュースタッド地区に関しては、その方が地区のイメージに合ってて、私は良いと感じました。

時間が経つとともに、暑くなって来まして。
…セーターを着て出た事を後悔し出したり。(汗)



↑10時を過ぎ、ソフトクリームショップ『ベルファーム』が開店したんで、赤ワイン&バニラのミックスソフト(400円)を買って食べました。
エバーカフェ』の隣に新しく出来た店でして、『エバーカフェ』同様自然の素材を使用して作るメニューを売りにしてます。
コラーゲンやビタミンC等が入ったソフトクリームは、「美しくなれるソフトクリーム」との触込み。
御婦人方は要注目で御座います。
スープやフランクフルト等、ソフトクリーム以外のメニューも有りますよ。

食べてる内、あまりの陽気に溶けて、ボタボタ零れて大変だった。(汗)
昼近付くにつれ、陽射がかなり強くなりまして…。
こりゃ歩いて食べてられんと、チョコレートハウス前迄来た所で、近くのベンチに座って食べる事に。
ワインの風味がちゃんと有って、美味しかったですv


…といった所で今回は〆、続きは次回!

尚、ハウステンボスのアミューズメント施設については、ウロウロさんのブログに詳しいです。
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06年、ハウステンボスでのクリスマスその25

2007年01月10日 21時50分20秒 | ハウステンボス冬の旅行記
【11/7(火)旅行第3日目】


5:50、アラームの音で起床。
3日目ともなると流石に足の疲れを感じる…熟睡してて見た夢も覚えてないし。

ぬぼ~とした頭を覚ます為に、煎茶と、昨日の朝市で買った蜜柑を口にする。
窓から見た空は、晴れたり曇ったり…まぁ昨日よりは良好、傘の必要は無く思えた。

朝の仕度後、昨日同様6:30に朝食会場『ア・クール・ヴェール』へと向う。

レストラン受付で朝食券を渡し、案内された席は広場側。
窓からスタッドハウスが観える、昨日以上に眺めの良い席…嬉しいなぁ。(↑記事上写真参照)
朝陽を浴びた教会は、少し赤味がかって見えました。

朝食ブッフェ開始時間だっつう事も有り、会場内人影は疎ら。
出されてる料理も疎ら、完全用意されてるのはジュース&サラダくらい。
スタッフさん達がフル回転して料理を並べておられた。(2日連荘で早く来過ぎて御免なさい)

でもこのホテル泊る場合は、なるべく早く行くか遅く行くか…連泊予定なら、連泊者用の特典使って昼に回すとか。
2日目朝の回でも言ったけど、此処の朝食会場は出入口の構造上の問題からか、やたら混雑し易い。



↑そんな訳で先ずは長崎みかんジュースと、



↑サラダを選び、一旦席へと戻る。

メニューは大体昨日と同じでした。(当り前か)
サラダで比較するなら、この日は大根の千切りが無かったくらい?
ちなみにかけたドレッシングは昨日と同じ『柚子醤油』。
和風ドレッシングがいっちゃん好みなんで。

長崎みかんジュースは美味しかった~v
オレンジ味でなく(←偶に有るんだよ…)、ちゃんと蜜柑の味がするという。
春は苺、夏は枇杷、冬は蜜柑…魚介類だけでなく、長崎は果物も豊富で美味しい。

サラダ食べ終った所で再び料理を選びに行く。
料理は全て用意整ったようでした。



↑昨日は洋食メニューを選んだんで、今朝は和食を選ぼうとお粥に味噌汁。
お粥にかけてあるのは『べっこうあん』なる味付け用ダシ。
これを自分の好み分だけ取ってかける。
味噌汁にはあさつき&乾燥アオサノリを散らして食べましたです。



↑で、これがおかず。
右上から昆布の佃煮、鰹風味の梅干、山葵風味のメカブ…この3種はお粥に載せて食べました。
メカブの横は…フグを煮たヤツでなかったかと。(曖昧で御免)(汗)
フグや鯨が出て来る辺りが長崎らしい。
下右からキュウリ、大根の漬物、それから…鯵とカマスの付焼きだったか?(汗)



↑ホテルアムステルダム名物(?)の湯豆腐も、しっかり選んで食べました。(笑)
さながら湯治場の爺婆よろしく悠然と湯に浸ってる姿は、何とはなしにほのぼのちっく。
ポン酢をかけ、あさつきを振って戴きます。

やっぱり和食は落ち着く。
普段そんな和食に拘り有る性質じゃないけど、場内に2日も居ると恋しくなって来ると言いますか。



↑とか何とか言って、パンもしっかり選んで食べた。(恥笑)
だって美味しいんだもん。

写真で見て上に有る細長いパンは『トッサード・トマト』…出てた説明によると、チャパタ生地にドライトマトを混ぜ込んで作ってあるらしく。
味はピザ、まんまピザっぽい。
生地が流行のモチモチっとした食感で美味しかった。

その右下のパンは『ヴィノエ・オ・ノワ』と言う、素朴なクルミパン。
表面の皮がパリパリしてて香ばしいv

左は『ブリオッシュ』と言う、卵&バターたっぷりの仄かに甘いパン。
食べたパンの中では、個人的にこれが1番気に入りました。
変る以前のブリオッシュも好きだったけど、新しくなってからのも美味しいと思う。
形は以前の方が如何にもブリオッシュだったけど。(マドレーヌに丸く小さな頭がちょこんと載った様な形)

そういや今回旅行ではクロワッサンを食べ忘れたな~。
今度食べるとしたらクロワッサンを選びたい。(ぐらさんもお勧めしてる事だし)

ちなみに此処のホテルの場合、ジャム&バターは市販のミニパックです。(高級感は無いが、この方が楽だって方も多いだろう)



↑デザートに選んだヨーグルト…缶詰カットフルーツとスライスされたバナナを入れて食べました。

そうそう、この日は選ばなかったんですが、やっぱり『プリン』が用意されてましたよ。(此処の目玉?)(笑)

昨日同様ミルクティーで〆て、優雅に朝食を終える。
平日だから泊ってる人少ないかと思ったら、食べてる人数見た限りそんなでもなかった。
…ちょっと安心。

部屋戻る途中、ロビーで新聞を読んでく。
天気予報見たら「時々雨が降る」らしい。
けど青空覗けてたし…大丈夫っぽい様な、ない様な??
昨日よりかは幾分好い天気に思えたんで、己の勘を信じて傘は持たずに行く事にした。

部屋に戻って開園時間まで歯を磨いたり、服の用意したり、TV観たり。

今日まではパスポート利用出来るんで、クルーザー乗って1周しよう。(未だしてなかった)
『Kirara』に行こう。
『ドムトールン』展望台に登ろう。
ランチは『ロード・レーウ』が良いな。

…と目標立てた所で次回に続く~。




【おまけの野球話】←カテ分けろよ

…今回オフは12球団漏れなく嵐が吹いたっつか。(汗)
比較的無風なのは…広島?
結果的に黒田元鞘に収まったようだし。
中日…も一応平和か?
楽天も…田中君入団くらいで、問題は特に無かったように見えるけど。

何と言っても現在台風の目に在るのは、巨人、横浜、そしてオリバですか…。
去年までは鷹とハムもその中に入ってたんすがね~。(ひょっとして未だ来るか…?)

しかしま…工藤出すくらいなら、あの時取らないで欲しかったよ。(選んだのは工藤本人だから仕方ないけど)
巨人で漢の花道飾らせんじゃなかったのかー!?(泣)
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06年、ハウステンボスでのクリスマスその24

2007年01月09日 21時05分54秒 | ハウステンボス冬の旅行記
…ども、すっかり正月ボケしてますが、皆さんお元気でいらっしゃいますでしょうか?
新年早々風邪引いてしまってる方も居られるようで…どうぞ体温めて、充分に睡眠を取って下さいまし。


前回までの粗筋】

パレスまでコンサートを観に来たのに、再びカメラのバッテリー切れに襲われた主人公。
一体撮影はどうなってしまうのか…!?


――どうにもなりませんでした。(苦笑)


完全に切れてる訳で無いんで、撮影出来なくもないんですよ…ただ直ぐ切れるからピンボケし易く、1枚撮るのに相当苦労する。
そんなして撮影にばかり気を取られてたらコンサートに没頭出来ない。
…結局撮影は諦めて、大人しく観る(聴く)のに徹しました。
「どんな高性能カメラでも、在りのままの感動は写せやしないさ…」とか何とか、痩せ我慢的屁理屈を頭に浮べながら。(苦笑)

時間が来たんでローズガーデン~パレス前庭へ。

黄金色に光り輝くパレス正面には、何時の間にか大勢集まって来てました。
上の写真は正門前から写した物。↑
冬季のパレスハウステンボスは70万球ものイルミネーションを使ってパレス全体を煌かせるのです。
題して『光の宮殿』…この壮麗さ、国内随一じゃないかと。

集まってる人達に混じり、プログラム下に敷いて体育座り。
そうしないと後ろの人が観えないから…私だけでなく、大概の人がそうやって観てたです。

ハウステンボス内漂うのほほんとした空気のせいか、他テーマパークと比較すると、来る皆さんお行儀が宜しいのですな。
開園直後の駆けっこだとか、1時間前からシート敷詰めて場所取りなんて行為も見られないです…まぁそんな必要無いからだけど。(笑)

座って間も無く――雨がパラパラと降って来まして。

「うわっタイミング悪~」なんて、一瞬焦る…いや傘は持って来てたけど…雨天中止なショーだからさぁ。(汗)
どうせ今夜は撮影出来無いし…中止で明日に仕切り直しでも良いか~とも考えたけど。(苦笑)
中止か決行か、周りの人達もざわざわし始める。

ざわついてる中、カポカポカポカポと響いて来る馬の足音。
振向けば金色の並木道を走り、庭園へと入って来る光の馬車の姿。
まるで御伽噺の世界で御座います。
馬車は中央を突っ切り、パレス正面階段の前で停まりました。
中から降りて来たのは、夕方観たブルガリア民謡合唱団の皆様で御座いました。

どうやら中止は無いらしい…良かった。(のか?…いや良かったよな、明日帰っちゃう人にとっては)(笑)

正面階段を静々と登り、輝くパレスをバックステージに、凛と空気を震わす神秘的なコーラスが――

…すいません、撮影出来なくて本当にすいません。

いやこの素晴しさは所詮写真で伝えられるものでなし。(歌だもん)(笑)

何度も言って申し訳無いが、今年のクリスマスショーで自分が1番気に入った演目は、この方々のコーラスでした。
実に場の雰囲気に似合った神聖な歌声。
マイクなんて要らない程の声量。
それで居て空気に溶けてく様な繊細さ、透明感。
不思議とクリスマスのイメージにも1番ぴったりだったんでないかと。(笑)

気が付いたら雨止んでました…一瞬の通り雨だったみたい。

また来年、願わくば是非お出で戴きたいですねぇ。
他の方々のショーも素晴しかったけど…今度のクリスマスにもお会いしたいのはこの方々です、自分は。
20分間がとても短く感じられた程、うっとり聞惚れてしまいました。

コンサート終了後、宮殿内通り抜けて、後庭を見学に。
前庭も美しいが、真に見事なのは後庭なのです。
普段パレス内はパスポート無いと入館出来無いのですが、『光の宮殿』開催中(3月初旬迄)は無くてもOKなのだ。



↑これがその後庭…パレス方向から観た『幻の庭園』で御座います。
ギリシャ神話をベースに、ギリシャの神々の彫像が所々に配置されておりまして…表されてるのは人体の構造。
花の形した池は心臓、噴水は血液の流れ、溝は背骨、装飾花壇は細胞…説明読むとちょっと生々しいような。(笑)



↑階段上って2階から眺めてみた。
…やっぱり上からのが綺麗に見晴らせますね~。

イルミネーション煌く(片側のみだが…)回廊通って後庭を巡ります。
人の少ない庭園内に流れる優雅な楽曲が、厳かな雰囲気を醸していました。



↑庭園から眺めた宮殿。
宝石を鏤めた様な美しさとは正にこの事。

パレス後庭の入場受付は20:30迄くらいだそうな。
前庭は22時迄…冬に訪れる予定の方は、忘れずに観に行って下さいませ。

堪能後、前庭戻って海側の坂道から港街の方へと下りました。
夜の海は真っ暗…此処等付近は星明りで空のが明るく観える。
とは言えこの日は曇ってたんで、星は観えなかったんですがね。(苦笑)

通る途中に横切った新結婚式場『ホワイトシンフォニー』には、青紫のライトが仄かに灯されていました。(式場の様子は公式サイトを御覧下さいませ)
噴水が止められてたのがちょっと寂しい。

ホテル・デンハーグを過ぎ、イルミネーション賑やかな港街、『スパーケンブルグ』へ。
そろそろお腹空いたんで夕食を取る事にしました。
時間にして19:30近かったですかねぇ?(←時計無いからよく判らず)
昨夜同様『花の家』行ったんですが、もの…っしょく混んでまして。(汗)
店内キャッシャー前、座って待ってる人達で満員。
…店員さんに伺ったら8番待ちだっつうし。(汗)
待ってたら花火観られなくなりそうなんで、あっさり諦めて向いの『ポルチッタ・ピノキオ・グランデ』に行きました。

したらこっちは何故かガラガラ。(汗)
元より場内でも1、2を争いそうな程広い店だからっつうのも有るでしょうが…別に不味い訳でもないのにね~。
ピノキオ本店の『ポテトとベーコンのピザ』の様な、目玉メニューが無いというのも有るのだろうか?
いや多分…日本人は和食が好きで、「ピザやパスタで夕食じゃあ、腹に溜らなさそう」と考える方が多いんではと…。
本音言えば、自分が最初そう考えて、『花の家』行こうと考えた訳で…お店の人、御免なさい。(汗)



↑夜の『ポルチッタ・ピノキオ・グランデ』。
クリスマスには雪だるまやサンタの人形等が飾られ、とっても可愛らしい。

どんなに美味しい食事処でも、行列待ちするくらいなら止めて、程々に美味しい処に行っちゃうな~私は。
店内広々としてて、私はこの店気に入ってまする。
…この日は偶々空いてただけで、普段は人気が有るのかも知れんけど…場所は好いんだし。
前店がカフェテリア方式のフードマーケットだった事から、カフェテリア風の厨房が覗ける造りとなってます…が、テーブルサービスの店でして。(笑)


↑07年3/16、元『ポルチッタ・ピノキオ・グランデ』が『ハーバーカフェテリア』の名前でリニューアルオープンしたそうです。
まったりさんの記事によると、大型カフェテリア店になったらしく…2階席も利用出来る様なったのは嬉しい♪
花火観るのに絶好なだけでなく、夜景を楽しむのにもベストな席だからね。


尚、この店のリニューアル工事期間中、代りにマリンターミナル横かつて在ったパエリアレストラン、『ヌエヴァ・カタルニア』が臨時オープンしてました。(その理由が今一解らなかったのですが…「工事してる間『グランデ』のシェフが暇になっちゃうんで、こっちで店営業してるよ~」って事だったのか?)(謎)

しかし3/7に惜しまれつつ閉店したそうな…こちらも花火観るのには好立地に在るし、ファンの多い店なんで、正式オープンしてくれれば嬉しいですね~。


…え~と話を戻して。(汗)




↑私が食べたのは『キャンディー風ピザ(1,300円)』と『ピーチジュース(350円)』。
3種類のチーズをピザ生地でキャンディーの形に巻き込んだ、お子様に受けそうな1品。(自分、お子様だから…)
上にルコラと生ハムが乗せられてるだけでなく、下にトマトが敷いてあるのにはちょっとびっくり。(最初判らなかったから)
ユトレヒト地区に在るピノキオ本店同様、テーブルに用意してある『からしオイル』を掛けて食べまする。
ナイフ入れた瞬間、熱々チーズがとろり蕩けて出て来ます。
結構美味しかったですよv…ただ、捻ってある両端には味が無いんで(はっきり言ってパン)、食べるなら最初に…生ハムなんかと一緒に食べた方が良いと感じた。(笑)
クリスマス限定メニューだったみたいで、もう置いてないとは思いますが。
ピーチジュースもさっぱりと桃らしい甘味で美味しかったです。

天井がやたら高く、昔の西武秩父駅みたいなシャンデリアが下がってて、ちょっと懐かしかった。(と、ローカル限定ネタ出して申し訳無い…)

お腹もいっぱいになったんで外へ。

オレンジ広場の方を見れば、そろそろ花火目当てのお客さんが、いっぱい集まって来てました。
昨夜同様、開始時間まで広場付近の店を覗きながら待つ。

焼物・和雑貨・長崎銘菓・焼酎・ツマミ類等を揃える、スパーケンブルグバス停近くの土産屋『ゼーランド』で、松翁軒の碾茶カステラ(840円)を買ったり。



↑これは家で開けて食べた時の写真です。

松翁軒は長崎老舗のカステラ店。
ハウステンボスオリジナルのカステラも有りますが、正直こっちのが美味しい。(はっきり言って御免なさい)
しっとり感が違うっつか…伊達に歴史有る訳じゃ無いっつう事で。
や、ハウステンボスオリジナルのカステラも充分美味しいですので誤解無く。(汗)

観客は昨夜よりかは少なかった…日曜と平日じゃ、違って当り前だけど。
昨夜は出てた甘古呂餅の屋台も出てなかったし。
もう『Love Message』は終了してて、広場に立つツリー前のベンチには誰も居らず。
てゆーかベンチすら見当らず…花火の時間が近付くと、皆してベンチを海の傍に移動させるから。(借りたら戻そう)

この日は風が強かった。
夜になって少し寒くなって来ましたね~。(なのにコートの下はTシャツ…)
スタンドで買った温かい飲物や食べ物で暖を取りつつ、野外席で待ってる人達が多かったです。

20:45~、『HANABI around the world』開始。
この日は『帰港編』…実は出港編しか観た事無かったり…初めて観ましたよ。
始まりが波音と鐘の音なのは同じですが、音楽は違う。
花火の種類も多少違ってます。
まぁどっちもレーザー光線&花火という構成なのですが。
帰港編のがサンバ使ってる分、お祭騒ぎっぽいような。
チャイナ→サンバ→タンゴ→サンバ…っつう感じに進む。
チャイナの時のリズムが好きだ。
扇形の花火に緑のレーザー光線を反射させる場面も好き。
春頃行った時…夜の海面に、満月と共に花火が映り込んでて、とても幻想的で素敵に感じた。

この日は残念ながら雲隠れ、月の出番は無かったです。
明日は満月らしいから、観られると良いな~。

花火終了と同時に、一斉に沸起こる拍手&歓声。
そしてまた昨夜同様、散らばって行く観客。
…祭を終えた後の寂しさ、安堵を感じる瞬間。

この夜は寒かったんで、散歩もせずに『グランキャフェ』前の露店でホットチョコレート(300円)を買い、真直ぐホテルへと戻りました。
そのホットチョコレートが熱いの何の。
とてもじゃないけど飲めやしない。(汗)
仕方なくホテルまで持ち帰る事にしたけど…手に持ってて火傷するかと思った…。(汗)

ホテル・アムステルダムに戻り…本当はフロント寄って、『デリバリーサービス』使って送って貰った土産引取ろうと考えてたんすが…とても持ってける状況じゃないんで(汗)、一旦部屋に戻ってから引取りに向う事に。
このホテル泊ってて、初めて部屋の遠さを呪いましたよ。(笑)
土産のカステラ片手に持っても居たし…絨毯にぶちまけなくて良かった。(汗)

部屋のテーブルに無事ホットチョコレートを置き、再びフロント行って土産を引取りました。
ついでに集め終ったスタンプラリーの台紙も提出。
当れば良いな~と願うも…未だ何も連絡来ない事を考えると、残念ながら外れたらしい。(笑)

部屋に帰って飲んだホットチョコレートはちっとも冷めてなかった…どんだけ熱かったんだか…いや温かくて美味しかったですけど。(笑)

風呂に入った後、夕方買って冷蔵庫に入れといたキャラメルチーズケーキ&ガトータンドルでお茶にしました。



↑お皿は部屋に置いてあったティーソーサー…フロントに言えばちゃんと皿貸して貰えるみたいですが。
フォークはテイクアウトをお願いすれば、店でちゃんと入れといてくれます。
ちなみにカップに入ってるのは紅茶でなく、ほうじ茶。(笑)

キャラメルチーズケーキは勿論なのですが…ガトー・タンドル(饅頭型した方です)、美味しいですね~。
ふわふわのスポンジに蕩ける様なチーズクリームが良く合ってる。
チーズ味なんだけどチーズの臭味は無く、かと言って甘過ぎず。
ちばさんが推薦するのも納得。
5日しか賞味期限が無いのがアレですが(汗)…お土産にお勧めです。
冷して食べると尚美味しく戴けるかと。

お茶しながら今日の記録を書く。

昨夜と同じ23時に、場内の照明は粗方消されました。



…2日目、漸く終了で御座います。(汗)


明日からは3日目…またどぞ宜しくです~。




【私信】

真牙さん…トップの日付は、その日まで続けられたら良いなという、云わば目標です。(笑)

今年の目標は「まったりのんびり」?
…それも良いかもですね~。
急行使ってる内は見えなかった景色も、鈍行でなら見えたりするかも知れない…なんてな。(照笑)

気楽に頑張って下さいv
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06年、ハウステンボスでのクリスマスその23

2006年12月28日 21時56分07秒 | ハウステンボス冬の旅行記
ちばさんより嬉しい情報を戴きました。
場内ホテル宿泊者専用のレンタルサイクルサービスが、06年12/5~スパーケンブルグ地区『パラディ』にて導入されたそうです!
…これで陸の入出国口近くまでわざわざ返却しに行かなくて済む…有難や~。
『オーバーナイト』っつって、18時~次の日の朝10時迄レンタル出来るコースが有るのが何より嬉しい。
早朝サイクリングが出来ますよ~♪
詳細はちばさんのブログを御参照下さいませ!


後、マーチさんが「今年もホテルヨーロッパでキャンドルサービス行ってたみたいですよ」っつう事で、写真撮って来て下さいまして…マーチさん、有難う御座いましたv

…といった所で昨日の続きです~。


場内中央ビネンスタッド地区~港街スパーケンブルグ地区へと移動。
到着後ケーキを買いに行く前に、折角側まで来たんだしと、フォレストパークへスタンプ探しに寄りました。

クリスマスっぽくカラフルにデコレーションされた門を潜って階段を上ると、目の前にはまるでモネが描いた様な田園風景が。
記事上の写真が、そのフォレストパーク…これ、本当は最終日撮ったものなんすが。(汗)(↑)

パレスの隣、パークから離され高台に設けられたフォレストパークは、湖畔の森の中にコテージが点在する閑静な区域。
コテージは全て2階建、テラス付1階リビングは77㎡と、何処よりも広い造り。
2階には寝室が2つも在り、グループで泊るには最適。
湖に面したウッドテラス(面してないコテージも在るので、予約時は要確認)、ロッキングチェア、寝室にまで備えられた洗面スペースと、憧れの別荘ライフを送るのに申し分無い設備。
洗い場と浴槽が別になってるのも嬉しいかと。
お風呂で思い出したんすが…以前冬至の日に宿泊したら、「今日は冬至、お客様の翌年の健康を祈願して、柚子をお贈りします」とのメッセージと共に、柚子が丸々1個浴槽に置いてありました。
こうゆう季節に合せたサービスはとても嬉しい。

到着した頃には17時を回ってい、大分日が傾いていました。
次第にポツポツと点灯していくコテージの灯り、クリスマスのイルミネーション。
ライトが紅葉した周囲の樹々と一緒に湖面に映る様は、絵葉書にしたくなる程美しいもので御座いました。



↑フォレストパークに飾られてるツリーは、地区のカラーに似合ったカントリー調。
夜はイルミネーションがピカピカと輝いておりました。

最初は『ウェルネスセンター』にスタンプが置いてあると考えたんですよ。
アムステルダム・デンハーグではフロント(と言うより玄関前)側に有ったんで、此処もそうだろうと思い込んでしまってたんですな。(恥笑)
『ウェルネスセンター』行って、受付のお姉さんと顔合せて…漸く「此処がスパ『RIN』の受付に変った為、現在コテージ宿泊の受付はヨーロッパフロントで行っている」事を思い出しまして。(恥)
…焦ってる姿が思っ切し挙動不審に映ったんでしょな~。(苦笑)
「どうか致しましたか?」なんて尋ねられちゃって、仕方なくスタンプ探して来た事を告白。
したらそのお姉さん、中々ノリの宜しい方でして、「そうですか…(此処で声を潜める)…それでは少し判り辛い場所に隠されておりますので、特別にヒントをお教え致しましょう」ってな感じで、隠し場所のヒントを教えてくれたという。(笑)
スタンプラリーの期間終了したんで答言っちゃうと、



↑ツリー下トナカイの傍に、ぶらんと吊下げられてありました。
スタンプはごく小さい物だったんで、確かにこれはヒント聞かなきゃ探すの難しかったろう。
ヒント無く見付けたマーチさんは凄いと思う。
てゆーか要はフォーチュンアイテムの傍に置かれてた訳で…考えてみりゃ当り前か。(恥笑)

『ウェルネスセンター』にはスパだけでなく、広々としたプールも在る。
プールはスパとは別に利用可能、硝子ドームの温室の様な館内は、季節関係無く楽しめる。(但し冬季はメンテナンスの為、休止の場合有)
プールも豪華だが、ロッカールームも豪華な造りになってて必見。
サウナやシャワー室まで完備してるんで、1日の〆にひとっ風呂ならぬひと泳ぎなんてのは如何か。
営業は12時~21時…最終入場は20時迄です。



↑点灯したトナカイ。
これは階段横に居た物。
今年のクリスマス、フォレストパークではクリスマス所縁の動物…羊・山羊・ロバ・トナカイ・コマドリ・猫・蜘蛛の形したイルミネーションが、枝やツリーに点々と灯されておりました。
…この内の5つは判ったんですが……山羊とロバはよく判らなかった。(汗)

無事スタンプ捺せたんで、今度はヨーロッパのスタンプ探しに行く事に。
フォレストヴィラ程ではないけど、此処も結構判り難かったんではなかろうか?
いや大体の勘は付いてたんだけど…
此処のホテルの場合、フロントに暫し立ってるだけでも、スタッフが足音立てずに笑顔浮べて近付いて来るっつか。(笑)
「チェックインで御座いますか?」と尋ねられ、此処でも素直に告白したら、「スタンプの場所ですか…ヒントを申上げれば『サンタさんの近く』で御座います。ですが少々判り辛い場所に御座いますので、宜しければ案内致しましょうか?」とか何とか丁寧に言われてしまい、焦って「いや、今のヒントで充分判りました!」と断り逃げたという。(照笑)
こっちも答言っちゃえば、『船着場で林檎泥棒してたサンタの足下』で御座いました。

今回のフォーチュンアイテム・スタンプラリー、楽しかったんで来年もやって欲しいなと思う。
来年は更に凝った場所に隠してさ…しかし凝り過ぎると館内ウロウロする挙動不審者が増えて、ホテル側は迷惑するかも知れんが…。(笑)

兎も角もスタンプ全部、無事コンプリート。
ホテル出て所期の目的だったキャラメルチーズケーキを買いに、ヨーロッパ前に建つケーキ屋『ラフレシール』へと向いました。

ハウステンボスで売ってる菓子は、どれもレベルが高いです。
特にチーズケーキ…自分が食べた限りでは不味かった物1つも無いなぁ。



↑此処、『ラフレシール』のチーズケーキは特に美味しい。(写真はこの日撮った物で非ず)
お勧めは池袋ナンジャタウン、全国チーズケーキ博覧会で1位に選ばれた『キャラメルチーズケーキ』。
キャラメル味のクリームチーズケーキで、これもチーズの好き嫌い関係無く食べられるでしょう。
ただ冷凍ケーキなんで…解凍し切っちゃうとドロドロなっちゃいます。(汗)
土産として買う場合、クール宅急便で送らなきゃならない手間が有る。
着いた後も解凍時間に気を配らなきゃいけないんで、人様に贈るのには多少問題有るかも。(汗)
自分家用か、その場で食べるのに適してるんじゃと…。
ホールだけでなく、カットサイズでも売られてるんで、テイクアウトしてホテルの部屋でも食べられますよ。
陽気が良ければ店前のテラス席で港を眺めながらっつうのも乙。

1カット260円…それとちばさんのブログ拝見して興味持ってた『ガトー・タンドル』も1個(180円)買いました。
ビネンスタッドに在るお菓子屋『ハンスブリンカー』でも売ってたけど、ばら売りは此処でだけだったような。
クリスマスっぽく包装された、可愛いアップルティーのセットも購入…これは友人へのプレゼント用。



↑『ラフレシール』の前に建つスタンド、『ビッケンビッケン』。
ビッグなハンバーガーやソフトクリーム等、手軽な軽食メニューが食べられる。



↑『ビッケンビッケン』の秋限定ソフトクリーム。
モンブラン、巨峰、赤ワインの3種有。(定番バニラ等もちゃんと有ります)
モンブラン食べたいなと思ったりしたんだけど…食べる機を逃してしまった。(残念)

裏に回ると『ビールハーフェン』なる、ラーメンやビール等を売ってるスタンドが在る。
2店舗とも花火時間迄営業してくれるのが有難い。(但しその時間はかなり混雑する)

買ったケーキを置きに、再びバス乗ってスパーケンブルグ~ビネンスタッドへと戻る。
この頃には日が沈んでて、空は紺色に染まってた。
途中通過したアレキサンダー広場では、昨夜観た『愛の点灯セレモニー』をやってる最中でした。

バスを降りたら目の前ホテル。(有難い)
部屋戻って、買って来たケーキを冷蔵庫埋めてるドリンクの隙間に押し込み、再び外へ。
プログラム観たら「18:30~パレス前庭で『光の宮殿コンサート』をやる」って書いてあったもんで。
紹介文読むと昼間ワールドバザールで聴いたブルガリア民謡グループの皆様が出演なさる感じだし…「明日以降も空模様は不安定」と新聞に出てたんで、観られる内に観とこうと考えたのだ。

広場側の出入口から道出たら、丁度『愛の点灯セレモニー』が終了したトコらしく、スパーケンブルグ方面に人がどっと流れてく。
多分私同様、パレス目指してる方が多かったろう。
と、そこへナイスタイミングに空車タクシーが――すかさずヘイ!タクシー!とばかりに手を挙げる。
したら運転手さんは車停めて、わざわざ席から降りると、恭しくお辞儀してドアを開けて下さいました。

『光の街』開催中は、17時以降クラシックタクシーの送迎料金が半額(500円)となりまして。
今冬施行されたサービスですが、これはかなり有難かった。
何せ初めて自分がタクシー利用したくらいですから。(笑)
場内バスだとスパーケンブルグ迄で、その先のパレスなんかには行ってくれないんですよ。
けどタクシーなら、パレス前庭にだって連れてってくれる。
疲れた足でパレス前のあの坂道を上らなくて済むという。
12/22でサービス終了してるみたいですが、冬休み過ぎたらまた行うかも知れんので、そん時は利用してみてはと。



↑これが『クラシックタクシー』。(←見本??としてビネンスタッドバス停に置かれてた物)
車体が高く、車窓からの見晴らしが良い。

ハウステンボスを走る乗物は、中世の街に似合うようにと、馬車をイメージして造られてるそうな。
…言われてみれば馬車っぽい。
中には現代的なデザインの物も走ってますが(笑)、場内お洒落な車ばかりです。
車好きな人は観てて楽しいでしょう。

…話を戻して。

後部座席に乗込み、パレスまで連れてって貰う。
贅沢な坐り心地のシートから、オレンジの灯りに染まった街並眺めてました。
乗ってる間、運転手さんが場内のガイドをして下さる。
「値下げしたら利用客増えたんじゃ?」と伺ったら、「増えましたね~」と笑って仰った。

前庭着いた時には、まだ殆ど人は来てなかったです。
再び恭しくお辞儀しつつドアを開けて下さる運転手さん。
「有難う、セバスチャン」とか言いたくなったり。

乗車記念にシール4枚セットを戴きました。
春・夏・秋・冬、四季を走るクラシックタクシーといった絵柄。
どれも綺麗な写真でしたよv

ショー開始までの間、前庭右側のローズガーデン観てました。



↑開花時季終了しちゃったんで、今はもうやっておりませんが…今年は夜間ライトアップされていた。



↑…綺麗でしたけど……花はやっぱり陽の光浴びてこそ美しく観える物だなぁと…いや本当、綺麗でしたけど。(汗)
夜観ても美しいなと思える花は桜くらいかもしれん…他の花だと物悲し気に見えちゃうんだな。(あくまで個人的感想)

…などと考えてたのが宜しくなかったのか?

――また、カメラがバッテリー切れ起しました。(泣)

………何故にこうも狙いすましたように。

果してパレスコンサートは撮影出来たのか!?
その答は来年に!


今年の旅行記は此処まで、続きは来年1/7以降に書いてく予定~。

…こんな調子で2/2迄に書き終るのかって?

ま、何とかなるんじゃないかと。(笑)
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06年、ハウステンボスでのクリスマスその22

2006年12月27日 21時41分21秒 | ハウステンボス冬の旅行記
期間終了したという事で、ミス・メリーにはお引取り願いました。(笑)
そんな訳で久々ではありますが………

………久々過ぎて何処までレポ書いたか忘れちまってるし。(汗)

前回迄の粗筋】

撮影枚数の限界値を超えちまった主人公。
このまま撮り続けたらカメラがイカレちまう…!(←その前に撮れねぇって)
どうする!?
此処まで来て諦めるのか!?
出国か!?それとも…
岐路に立たされ悩む主人公だった…!

…とまぁ悩むまでもなく道は1つしか無いんで(苦笑)、一旦ブルーケレン側から出国して、入国ゲート傍の『D.P.E』に向う事にしました。

フィルムの現像等を受けるフォトショップ『D.P.E』は、ブルーケレン側入国ゲート傍に1店、スパーケンブルグバス停隣に1店在る。
また、ビネンスタッド地区回転木馬横の『フォトジェニック』と言う店でも請負っている。

『フォトジェニック』はオランダの民族衣装等を着けて記念撮影が出来る写真館。
『D.P.E』でも行ってるサービスですが、屋内撮影セットが用意してあるのは此処だけだし、店内入って100着は有ると言う衣装から自分好みの物を選んで楽しめる。
…ただ現像するのに3時間は掛かるというのがネック。(受付は15時迄)

スパーケンブルグ地区に在る『D.P.E』は2時間。
ブルーケレン側入国ゲート傍の方なら1時間。
なるたけ早く現像して貰いたい場合は、入国ゲート傍の方で頼んだ方が宜しいかと。

なして各店で現像時間に差が有るかっつうと、入国ゲート傍の『D.P.E』が本店で、現像作業はこっちで纏めて行ってるらしいのですな。
他2店に預けた場合、本店迄運ぶ時間がプラスされるよっつう事らしいです。

場内ホテル宿泊者にとっちゃ出国&再入国する手間が懸かるのだが、より早い現像をお願いする為に、ニュースタッドからバスで行く事にする。

バス停行ったら「『花の運河』開催期間中、ニュースタッドバス停変更」のお知らせが貼り付けてありました…。
普段はチョコレートハウス裏に在るんですが、『花の運河絵』公開中は『ブルームウィンケル』前に変ってたんですよ。
公開は終了してたんですが、11/7迄は運河絵&見晴台撤去工事の為、引続き「このはしわたるべからず」状態、交通ルートが変更されてたんすな~。
はしを渡れないなら真ん中渡れば良いという一休さんネタは置いといて…焦って川向うへと移動。
…まだバス来てなかったんだし、別段焦る必要無かったんすがね。(照笑)

『ブルームウィンケル』前のベンチ座り、トテカントテカン片付けられてく花の運河絵を寂しく見詰ておりました。
『アートガーデン』方面を眺めると…遠目ではっきりとは判らなかったのですが…あの見事だったコスモスの花畑も跡形も無くなってる様見えた。
もう刈られちゃったのだろうかと、更にしんみりする。
季節が移り変る頃って、何とはなしに物悲しい。

センチメンタルに浸ってた所でバスが到着。
パスポートを掲示して乗車、運ちゃんにブルーケレン迄お願いした。

自分が行った頃はまだそんなに紅葉してなかったけど、キンデルダイク~出国口迄の車道も、パレス地区に負けず劣らず紅葉の名所です。(フォレストパークも綺麗)
11月下旬~12月中に行かれる方は、乗車時、車窓から眺めてみて下さい。

出国棟前にバスが到着。
降りた乗客の殆どは出国棟へと入って行きました。
が、私は再入国希望なんで…出国棟から出ちゃうと戻れなくなってしまうんで…ナイアンローデ城内を潜り、入国ゲートへと向いました。

入国ゲートでスタンプを捺して貰い、出て直ぐ傍に在る『D.P.E』でCD書込を頼む。
仕上りは1時間後の15:50…それ迄の間、何して待ってようかと悩んだ。
…願わくば場内側にも『D.P.E』受付が在ると良いなぁと…そうすりゃ一々出国する手間も要らんし…なまじゲート挟んで目の前在るだけに、もどかしく感じてしまうのだ。(汗)

で、結局どうしたかっつうと――場外ホテル内のコンビニでジャンプ立読みして時間潰してました。
や、この日が月曜で発売日だったのを思い出しましてな。(恥笑)

ハウステンボスは仙人の国なんで、コンビニとかゲーセンとか、俗っぽい物は無いんですよ。
煩悩多き人間には、長期間居られん場所かも…。(苦笑)

記事上写真の『ハウステンボスジェイアール全日空ホテル』で読んで来ました。(↑)
ハウステンボス側1階出入口傍のフロアは『グランマーケット』と言いまして、コンビニ・カフェテリア・土産店・ゲームコーナー等が設置されております。
宿泊してなくても入館し易い場所なんで、帰りのバス待ちや買物してくにも便利。

グランマーケットより奥へ行くと、温泉大浴場『琴の湯』が在る。
此処も宿泊者以外でも利用可能…但し、宿泊者以外の方は有料。(大人1,600円、小人800円)
今年夏にリニューアルオープンして綺麗になったらしい。
のんびり休憩出来るスペースも出来たとか。
まったりさんのブログや、最近訪れたばかりのみーさんのブログその1その2を御参考にされて下さいませ。(やっぱラウンジの感じが『らくーあ』に似てるなぁと…流行?)
今考えると、待ってる間此処の温泉入りに行きゃ良かったなぁ~と…ジャンプは買ってって。(←結局ジャンプは読みたい)
花火終了する21時以降入りに行くと物凄く混むんですが、昼なら空いてただろうし。
…しかしカメラは預けてる訳だから写真は撮れない……う~~む。(悩)

ちなみにコンビニはもう1軒、『キッカー』と言う店が在る。
今回寄らなかったんすけどね…出国棟内売店『スキポール』にも寄れんかった。(残念)

1度でも出国ゲートを出ちゃうと場内に戻れなくなりますが、『スキポール』には何度でも戻れます。
また、『スキポール』迄なら出国した事にならない。
『スキポール』は場内売られてる土産を殆ど揃える最大的総合土産店…観て廻るだけでも楽しいです。
場内泊ってる方には行くの面倒だったりしますが(汗)、探してる土産が見付らない場合は此処へ寄ってみれば良いかと思います。(此処でも売ってない物も有りますが…『タンテ・アニー』の菓子とか)

…話を戻しましょう。

全日空ホテル内のコンビニで習慣少年ジャンプを立読み。
タイミング良く、ナミさん水着お披露目の回でした。
最近のナミさんは露出の多い服に着替える度、大ゴマで描かれてるような。
こう言うと『うる星』のラムちゃんっぽい。
彼女も話とは無関係に、コマぶち抜きで、ファッションお披露目する娘だった。
作品に華を添える担当ってヤツですか?
当初は服着替えたくらいじゃ大ゴマで描かれたりしなかった…変ったわね、尾田っち。(笑)
変ったと言えば…昔は水着姿描いても、お尻は描かない方だったが、最近は尻もしっかり描く。
「ジャンプヒロイン水着で大集合」ポスターでのポーズなんて、昔は絶対描かなかったよなぁと。
所で漸く全員揃いましたね。
わたしゃてっきりウソップの話は引続くかと思ったんすが…タイトルに『3人目と7人目』と有るって事は、今回で終了だろうか…。
ウソップの成長エピソードと思って読んでたら、最後上手くはぐらかし受けたような…言葉悪くて申し訳無いが。
ちょっと前まで「俺達とエルバフへ行くか?」と言われて悩んでおった男が、「自然に戻る100パターン」を考えている……どうにもミッシングリンクを感じてしまうのだが。(汗)
「エルバフへ行くか?」と問われて、「いや、俺はやっぱりあいつらと航海がしてェ。俺はあの船に必要だし…何より俺は…あいつらと居てェんだ!!」みたいなシーンが観たかったかなと…正直。
ゾロの「1度船長と仰いだからには、最後まで立てる覚悟を持て。それが出来ずに抜出す奴は、簡単に戻って来れると思うな」っつう言い分は、至極尤もだと感じる。(しかしそれならロビンやナミは良いんだろうか?…あ、別問題??)
てゆーかウソップの「あのジョーク信じてねェよな!?」や、「本気で言う訳無ェよ俺が!!!」っつう台詞が…少し、何とかならんもんだったのか…と。
「そう簡単に割切れるもんじゃねェんだ!!」って言ってた奴と同じとはちょっと信じられないんだが…。
結局ウソップは相変らずウソップで、成長が見られなかったのが残念…まぁキャラをあんま変える訳にもいかんでしょうが。
ひょっとして少年誌の限界だろうか…?(汗)
今回のビビの「何とも思ってない」発言もそうだけど…そんな訳無いだろう、人間なら…と考えちゃうんだが。(汗)
「いやいや裏では色々有って、彼女は彼女なりに乗越えて来たんですよ」と言われる方もいらっしゃるだろうが、じゃあそれは何処で読めば良いのだろうか?同人か??
…ウソップもそうだが……今回ビビの台詞のが、自分的には衝撃が走りました。
とは言え内的心理部分ばっか描いてたら、少年冒険活劇から離れちゃうから…やっぱり少年誌で連載してる事から来る限界が有ったのかもな~~と考えたり…残念だけどね。
自分も「そういうワンピース観たいか?」と訊かれると…悩んじゃうんで。(汗)
今度行く予定の魚人島、楽しみだし。
その前のバミューダトライアングル(違)はもっと楽しみだし。
そういやパウリーの過去…語らずに終りだろうか…?(寂)
仲間にならないのは諦めてたけど(残念だけど)……てゆーか私、今度の仲間は『船』かと考えてたりもした。(いや船も新しく仲間になった訳だけど)
『船』その物が船大工で、自動修復機能持ってるの。
意思も持ってて喋れるとか…そんなんアルカディア、なんてv(寒)
『ソゲキング』の正体もバレず終い??
ひょっとしてこれからも出続けたりして。
仲間がピンチの折には何処からとも無くテーマ曲付で登場。
疾風の様に現れて、疾風の様に逃げて…もとい去って行く。
「一体ソゲキングの正体は誰なんだろう??」と毎回首を捻るルフィ&チョッパーの背後から、「おーーい!!どうしたんだ皆ーー!?」と爽やかに走って来るウソップ――そんなウルトラマンネタ。(笑)
…あくまで個人的意見、気に障った方いらっしゃいましたら済みません。

…再び話を戻して。(汗)

読み終えた後、暫し土産を観て廻る。
『タンテ・アニー』の菓子は此処にも置かれている。
…と言いますか…『タンテ・アニー』の菓子って、場内では自店舗くらいで、場内の他総合土産店ではあんま売ってなかったり。
場外での方が多く売られてる気がするんですよねぇ。
実はUSJの『カリフォルニア…』だとか言う店でも売ってたりする。
試食したら味に覚え有りで裏見てみたら、同じ会社名が記載されてたっつう。(笑)
ハウステンボスに於ける○○堂的存在??(←問題発言済みません)
けどこんだけ美味しかったら、外からの注文も多かろう。
ハウステンボスはよく知らんでも、『タンテ・アニー』は知ってるって方もいらっしゃるし。(笑)

そろそろ1時間経った頃かと考え、入国棟へ戻る。
インフォメーションセンターで時計(持ってなかったんで)確認したら――惜しい、後5分程有りました。
5分位ならこのまま待とうと、インフォメーションセンター内に置かれてたパンフ類をざっと眺める。
そうして時間ぴったりなった所で『D.P.E』向い、CDを受取ったのでした…ちなみに掛かった金額420円。
140枚以上撮影してましたから…写真になんてして貰えない。(汗)

プログラムに「16時~ワールドバザールにてショーが行われる」と載ってたんで、急いで入国ゲートでスタンプ見せて再入国。
熊城潜りテディベアショップ『リンダ』前在るブルーケレンバス停へと向います。

丁度上手い具合にバスが停留所に来ておりました。
パスを見せてバス飛び乗ったら、自分1人しか乗客居らず。
1番前座ってビネンスタッド迄お願いしたのでした。

石畳をガタゴト走り、程無くバスはビネンスタッドに到着。
降りてバス停前方ワールドバザールに駆け付けたら、丁度ショー開始のアナウンスが掛けられてるトコだった。
…って事は入国口~ビネン迄約5分…歩いたら15分は掛かってただろう…やっぱりバス使うと早いなぁ。

木のベンチに座ってショーを観る。
16時の回はブルガリア民謡コーラスで御座いました。
実は最初ハンガリー民謡かと思ってた…御免なさい。(汗)
女性5人のグループで、向うのお国らしい華やかで細かい刺繍の入った民族衣装を纏っておられた。

んで皆さん、頗る歌が巧かった!
マイクが要らない程の声量だし。
息の合ったコーラスで…言葉は解らなかったですが(汗)…透明な、伸びの有る声でした。
ヨーデルを思い浮かべて頂ければ(ちょっと違うか)…個人的にクリスマスのプログラムの中では、最も気に入っちゃいましたよ。
CD売ってたら買ったのにな…残念。
歌だけでなく、楽器の演奏も披露して下さいまして。
向うの民族楽器なんですが、どれも日本には無い珍しい物ばかり。
四角いタンバリンの様な物とか、振り回すとジャー!と音が出る物とか。



↑皆さん美人で…特に写真左側の女性、お人形みたいに可愛かったv

約20分のステージを観終え、席を立つ。
始まったばかりの頃は空席が目立ったけど、終る頃にはぎっしり埋まり、立観客まで居りましたよ。
皆、歌声に惹かれたのでしょう。
惹~かれてキャッツアイ♪(古…)

散らばってく客の中には、残ってバザール内の土産を観てく人も居る。
それを見て自分も、そろそろ土産を買い揃えんといかんなぁと。
明日の夜には荷物纏めて送る用意する積りだったんで。

という訳でワールドバザールで『デボンゲルド(1,050円)』と『シシャモッコ(3本入、580円)』を買いました。

『デボンゲルド』は林檎のチーズケーキ。
林檎の甘い香りと酸味が有って、とても美味しいv
場内総合土産店であれば大抵置いてある…かなりお勧め。

『シシャモッコ』はシシャモの卵を魚肉ソーセージの様に固めた物。
見た目ピンクのソーセージ。(つまり着色してある訳だが…)
食べるとプチプチした食感のカマボコ。
気に入ってて、行く度に買ってます。
爪楊枝付なんで何処ででも食べられるのも嬉しい。
3月なったら写真付で紹介します…いや、3月頃、土産紹介でもしようかと…。(笑)

さっきから話題に上げてる『タンテ・アニー』にも買いに寄りました。



↑ビネンスタッド地区、食品街前に飾られてた、金のシャチホコ風クリスマスデコレーション。(似てない?)

写真後方、緑の庇が掛かってる店が『タンテ・アニー』です。
シンボルは2階で30分毎に鐘を鳴らすアニーおばさん。
店名のタンテ・アニーとは、ずばり『アニーおばさん』と言う意味のオランダ語だそうな。
チーズケーキが美味しい事で他県にまで有名な店ですが、チーズケーキ以外の菓子も美味しいです。
特にチーズケーキが有名になったのは、修学旅行の女子生徒からによる口コミだそうな。
修学旅行中の女子生徒は大抵此処の店の緑袋を提げてる。
店の前で店員さんが必ず試食を勧めてまして、そいった営業熱心さが実を結んでたりもすんじゃないかと。(笑)

此処で私は『ショコラーデ・バナーネン』と『ショコラーデ・カースケイク』を買いました。
…どっちも職場からの頼まれ物でして。(笑)

『ショコラーデ・バナーネン(1,050円)』はバナナ&チョコ風味のスポンジケーキ。
チーズケーキが苦手な方にはお勧め。

『ショコラーデ・カースケイク(900円)』はチョコ味のチーズケーキです。
これもあんまチーズっぽくないんで、チーズが苦手でも食べられるかと。

実は此処の店、生ケーキも美味い。
今年の3月イチゴのパフェ風ケーキ(季節限定…名前忘れた)と、モンブラン買って食べたら、実に美味くてびっくりした。
場内ケーキ屋さんの『パティスリー』にも負けず劣らずだと思う。
店内にはカフェも併設されてるんで、機会が有ればどうぞ。
テイクアウトも可能ですよ。(その方が落ち着いて食べられるかも…店内あんま広くないんで)

タンテ・アニーの在る並びは『フードストリート』と呼ばれる区画でして。
ホテルメイドのパンを売るカフェテリア『グーテン・アペティート』。
様々な種類のチーズを売る『フロマージュ・ダンジュ』。
ソーセージやパスタ・調味料等を売る『タブリエ・ド・ロア』。
店内奥にワインセラーを持ってる『ディオニソス』。
輸入菓子からオリジナルまで、沢山の菓子が並ぶ『ハンスブリンカー』。

…と聞いてるだけで美味しそうな店がずらりと並んでおります。
チーズ・ソーセージ・ワインを売る店はフロアが繋がっていて、カウンター席も用意されてるから、買ってその場で食べる事が出来る。
また3店舗とも量り売りコーナーが在り、好きな分量だけ買えるのも便利。(量り売りしてる物品は決められてますが)

結構買ったんで午前中同様『お土産デリバリーサービス』を利用しようかと思いましたが…考えてみたらホテル直ぐ側なんで止めました。(笑)

買うと予定してた物全て買い揃えたんでホテルへ戻る。
5分もしない内に正面門に到着。
アムステルダムに宿泊してて良かったと感じる瞬間。
…もっとも部屋が果てに在るから…むしろホテル入ってからのが遠く感じたり。
「近くて遠い」とはこの事だなぁと…。(笑)

玄関入った途端、「お帰りなさいませ!」と明るく声が掛けられる。
お顔を拝見しましたら、昨日チェックインした時お世話になった方でした。
照れつつ「ただいま戻りました」と挨拶を返す。

エレベーター乗って最上階へ。
長く続く廊下を果てまで進む。

部屋は留守にしてた間にきちんと掃除されてました。
タオルもパジャマもティーバッグも全て補充されてましたし。

そうそう、此処パジャマなんですよ。
以前はヨーロッパだけだったんですが、今では場内ホテル皆パジャマが用意されとります。
このパジャマ、着心地が頗る宜しい。
あまりに宜しかったんで、以前友人がホテル売店で買って帰りました。(残念ながら今は置いてないみたい…)

タオルはハンド・ノーマル・バスタオルと、3種類も有る…しかも各2枚揃えで。(他、タオルマットも有)
パジャマも大と中サイズと、2種類揃えてあったし。
小心者なんで、宿泊中1枚1着しか使えんかったです。(照笑)

部屋戻ると同時に、どっと疲れに襲われる。
土産放り出してベッドの上に行き倒ればったり…今日はこのまま夕食時迄寝てようかと考えなくもなかったんですが……脈絡も無くキャラメルチーズケーキが頭を過り……



↑結局また外出て、ビネンスタッド~スパーケンブルグへと向う事に致しましたとさ。(笑)(写真はビネンスタッドバス停から観た、スタッドハウスとドムトールンとの並びです)

疲れるとさ…甘い物が食べたくなるんだよ…。

…といった所で続きは明日~。(今回余談が多かったな…)(汗)
コメント (2)
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