kotoba日記                     小久保圭介

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風の中

2017年08月12日 | 生活
知らなかった
知っているつもりだったのに
何も理解していなかった
理解しているつもりだったのに

電車に乗って
窓辺で目を閉じてみれば
それがわかる
聞える音に
名前をつける
いく種の音が
同時に鳴っているのだろう

目をあける
山が見える
青い空が見える
白い雲も

そういうことだったのだ

狭いホームの階段をのぼる
わたしたちは
話しながら
北へ向かう
長い階段を降り
まっすぐの道をゆく
熱射は容赦なく
夏の昼下がり
わたしたちは
北へ向かう

紅茶を注文すると
ティーャbトと
砂時計が出てきた
砂の色は紫

問題解決のために
方々に電話をした
わたしの友たちに
感謝
彼らは一様に
感情でものを言わない
理知で言う
餅屋は餅屋

歌は神社の前から
聞えてきた
風が吹いていた
美しい歌声が聞こえてきた
鳥と歌うと
数羽の鳥が
鳴きながら
寄ってきた
不思議な世界
蝉がずっと鳴いていた
世界が広くなった
心がきれいになってゆく
そんな歌声
響き
やさしい小さな声が
空に舞った

魂や心みたいなものは
みんな持っている
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