kotoba日記                     小久保圭介

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マトン

2015年06月30日 | 生活
マトンを食べに行った
「マトンなんて、古いですよー」
とたしなめられ
それでも
美味は美味
他の肉もあって
肉大好きなので
うわーっと食べる

飲めないわたしは
グレイプフルーツジュースを三杯
食べ飲み放題2000円
炭火焼の上の
マトン






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どんな意味だろう

2015年06月29日 | 生活
身を乗り出していた
その話になると

古い喫茶店
隣から匂う
煙草の煙
ケーキ
コーヒー

時々思う
どんな意味があるのだろう

労働場でも

どういう意味があるのだろう
この人と話していて
この人と一緒に労働することになって
その「意味」を考える時がある
何の啓示だろうと思う

コーヒーを飲みながら
何なのだろう
と思っていた


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臥せる

2015年06月28日 | 生活
上寿司
並寿司
海苔巻き

味噌汁を作り
話を聞く
熱を計る

今朝
道では元気だった
また臥せ
熱計り
午後
タクシーに乗り
保険証を出し
毛布を鰍ッ
薬をもらう時には
医者に診てもらうという
安心薬が利いて
やや回復
明日
主治医に診てもらうのが
とりあえずのゴール

午前中に
喜多の湯に行っておいてよかった
レトルトのおかゆ
梅干し
風邪は
それに限る

幼い時
わたしが臥せった
今は


ャJリスエットを二本
口うるさいほどに
注意を促し

言い返すだけの生命力に感謝


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ビワの味

2015年06月27日 | 生活
ビワ
麦茶
サンドイッチ

あの人からもらったものを
集めておく籠がほしい
おそらく
一つの籠ではおさまらないだろう

そうだ
余っている籠があった
そこに
折り紙やら
飴玉やら
入れておこう

時が経てば
その思いが
もっと正確に判る


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初めて影を見る

2015年06月26日 | 生活

餌を求めて
道路の脇を歩く



アロハの歌

雨の影を見ていた
路面は雨に濡れ
水面ができ
そこに車やビルの影ができる
影を見ていた
人の影
「光と影」
という言葉は
ごはんを食べるみたいに
当たり前に思って
遣って
聞いていたけれど
実際の
影を
今日まで
ちゃんと見たことがなかった
あらゆる場所で
あらゆる時にも
必ず
影がある
雲っていても
影ができる
水面があれば
そこに影ができるのだ

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金森さんの言葉

2015年06月25日 | 生活
以下 引用


音楽であれ、絵であれ、デザインであれ、


・・・たとえそれがどんな仕事であれ、

高いレベルで戦っている人、あるいは、

高いレベルで戦おうとしてる人が好きだ。 


そういう人達の仕事だけが、

インチキな連中の傍若無人ぶりに

うんざりしている僕を元気にしてくれる。 ー 金森幸介

ーーー

悲しい顔をした女性が

歩いていた

棟方志功が通り過ぎていった
無言で



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整体師

2015年06月23日 | 生活
ギターの音が
鳴っている

熟睡


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手書き

2015年06月22日 | 生活

あの人はやってきて
壁に
世界最高級の
詩を
張った

アメニモ負けず

あの人は
ボールペンで
全文を書き写し
「頑張ってはいけないけど これを見て云々」

相変わらず
気の利いた言葉一つ言えないのだけれど
わたしのまわりは
「デクノボー」みたいな人ばかりだけれど
世界最高級の詩を
丁寧な字で
書き写して
わたしに持ってきてくれた
そんなあの人の
思いを
貴重な贈り物と思っている
ありがとうございます




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2015年06月21日 | 生活
どうして
こんなに
気持ちが通じるのだろう

そんな友を持つ幸せ
もうずいぶん会っていないのに
言葉の一つ一つが
美しく
共鳴し
癒されてゆく
感謝の気持ちしかわかず
巡り合えたことに
運の強さを感じる

わたしがほしい言葉を
または
わたしがほしいということに
気が付かない言葉を
数ミリの違いなく
正確に
中心へ注いで
言葉が血液を通じて
循環するみたいに
体が楽になってゆく


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眠る

2015年06月20日 | 生活
眠る
食べず
眠る
脳を休め
眠る
体を休め
眠る
話さず
眠る
聞かず
眠る
誰ともかかわらず
眠る
怪我をした獣と同じように
眠る
今日
生きるため




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金森幸介

2015年06月17日 | 生活
空に
兄弟なモビール


5つのモビール

電動車椅子の男が
東からの向い風に
顔を当て
笑を出し
風に向かっていった

―――

言葉はいつも
嘘をめざすから
僕らは
少し
黙った方がいい =@金森幸介


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千円

2015年06月16日 | 生活
小銭をビニール袋に入れて
それは千円
お金を返してくれたのだ
しかし
それは受け取れなかった
おそらく
その千円は
文字通り
かき集めた硬貨
その千円は
今日
パンを買ったり
おにぎりを買ったりする
そういうお金に違いない

腕を伸ばし
差し出された
透明のビニール袋に入った
千円分の硬貨

千年さかのぼっても
同じことが
あっただろう






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希望

2015年06月15日 | 生活
パンケーキの朝


うなぎの桶

100円募金

トイレに行って
戻る時
道に立てられている
標識
それは
「希望」と書いてある
本当に書いてある
その二文字をいつも
見る
何かを思うわけではなく
ただ二文字を見る
「希望」という文字の
向こう側を
見ようとして
すぐに通り過ぎ
二文字は忘れ
トイレに行って
また二文字を見ては
通り過ぎる

底の浅い少ない読書履歴から紐解く連想は
『希望とか絶望とかうつろいやすいことでは同じこと
 そんなものに捕らわれるより
 淡々と歩め』
と書いた
茨木のり子の詩
やはり
今でも
しっくりくるのだ

☆以下が正確な詩(茨木のり子 『ある一行』)


 絶望といい希望といってもたかが知れている

 うつろなることでは二つともに同じ

 そんなものに足をとられず

 淡々と生きて行け!








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昼の響き 夜の歩き

2015年06月14日 | 生活
人参、たくさんのニンニク、
多々、野菜をぶち込み
大型カレーの作成
さらに
豆腐
終日、歓喜の声
鳴り
響き

夜は夜
角のミスドで
地学の話
帰路
見ながら歩いていたのは

夜の草
夜の花
夜の木

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言葉で

2015年06月13日 | 生活
パチンコ屋から
出てきた男が
うつむいて
ゆっくり
東へ向かった
こうして彼ら
運を下げてゆく

カレーパンを食べながら
男は東へ向かった
水色のシャツ

数分後
今度は
デニッシュロールを食べながら
女は東へ向かった
サングラス

街の景は面白い
みんな生きている
それぞれの
物語を持って
いちいちを訊いてみたい
どんなことで悲しく
どんなことで寂しく
どんなことで怒り
どんなことでわびしく
どんなことが好きなのか
誰と出会い
どこで出会い
どんな言葉を交わし
誰一人残らず
すべての人々が
膨大な物語を持っている
それを訊いてみたい
まるごと書き写し
幸せを見つけられるよう
でっちあげたい

言葉で





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