kotoba日記                     小久保圭介

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雷乃発声かみなりすなわちこえをはっす

2018年03月31日 | 二十四節気 七十二候
春分の末候

雷乃発声

かみなりすなわちこえをはっす

あったかくなってきて、
寒かったり暑かったりして
大気が不安定になり
雷が鳴りだす時期です

初雷と春雷

それにしても
雷が声を発するなんて
なんて粋な言い方でしょう
いいなあ


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ビオトープの脇に座って

2018年03月31日 | 生活


木にもたれて
音楽を聴いている
広場から
演奏する声や音が
聞こえてくる
ビルとビルの間の
わずかな木々の中で

木にもたれて
ごはんを食べ
手帖を読む
桜の花を見に来た人々が
行き交う


ビオトープであっても
小川のせせらぎが
聞こえてくる
魚はいない
木漏れ日が
地面の草に射す
そこに座っている
コートを敷いて
その上に座っている

子の声
くしゃみ

蟻がのぼってくる
はらい落とす

マスクの中に
化粧用のガーゼをしのばせると
花粉を99%カットできるという
ガーゼを買って
そうしてみる

桜の花びら
「終わった感」の場所から
良き風が吹く場所へ
移動したのが幸い
それは
この木の下
幹にもたれ
静かにしている


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セックスとお金

2018年03月30日 | 生活
セックスとお金に
とらわれた人たち

そういうことを
ずっと考えていた
この街が
思考をうながす

否定も肯定もしない
事実だ


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山を返せ

2018年03月29日 | 生活


暑い


山だった
以前
ここは山だった
坂道は
山の勾配だった
今はたくさんの家が建っている
まだ山の面影が残っているのは幸い

山を返せ
大地は言わない
わたしの中で
誰かが
何かがそう言った
そう言ったので
ここに記す
「山を返せ」

桜の花びらが
南へ向かった
どうして?
北から風が吹いたのだ

ごつごつした生き方を
してきた人が
坂道をくだってゆく
その人の
美しさ
その言葉




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食用の草

2018年03月28日 | 生活


石、石、石
赤い花
スワイショウ
鳥の鳴き声

坂道


土から直接
生えている草は
食べられる
と映画が言っていた
「オオバコとか」
そう思って
道の草を見ていた
すると
「何を見ているのですか」
と訊かれ
その獅bす
「タンャも食べらえるんじゃないかな」
とわたしが言う
「あー、食べられるっていいますよ」
おそらく食べられるタンャ

食用として
見入っては
過ぎる草
こんなふうに
草を見たのは
初めて

いつわたしたち
食料がなくなるか
判らない
生きるための
条件は
まず
体温を確保できるかどうか
次に
水の確保
それから
火をおこせるかどうか
最後に
食料

水は
山の清水
岩と岩の間から湧き出る水は
大丈夫という
そこに苔が生えていたら
大丈夫
それでも心配なら
沸騰させる

そういうことから
わたしたちは
遠くなってしまった
どれだけ
実際にできるだろう

野草は
たとえば
オオバコは
ビタミンも豊富とか




きれい
見る

風(北から)

気持ち良きこと
この上なし


去年
映画館で見た
『光』(河瀬直美監督)という作品
レンタルで出ていたので
また見る

素晴らしい
こんなに良い映画
あまりない
もっと見たい
何度も見たい


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桜の花

2018年03月27日 | 生活
桜の坂
のぼったり
くだったり

先日
石牟礼道子のお別れの会が
地元であった
たくさんの水俣病患者が
列席したという
「石牟礼さんの言葉に救われた」

ある患者が言っていた


石牟礼道子さんは
水俣病患者にとって
菩薩だったのかもしれない

わたしたちは自転車に乗って
橋を渡った
桜が満開だった
わたしたちは
高野山にゆく道順を
調べなければいけない
きのこ鍋を
食べながら
行道の桜の花の色を
体に宿して


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桜始開さくらはじめてひらく

2018年03月26日 | 二十四節気 七十二候
春分 次候

桜始開 さくらはじめてひらく


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歩いて帰る

2018年03月25日 | 生活
氏神さまに寄り
歩く春
坂をのぼって
赤い電車が通る橋を渡り
まっすぐ歩く

桜がいたるところに咲いている

夜は
歩いて帰ってゆく
何かを思いながら


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読書

2018年03月24日 | 生活
終日
読書


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大地が物量に圧し潰されている

2018年03月23日 | 生活
白木蓮

昨夜少しだけ見た
石牟礼道子さんの動画
冒頭に
おそらく東京だと思う
都会で見たことを言っていて

「大地が物量に圧し潰されていると思いました」

この言葉に
強く反応した

---


今日
芝が生えた
台形のターミナルを
見ていた
あれは本来の土手ではない
石牟礼さんの目で
それを見ていた


街路樹の土について
あれはすべて
下はコンクリートで固められている
大地まで根は伸びていない
もしくは
コンクリートを突き破っているかもしれない
けれどそれはおそらく
相当の年月を費やすはずだ
あれは
鉢植えと同じだ
ほぼ1メートルもない深さ
四方をコンクリートで固められている
コンクリートにしなかったら
地盤は沈下し
根は縦横に伸び
歩道を盛り上げるだろう

大木や古い木は
その生命力で
コンクリートを突き破り
寝を地面に這わせて
歩道を盛り上げる

そういうことを
考えていた

大地が当たり前の原風景であって
コンクリートジャングルなんていう
言葉ではなく
「大地が物量(コンクリート)で圧し潰されている」
と言った方が
正確なのだ
それを
石牟礼さんは
短い言葉で示唆した

このタイミング





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散歩三昧

2018年03月22日 | 生活
北西に向かい
知らない道を選んで歩く

東へ向かい
南西に戻る

なめこ汁を
作って



南へ向かい
川の淵を歩き
水鳥が水を蹴り
いっせいに
飛び立ち
野焼きの跡を確認し
階段をのぼり
野に出る
運動をして
森を歩く

今日は3時間歩いた
たくさん歩いた

散歩は良い
空はずっと晴れていた




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雀始巣すずめはじめてすくう

2018年03月21日 | 二十四節気 七十二候
春分 初候

雀始巣 すずめはじめてすくう

雀が巣を作り始める時期

雀よ
鉄の穴の中に
巣作りしていはいけない




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2018年03月20日 | 生活
小雨の中を
歩く


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小径界隈

2018年03月19日 | 生活
花は桜
あと
黄色の

そして
木蓮の白

幹に蔦が巻いて
小径に
小さな雨

道に伸び
いずれ
盛夏



二羽
噴水の水は
すでに常温
こないだまで
氷が張っていたのに

空は
グレイ


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春が来た/道草

2018年03月18日 | 生活
たくさんの野菜を買って
100円ショップで綿棒を買って
レタスでサワラの揚げ物を巻いて
食べる

道行き
草と花が
盛んになっているのが
見た目でわかる
春が来た

花粉は面唐セけれど
草木は生命の息吹を
越冬したこの時
いっせいに発している

人もまた
越冬して
草木に習って
生を意識する


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