kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

熊野 2023.4.30から5.1

2023年05月02日 | 熊野
    


熊野に行ってきました

熊野

大馬権現

大馬神社
白龍神社
稲荷神社
花の窟神社
産田神社

レンタルサイクル
電動自転車
快速みえ

熊野大権現

熊野本宮大社
大斎原
那智大社
那智山青岸渡寺
飛瀧神社

大祓詞 奏上
龍神祝詞 奏上

黄泉の国
蘇りの地
神仏習合
権現
熊野灘
こいのぼり
お言葉
サバカツ
サンマ寿司
ありがとうございます
川辺
龍神
稲荷
沢蟹

南紀
アイスクリーム
いびき
石段
感謝


2023.4.30 熊野市大馬神社奥宮本殿、末社 白龍神社、稲荷神社、猿田彦、山の神  花の窟神社本殿、末社 稲荷神社、龍神神社、産田神社本殿、5.1  熊野本宮大社、大斎原、那智大社、那智山青岸渡寺、飛瀧神社

2023.4.30 熊野市大馬神社奥宮本殿、末社 白龍神社、稲荷神社、猿田彦、山の神 花の窟神社本殿、末社 稲荷神社、龍神神社、産田神社本殿、5.1 熊野本宮大社、大斎原、那智大社、那智山青岸渡寺、飛瀧神社

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熊野三山日帰り

2019年04月28日 | 熊野
  
  
  
  
  
      



熊野
木曽三川
スズキさん
アイスクリーム
みかん

石段





特急電車
駅弁
バス

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熊野2018夏

2018年07月15日 | 熊野
熊野へ

暑い熊野
石段の熊野
汗だくの熊野

はなのいわや
速玉大社
神倉神社
那智大社
熊野本宮
熊野本宮旧社

旧社の野に立ち
薄い青の
空に向かって
歌う

太陽の歌
裏太陽の歌
薬の歌
蔵の歌
それから
空の歌
海の歌
愛の歌
千の歌
思いつく限り
何度も
何度も


暑い熊野

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朝の海 / 本宮

2017年07月16日 | 熊野
睡眠不足
今日はもう駄目だ
本宮までいけない
あきらめて
熊野市駅から
名古屋へ帰ろう
草々に帰ろう
そう思って
昨日
昼は暑くて見られなかった


海ぐらい見てゆくか
と朝明けの海へゆくと
しばらくして
薬が効いてくるように
元気になって
太平洋は昨日の凪ではなく
そこそこに風が立ち
波が出ている
これが熊野だ
これが熊野の海だ
この荒さがほしい

ほどほどの波だけれど
文句はない
ラジオ体操をして
柏手を打ち
簡単な祝詞をあげる


本宮まで
いつもなら4時間滞在だけれど
あまりにも暑いので
今回は一時間
それでも
本宮の凄さは
その境内に立てば
判る
海同様
本宮に救われる

帰り
おにぎりを3つ
新宮にコンビニができた!

ラムネを飲み
凄いバスの揺れの終わり
多気までの列車
多気の待合室で
横になって
眠る

かりんとう

帰宅して
温泉
ホッとする

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熊野

2017年07月15日 | 熊野
思い立って
昨日の早い夜
熊野へ行くことにした
宿があり
段取りをし
連絡して
いつもの
道をたどる

電車に乗って
駅では思うわぬ再会をし
暑さこの上なく
駅でラムネを飲み

夜の海を見て
眠る
不眠のゆくえは
シーツと浴衣と
バスタオルを
床に敷き
冷房が直にあたらぬところ
何度も何度も目が醒めて

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新宮にて

2013年05月29日 | 熊野
昨日、
松本峠、
鬼ヶ城の岸壁を、
人の三倍の速さで、
駆ける。
時間がなかったので、
走った! 危なかったかも!
数年ぶりの、
再会の、
アテはカレーラーメン

本宮
黒いやたガラスの
郵便ャXト
390円の切手を買い、貼り、送る。

本宮
はじめは、
昨年よりダルく、
しばらく、
木に手を当て、
額当て、
社に向かって、
発す
はじめの参拝は、
自分欲
のちに他者への思い
他者のコト
澄む、
ということ
生きている
他者へ向けての行い

4月29日(月)午後4時42分 新宮にて

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熊野/春

2013年05月29日 | 熊野


広い海
海の音を
聞いている
「きましたよ」
「ああ」
はじめよそよそしかった海は
風に吹かれて
いっしょになって
この場所にわたし、
なじんでゆくのがわかる
一番好きな場所

この場(四角)で、
あの交差点で、
柵がなくなり、
左側のみの流れになっていた
テトラャbト、右側に積まれていた

子ら3人、
遊ぶ、
海の、
春の、

小石は子らに投げられ、
移動し、
夜にとどまる
陽光
海の前で母と子の
言葉が飛んで、
消える
小石の音、足音、

膝を立て、
座って、話す、
人と子
この地の言葉(方言)

茶のテトラャbト
騒がしいというより、
鳥が来てさえずるよう
全部、
海に溶ける、混ざる

僕はnakagami kenji

白い石をさがす
丸い石をさがす
ペンは青色
不思議な石がある
こんな石を見つけた
へんな石をみっけた
空、豆石

言葉がそばで生まれ
聞こえ、
消え、
風が吹く
このまるいらしい星の、
ここに(今)いる
他星(太陽)の輝きが、
ここまで来ている
その作用を受けて、
わたしたち
生きている

海と太陽
海はムチツジョで、
そこにあればいい
陸をステレバ、
海に生まれるけれど、
わたし、
陸生まれ、
陸育ち
海の中では生きられない
だからただ見る
HAは海だ
声は「ふつう」
または、なし
それでもわたし、聞く
海に聞く

生きている
それ以外は、
どうでもいい
「希望」とか
「失望」とか
どうでもいい

生きている
それ以外のコトが
あるだろうか

生きている
それだけで
あとはどうでもいいのだ
「より良く生きる」
なんて贅沢だ
生き「方」を求める必要は、
ない。
生きていることを
忘れてしまったんだよなあ、
ここに来れば
それが判る
熊野。

生きている。
「生き方」は
必要ない。

新しい図書館、
そこで彼は。

4月28日午後12時42分 井戸川突堤にて


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ネイティブニッャ

2012年10月29日 | 熊野
昨日から降っていた、
雨が、
あがりました。

昨夜は、
夕方の5時ぐらいに、
眠ってしまい、
ご飯も食べず、
お風呂にも入らずに、
今朝、
5時半まで眠りました。
12時間睡眠は、
久しぶりで、
さすがに、
スッキリ、疲れが、
飛んだ朝でした。
寝るは極楽、
起きるは地獄、
と、
ひとりごちるのが、
僕は好きなのですけれど、
ホント、
あー、よく寝たー、
という感じです。

というわけで、
今日は、
枯葉の音を聞いていました。
労働は忙しいのだけれど、
耳が聞いているのだから、
しょうがない。
がさがざ、
かさかさ、しゃかしゃか、
と、
枯葉の音がして、
それから、
目が枯葉を見ました。
曲がり角は、
風が強くなるので、
付近にいた僕は、
枯葉たちが、
東へ向かって、
全員、
生き物の如く、
移動するのを、
見ていました。
猫なら、
きっと、
生き物だと思って、
きっと、
目で追っているはずです。
大量の枯葉が、
たかが、
「風」ぐらいの仕業で、
猛スピードで、
大移動するのだから、
たいしたものです。
風を風だと知るまえに、
枯葉を枯葉と知るまえに、
これを見るような、
面白い音と、
枯葉たちの動きでした。

今日は、
熊野の阿田和から、
山に入った所、
千枚田があるあたりを、
故郷に持つ、
山田さんと労働です。
山田さんは、
純粋で、
きれいな目をしています。
だから、
僕は山田さんと労働すると、
心が、落ち着きます。
熊野出身と知って、
なおさら、
そう思います。

山深いところにある、
山田さんの実家は、
三重交通のバスの、
終点付近にあり、
最終のバスの運転手は、
山田さんの家に、
泊まってゆくのだそうです。
山田さんのご家族と、
運転手が交わす、
三重弁が、
聞こえてきそうです。
そして、
始発のバスで、
新宮か、阿田和かに、
帰るのだそうです。
今はどうなのかは判らないけれど、
以前はそうだったらしいです。
そういう風土で育った山田さんは、
やさしいというより、
人を思いやる力が、
強く、
そんな雰囲気や、
口調が、
僕を楽にしてくれます。
仏が入っている、
とでも言うのでしょうか、
山田さんのような人を、
大切にしないと、
バチが当たるような気がして、
努めなくとも、
やさしい気分になります。
ニッャ唐フ、
ネイティブアメリカン、
ネイティブニッャ唐ンたいな、
山田さんで、
会えば会うほど、
その人柄に、
魅了されます。
熊野の人って、
山田さんみたいな人が、
本当に多いです。
のんびりしていて、
ほっこりしていて、
人なつっこい笑顔。
熊野、
熊野。

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山田さん

2012年09月13日 | 熊野
今日は、
山田さんと、
労働しました。
お昼休みに、
持参してきてもらった、
熊野の地図を見せてもらいました。
山田さんの故郷は、
熊野です。
ご飯を食べながら、
食べたあとも、
ずっと、
ここに、川があって、
海がこうなっていて、
と、
お互いの熊野を交えていました。
熊野という場所、
熊野という名前を、
言っただけで、
静かな興奮があります。

外で、
空を見て、
「熊野はこっちですね」
と僕らは、
西の方を指さしもして、
思いを飛ばしていました。
僕はゆきたい、
と言い、
山田さんは、
名古屋から、
徒歩で熊野までゆくのが夢、
と話してくれました。
その夢は、
本気で、
具体的で、
熊野詣でさながら、
いや、
山田さんは、
帰郷です。
僕は熊野の人と話しながら、
この空は、
熊野に繋がっている、
と思いました。
今度、
いつゆけるのだろう。
何度行っても、
行き足りない場所、
熊野。

夜は、
ハンバートハンバートを聴きながら、
過ごしました。

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ソウルメイト?

2011年04月18日 | 熊野
Tさんという方は、
大変、面白い人で、
話せば話すほど、
僕は彼に興味がわきます。
以前、
キックボクシングをやっていたり、
今でも、
週に何度かは、
労働を終えたあと、
体を鍛えに、
ジムにゆくそうです。
体で会得しているものは、
きっと僕が想像する以上の、
ことでしょう。
Tさんに、
合気道の修練見習い、
力の入れ方、抜き方を、
手ほどきしてもらっていたのですけれど、
残念、
労働が始まってしまったので、
途中で終わってしまいました。
また教えてもらう機会があればなあ、
と思います。
Tさんは、
初対面の時から、
親戚みたいに、
親しみがあって、
すぐにうち解ける人でした。
年齢も僕と変わりません。
彼の表情は、
まるで頭の良い、
修行僧のようでいて、
かつ、
表情は、
すぐに笑顔になる準備を、
しているような、
やわらかく、
良い面相の方です。
いろんな話をしていて、
とりわけ、
信仰、
僕は熊野信仰なので、
僕が首からさげている、
熊野の「勝守り」を、
見せると、
「熊野、行ってみたいなあ」
と、休憩中にも、
何度もTさんは、
言っていました。
今まで、
たくさんの人と、
熊野のことを話していて、
いろんな人が「熊野に行きたい」、
と言いました。
けれど、
Tさんが「行ってみたなあ」
と言うと、
それは実感があって、
ああ、
この人は、
僕の話を理解してくれているんだなあ、
と少し、
うれしくなりました。
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謹賀新年

2011年01月01日 | 熊野

  

  尾鷲までワイドビュー南紀で
  びゅーん


  出たあああああああああ!
   

  アサァァァーーーーーーーーーー!!
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南へ

2010年03月07日 | 熊野
 
      


先日、友人と、取材? を兼ねて、
「往復ワイドビュー南紀で行く! 秘湯川湯温泉 期間限定名物<仙人風呂>スペシャル」
に行ってきました。
いわゆる、バスで熊野をまわる旅行です。
バス旅行の良いところは、値段が安いことと、
バスガイドさんがいろいろ教えてくれることです。

写真は潮岬の展望台です。
雨がけっこう降っていたので、
展望台まで上ってくる人は、
少なかったけれど、
僕らは行きました。
なぜかというと、
行きたかったからです。
潮岬が最南端だということも知らない僕は、
この南のペンキの文字を見て、
ああ、一番南まで来たんだな、
と思いました。

雨の、
速玉神社は、
三山の一番最後の場所でした。
那智大社はけっこうゆっくり見られましたけれど、
本宮は短い時間しかありませんでした。
だから、
速玉神社に着くと、
僕は真っ先にバスを出て、
傘をさして、
走ってゆきました。
ガイドさんが「お気をつけて」
とか言いましたけれど、
振り返ることもなく、
まっすく境内に行きました。
僕は一分でも多く、
速玉神社の境内の中にいたかったのです。
もっと本当はいたかった。
もっと近くにいたかった。

初日は、晴れていて、
那智大社で、ずっと財布に入れておいた小さなお守りを、
やっと返すことができました。
あらたに、また小さなお札をいただきました。
滝は、流れていました。
友人は、このツアーを楽しみにしていて、
とにかく熊野三山のお札を三枚もらってくるのが、
目的の一つでした。
友人は、暇なとき、
木彫りをしています。
僕も仏を一体、彫ってもらったことがあります。
そして、今度の熊野行きのため、
自ら神棚を作ったらしいです。
(こないだ、宅にいったら、確かに手作りでした)

川湯温泉は、寒い時にしかやっていないので、
期間限定です。
僕は熊野に年に二度、三度と足を運んでいたけれど、
この川の中の温泉だけは、
本当に入るのが夢でした。
今回それが実現して、うれしかったです。
脱衣所も、粗末なもので、なきに等しい。
それでも、山に囲まれ、
岩にもたれての、温泉です。

夜、川に沿って建っている旅館専用の、
露天風呂に入っていると、
雨が降ってきました。
お風呂に入っているので、
雨も気になりません。
夜の山の、小さな露天風呂です。

熊野は、かまえていくと、
跳ね返される、
と本宮の宮司さんに以前教えてもらいました。
友人は、
熊野に、
圧唐ウれてしまい、
また行きたい、
と言っています。
かまえていなかったんだろうな、
と思いました。

そうそう、
泊まった旅館の、
ロビーの一角に、
部屋があって、
友人が手招きするので、
行ってみると、
テレビがついた部屋にソファーがありました。
誰もいません。
友人が本棚を見てにこにこしています。
見ると、
熊野のガイドブックと一緒に、
中上健次の全集が揃っていました。
これはうれしかった。
「娯楽室に中上健次だよ」
と友人は言いました。
いいなあ、と僕も思いました。
友人は、かなり本を読む人なので、
この「熊野集」がナンタラカンタラ、とか、
中上健次の話です。

      




翌日、新宮から潮岬へ行く途中、
バスガイドの小川さんは、
中上健次の墓がある場所を、
手で知らせてくれました。
その墓地の中に、
中上健次がいるんだな、
と僕らは思いました。
でも、もっぱら、小川さんの、
ツアー客への文学者の話は、
佐藤春夫の話が多かったです。


先日も、テレビで、
日本のパワースャbトの一つに、
熊野がとりあげられていました。
本宮が紹介されていましたけれど、
那智大社、速玉大社も、かなり強いです。
本宮は厳しいけれど、あとの二つは柔らかいです。

テレビを見ていて、
奈良の三輪大社をとりあげていました。
今度は、一度、加藤先生に同行させてもらった場所、
三輪大社に再び、行きたくなりました。

とにもかくにも、
あれだけまわって、
たくさん食べて、
一泊して、
ワイドビューで、
2万弱なんて、
けっこう、バスツアーが、
好きになりました。




コメント (2)
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鉄道

2009年04月18日 | 熊野
一昨日、兄様が名古屋に来ていて、
昨日、先に熊野に行った。
で、電話で、
体調が良くなったので、
今日、熊野に行ける、
と僕は言い、
「ウコンで治った」と言ったら、
「お前は、やっぱり、気分で治るヤツだ」
と大笑いされ、
「花粉症の薬が効いたんだろうな」
と冷静に兄様は重ね。

朝一のワイドビューで、
熊野に飛ぶ。
レンゲがいっぱい咲いているのを、
車窓から見る。
先頭から二番目の席で、
運転手とほぼ同じ視界を、楽しむ。
僕の前は、
鉄道ファンの人達で、
この路線はいいねー、
と、でかい時刻表を持って、
発していた。
たぶん、勝浦辺りで一泊して、
さらに鉄道の旅を楽しむのだろう。
40代か50代の男性同士で、
鉄道を介して友人になった風。
いいなあ、鉄道って、
と僕も思う。
「多気」という駅で、
運転手が変わった。
藤の花が、これまたきれい。
前方のレールの上を、
キジの雄が歩いていたり、
踏切で電車が通り過ぎるのを待つ老人、
いたる所で、線路横で工事をしているので、
列車監視員が白旗を出していた。
それを確認した運転手が、
「パーン」だか、「パパアーン」だか、
「オーケー、判ったぜ」という合図を返す。
工事人たちは、列車に正対して、
手をあげている。JR専用のオレンジ色のチョッキを着て。
鉄道運転手の目線は、実に新鮮で楽しい。

モンシロチョウが飛び、
春である。

熊野、父宅に着くと、
すでに兄様が作業開始していた。
父は熊野から尾鷲に引っ越し。
昭和一桁の父は、
物を集めるし、捨てない。
やたら、いろいろある。
夕方、なんとか車に荷物を詰め、
ほこりだらけの父宅を出て、
三人で、「みはらし亭」で夕食。
今夜はここで一泊して、
明日、引っ越し先の尾鷲へ。
みはらし亭、のお風呂が広くて、
今度熊野に来たら、
ここに泊まろうと、思。



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熊野桜

2009年04月05日 | 熊野











今朝、河上ホテルに僕は泊まって、
うぐいすの鳴き声で目が醒めました。
ホテルの大きな窓から、
井戸川や熊野市駅が見えます。
桜が咲いていて、
思えば、僕は熊野に何十回も来ているのに、
熊野で桜を見たのは今回が初めて。

朝ご飯の後、
兄が図式作業をしている間、
父と井戸川を上流に向かって、歩んでみました。
写真は、後ろを海にして、左岸と右岸の両の桜です。
父はさほど桜に興味を抱かずですけれど、
熊野に来ると何もかもがきれいに見えます。
桜道を父と歩んでいると、
熊野桜、と思いました。
まあ、何でも「熊野」をつければいいという訳じゃないけれど、
熊野は、と、熊野という字を打つだけで、
僕は言い知れぬエナジーを感じます。
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カモメ

2009年04月04日 | 熊野
今日から熊野入りです。
昨夜から兄が家に一泊して、
今朝、8時のワイドビュー南紀で、熊野へ。
思いも寄らず、父が駅で待っていてくれました。
兄が用事を済ませている間、
僕と父は海に行きました。
空は曇っていて、
波打ち際で、父と僕は、腰を落とし、
あ、鳥だ、
と僕が言う。
ああ、
と父が言う。
カモメだ、
と僕が言うと、
ああそうだ、
と父が言います。
父は隣で煙草をふかして、
どっかりと浜に座り、
海を見ています。
そして故郷は渥美半島の海と、
ここ熊野灘が繋がっていることを、
話し出します。
カモメの群が飛んで行く方に、
魚がいて、
僕らは目でカモメを追いましたけど、
カモメは新宮の方に飛んでいき、見えなくなりました。
風はなく、静かな海を、
父と一緒に見ていました。
「前ね、ここらで寝そべっていたとき、びちゃびちゃ音がしたんよ」
と僕は言います。
「それで何だろうって、波の音でもないし、起きて見てみると、
波打ち際に小魚の群が来ていて、それが跳ねてる音やったよ」
と僕は言います。
「ああ、そうか」
と父は言います。
以前、海から僕らは陸にあがってきたこと、
体が今でも海の記憶を持っていることなんかを話しながら、
海を見て、
少し寒くなってきたので、
家に帰りました。
雨が降り出して、
夜には本降りになりました。
兄と三人で、
おいしい魚を食べ、お酒を飲み、
夜遅くまで飲んでいました。
父の話に兄が真剣な表情でうなずき、
僕は父と兄を見ていました。
声高く響く、笑い声と笑い声がぶつかって、
夜が、僕らにお酒を酌みました。
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