kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

高橋悠治+藤井貞和=土

2021年10月16日 | 謎のカテゴリー
















                     


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉増剛造のリアルタイム

2020年08月20日 | 謎のカテゴリー



吉増剛造をほぼリアルタイムで視聴できる時代。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽家の言葉は心地いい

2020年04月27日 | 謎のカテゴリー
   



良き風

熊野は阿田和出身の大親分ヤマダさん

自動販売機の前で
100円玉をひらった
はあー
っと思って
ぱっと閃いて
だれそれに
その百円硬貨を進呈する

つまり
百円ひらったことはもちろん
うれしい
百円でコンビニでパンを買って
わずかお金を足せばいい
けれど
その幸福より
だれそれに進呈した方が
もっと
幸せ

コンビニの募金でもよかったし
しばらくしたら考えている
南半球の感染拡大に向けた
国境のない医師団の寄付に使ってもいい
けれど
ここはひとつ
だれそれだ
と閃いた通りにする

すっごく
足の悪い人が
杖で横断歩道を渡り
南へ向かった
昼過ぎ
足の悪い人が
横断歩道を渡り
北へ向かった
うーん
ここらへんは
何か施設とか病院とか
あるのかな
と思
わからん

---

パチンコ屋がどうのこうの
と騒いていると同時に
ベルリンフィルのバイオリニスト
樫本大進氏が
音楽について
話していた

ーーー

「今まで音楽がなかったら死んでしまう
と思っていました
違う
そうじゃなかった
と初めて思いました
まわりの健康であったり
そういうものが大事

隣の病院で
何百人も亡くなっているのに
音楽家は何もできない
この仕事を選んで本当に良かったのか
と自問し続ける日々

弾きたい
その欲求で
バイオリンを弾く
それから弾くようになった


文化というのは必要としているのは社会だと思う
だからといって
経済と違って
数字に出てくるものじゃない

社会の人間の心というのは
お金に換えられないものですから
心を失ったら社会は死んでしまうので
その心を生き残らせるために
音楽を


心の感情を片付けられるのは
音楽を通してだと思います
いまが本当は一番必要な時期だろうな
と思います

音楽は

 一番生活に必要なくて
 一番生活に必要なもの

と信じています

コロナという手ごわい相手に
全員で闘っている状況だと思います

みんなが闘っているということは
全世界がひとつになれるチャンスだと思いますし
気持ちをみんなでひとつになれるような状況を作って
コロナを唐オたあと
もっともっとすごい世界になれるように
頑張りたいと思います」


---

なんかめちゃくちゃ良い事言ってるイケメンだ
と思ったので
不正確ではあるけれど
文字起ししておきました

親友の即興音楽家
宮嶋哉行氏は
「どれだけ物を考えているかで演奏する音が違ってくる」
と断言していた
彼もまた英才教育を受けてはいたけれど
自由な方向に向かい
今では凄い演奏を国内外でする
素晴らしいバイオリニストです

音楽家からの言葉は
とてもためになる

『音楽』を『言葉』に
変換して
応用するだけだから

数多のジャンルは全部
文学に応用できる



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言葉の熱源

2020年03月19日 | 謎のカテゴリー
  


ドクターがわたしの話の途中で

「言葉で伝えたいのだと思います」

と言った

わたし
反論した
めずらしく

「言葉で伝えたいとは思わないです。判ってほしいと思って小説を書いたのは最初の一作だけです。判ってほしいというのは甘えですから。伝えたいというのはエゴですetc」

わたし
かなり力を入れて
話していた

「言葉は深いですからね」

と言って
ドクターが
会話を終わらせた時
残念だった
ガクッとした

「すみません。余談でした」

と笑って
用事を済ませて失礼した

帰路
思った

伝えたいことがあって
言葉を書いてきてはいない
書きたいことがない
から
出発している

ただ
書いていて
あっ
こんなことを伝えたかったんだ

無意識が意識される瞬間がある

そして
気がついた
わたし
そのドクターに
「判ってほしいと思わない」
と言いつつ
判ってほしかったことを

そして
「人間は本当のことを言われると怒る」

誠なり

合点がいった
わたしは判ってほしかったのだ
けれど
うまく伝えられなかった
伝えたかったのだ
ドクターが言った通りなのだ

帰ってから
お札の前で柏手を打ち
頭をたれた

そのあと
判った
「わたしは言葉の熱源です」
と言えば判ってもらえたかもしれぬ


神さまが
愛の熱源であるように
わたしは言葉の熱源です
伝えようとしているわけではなく
勝手に伝わってしまう
伝わる人には伝わる
わたしは
現象のひとつです
と言えばよかったかもしれない

ただ
伝えたい
と最初に言われ
反論し

「伝える」に
どうしても引っかかったのだ
どうしても
何かが引っかかったのだ

音楽家なら
「わたしは音の熱源です」
になるかもしれない


ドクターは意図せず
わたしに思う機会を突然放り込んだ
それは
瞬時に反応し
脳は動いた

誰からでも
あらゆることから
わたしたちは
学ぶ

言葉のことなら
なおさらです




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すかんぽ

2018年03月14日 | 謎のカテゴリー
ドイツの詩人を
高田渡さんが歌う

スカンメi哀れな草)

           ヨアヒム・リンゲルナッツ

 

土手の上でスカンモヘ

レールの間に生きていた

急行ごとに気をつけをし

人の旅するのを眺めていた

埃にまみれ煙を吸い

肺を患い

うらぶれた

哀れなスカンメ@弱い草

目もあり心もあり耳もある

 

汽車は去りゆく

汽車は近づく

哀れなスカンモヘ

哀れなスカンモヘ

鉄道ばかり見てすごし

鉄道ばかり見てすごし

いつしか汽船を見ることもなし

 

土手の上でスカンモヘ

レールの間に生きていた



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涯テノ詩聲<nテノウタゴエ

2017年11月03日 | 謎のカテゴリー
名古屋は東片端にある
小さなギャラリーに
吉増剛造展を見にゆく

涯テノ詩聲<nテノウタゴエ
という
吉増剛造展の
本があった
黒い装丁で
分厚く
内容もかなり濃い
ギャラリーの若い人が言う
「レアですよ、それは」
「今日から足利市美術館でも展覧会が始まっていて、昨日わたしが持ってきたものです」
おそらく
名古屋の本屋にはまだ一冊と置いていない
本当に貴重な本だった
吉増剛造のファンならば
それを見られただけでも
相当うれしいこと
ノーベル賞候補にも
なっているという
確かにそれはそうかもしれない
と思う
そんな詩人の直筆の銅版画であったり
写真であったり
絵を
件p作品と呼ぶに
ふさわしい展示物の中で
わたしは
確かに息をしていた

---


吉増剛造展

Gozo Yoshimasu Exhibition

2017 年10月8日(日)―11月 11 日(土)

461-0014

名古屋市東区橦木町2-25 磯部ビル1F

TEL/FAX 052-982-8858

営業時間 11:00-18:00

定休日 月・火

 


この度SHUMOKU GALLERYでは、吉増剛造(1939-)の作品を紹介する展覧会を開催いたします。

1939年東京生まれの吉増剛造は、1963年に慶応義塾大学を卒業、1964年に詩集「出発」を刊行して以来、日本で最も先鋭的な詩人の一人として高い評価を受けています。詩の朗読パフォーマンスの先駆者としても知られ、海外でも多くの公演を行っており、高い評価を得ています。一方で、文字による表現にとどまらない創作活動も多岐にわたって行われており、パノラマカメラや多重露光を使用した写真作品、彫刻家・若林奮との共同制作による銅板を用いた立体作品、最近ではgozoCinéと名付けられた、映像作品も発表するなど、様々なメディアに渡る活動を見せ、世界各地で精力的に発表を行っています。

ことばという、美術においても重要な要素を独特のかたちで表現する吉増剛造の作品は、現在も様々な世代から熱い注目を集めており、近年では「声のマ 全身詩人 吉増剛造展(東京国立近代美術館、2016年)においても、詩、写真、立体、映像などの作品が包括的に紹介されました。また2017年には札幌国際件p祭に参加し新作を発表、2017年11月からは足利市立美術館を皮切りに新作を含む大規模な回顧展が巡回する予定です。

本展では、これまで発表してきたパノラマカメラ、多重露光を使用した大型の写真作品を中心に、詩と写真を組み合わせた作品、銅板による立体作品など約30点を展示予定です。




























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰か僕を救ってくれないか

2015年03月03日 | 謎のカテゴリー
どうやって
幸せになったらいいのか
わからない

『誰か僕を救ってくれないか』
と歌ったのは
川口徳久

その歌を口ずさむ時が
ある
見事な言葉だ
みんな思っていても
口に出せない言葉だ
彼は
この一行を書くだけで
十分
役割を終えたように思うのだ
言葉を持たぬ代弁者として
立派な仕事を成した

甘えたやつが言う言葉だ
と思う人もいるだろう
実は違う
そうではない
この一行は
生命の根源である



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二行詩

2014年12月17日 | 謎のカテゴリー
 雪
                     三好達治




       太郎をねむらせ 太郎の屋根に雪ふりつむ
       次郎をねむらせ 次郎の屋根に雪ふりつむ













コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

味噌汁みたいな教養

2014年08月29日 | 謎のカテゴリー



先日、体力があったので、
このライブに行ってきました。
聴いたことはない歌がたくさんあって、
歌詞を聞いていると、
ハッとしたことが何度もあり。
「哲学の本」
「ここ(植物の色)から宇宙まで行ける」
音録をたどって、いちいちを、分析。

犬塚さんの声は天性のもので、
おそらく人間の脳に快楽を与える音声(おん・せい)なのだと思います。
だからずっと聞いていたい。

犬塚さんの歌は、
うるさくない。
静かに軽やかに歌うということではなく、
(存在が)うるさくない楽曲ばかり。
まるで、腰まである草の中を、
歩いている時のように、
それは緑で、青で、赤で、風が吹き、
雨が降り、
「ほら、この花の色から社会にも、どこにでも宇宙にも行ける」
とか、
「新しい時代のために、古い本を読む」とか、
教養の美しさが、緑の美しさに重なってくる。

こうして僕ら、自然界から、
本当に多く救われ、
多く、得る。

いつだったか、犬塚さんから構造主義というものを、
判りやすい言葉で、教えて頂いた。
原理ということも。
あの時から、
構造と原理ということを、
よく考えるようになった。

そういうむつかしいことは、
歌わない。
ただ、味噌汁を飲むように、
歌う。
「本」にまつわる歌詞、
たとえば、本屋、古典の本、分厚い本、が出てくる。
それは犬塚さんにとって、
当たり前の生活の営みで、
気取っているわけではなく、
当たり前の生活の歌が、
教養的。

こういう歌い手は、
今まで見たことがない。
おそらく、今後も。

ずっとできれば、
歌ってほしいと思っています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大好き

2013年07月21日 | 謎のカテゴリー
吉増剛造′術家、現存する詩人。

2011年10月3日、
僕は名古屋の千種正文館で、
吉増剛造に会った。
はじめて会った。
ずっと会いたかった。
10年会いたかった。
夢が叶った。
長い時間の映像作品の上映と、
フィルムをまわしながらの、
暗がりの中での、
吉増さんの話、それは言葉。
重要な言葉がたくさんあって、
その一つを拾って、
僕は小説を書く、
初期衝動とした。

少し、話もした。
願いは、
吉増さんに、
作品「宮熊」を、
先日書いた新作
「さびしい心で生きる者たち」を、
読んでもらうこと。
それが僕の願い。
あの目で、
僕の書いた言葉が、
見られ、頭の中で、
読まれることが、
あるだろうか。
あってほしいと、
心底、願っています。
きっと、
吉増さんなら、
喜んでくれるような、
字面から目をあげて、
何かを思ってくれるかも、
しれないから。
そんな、
気がするから。

現存する件p家、
吉増剛造さんです。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下村美佐

2013年05月27日 | 謎のカテゴリー
古い友達
という言葉が、
しっくりくる、
友達の一人に、
音楽家がいます。
彼女はピアニストです。
この演奏の動画は、
貴重だと思うので、
ご紹介します。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

pop star

2013年04月05日 | 謎のカテゴリー
昨日、
名古屋のライブハウスで、
観てきました。
凄かったです。
音楽はいいし、
かわいいし、
変だし、
ファッションも、
声もいいし、
中田ヤスタカの音は、
踊れるし、
CGは凄いし、
歌詞の言葉遊びもいいし、
POPだし、
自由だし、
PUNKだし、
Coolだし、
元気だし、
キレキレダンサーたちは、
実際に観ると、
やっぱり凄かったです。






</object>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする