kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

お祈り

2011年10月31日 | 生活


雨があがり、
晴れました。
白い鳥が、
青空を、
北へ向かいました。
オジの奥さんから、
僕に、とのことで、
オジから、
柿とみかんをいただきました。
「赤いものを食べるように」
とのことです。
ありがとうございました。
3時の休憩に、
みかんの皮をむき、
食べました。
このみかんの酸っぱい匂い、味、
皮をむく行為、
これは記憶として、
どうしても残っています。
それは秋祭りというほどでもないけれど、
小規模なお祭りが学区であって、
獅子を僕ら子供はかぶり、
唐獅子模様の布を持って、
道を歩きました。
帰ってくると、
酒に酔った大人たちから、
褒美として、
お菓子やみかんを、
もらいました。
そのみかんの酸っぱさを、
この季節になると、
今でも、思い出します。
他のことは記憶に繋がらないのだけれど、
みかんだけは、過去の景に繋がります。

朝は、「26番目の秋」という、
岡林信康の歌を、胸で歌いました。
http://www.youtube.com/watch?v=xB2Du9S0JSQ&feature=related
僕はこの歌が好きで、
この歌が入ったアルバム「金色のライオン」は、
何度も聴きました。
良い歌は、
ずっと残ります。

写真は、トラックに記された、
神社マークの一つです。
熊野の鴉です。
助手席には、
安部清明の人形が置いてあったり、
他にも、
たくさんの神社関連のグッズが、
ありました。
オジも僕も、
見ただけで、
「凄いな」
と言うばかりで、
僕もオジも、
あまり多くを、
訊きたくない思いでした。
短い時間で、
多くを訊くのは、
無理なのだし、
「やあ」と言うだけで、
それだけで、
良いのです。


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ネギトロ丼

2011年10月30日 | 生活
今日は日曜日で、
丸ちゃんの引っ越しの手伝いを、
してきました。
引っ越し先は、
駅のすぐ近くで、
この辺で道に迷ったら、
丸ちゃんのところで、
泊まれるなあ、
と思いました。
雨が心配だったけれど、
引っ越しは午前中に終わり、
「良かった良かった」
と二人で言いました。
僕は午後から買い物があるので、
早々に退散しました。
「今度、焼き肉をご馳走します」
と丸ちゃんは言いました。
「うん」
と僕は言いました。
「それじゃあまた」
「ありがとう」
と僕を家まで送ってくれた丸ちゃんは、
言いました。

雨が降り出さないうちに、
図書館とスーパーと八百屋に、
行かねばなりません。
ふっと、
焼き魚が食べたくなり、
宮本むなしに入り、
焼き魚定食を食べました。
隣の席には、
小柄で短い白髪の、
おじいさん、といってもいいでしょう、
年配の盲人がいました。
向かいには、
ボランティアの人がいて、
彼らはネギトロ丼を食べていました。
おじいさんは、
割り箸を割らずに、
箸を「へら状態」にして、
掬うように、
ネギトロ丼を食べていました。
「ここに、きゅうりのキューちゃん、ここに、みそ汁があります」
とボランティアの人が言っていました。
「きゅうりのキューちゃん」、
と商品名で言ってしまうところが、
お茶目で良いなあ、
と思いました。
でも、おじいさんは、
それが漬け物だと知るのは、
きっと食べてからだ、
と、
僕は思いました。
外を見ると、
点字ブロックの上を、
盲人が東に向かっていました。
きっと、何か近くで、
催しがあるのかもしれません。
ボランティアの人の時間の流れは、
早くて、
ちょっといらいらしているように、
思えました。
けれど、
おじいさんは、
ゆっくり、ネギトロ丼を食べていました。
そして、
「バスの時間まで、あと10分ですけど、どうしますか? 出ますか? ここにいますか?」
と、食べ終えたおじいさんに訊きました。
「ここにいますか?」
と重ねると、
「はい、ここでもう少し」
とおじいさんは言いました。
「判りました」
とボランティアの人は言い、
何か、資料のようなものを見ていました。
おじいさんは、お茶を飲みながら、
目を閉じて、緩やかな笑みを浮かべていました。
きっと、ネギトロ丼が美味しかったのだろう、
と思います。
良かったですね、
と僕は思いました。
おじいさんの耳は何を聞いているのだろう、
と僕も、
宮本むなしの店内の中の、
音に注意してみると、
後方で小さく泣く、駄々を言う、幼子の声、
クラシックのBGMです。
その音を聞いて、
笑みを浮かべているのかもしれない、
いや、きっと、おなかが満たされ、
かつ、幼子の声や、音楽を、
聴いて、静かな思いになっているのかも知れません。
ほどなく、
おじいさんは、
ボランティアの人について、
店を出てゆきました。
あの幸せそうな笑みは、
本当に素敵でした。
こっちまで、
ほかほかしてくるような、
静かで温かい笑みでした。

それから、
図書館で、
本を返し、本を借り、
八百屋では、
「ネギを半分に折っていいですか」
と訊かれ、
「はい」
と言うと、
「新聞紙に包むね」
と3束のネギを、
新聞紙にくるんでくれました。
ああ、持ちやすい。
僕が子供の頃は、
ビニール袋なんてなくて、
何でもかんでも、
新聞紙にくるんで、
輪ゴムでとめたのです。
お好み焼きだって、
新聞紙にくるんで、
ソースが垂れないように、
持って帰りました。
焼きそばの場合は、
持参したお皿に、
盛ってくれました。
今ではそんな景はなくなったけれど、
今日はネギが新聞紙にくるまれたので、
ちょっと、いい感じです。
帰りしな、
雨が降り出しました。
良いタイミングです。
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猫の界隈

2011年10月29日 | 生活
朝はまだ寒く、
薄いマフラーをするのだけれど、
昨日は、朝から暖かく、
マフラーもいりません。

今では珍しい、
コンクリート屋根のグレイや、
空に向いて、
上を向いて、歌う。
それは、ボブマーリーの、ャWティブの歌。

労働場のぐるりには、
猫が走っていて、
結構、
たくさんの猫がいます。
一角には、
ねこじゃらしもあり、
女子がたまに、
猫の可愛さに足を止めて、
しゃがんでみたり、
中腰になって、
猫に何事かを言っている姿が、
遠くからでも、
見えます。
トラ猫の子猫はだんだん、
中猫になってきて、
迷いのない疾走をして、
周囲を驚かせたり、
笑を出させたりしているのだけれど、
グレイの毛並みの良い、
大人の猫は、
車を意識して、
道路を横断しているのが判ります。
環境の中で、
猫も人も、
生きています。
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名刺

2011年10月27日 | 生活
嫌なことは考えない、
考えた瞬間に、
楽しいことに思考を切り替える。
そんなことを、
意識的にしています。
こんな考え方を、
もっと以前からやっておけば、
良かったな、
と思います。
嫌なことは、
嫌を呼ぶし、
楽しいことや、
好きなことは、
楽しいや、好きを、
呼んできます。
それでも、
昨日なんて、
「青い空なんて、
いらない」、
と手帳に書くほど、
気落ちすることもあったけれど、
今日になってみれば、
気落ちの原因は、
むしろ、逆転していて、
幸になっていました。

せっかく、
生まれてきたんだから、
楽しいことや、
うれしいことや、
好きなことを、
思ったり、
話したり、
実行したりしたほうが、
断然、人生は得ですよねー。

ーーー

道に、
青い紐が落ちていたので、
中指に結んで、
太陽を見ました。

そうそう、
昨日、友人が名刺を作ってくれました。
できあがったものを見ると、
ちょこっとミスがあったのですけれど、
初めての名刺なので、
やっぱり、うれしいです。ありがとう。
今はコンピュータがあって、
格安で名刺をこしらえることができます。
今のところ、
渡したのは、
オジともう一人だけで、
これから、
この名刺が、
誰に渡り、
そしてそれがどうなるのか、
判りません。
いつももらうばかりで、
そのたびに、渡す名刺がないことに、
わずかに、申し訳ない思いでしたけど、
今度からは大丈夫です。
良い名刺ができたので、
渡すのが楽しみです。
勤め人みたいに、
両手で、はにゃほへと、
と言いながら、
渡すことはないのだけれど。
肩書きのない名刺。
オジは言います。
「肩書きなんてない方がいい」
その言葉を、
僕はずっと以前に、
オジから聞いていて、
肩書きのない、
名刺なのです。
僕は自分の名前が好きなので、
密かに取り出して、
見ては、
にやにやしていました。

                     
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大好きな秋

2011年10月26日 | 生活


枯葉に穴があいていて、
いっぺん、この穴から、
空でも見てやろう、
って思いました。

トラックの車体には、
遊び言葉が多くて、
今日も、
「詩抜きで追い越せ」
(間違い。でも面白いのでこのまま載せます)
「死ぬ気で追い越せ」っていうのを、
発見。こういうの、好きです。
よし! って思う。

---

秋はその日暮らしのセルロイド
さようならsea!/路面電車と馬
井戸水を飲んだ、またコドク
赤と緑が歩いている/
過去なんて知らない未来なんてもっと知らない
土を見たアロアフロック
また最後に残るものは言葉だと思、
元気のない時は花の下に居る

---

朝は涼しく、
から、
「寒く」に、
なってきました。
でも、日中は暖かいです。
今が、
労働日和。
暑くもなく寒くもなくで、
本当に過ごしやすい日々です。
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枕木

2011年10月22日 | 生活


写真は、
一昨日の道路と、
昨日の枯葉と、
今日の枕木です。

今日は、土曜日で、
やっと明日、休みです。
雨が降っていました。
「目には目、歯には歯、愛には愛」
と、
僕は手帳に書き、
オジからきなこ飴をもらい、
枕木は、
栗の木でできているのだそうです。
枕木の束を見たのは、
初めてだったので、
しばらく見ていました。
いつの日か、
この枕木は、
レールを支え、
その上を、
電車は、
人を乗せて、
どこかから、
どこかに、
走ったのでしょう。
枕木が、
隣の枕木に、
話しかけて、
いる、
そんな景を、
歌ったのは、
誰だったかな。
枕木の中に、
だ円の、
鉄板があるなんて、
知りませんでした。
そして、
雲は東から西へ向かい、
カラス達は南東へ向かいました。

電柱を支えるワイヤーロープは、
黄色の硬い合成樹皮で、
覆われています。
それを少し揺するだけで、
電柱に振動が伝わり、
電線に伝わり、
他の電線も揺れ、
そんな電線の揺れを見ていました。
見とれていた、
というか。。。面白いです。
一度限りですよ、やったのは。
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筆柿

2011年10月19日 | 生活


写真は、筆柿です。

昨夜は疲れて、
お風呂にも入らず、
夜8時に眠ってしまいました。
明け方、
不思議な夢を見ました。
四国の地から、
目前の広くて大きな、
太平洋を見ている夢です。
夢の中で、
「ここが日付変更線だよ」
と誰かに言われたのか、
自分で思っていたのか、
ともかく、
僕は日付変更線を海に見ているのでした。
目が醒めて、
ああ、良い夢だった、
と気分が良くて、
5時半に起きて、
昨夜できなかった炊事や聡怩Aやり、
地下鉄の中で、
朝吹真理子を読み、
これは、妙音が聞こえるような、
素晴らしい小説だ、
と、言葉の世界で遊んでいました。

こないだの日曜日、
間違えて、高い(僕にとっては)リンゴを買ったので、
オジに持ってゆくと、
オジも、
柿をくれました。
筆柿というのだそうです。
日付変更線がどこにあるのか、
オジに訊くと、
赤道だ、
とオジが言いました。
それから、
筆柿をガリガリと食べ、
ヘタのところを、
ペッと、吐きだして、
柿丸かじりです。楽しい。

Hさんの弁当について、
たくさんのことを思ったので、
たくさん書きたいのだけれど、
これは、いずれ、
小説の中で、書いてみたいな、
と思います。

最近、ちょっといろいろ、
忙しくて、
夜、家に帰って、
自転車置き場のところで、
軽いめまいがしたので、
ちょっとびっくりしました。
家に帰って、
ソファで横になると、
すぐに良くなりました。
Mさんにもらった、
チオビタドリンクを飲みました。
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秋空

2011年10月18日 | 生活


水筒を塀の上に、
置いておいたのですけれど、
いつのまにか、
なくなっていました。
「取られたかな」
とオジにいうと、
オジが探してくれました。
どうやら、
職人さんが、
急いでいて、
間違えて、
持っていってしまったようで、
それをオジが探し出してくれました。
近くに、
カーマがあるので、
新しいのを買わなくちゃ、
とあきらめていたので、
助かりました。

労働場の近くに、
古い民家があって、
もう住んではいないのだけれど、
家主さんと話していました。
庭がとても素敵で、
苔が自然に生え、繁殖し、
屋根は、グレイの瓦です。
庭の中央には、
小さな温室が作ってあり、
そこで菜っ葉などを、
作って食べるのだそうです。
母屋の横には、
朽ち果てた小屋があり、
蔓が伸びていて、
いちじくのある庭を見る人は、
ここにはもう住んではいません。
雨戸が閉められているのだけれど、
以前は、
確かに、その縁側から、
人の目が、
庭を見ていたのだろうと、
思います。
映画を撮りたくなるような、
家屋と庭で、
ずっと見ていても、
飽きません。
空は、
秋です。
コメント (2)
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マレーシア読書法

2011年10月17日 | 生活


写真は、
道の花です。
きれいだな、
と、
思ったので。
それと、
木目です。
本当に、
木の目みたいに、
見えました。

最近、
地下鉄の中で、
読書です。
疲れていて、
本なんて読めない、
と思っていたら、
疲れていても、
本は読めることを、
思い出しました。
むしろ、
疲れがとれる、
という方が、
正しいかもしれません。
今日からは、
朝吹真理子著「流跡」。
これが、
凄く良い小説で、
言葉が凄くて、
たまりません。
電車通勤は、
すぐに終わってしまい、
労働の楽しみが、
また一つ増えました。

ずっと以前に読んだ、
高橋源一郎著「ジェームスジョイスを読んだ猫」
というエッセイというか、
評論集の中で、
「マレーシア読書法」というのがあって、
とにかく本を読む、
何が何でも本を読む、
何かしながら、
本を読む、
寝ても醒めても本を読む、
それが、
マレーシア読書法らしいです。
本を読みながら、
本を読むとも、
書いてありました。

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表札

2011年10月16日 | 生活
石垣りんの「表札」という、
詩を読んで、
表札は自分で書くべき、
とあり、
朝早くに起きて、
表札を自分で書いて、
貼りました。
それから、
ショウガを天日干しにして、
スーパーショウガを作りました。
八百屋で、
「ショウガはないのですか」、
と店主に訊くと、
「あるある、冷凍してあるよ」、
と、言い、
大量のショウガを、
安く買ってきたのです。
カボチャ、ごぼう、れんこんは、
なく、
リンゴがたくさん出ていて、
安いので、たくさんのリンゴを買いました。
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キンモクセイの匂いの国から彼らは盲人の姿でやってくる

2011年10月15日 | 生活
夕方から曇ってきました。
キンモクセイの木は、
東の方にあります。
ここからは、
200メートルぐらいの、
距離があるので、
匂いはしません。
けれど、
キンモクセイの香りの方から、
盲人のご夫婦がこっちに、
歩いてきました。
二人とも、
白杖を持っているので、
すぐに、
わかりました。
点字ブロックはありますけれど、
僕の目前の、
段差は注意です。
ご夫婦は、
旦那さんが先に歩き、
すぐ後ろを、
奥さんが歩いていました。
二人に聞こえるように、
やや大きめな声で、
段差があります、
と言いました。
「はいどうも」
と旦那さんは言い、
歩き慣れているのか、
歩行の速度は、
極端には落ちずに、
彼らは、
西へ向かいました。
10メートルぐらいは、
添って歩きましたけれど、
あとは、
彼らの歩行は、
順調に、
西へ、西へと、
続きました。

労働からの帰り道、
地下鉄の栄で、
乗り換え、
階段を下り、
ホームにゆくと、
また男女二人の盲人に出会いました。
彼らは名城線の右回りの、
5番のりばあたりで、
地下鉄を待っていました。
「ホームに落ちてしまって」
とその時の恐浮A
静かに語ってくれた、
僕の盲人のグルの言葉が思い起こされ、
もしもの時のために、
緊急停止ボタンの場所のそばに立ち、
僕は少しだけ緊張して、
地下鉄を待ちました。
地下鉄が来て、
停まり、
彼らの後ろ脇に立ち、
降りてくる人たちも、
彼らにぶつからないように、
注意しているようでした。
二人は、優先座席に座りました。
どこまでゆくのだろう、
なんて、
知ったことではないにせよ、
今日は、
盲人さんに、
よく会う日だな、
と思いました。

どういうわけなのか、
本当に判らないのだけれど、
数々の労働場で、
駅で、
道で、
たくさんの盲人に僕は会います。
そのたびに、
僕が見つけているのだろうか、
とも思います。
「蛇が浮「と思って、山道を歩いていると、蛇を見つけてしまうのです」
と友人と山を歩いている時に、
教えてもらいました。
盲人は、勿論、蛇ではないけれど、
「どこかに盲人様はいないだろうか」
と僕はこころのどこかで、
思っているのかもしれません。
出会えば、それだけで、
僕の中で、
何かが、
強く動き、
彼らの存在が、
メッセージのように、
思え、
労働をそっちのけで、
添ってゆくこともあります。
前世というものが、
仮にあったなら、
僕は盲人と、
きっと何か繋がりがあったか、
自身が盲人であったか、
と空に思います。
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星の数ほどある恵みに今日も感謝

2011年10月13日 | 生活
今日は街に戻ってきました。
「キンモクセイの香りがするな」
と、
職人が言うので、
僕らは、
匂いがする方へ、
動いて、
ほどなく、
キンモクセイの木を見つけました。
それは、
労働場の、
すぐ東側にありました。
視覚と聴覚ばかりの毎日ですけれど、
今日みたいに、
嗅覚を第一の頼りにして、
花に着き、
匂いのありかを見つけるなんてのも、
恵みです。
そういえば、
誰かの言葉で、
「星の数ほどある恵みに今日も感謝」
っていうのがあったけど、
僕はこの言葉を今でも好んでいます。

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山で聞く

2011年10月12日 | 生活
今日も、
山の中にある、
休憩所で、
昼寝をしました。
ツクツクボウシの鳴き声が、
聞こえ、
モンキイチョウが飛んでいます。
山から、
秋の虫の鳴き声が、
聞こえてきました。
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ミツコシマデアルク

2011年10月11日 | 生活


写真は労働場の東に広がる、
山です。
昨日は、
山から、
まだ、
セミの鳴き声が聞こえました。

右胸に、
僕はペンをさしているのですけれど、
そのあたりを、
ミツバチが飛んでいました。
ほっときました。
ほどなく、
彼は、
どこかに飛んでゆきました。

休憩所には、
蝶の標本があったり、
動植物の生息分布図が、
壁に貼ってありました。
そして、
鰍ッ時計は、
木でできた、
丸い時計です。
木のテーブルで、
木の椅子に座り、
弁当を食べて、
うつぶせになって、
昼寝をしました。
山へ続く扉は、
開けたままで、
冷房もいらず、
気持ちの良い、
場所です。

午後。
小柄な老女が、
坂をのぼっていきます。
僕が見ると、
彼女も僕を見ます。
そして、
何事かを言います。
かがんで、
彼女の口の近くに、
耳を近づけてみると、
「ミツコシマデアルク」
と、自慢しました。
自慢された者は、
「凄いね」
と答えます。

そうそう、
休憩所までの道の途中で、
草がたくさんあるので、
ナムジュンパイクが、
永平寺を撮影する仕方を真似て、
ケータイを目の前で、
適当にメチャクチャに振って、
シャッターを押し、
保存を押しました。
そんなことをしていたら、
へっつき種というか、
植物の種が、
ズックにも、
ズボンにも、
たくさん、
へっつきました。
取るのが、
かなり大変なのは常です。
また、
植物の智恵に感心するのも、
常です。
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往来

2011年10月08日 | 生活
白い帽子を被った、
盲人の女性が、
遠くに見える十字路、
を、
左から右に、
つまりは東に向かって、
通り過ぎて行きました。
それは役者のように、
十字路という舞台に現れ、
そでに消えてゆくようでした。
それは午前9時20分の出来事です。

午後。
目前を、
自転車と人が通り過ぎ、
ハンドルの前かごには、
キャベツと蜜柑が、
積まれてありました。
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