kotoba日記                     小久保圭介

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imairutokoro

2012年07月28日 | 音楽


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女性の力

2012年07月25日 | 生活





写真は、
佐藤哲朗さんという写真家が撮った、
2012年、7月6日の、
首相官邸前の女性です。

祈る姿は、
どんな人でも、
美しいです。
けれど、
今回のデモは、
前から書いていますけれど、
女性の力です。
それは、
生活から出てきているから、
強い。

たくさんの女性の言うことを、
聞かない国、日本。
女性にはむかって、
滅んでいった男性を、
僕は何人か見ています。

夫婦喧嘩の話を男性に聞かされると、
必ず、
僕は、
「男が、女に、勝てるわけがない。はむかって、
ロクなことが今まであったか?」
と、
言い、
「小久保君の言うとおりだ」
と男は言い、
戦いをあきらめます。
絶対、
勝てないし、
勝てるわけがない。

女性は男性に比べて、
戦う、
という言い方はあまりしません。
僕は、
そんな女性の力を、
本気で信じています。
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木内みどり

2012年07月21日 | 生活
昨日、
7月20日、
官邸前の金曜日デモには、
元総理の鳩山由紀夫が、
来てスピーチをしたそうです。
SP(護衛)も、
カッパ姿で鳩山由紀夫を守っている、
様子が、
動画で
見られます。

来週、
7月29日の日曜日は、
国会議事堂を、
ぐるり、
と、
囲んじゃって、
アクションを起こすそうです。
その日、首相は外遊で、
日本にはいないそうですけれど、
今は、歴史に残る、
集会やデモが、
ずっと続いている日本です。
それを僕は、
この目で、
ネット上の動画であっても、
見ていたいと思います。
そして、
記録もしておきたい。

規制もあって、
一例では、
右のリンク集の
「おかんのガイガーカウンター」
というサイトは、
線量計を持っていなくても、
近所の今日、昨日の、
放射線量が判り、
便利なサイトでした。
ところが、
ここ一ヶ月ぐらい前からでしょうか、
近所の住所を入力しても、
一ヶ月前とか、二ヶ月前、
といった、
無意味なデータしか判りません。
それも、
近所の名城公園付近ではなく、
港区の埠頭であったり、
です。
いずれ、名古屋でも、
個人で線量計がいるでしょう。
新聞の二面の、
今日の放射線量の欄は、
「やや減少」とか
「ほぼ横ばい」とか、
本当に判りにくいです。
<現在の放射線量>の電光掲示板が、
名古屋は栄で、
設置される日は、
いつになるのか、
線量計付きケータイの発売は、
いつになるのか。
天気予報と同じぐらいに、
発表しなくては、
いけないと思うのだけれど、
現実は、違います。

サイトに飛べなかったり、
リツイートできなったり、
と、
多々の、
規制される情報とは、
角度を変えてみれば、
隠したい情報、
本当のこと、
という逆説が生じますので、
この観点を押さえておけば、
良いのかもしれません。


放射線からは、
自己保身しかない、
と言うけれど、
自分で、
どれだけ、
自衛できるか、
と思うと、
うーん、
と、
なります。
雨の日は、
とくに、
雨と一緒に、
スカイシャインは、
降っているのだろうから。
まあ、でも、
そのうち、
原子力発電所は、
全部、
止まります。
とりあえず、
いつもの八百屋さんで、
産地を確認した、
野菜を食べて、
暮らします。

動画は、
女優の、
木内みどりさん。
「再稼働はんたーい」
と叫ぶ声は、
大きな声でした。







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代々木公園17万人

2012年07月16日 | 生活


この絵は、
昨日の名古屋のデモでも、
印象的なプラカード、
だったのですけれど、
ちょうど、
今朝の中日新聞で、
紹介されていて、
名前を知りました。
柚木ミサト【あかいつぶつぶの絵】より。


今日の代々木公園には、
10万人集会を超える、
17万の人が、
集まったそうです。
暑かったろうなあ、
と思います。
著名人よりも、
福島から始まっているのだから、
こんな人の声を、
僕は聞きたいと思っています。
それにしても、
舞台にある奈良美智の女の子の絵は、
いいなあ、
と思います。
あの目。





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デモ

2012年07月15日 | 生活


今日は、
午前中、
友達と、
映画「11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち」を、
シネマスコーレで観てきました。
ぐったり疲れて、お昼にしました。
それから、
矢場町まで行って、
脱原発のデモにゆきました。
僕は4月に行って以来のデモ、
友達は初めてのデモです。
ぺちゃくちゃおしゃべりをしながらの、
歩行です。
時々、「原発反対」とレスャ塔Xの声を、
出しました。
凄く暑かったので、
ビールを飲んだばかりの友達は、
歩いていて、酔いがまわったのか、
終わってから息が上がっていました。

それにしても、
4月のデモの時は、
規模は小さかった(260人)けれど、
今日はたくさんの人(1000人)が来ていて、
少しだけ、
驚きました。
ずっと、
デモにゆきたいと、
思っていたので、
やっと、
せいせいしました。

帰り道、
八百屋に寄って、
たくさんの野菜と果物を買って、
家に帰りました。
トマトもネギも、
ナスも安かったです。


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柵と風船

2012年07月14日 | 生活
毎週金曜日になると、
今日のデモは、
何万人ぐらいの人が集まったのかな、
と思います。
翌日になると、
発表があって、
昨日、
7月13日は、
2万人~15万人、
という発表です。
こんな大差の、
人数発表も、
官邸前デモの、
常と、
なってきました。
どちらが本当なのかは、
判りません。
2万人と言いたい人たちと、
15万人と言いたい人たちが、
います。
ニーチェは、
「真実はない、解釈だけがある」
と言ったので、
僕の解釈は、
15万人です。


今回は、
歩道から車道に、
人々が出ないように、
柵が設けられたことと、
白い風船を手にした、
たくさんの人たちが、
動画に映っていました。
他の動画を観てみると、
田中康夫が、
白い風船を渡して歩く姿が、
ありました。

官邸前に来ている、
福島市の人のインタビューで、
「二度と事故なんか起こしてほしくないから」
「福島みたいな場所を二度とつくってほしくないから」
という言葉が、
当然ですけれど、
強い実感があって、
この言葉から、
全部、
始まっているんだ、
この言葉が、
原点だ、
ということを、
改めて、
思い知らされました。
うっかりすると、
お祭り騒ぎに、
隠れてしまいます。

ならば、
僕の実感とは何か。
福島在住の詩人、
和合亮一の詩と、
同じぐらいの、
力を持つ言葉とは、
どんなものか、
と、
考えます。
それはたとえば、
川上弘美著「神様2012」のような、
未来を見通す作品、
今日の被爆量、
今日までの総被爆量を、
一日の終わりに、
計測する日常や、
子供の姿が消える、
といった、
予見能力も、
その一つでしょう。

いずれ原発病が多発します。
そうなって初めて、
全国の発電所は、
再停止となるのかも知れません。


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裸のメモ

2012年07月09日 | 文学


     



吉増剛造。詩人。
吉増の詩集の中では、
総文字数が圧涛Iに多い本です。
なので、
ずっと、
読むタイミングを計っていました。
それで、
こないだ読み始めて、
今日、読了。
ほぼ、10日間ぐらいかな、
地下鉄の中で、片道22分。

評価の★は、
5個までしかないけれど、
50個の★をつけたいです。

この世に、
こんな本が存在すること自体に、
僕は心底、驚いています。
吉増の詩はたくさん読んでいるけれど、
今回は、
読み終えて、
こんな本は、他にない、
と思いました。
何が書かれてあるのか、
さっぱり判らないのだから。
だからといって、
もう読みたくないか、
と言ったら、逆。
無人島に行ったら、
この本を持ってゆけば、
一生、退屈せずに、
過ごすことができそうです。

「フィネガンズ・ウェイク」も、
何が書かれてあるのか、
さっぱり判らなかったけれど、
「裸のメモ」も、
さっぱり判らない。
でも、
読み終えて、
あ、
これは、
海の中のことなんだ、
と思いました。
海の中には、
たくさんの生物がいて、
そのいちいちを、
吉増のいちいちの言葉が、
現しているように、
思えました。
内容は、
「海」なのだから、
言いたいことというよりも、
「海」が、
ここ、または、
そこ、にある、
ということだけを、
押さえておけば、
こんなに愉楽の極みの、
言葉の群れは他にありません。

ジャン・ジュネ、三島由紀夫といった名前がでてくる、
「静かな虚空(アオソラ)」という詩。
これは、震災後に書かれた、
作品です。
虚空ということを、
吉増は言っているのです。

吉増は、
たくさんの、
文学者や哲学者の名前を、
出してきますけれど、
きっと、
想像するに、
彼らの著書への、吉増の、読みは、
計り知れないほど、
深く、独特異であるはずです。

「裸のメモ」を、
読んで、
僕は、
本物の件pに、
目を通した、
という経験をしました。
去年、
吉増さんに、千種正文館で
お会いして、
ひと言、ふた言、
話ができました。
73歳、驚くほどの瑞々しい感性を持った、
超人、吉増剛造。

この詩集は、
感性で読むのではなく、
ただ、
そこに言葉があって、
それを読めばいい、
そう教えてくれる本です。
「自由」なんていう、
外国の言葉を使っても駄目。
この本の印象は、
確かに「自由」。
でも、
そんなくくり方はできません。
やはり、
この本は、
「海」。
だから、
飽きる、
ということは、
間違いなく、
ありません。

朝吹真理子は、
吉増の追っ鰍ッ。吉増の影響下のもと、
彼女は、
素晴らしい小説「流跡」を書いています。

海の本。
こんな本が、
この世に存在して、
著者も現存している、
という
こと。
愉楽です、
この世は。
こんな言葉、
を、
書く人に、
出会っている。
吉増剛造。


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坂本龍一

2012年07月08日 | 音楽
7月6日金曜日の、
首相官邸前のデモは、
一週間前と同じ、
15万人が集まったそうです。
今回は、大集合にならないように、
分散されて、
規制が厳しかったと聞きました。
怪我がなくて、
良かったと思います。

現地には、
大江健三郎や坂本龍一の姿も、
あったそうです。
坂本龍一のメッセージの動画を観てみると、
傘がたくさんありました。
東京も雨だったのです。

坂本龍一は、
「再稼働反対」という、
シュプレヒコールをサンプリングした、
作品「ODAKIAS-Oi Protesters 」をいくつか発表していて、
全部観てみましたけれど、
どれも良質です。
ある作品の中で、
「再停止」という言葉が使われていて、
あ、いいな、
と思いました。

どの作品も素敵なのだけれど、
僕は、大飯原発正門前の映像、
そこには、
実際のパーカッションの音も入っていて、
機動隊の盾の英字の、
並び具合がきれいで、
好きな作品です。









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本能のデモ

2012年07月05日 | 生活
こないだの日曜日、
また原子炉に、
火が灯されました。
しょうがないとは、
思っていたけれど、
気落ちしました。
胃腸風邪が治ったので、
こうして、
書いています。

行ってはいないけれど、
都内や大飯原発正門の、
抗議デモは、
徒労であった、
やっぱり、
無駄だった、
という挫折感が、
ありました。
けれど、
明日は金曜日。
デモの日です。
勘が働いて、
このデモは、
原子炉に火が灯されても、
おさまることはない、
そうさっき思いました。
なぜなら、
このデモは、
思想ではなく、
本能から生まれているのでは、
ないだろうか、
と思ったからです。
生存本能。
生きるための本能です。
原子力発電所から放出される放射能は、
自然界にはなかった物質だ、
と言われています。
人々は、
どこかで、
自然界の、
一部として、
あんなに多く、
静かに、
集まってきます。

動画には、
「衝突」
という見出しがついているけれど、
それは、
他者の戦いを好む本能を、
刺激した、
言葉を使用しただけで、
実際は、
「衝突」、
ではないと想像します。
声も、
「再稼働反対」だけ、
といってもいいと思います。
シンプル。

デモは、
静かで、
無言であるがゆえに、
強い力を、
僕は感じます。
理屈ではない、
本能が、
言葉ではなく、
体が、
グレイの空の下に、
集まります。

園子温監督は、
映画「愛のむきだし」
の中で、
「言葉には体がある」
と言いました。

鮎川信夫の言葉、

 失われた日々を嘆くでない
 その意味がわかるのは
 もっと
 ずっと
 後だ

をもじって言えば、
本能を、
言葉にするのは、
もっと、
ずっと、
あとのことです。

311以降、
生活の部分や、
意識が変わってしまいました。
その変化は、
これから、
顕在化されてゆきます。





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