kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

芝の勾配に立ち

2016年07月30日 | 生活
県境の人と
長い電話をした
そんな夜を過ぎ

車の迎え
小雨
夜の
喧噪の中を


芝の勾配に立ち
壮大な夢を見
左後ろで
スパーク男登場

明るい光を見ていた
ひとり
また
ひとり
人が増え

笑顔が挨拶

芝の勾配に立ち
明るいものを
見ていた


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熱波

2016年07月30日 | 生活
熱波で
仰がれる

声の鰍ッ合い

氷が降る

熱波で仰がれる
きれいな匂い

声の

氷が降る

ちょうど
よくなったころ

夜の
草原に
寝転んで


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多幸感

2016年07月29日 | 生活
昨夜の興奮で
眠れずの


こんなこと
15年ぶり

どうしたものかと
睡眠を待つ

至福

多幸感



昨夜
コーヒーを
飲んだからか
そういうことか

あほう





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凄かった

2016年07月28日 | 生活
その輝き
青と白を
基調として

その眩しさ
胸が熱くなり
冴える体

その轟き
スピード
落雷の如く
閃光と衝撃

左右から走り出て
奥から飛び出て
音が鳴る
力が押し寄せ
体に宿る

凄い

体中が
満たされて
最高の時を経て

4人
階段をのぼって
テーブルに着き
夜更けまで

ごはんを
もらった


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雨と良寛

2016年07月26日 | 生活

激しき

路に叩き

交差点を
左に折れ
まっすぐ
右側に
静かな
場所

時間がゆっくりと
流れ
癒されてゆく


友は書いた
良寛を

 語らざれば憂いなきに似たり


言葉の深さもある
けれど
友がそう書くとき
友の憂いを
思わずにはいられない
そして
黙って悲しみや苦しみを耐えていれば
語らずに
語らず黙っていれば
目が
澄んでくる


  人生 勝ちも負けもない ただ愚痴だけがある


雨が降る
強く
しかし
穏やか

夜遅く

あがる




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心のプロデュース

2016年07月25日 | 生活


グレイ


同じ 声

心のプロデュース

山の暮らし
山に守られ



オレンジ

奔馬





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ダウンロード/削除

2016年07月24日 | 生活
何かについて
何かいい
何かについて
何かをきき
きいた何かに
思考レッスン

いったい
何があったのか
たった
ひとことだけが
胸に宿り
ダウンロード

東側の道へ抜け
まっすぐ
家へ帰っていって

深夜徘徊
体の癒し
龍泉寺の湯まで
体の癒し

どこでも流行の
炭酸風呂

夜に露天で
湯につかり

マックに寄って
ハンバーガー
ャPモン探して
遊んでは
深夜徘徊

いたね
いたよ

削除
削除
それに
尽き







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思いのゆくえ

2016年07月23日 | 生活
小泉八雲の
『かけひき』

話を
いただいた

石に噛り付くことのみに
こころ奪われる
最初の望みは
逸れてゆき

根から


禅の
問答の
よう

ありがたい
お話を
いただいた


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今 見える

2016年07月22日 | 生活
まずは一本

了と書き

まずは一本
息を出し
うれしさは
顔に出て

自然が
いっそう
美しく見えるのは
聖だから

俗の眼は
聖を見ると
澄む

そうだった
山頭火は書いていた

「濁る 澄む」



その意味が
やっと
わかった


見える

歩いて
言葉を書くことも

足で歩くこと

言葉を書くことは
下のずっと下の方で
同じ
根だ


見える

俗の眼から
見える
澄んだ





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紙に書く

2016年07月21日 | 生活
紙をください
そう言う

紙を買って
ミシンの目が入った
紙を買って

海と言葉
紙に刷り込み

フクロウと言葉
紙に刷り込み

ばらばらにして
重ねてみる

名前と名前が
机に並ぶ

新生

言葉は
紙に書く
言葉は
紙に刷り込む

そうやって
文化されてきた

その一端で
わたしたち
生きている


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笑顔と同じ発音で

2016年07月20日 | 生活
蝉のおと

外国に住む
あの人と
Skype

未だ
世界地図の
どこにある国なのか
わからない
現地時間も
時差も

知っているのは
あの人の
頭の良さと
さまざまな記憶

現地での暮らしの一端は
スカイプに映る
あの人の家の壁であったり
ドアだ

きれいで静かな街に違いない
そういう街でしか
生きられない

指先に才能があって
激情を集中させる指
その調べは静か
でも
激しく

どこにいても
遠くにいても
笑顔を合わせれば
すぐに話に
蜜が落ちる

こころ
だと言う
kokoroだったか
cocoroだったか
こころ
だと言う

「こころ」と呼ぶ
笑顔と同じイントネーションで
「こころ」と発音する

よかったね
おめでとう


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富山

2016年07月17日 | 生活
あの交差点

東に
行った
ところ

一本目

北へ
折れ
まっすぐに
行ったところ
路地を
左に折れた
ところ
もっと細い
路地を
また左へ

中華料理店


その長屋

二軒目
玄関

あける

あの人

暮らして
いる

縁があって

出会い

どんな意味が
隠され
いつまであるのか
この縁

富山に生まれた
それだけで
わたし
縁を感じる
何故だろう
そう
思う

名前がほしい
あげた

何時間もかかって
めぐるページ
差し込む
漢字

美しい響き







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大葉(緑)

2016年07月16日 | 生活
涼しき

食べてなくなる
大葉の緑

大葉の苗を買いにゆく
友とソフトクリームを買い
コーヒーを飲んで
何でもないことを
いつまでも

帰って
大葉の苗を
鉢に植える
これで二つの
大葉の葉

収穫したミニトマト
美味

夏は楽し
菜園に水をやり
土を盛る
植木鉢の下には
丸虫がいるはずだ
水がなければ
彼ら生きてゆけない
人と同じ
草も同じ

水をやり

夜になったら
眠る

大葉の緑
その香り
すぐに食べてしまう




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街道の息

2016年07月15日 | 生活
数時間
言葉を書き
散歩

商店街を西へ
涼しき
歩いているだけで
頭にのぼった血が下がり
めぐりの悪い体に血が通い
脳がスッキリしてくる
情熱は冷静になり
相対化され
あらたな
アイディアが閃く
それは散歩の効用

書くことと
散歩はset
どちらもなくてはならないset

なれた道
何度も歩く道
商店街はどんどん
さびしくなってゆく
家は壊され
更地に

それでも
この道を歩くと
力がわいてくる
おそらく
ずっと以前から
この道を
数多の人が
歩いていたからだ
その気配が今でも残っていて
だから
どんな商店街も
わたし
好き

さびれてしまっても
気配は残る
街道の息

大きな交差点までいって
戻ってくる
反対側の歩道を通って
夕暮れは
涼し
夜が
来る

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小久保圭優

2016年07月14日 | 生活
どうして
そんなふうに
星を見て
繋がったのか
どうして
そんなふうに
実感できたのか

空っぽだったからだろうね

あっ(!


その人は
声に出した

わかりあうというのは
こんなに
素敵

問い
答え
納得
共感の喜

寿司屋

カレー
どんぶり物
うどん
を食べ

ピアノを弾いて
新聞紙を丸め
声をあげ

猫の歌









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