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kotoba日記                     小久保圭介

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荒尾山

2017年08月05日 | 生活
小学校5年生くらい
彼ら少年たちは
だいたい三人ぐらいで
夏休み
荒尾山に登る
標高500mくらい
水筒とナイフとライターを持って

彼らは鳥もちを塗り
しばらくして
獲物となった
モズ
ヒヨドリ
を捕まえ
首をャLッと折り
枯木を集め
火を焚いて
モズやヒヨドリを焼いて
持参してきた

しょうゆで
食べる

川にいって
岩の間の魚を素手で
獲る

火を焚いて
魚を食う
「弁当なんていらん」

大人になった
彼が言う

彼ら少年たちは
荒尾山を歩く

蔓をたどり
山芋を掘って
その場で食う

秋になると
アケビを食べる

前の日に
木に砂糖水を塗り
翌朝
クワガタを獲りにゆく
スズメバチが一匹
甘い汁を吸っていようものなら
うしろからそっと近づいて
靴の裏で思いっきり叩き潰す
そうやって
彼らはクワガタを獲る

彼は自然児
今でもその息吹がある
もちろん
街に住んでいるから
トリモチも塗らないし
火も焚かないけれど

狂気とは程遠い
原始の音
原始から吹き寄せる 風

リアル
それは
食べる
寝る
歩く
笑う
すべてing
動詞こそがリアル


「自然」という言葉ができ
その後に
「不自然」という言葉ができた

「天然」の然という字


空が青いぞ
雲が白いぞ
セミが鳴いてるぞ
ジージ ジジッ

sirkutreeの風



さゆかてさの夢

2017年08月05日 | 生活
朝シャンの歌を
みんなが歌いはじめた時
西風が吹いてきた



さゆかてさの夢
静か

クラブハウス出身の二人
センスが光るな
さらに涼風
台風の風?

霧雨
あの人と
あの人
を思って
ひとりではない
と思う

カラス
北東に向かった

東西
南北
あんがい
みどりがあるもんだ

ベゴニアに水
トンボ
水を求めて
やってきた
蝉音の中

森を駆けめぐった男
光る文をめざせ