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多々に電話

ぶどうパン
塩ふり

「塩、丁寧語、簀巻き」

みう
タケノコ

波の音を聞いて
寝る

思い至る、繰り返す

ドリアを求め
３つのコンビニをまわる
１００円コーヒーも

赤いソファー
で
ラムネを飲む
光と音に圧唐ｳれて
すぐに
このソファーに座った

ゆっくり
ひとりで
帰る

夜
地下鉄階段をのぼったところ
帰路
人は私を痛めつけ
自然界は私を包み込む

あたたかい雨
グレイの空
やさしい風
緑の葉

サンドウィッチ

朝
サンドウィッチを買う

歩こうとする力
生きようとする力

いちじく男
南へ

雫の如く
生きる人

桃源郷

雨くもり

カッパまくりの術

おにぎり二個買う
お茶も

桃源郷

脚のコト
シルバーカー
要

雨の中

カラス
北へ向かう
歩いて

黒い傘男
南へ

雨は強くなったり
弱くなったり

風呂敷

ケセラセラ

ラムネを飲む

天気予報
当たらず

カラス
水を飲む

ケセラセラ

トースターのパン

「それはそっちの都合です」

夜の脚
次から
次への
ブルース

スッキリ朝

晴

スッキリ朝

穴から
人がたくさん
出てくる

睡魔

くもり

カラス
黄色いランプに
とまる

薄い
青の
空

湿気
風
あり

カラス
鳴く

本日
晴天なり

睡魔
寝る

養老孟司と山下洋輔

新しき芽

ゴーヤ
新しき芽

雨

睡眠

オクラを
買う

旬のものをいただく

スイカ男

晴

午後
風が吹いている

こだまスイカ男
南へ向かった

今は

　　
　　
　　

咳込み
止まる
やっと
止まる

喘息

吸引
薬のおかげ

ーーー

空は
木は
緑は
風は
歌は
言葉は
時は
場所は
記憶は
未来は
今は

今は

風の中に

　　


晴
トモダチ
「離縁」
「やぶ蚊」
「さとう水」

海

　　
　　
　　

空と海と雲

自転車ドミノ唐ｵを
見た

カスタム
鳴る

あたたかき日

海の風

雨

風
強し

ゴーヤへなへな
公園
バス
森
曇り
海
図書館
新聞
谷川俊太郎

スーパー
アイスクリーム公園

あじさいの救い
洗濯物、しまう

貨物列車を見たばかりに

　　
　　
　　
　　


鶴舞へ
貨物列車を見た
どこかに行きたくなった
朝の吸入

小牧線
イヤホーンからの便り
朝野由彦さんの歌に
導かれ
可児市まで

気分良すぎ

本当は
先日
神戸に
行く予定だった
咳がひどく
断念した
チケットを
チケット屋で
買い取ってもらう

---

電車は良い
揺れている
電車は良い
動いている
電車の窓からは
動く絵画の連続だ

御嶽山まで行きたかったけれど
改札口があったので
可児市で
引き返した
それでも
堪能する自然のきれい
ひとりの揺れ動き
息の出し入れ

ささやかな
小さな旅の
贈り物は
大きくて
すがすがしい
４６０円あれば
かなり遠くまで
ゆける
川も渡った

気が向いた
それだけのこと
けれど
気は
わたしを連れてゆく
黙って
素直に
気の声を聞き
手招きされたまま
動いてゆけば
悪くはならない

喘息持ち

咳ひどく
明け方４時頃から
眠れず

もうしんどいなあ

朝食
食欲なし
バナナ
コーヒー
納豆
梅干し

南風
強きゆえ
紙切れ
道を北へゆく

hospital
喘息だった