kotoba日記                     小久保圭介

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一羽カラスは生きてゆく

2020年10月31日 | 生活
  


頭の半分
毛の抜けたカラス
一羽
きっと
仲間につつかれた
群から離れた
一羽のカラス

嘔吐物を食らい
ぴょんぴょん跳ねる
たいてい
餌を食べる時
もう一匹が見張りをしている
でも
彼は一人で
文字通り
生きている

さっき
ナマステ先生と
昨夜の嘔吐物を
水で流してしまったことを
わずかに
後悔した
残しておけば
もっと彼は
食べられたのに
と思

すまんのお
おまんがくるのわかとおったらよお
水で流さなんだに
すまんのお



暖かき日

川澄さん
良い名前
川澄さんにお会いすると
いつも
宮沢賢治の
『やまなし』に出てくる
カワセミを思い出す
音(おん)として

キャンバスを持った後期高齢者の男性
絵の具が入っているだろう
筆箱を
落とした
拾った
そして
南へ向かった


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JOEさん

2020年10月30日 | 生活
  



久しぶりに
JOEさんに会う

思えば
この夏に書いた小説は
もうずいぶん前
JOEさんと馬鹿話をしていた休憩所から始まった
あの時
くだらない冗談を言っていたのが始まりで
もう何年前か
5年くらい前か
その橋の存在を教えてもらったのは
きっかけをくれたのは
JOEさんとの馬鹿話だった
それを書いたに過ぎない

けれど
5年の歳月で
変化があった
内側にも
外側にも

感謝です


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空に届けて地に降りて

2020年10月29日 | 生活
  



コンビニを二軒まわり
買い物をする
忙しすぎて
内容さえわからず
空に届ける

乱雑な字で
乱雑に鋏を入れて

すぐ近くに名古屋支店があるというのに
そこでは買えず
という不思議
買えるかもしれないけれど
階段が長かった



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他の喜びそれ即ち自身成り

2020年10月28日 | 生活
  



subway

10分後に到着する駅
トイレがリニューアルされていて
きれいのなんの
今までの公衆便所はどこへやら

これはきっと
来年予定の
東京オリンピックのための
改装に他ならぬ
と思

八百屋の会員の登録を伝授
散歩
橋を渡り
道を渡り

帰宅

装丁さえ知らぬ
見本通りなのかも知らぬ

誰かの喜びは
それ即ち
自分の喜びと成る

最近
やっとわかってきた
この歳になって
やっと

もっと若い時から
知っている人だっている
けれど
わたし
今頃
知った

喜びの秘訣を


歩いているとき
自転車に乗っているとき

っと思って
スマホで写真を撮る
それは

っと思うから
そして
「あああ、きれいやあ。撮ってやるけんなあ。撮ってほしい撮ってほしい言うとおるけん、撮らせてもらうよ」
みたいなことをぼそぼそ言いながら
写真を撮る
うまいもへたもない
向こうがこっちにそう言うけん
撮るだけ
セックスみたいなもんじゃね
件pは

この写真
ボーナス付き
青い光線まで登場
ああ
ありがたいなあ
ありがたい








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みんな知ってる

2020年10月27日 | 生活
  


桜並木
川沿い
たくさんの草木の間を
自転車で走る時
最近
ほぼずっと
話しかけている

草木は聞いているし
石も川も空も光も
みんな話している
それを知っている

もうすぐ冬だよ
って言って

知ってますわね
スイマセン
って

みんな知ってる
冬が来ることも
春が巡ることも
雨が降ることも
風が吹くことも
みんな
知ってる
みんなえらい人たちだ
大親分さんばかりだ

---

用事を終え
終日
寝唐キ





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薔薇って書けません

2020年10月26日 | 生活
  


秋晴れ

いつも秋は短いけれど
今年は長いと思う
過ごしやすい季節

秋って
なんだろう
陰陽をぜんぶ
すっぽりくるんでしまうような
果実は実り
種ができ
冬春夏の
結果が
ここにあるというか
結実してくる
豊穣な世界がある

後期高齢者の女性
道ばたの植え込み
ピンク色の小さな
薔薇の枝をちぎって
持ち帰る
「何それ」
と聞くと
「薔薇」
って笑顔
「あ、薔薇」
「うん」
笑顔に笑顔をぶつけ合う
光る光る
心が魂が



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うれしい

2020年10月25日 | 生活
  



ギターを持って
南へ向かう
午前中
弦を張り替えた

午後から
弾く

4人
風の中で
座っていた
話し
笑い
芝の緑
肉を喰らい

歩き
エレベーターに乗り
ドアを開け
犬と猫がいて
ギターを弾き
歌声が響き
見事なツーショットのチャンス
撮ってみたら
案の定
素晴らしい写真ができた
残念なのは公にできないこと

これは日本版
ドゥルーズ=ガダリ


社会学者のフランクリン閣下に写真を送ると
「見事!」
と絶賛されて
うれしい
「癖のある文券癜]家と思想家だ!」
と絶賛
うれしい


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言葉の方程式

2020年10月24日 | 生活
  


寒し
秋晴れ
冬を思う草木
修行の愛

左利きの歌
黄色いペンを
ナマステ先生から
いただく
柿もいただく
ありがとうございます

カラス二羽
北西に向かった


黒い言葉
打つ

ロープを引っ張りすぎて
手が荒れる
あかぎれ痛し

井上陽水の歌詞で
『床に唐黷ス老婆が笑う』
という言葉がある
それを今日は考えていた
これは写実であり
数学である

老婆という言葉は
今は使わず
けれど
老婆という言葉の
何とも不気味な感じと
しかも老婆が笑う
唐黷ト

この文節のつながりは
もう計算してある
見事な言葉の配列

笑うがキーワード

変形

『床に唐黷ス男が笑う』

これでもオーケー

『スマホを忘れた男が笑う』

味気ない


『鏡を割った女が笑う』

いまいち

では何故
老婆であり
床に唐黷ス
なのか

笑うをとってみよう

床に唐黷ス老婆

つまらん

唐黷ス老婆が笑う

いまいち

応用が可能

また今度考えよう
絶対
言葉の数学
方程式だから
方程式がわかれば
この井上陽水氏の
言葉の配列が作る
不気味さが
作れる

井上陽水氏は
辞書を開いて
ぱっと指を当てた文字から
詩を作るとか
ずっと以前の話
今は知らない

artとは
件pという意味と
技術という意味がある

技術
数学
方程式
これが
言葉の配列や文字数と
関連していて
それをわかっているのは
村上春樹氏であったり
音数や音程やリズムの配列を
桑田佳祐氏なんかは
間違いなくわかっている

1ページをまるごと
富岳に学習してもらって
人が読んで
聞いて
気持ちいいと脳が感じる
方程式を
出してほしい
絶対にあるんだから!


この世はだいたい
数に置き換えることができる









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角ハンガーに親分さん登場

2020年10月23日 | 生活
  



疲れた

帰ってすぐに
冷えた体を湯船に沈め
洗濯をする

洗濯物を干す時は
雨はあがり

二階ベランダで
洗濯物を干そうとしたら
二つある角ハンガーの一つに
蜘蛛の親分さんが
巣を張って
まんじりともせず
おいででござる

親分さんに話しかける

「こんなところで
餌はとれるんじゃろうかい?
いてもらうのは
もちろんありがたい
ここで巣を張っていただくのは光栄に尽きる
けんどよ
親分さん
ここは無理じゃとおもうんじゃよ
いやいや
ええんです
いつまでもおってください」

アロエの鉢の群れが並び
そこに
羽虫が来るとは思えず
まあよいか
親分さんがこうしたいいうことに
舎弟が口出すことはできんけん
まあいろんなことを
蜘蛛の親分さんに話しかけ
星と親分さんと巣の糸を見ながら
洗濯物を干した


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おにぎり女と玉男

2020年10月22日 | 生活
  


くもり空
女は
おにぎりを食べながら
北へ向かった


男は三つの玉を動かし
鉄格子をはずして
奥へ進んだ
笛の音

ヘリコプターの音
岸本君は反抗期
事故や怪我をしなかったら
良いのだけれども






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終わりなんかないのかもしれない

2020年10月21日 | 生活
  



少し痛し

湯屋に行くバスがないので
最近は
家風呂
湯船こそ小さいけれど
炭酸泉のアワアワを入れて
いろんな色の湯を楽しみ
ついでに洗濯のすすぎをする

家風呂もなかなか良い
湯屋に行く癖がなくなって
これからは家風呂で
楽しめる
歌ったりして
あはは

---

昨日
労働場に
ャbトを忘れ
今朝
まだ少し温かい湯が残っていたので
インスタントコーヒーを作って
飲む
大丈夫
カフェインさえ摂れれば
それでいい

---

もう二ヵ月と半月
友達が帰って


今でも
毎日
一瞬でも
思う
そして愚痴る
世の様々を

死んでも友達

コンャXトを買ってから
野菜くずが発酵してゆくさまを見学
やがて
上質な土壌になることを思うと
『終わり』など
ないのかもしれない
と思


サツマイモ茹でる
これがまたおいしい
片付けを少しして
寝る

ありがとうございます




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カボチャ

2020年10月20日 | 生活
  


これはカボチャ
おいしい



スッキリ

蜘蛛を見る
朝の

10時
ラムネを飲む

夜はインフルエンザワクチン
何と値上がり
4800円なり
キツい


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身口意の駅

2020年10月19日 | 生活
  


身口意の駅を過ぎ
戻る

鬼まんじゅうの歌
コーヒーと湯を持ってゆく
黒い孤独


空が暗くなった頃
混乱の図

雨、雨




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秋景

2020年10月18日 | 生活
  




秋の木
秋の空


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シンディーローパー

2020年10月17日 | 音楽





シンディーを名古屋・旧市民会館へ観にいったのは
2011年3月
ちょうど311があってすぐだったから
おぼえている

あの夜
花粉症がひどくて
旧市民会館まで労働後
自転車を漕いで

ロビーで震災の義援金箱があった
コンサートが無事におこなわれるかも
わからなかった時期だ

天空席で暖房の熱がたまっていて
花粉もひどく最悪のコンディションで
シンディーを観た

---

映像を見ていると
アメリカは
音楽を初め
文化件pの実力は
計り知れない

底なしのすごさを
感じる

シンディーにも
言葉を感じる
体の中に言葉がたくさん詰まっている
そういう人たちは
身近でもたくさんいる

人々の中にある言葉を
ただ引き出すだけ
体の蛇口をひねれば
あふれる
あふれ出る
それを
並べてゆくだけ
それだけだ







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