kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

来年の夏の夜の夢

2020年11月30日 | 生活
  


これは何か
ゴーヤの種である
最近は
種から
ゴーヤを作る

種は実に入っている
ワタと一緒に取り出す
そして
容器に入れておく
水洗いなんぞしない
皮もむかない
勝手に乾燥すれば
皮はむけて
カリカリになる

赤い種は
熟したゴーヤ
熟したゴーヤは
ワタが赤くなる
外側も黄色くなって
ふにゃふにゃになる
もちろん食べられる

茶色はそのまま種
白いのは皮を被った種

いずれもすでに乾燥している
手で触れば
白い皮はすぐにとれる

あまりきれいなので
写メ

来年また植える
今年はコンャXトで
良質な肥料土があるので
大きくなるのではなかろうか
と思う
副業で
ゴーヤ売りをしよう
「ゴーヤいらんかね!」
チリンチリン
鐘ならして
それが来年の夏の夜の夢である

---



四人
空の上
明け方
六時
西の山に満月沈む

後期高齢者のご夫婦
郵便局から出てきて
恋人つなぎをして
何を話すでもなく
光がある
南へ歩いていった








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電子レンジの大親分

2020年11月29日 | 生活
  
 
 



日曜日はたいてい
八百屋とスーパー
他はどこにも行かぬ
何故か
毎日毎日僕らは外で労働しているからだ
朝は7時過ぎに出て帰るのは6時
もう外なんぞ行きたくない、休日は

雨もたくさん降ったし
太陽もたくさん浴びたし
空もたくさん
道すがら川を見て鳥を見て草を見て
街に行けば人を見て
話をして
日曜は
家から出ない
嫌なのだ

ならばどうするか
一週間の食材を
電子レンジの大親分に頼んで
チンしてもらう

ゴボウ
玉ねぎ
サツマイモ

ゴボウは水に浸し
アクを抜く

あとは簡単
全部
包丁でぶった切って
お皿に入れて
ラップの大親分に頼んで
くるんで
7分ぐらい

それでできあがり
ゴボウはそのままがおいしい
玉ねぎはカレーや焼きそばに入れる
サツマイモもそのまま

すべて
これは電子レンジの大親分たちのおかげ

こうやって
わたしは生きている
いや親分さんたちに
生かされているわけね

そのあと何するかというと
ボーっとするか寝るか
たまった新聞読むか
ブログの下書きするか
メールの返事とか
いろいろ
あと洗濯をしまったり
お弁当のセットとか
そんなこんなで
日曜日は
すぐに終わる
ああ

一番何が楽しいか
寝ることだ
夜もそうだけど
最近は即眠る
友に言わせれば
「それは気絶だよ」
と笑われる

なんと言われようが
寝る時
ああ幸せと感じる
寝るは極楽生きるは地獄
ですわね









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ロマン先生と一点

2020年11月28日 | 生活
   


数字で世界はできている
数学者なら言うだろう
学者ではなくとも
数字は魅力的だ

ずっと
算数と国語が得意だった
成績はよくないけど
好きだった

特に方程式には魅せられた
方程式に当てはめれば
回答が出る
自動販売機みたい

これはのちに
小説書きにも応用されていくことになったから
総合学習の意味は大きい

数学は答がある
誰がやっても正解と不正解がある
単純といったら
数学者に失礼ですね

それでもいつだったか
初めてテストで100点を取ったことがあった
それは算数だったか数学だったか
あれはうれしかったなあ

あと自動車免許のペーパーも
満点だった
あんときって
賢かったかも
勉強したからか。。


---

答がないのが
心の問題
つまり
国語

これは未だに楽しい
文学とか哲学とか小説とか件pとか
全部
国語の授業みたい
テストみたい

この文を読んで
感想を書きなさいとか
この部分はどんな意味ですか
とか
この部分は前後と矛盾しているとしたら
どう書き直せばいいですか
とか

漢字はあまり覚えられない
でも
ちゃんと書けた方だと思う
いまはまったく書けない
これはワープロのせいだ
とみんなと同じ良いわけを言っちゃえ

書き間違えるし読み間違えるし
困ったもんだ

一番困ったのが古典
あれは高校の先生が
コテコテの古典好きで
まず
黒板の文字が読めない
達筆過ぎて
しかも
当時はテストも手書きだったから

とにかく
読めない
テストの問題がまず読めない
崩し文字の極地
源氏物語とか本当に楽しそうに
授業をする年配女性の先生だったけれど
あれは本当に恋愛したことがない人だろうな
と当時から思った
ロマンティック過ぎた!


結局
古典の授業はさっぱりわからず
テストにいたっては
問題が読めず
読もうと努力したくなく
みんなよくちゃんとあのロマン先生に
ついていったもんだ

テストがあって
テストを返される
あのとき
「誰々何点」っていう感じで
テストをとりにいく教壇へ

その時
ロマン先生が親しみを込めて
「小久保、1点」
笑われた
笑った
ああ楽しい
あれはロマン先生のいじりだな
黒川に住んでいると言っていたから
縁があれば会えるかもしれない
といつも思っていた
名前を忘れてしまったけれど
アルバム見ればわかるな
小柄で目がねかけて
少しふとめで
色白で
目が細くて
優しい先生だった
どうだろう今
70歳くらいかな
優しい先生だったなあ

一点を取るというのはもの凄くむつかしい
0点よりむつかしい
なぜなら
△一個だったから
これはむつかしい
狙った


とにかく問題が読めないテストって
どうよ!?
ロマン先生はそれほど
古典が好きだったんだよな
今から読もうかな
源氏

ああ素敵
とでも言おうかな
あはは

---

しかし今日は寒かった
ナマステ先生が休みなので
ストレス
缶コーヒーでうさばらし
ラムネをかじってあっぱれ晴天

何故か
汽車の歌が浮かんだ
シュッャVュッモフ歌

進め進め進めー
鉄橋だ鉄橋だ
嬉しいな

嬉しいのかな
鉄橋を渡る時って

嬉しいわ
あの歌の歌詞は正しい




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管楽器は仏様の色

2020年11月27日 | 生活
  
  


管楽器って
きれい
金色
信号待ちで
いつも見とれる
ずらりと並んでいる
なんか
仏様の色だな
ずらりと並んでいると
さらにそう思う
そしてさびて
青緑のさびが出てきて
ますます
仏様の色になる

しかも音が出る

何かを叩く音
これが
向こう側に知らせる合図
柏手

太鼓
もくぎょうもそうだし
あれ仏壇のチーンっていうやつ
神社お寺教会にある
鈴や鐘

全部
カーンという叩く音

それが合図の知らせ

ーーー



昨日は18時半まで残業
今日は7時からの早出

残業も早出もめったにないので
そんなにキツくない

昨日はカラスが遊んで
ケチャップの容器を
電線から落としていた
面白いねえ
カラスは飽きない
見てて
話しかけると反応する
だから
ずっとマスクしたままで
話す
話し込む前に
カラスは飛んでゆくので
ちゃんと深く話したことがなく
常に短縮的会話のみ
それでも
こっちが好意を持っていることを知ると
あっちも好意を寄せる
動物も全部
そうだと思う
木も家具も花も全部
こっち次第

いいなあと思って
きれいだなあ
ああいいなあ
って言いながら
写真撮らせてもらう
もうここで
コミュニケーションができている素敵

カラスにしても
猫もそうだけど
自分は人間だと思っている
それが楽しい
うれしい
頭来ると
フン落としてくるし

今朝もカラス
雀がたくさん
スズムシも挨拶

「すべての人を許してあげなさい」
といわれました。

許しなさいではない
許してあげなさい
である

それほど
人間の憎しみや恨みは深く根付く
それを頑張って
引っこ抜いて
自力で
許す

これは凄いお言葉

「すべての人を許してあげなさい」
だもんなあ。。。

「はい」
としか
いいようがない
ここで
また一つ
ステップアップしないと
あかん
頑張ろう

労働場につくと
これまた
立派なカラス登場
どんなメッセージなんだろう

髪の長い男が
道を切り始めた




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腸と脳にはお湯をどうぞ

2020年11月26日 | 健康
  

まめ
かぼちゃ
いんげん

これ全部
体を温めるもの
いただきました
感謝

腸脳関係の面白い動画を見る

凄い
凄いなあ


腸があって神経細胞が発達して
それから脊髄ができて
その先に脳ができた
という内容

これは凄い
まず腸があって
脳ができた

実際
脳がない生物がたくさんいて
腸管だけの生物がたくさんいる

腸内環境の善し悪しで
体が変わる
というのは今や
医学でも当然の話らしい

腸内環境こそが要
いやというほど
言われている

さらに山中教授の動画では
すべての臓器

筋肉
血管はもちろん
すべての臓器が
ネットワークで結ばれていて
それぞれが補い合って
助け合っているという
凄い修行を満行した真言宗の阿闍梨
彼の脳はMRIで見ると
激しい修行で
もう血管がなくなっているそうだ
それでも元気に法話ができるのは
どこかの臓器なりが脳を補っているからだという
補完関係こそが人体のすごさ

人体のメカニズムほど
面白いものはない

それにしても何を食べるかで
腸内環境が変わるから
それによって
脳まで変わるというのは凄い

動画では脳は腸の子供として描かれている
これは面白かったなあ

腸内環境を良くする食べ物

じゃがいも
アボガド
なめこ
納豆
キウイ
ワカメ
らっきょう
ひじき

特に
納豆は特別扱いらしい

忘れがちなのが
海藻類
ひじき
ワカメ
もちろん
他の海藻でも大丈夫だと思う

アジアの人たちだけだそうだ
ワカメなどを食べられるのは
ヨーロッパでは海の害として
駆除されるらしい

それだけ腸内環境の仕組みは
DNAによって違う

あと
やっぱりキノコ
ここではなめこ
ヌルヌルが腸は大好き

以前調べたけど
キノコ類では
えのきが最強
安いのにね

海藻
ワカメ
ひじきは
腸内細菌の
常在細菌が
「どうぞどうぞ」
と場所を空けるそうだ
ヨーグルトはもちろん
善玉細菌の餌になるけど
通過するのみ

ところがワカメ
ひじきは常在細菌となる
つまり
善玉が増える
だから常在細菌は場所をゆずる

納豆菌のナットウキナーゼは
一週間腸内に働きかけるという
そして食べる前に冷蔵庫から出しておくと
温度があがり
菌がもの凄く増える

食物繊維ほど
腸が嫌がるものはない
消化しにくいから
だから
早く出したい
よって
便通がよくなる

あとお湯を飲む
タイミングは
食前と食間
食後はたくさん飲み過ぎると
食べ物の栄養も全部流してしまうから
なるべく食間や食前がベスト
もちろん食後でもオーケー

喫茶店に行くと水が出る
あれは日本だけだそう
真冬でも水が出る

腸を温めるなら
お湯
腸を温めるだけで
血流がよくなり
どえらい良い

朝起きた時
人間は一番体が冷えている
だから血行も悪く
よろしくない
だいたい1時間ぐらいしないと
血行がよくならないので
ばたばたしないこと
そしてお湯を飲む
内側から温めてゆく
もちろん外側からでも

内臓が冷えるというのは
腸が冷えるということ
簡単は
温めればいい
カイロをおなかに貼るとか
腹巻きをするとか

コーヒーはカフェインが体を冷やすので
できればお湯がいい

野菜はすべて食物繊維ばかり
果物も

ただ体を冷やすものと温めるものがある

温めるものは何か

芋類
大豆
にんじん
リンゴ
ゴボウ
などの根菜

ただし
大根は冷やす
南方でとれる果物は全部冷やす
北で採れるリンゴが冬はベスト

あまり寒い時はタンパク質を採る
魚肉ソーセージでも
おにぎりでもいい
すぐに体が温まる

甘いものは体を冷やす
その分
お湯を飲みましょう

すると
脳の具合も良くなるし
すべての臓器
血管

筋肉も全部
よくなる

即効性は
胃痛の時など
カイロを張るだけでちがう
結局
痛いというのは血流が悪いということ
湯船にちゃんと浸かることも凄く大事
お酒は一時的に血行をよくするけど
結局は冷やす

煙草は論外

とにかく
朝起きて
ぜったいにバタバタしないこと
ゆっくり
体温を上げ
ゆっくり
血流をよくしていくことが
突発的な病を避ける方法

睡眠不足や偏った食事もだめ
コンビニ弁当はだめです

朝具だくさんの味噌汁は最高
味噌は体をあたため
お湯でできている
具が豆腐やネギ
というのは理にかなっている
豆腐は冷や奴だと冷やすけど(大根と同じく水分が多いから)
温めるとタンパク質の力を発揮する
ネギに至っては
抜群の保温効果

冬に
バナナやみかんは
冷やす
ただし
ビタミンが体を守るので
食べ過ぎない
ことが大事

快食快便快眠

便はバナナ状で
水に浮くのが望ましい

冬はしらないうちに
内臓を冷やす
お湯
湯船
これ大事

結局
腸がよくなれば
全部よくなる
大事なのは
何を食べるか

たとえば
納豆やバナナはカリウムがたくさんあるので
塩分であるナトリウムと結合して
尿になって排出してくれる作用がある
ただし
食べ過ぎるとカリウム過多となってアウト
ほどほどにがベスト

老いは動脈硬化との戦い
結局血流の問題
そこで
凄いのが
玉ねぎの皮茶
これが
たまねぎ本体のケセルチンが何十倍も

たまねぎも体を温めるし
血流も良くする
増して
玉ねぎの皮茶はさらに凄い
だから朝
飲むと良い

キノコは野菜ではなく
菌類
キノコの効果は
成人三大病予防あり
もちろん
善玉細菌の餌になる

海藻は海の野菜
あのヌルヌルしたものを
胃腸が好む

便の権威
その名も辨野(べんの)義己先生は
ヌルヌルを食えと言う

以下

ヨーグルト
オクラ
ココア
ニンニク
山芋
めかぶ
納豆

いろんな人が
腸内細菌の研究をしていて
それが体の総合的な要因である
それが昨今わかってきたこと

肉より魚というのは
青魚
さば
いわし
サンマには
タンパク質であるにもかかわらず
血流をよくする

あと魚食えば
頭良くなるとかなんとか
あれは頭が良くなるわけじゃなく
頭が悪くなるのを防ぐだけ
頭が良くなるためには
本を読もう
新聞でも良いよ

肉はパワーが出るので
ちゃんと食べること
ただし
野菜も一緒にたくさん

発酵食品
納豆
味噌
しょうゆ
チーズ
キムチ
漬物
お酒
良いのは
甘酒
あれは飲む点滴といわれる
体が弱っていたり
風邪の時は
甘酒を

話を戻すと
腸と脳

腹を切る
腹を割って話す
腹が立つ
腹わたが煮えくり返る
腹に隠す
断腸の思い
腹から笑う

昔の人はわかっていたんですね
これ全部
脳の役目
けれど
実は
腹(腸)だったという
これは凄いわ

みなさん寒い年末年始
お湯を飲みましょう

え、これで〆かよ!



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久しぶりのリクエスト

2020年11月25日 | 生活
  



ノアハラリのサピエンス全史の漫画が
授業のテクストになっていたので
なるほど
現代的だ
と思い
早速図書館でリクエスト
理由を聞かれたので
ニーズがあると思います
と答えた
すでに予約待ち
パンデミック
コロナ渦であるがゆえに
思考の有用な書の一つになるといい
すべての人が読書家ではなく
時には漫画という手法で
サピエンス全史を知るのも
素敵
きっと読むに値するだろう
そう願いたい

たまった新聞を数日分だけ読んで
寝る





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教養に飢えている

2020年11月24日 | 生活
  



三島由紀夫の動画見る
自決日が近くなると
年中行事の如く


三島が自決した時
まったく記憶なし
母が興奮して
「朝日ジャーナ(朝日グラフ?)に首が載っている」
とかなんとか
それを本ばっかの6畳間で見たような見ないような
「翌日には発売中止だった」
とかなんとか


ネットで検索すると
出た
三島の首
それを見た時
ああこの人には
思想というものがなかったんだ
と直感した
『早すぎた思想家』とか
『現代は三島が言っていた通りになっている』
とか
教養第一主義の人たちは
ずっと以前から
『早すぎる思想家』
と連呼する

ない
三島には思想はない
日本文化の一つとして
切腹の後の介錯としての首斬りは
武士道 葉隠れとして扱われるけれど
三島は武士道に憧れた

本気で憲法改正を思っていたとは
どうしても思えない
とどこかの学者が言っていた
それもそうだ
右翼の遊びはやりすぎた
世界中を震撼させる事件の裏側には
ノーベル賞がほしかったんだろうな
とわたしはどうしても思う
師匠である川端康成とのいきさつはきっとあった
今回はゆずる
そんなやりとりがあったかもしれない
ほしかったのだ
ノーベル賞が

三島はとても純粋で
涙が出るほど
純粋な人
それが大好き

でもね
三島のやった文学者以外の事柄は
全部嘘で三島の遊びです
「純粋右翼が三島を攻撃するのは論理的に正しい」
と言ったのは坂本龍一と誰かとの対談


三島の自決直後
横尾忠則や唐十郎らは澁澤龍彦宅に押しかけ
「三島の自決には納得できない」
と抗議すると
澁澤は喝破したという
「うるさい。三島は俺の友達だ」
この友情こそ
美しい
三島はどんなに喜んだだろう

生首は
ここに転写はしません
調べていただくと
出ます

生首を見ると
日本の教養第一主義者たちは
何も言えないはずだ
そこには
ただ
首があるだけだから
三島も教養第一主義者を嫌っていたから
そこが面白い人

三島が凄く援護した稲垣足穂は
辛辣に三島を批判した
「ええとこの坊ちゃんやな。初めから首が繋がっていないようなやっちゃ」
そういったエピソードも全部含めて
三島論をほぼ全部読んでいたころ
やっぱり
『早すぎた思想家』という言葉に惑わされた

違う
思想はない
首があるだけだ

ただ三島がノーベル賞を採って
生きていたら
今何を言うだろう
という人たちの思いには同感する

---

ノアハラリの特別授業の動画を見る
農場革命から断然面白かった
「ストーリー」
という言い方をしていた
宗教はストーリーだ


それはイスラエル近郊での
ノアハラリさんの実感からくるのだろう
と思った
世界中の宗教が
「ストーリー」という言い方で
括るには危険だし乱暴だと思う
知の人であっても
私情から構築する思想がある
そう思った

こういう動画を見ていると
よく思うことがある
今回はリモートで
各国の若い人たちが
ノアハラリさんに質問している
世の中には
見えぬところで
とても教養に飢えている人たちが
それも若い人たちがいる
それをとても素敵に思う

---


考古学者の先生に初めてお会いしたとき
「(わたしは)教養に飢えています」
と言ったら
とても感心したような
嬉しそうな表情をされた
それがとても私自身
嬉しかった

あの図書館からの道
橋を渡り
喫茶店で
藤井貞和の詩集のページを開き
「ここです」
と示すと
めがねをずらし
丹念に御拝読していたことを今でも鮮明におぼえている
「奥さんに言っておきます」
とおっしゃった
「国文学の人ですね」
と言った
「はい」と答えた

藤井貞和は国文学者であり詩人であり
言語学者とは違う


たくさんのお話をしていただき
それから数回
お会いして
構造主義を教えていただいた
それもわかりやすい話で
もう一人の人が
「(話に)ついていけない」
と言った

「わたしは小久保さんを論破することができますよ」
なんと買いかぶりなことをおっしゃっていただいたことだろう
論破の対象者にされるなんて今でも光栄
「批評とは批判のことです」
そうもおっしゃった
その意味を今でもずっと考えている
まだわからない

教養に飢えています
けれど教養第一主義者ではない


もしかしたら
たくさんの人が今でもそうかもしれない
二次的にしか見られない
ノアハラリの授業の景

考古学者の先生の著作を読み
のちにこう言われた
「小久保さん、人間は食べ物でできています」

わかりやすい言い方をしていただいた
もちろん
実際に口から入れる食べ物で体の細胞ができるのとおなじように
比喩として
何を読み

触り
行き
聞き
誰に会い


先生の言う
『食べ物』
の意味です

先生は柔らかい口調で呟くように私を批判したことがある
「わたしは馬鹿だから」
と言った時だ
「小久保さん、『馬鹿だから』って言ってはいけませんよ(そうやって逃げてはいけない)」
これは痛烈な批判で
よく覚えている
それ以来
「馬鹿だから」と逃げないようになった


教養に飢えた世界中の人たちが
今日も
何かを食べている









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毎食納豆習慣

2020年11月23日 | 生活
  



朝は
納豆、白湯、玉ねぎ茶

かりんとう、チョコ、インスタントコーヒー

男は二本の大根を抱えて
東へ向かった


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胎内記憶

2020年11月22日 | 生活
  


晴 日曜日


ブログ
花は水
コンャXト
日当たり良き室内へ

スーパーで食材買い
図書館
100円ショップで
新しいスリッパを買う

源泉徴収の書類書く
計算

昼寝
胎内記憶に関して
質問
『ハセ』という喫茶店のことを
チーちゃんにも聞く
「懐かしい」と言う

三島由紀夫の動画見る
ノアハラリの動画見る
寝る





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2020年11月21日 | 生活



死刑執行の貴重な証言

イメージでとらえるしかない極刑
映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で
わずかに見た程度

先進国では日本とアメリカだけ

わたしが20歳あたりの時
司法の人と激論した記憶がある
仲介役となった
やはり司法の方が言った
「合法的な殺人、それも冷静に、ということだね」
「そうです。やってはいけない」
わたしは言った。

あの時にどうやっても
食い下がってはいけない
と必死だったけれど
わたしには必要な言葉を持っていなかった

野蛮
という言葉を言ったのは
鶴見俊輔氏
ああ
そんな言い方ができるんだ
と思った

法律は常に変わる
国によってもまったく違う
その不確定な理由で
一つしかない命を
司法という名の力で
どうしてできるんだ
と食い下がった
最後は
「わたしも廃止には賛成だ」
と司法の人は言った
後付けはあったけれど

刑場はいずれ
貴重保存される
それも近いうちに

年末
執行される合法殺人

名古屋でも執行される
白壁にある名古屋拘置所
市政資料館の北東に位置する

証言の中に
「仇(かたき)」という言葉があった
日本にはそのような文化的背景がある
仇(かたき)とは
やり返すということ
その延長線上にあるのが
戦争だ

動画でもわかるように
刑務官らの辛苦も想像を絶する
何年も印鑑を押さなかった法務大臣もいた


一刻も早く廃止
一人でも多くの人を

人を
一つだけの肉体を
命を




人が人を殺めるのは
   どんな理由であっても
   いかなる場合でも
   悪いことです。






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思いの小屋

2020年11月20日 | 生活
  


あの人がおそらく
最初に過ごした
小屋
三年あまり
たくさんの物語がある小屋

今日
運ばれた
あの人に胸で言った

あの人が見たであろう
窓からの景も
わたしは共有した

たった小屋一つだけれど
重なる思いや
景は
わたしたちの記憶
形なき
目に見えぬ宝


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ゆで卵の歌

2020年11月19日 | 生活
  
  
  




朝は驟雨から

ゆで卵の歌

あらゆることに
モンゴルの草原を重ねては見ている
二重写しの世界

阿吽
角度32度
苦しきも嬉しきも
この世のバカンス
徒労などひとつもなく
悪きも良きもない
燦々と
太陽がある


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11月は暑いのだ

2020年11月18日 | 生活
  


暑い

クロワッサン先生から
黒い備品をいただく
うれしい
ありがとうございます
破れていたので助かりました

富山の寺からやってきた男
久しぶりに登場
一年ぶり
忙しい中
たくさん話す

メロンパン二個とチョコを
ナマステ先生からいただく

みなさんありがとうございます






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鯖缶とおねえさん

2020年11月17日 | 生活
  
  


すごい
今日は自転車でこけた
見事にこけた
信号待ちをしていて
さて青信号だから
行こうと思ったら
横が勾配になっていて
足が地面に届かず

ああああああああああああああああ

とは言わず
ゆっくり
傾いて
ガシャン
ああ
ああああ

前かごの手提げ鞄から
鯖の缶詰が転がり
いろいろ道路に放りだされる
ところが信号を渡ってきた
おねえさんが
「大丈夫ですか」
と冷静に言って
優しいね
冷静に言うんだよね
そんで
鯖缶を拾って
かばんに入れてくれた

もうこっちは
ありがとうござますすいませんどうもはいああどうもすいませんありがとうございます
と何事を発して
恥ずかしいのなんの
拾ってもらったのが
87円の鯖缶だ

それにしても
今朝もまた
「気をつけて」
とまた言われ
「はあ」
と答えた

今日はこのことだったのか
まあでも
じじいがおねえさんにやさしくしてもらうというのは
妙味でござる
ハッピー

帰ってから
登別の湯の粉を入れて
お風呂
ああ気持ちいい
腕とか足とかすりむいて
血が出てたけど
それが何じゃあ


写真はフラガールのみなさん
フラはハワイの言葉
手の動きなど
踊りで言葉を伝える文化です








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ブレーキがどげんしたじゃぼけ! 進んだらええじゃあ!

2020年11月16日 | 生活
  


朝でかけて
しばらくすると
自転車が急停止した

後ろブレーキが壊れた
ワイヤーが巻きついている
それを何とか取り外す

前ブレーキは
元々わずかにしか効かない
というかまったく効かない

やばい
考えているひまはない
このままGOだ
でないと遅刻する

どうせブレーキなんぞ効かぬ人生だ

わけのわからないことを胸で叫んで
かなり慎重に運転して
足ブレーキを使い
なんとか
労働場まで無事ついた

しかし
今朝
言われたのだ
「気をつけて」
「はい」
と答えたのだけれど
「気をつけて」なんて
初めて言われたから
何だろうと思ったら
ブレーキだった
故障はともかく
あの方はすごい
予知まで教えてくれる
ブレーキうんぬんより
そっちの方が驚いた

労働場の近くの自転車屋は高いので
帰りもノンブレーキで帰って
近所の自転車屋に持っていった
いろんなところを替えて
7年のっているから
そろそろ替え時かな
と思っていると
ちゃんと直してくれた
複雑な故障だったけれど
安くやってくれた
ありがとうございます

労働場では
ナマステ先生に
みたらしと大判焼きの差し入れをいただいた
もうおいしいのなんのって

---

生きてはいないけれど
60年後を想像していた
想像の目安は
60年前を思いかえせばいい
ただ59年目だから
だいたい
こんな感じで
洗濯機はローラー式の絞りで
よくやらされた
脱水機なんぞ夢のまた夢

テレビも白黒
ラジオ全盛だ

肉なんか食べてない
黒電話
ダイヤル式
電話ボックス

そっから現代まで飛ぶ
そして
現代から60年先まで飛ぶ
想像していて
まったく飽きない
あれがああなって
こうなって
って
「60年前はスマホっていってかまぼこ板みたいな電話を耳に当ててたんだよ」
なんて言ってるのかしら
「スパコンって当時は言って、富岳がまだ始まったばかりだったかな」
とかね
楽しい

知り合いの考古学者が
言っていた
未来を知りたければ
古い文献を読みなさい
その通り
賢い人は限りなく賢い




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