kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

初心

2010年06月29日 | 生活
合評会以後は、
森川さんとの馬鹿話の影響で、
「滅茶苦茶」、
ということを考えていました。

今日は暑くて、
夕方になって、
ぼんやり、
西の空を見ながら、
「初心」、
という心持ちのことを、
メモにしていました。

夜、友達と会食中、
「初心」ということを、
僕は発言していました。

帰り道、
「初心」も、
どうも違いような、
気分になりました。
奥田民生の歌詞で、

 体の力を抜いて 楽にやれとおそわった
  体の力を抜いたら 手からャ鴻鰍ニこぼれる

というおもしろい歌詞があります。
なんだか、そんな気分です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジューサー

2010年06月28日 | 生活
昼頃、
友達からメールがあって、
「今、喜多の湯」にいる、
という内容でした。
僕もタオルを持って、
自転車で北へ向かいました。
暑い日です。

露天風呂に入る時は、
覚えているのは、
雪が降ってきた確か、
去年の年末。
今日は、
灼熱で、
露天風呂だけでも、
熱いので、
日陰を探して、
湯船を移動しました。

ーーー

夜に近い夕方、
ジューサーの刃が折れました。
破片が入っているとまずいので、
中身はもちろん、捨てました。
思えば、4年ほど前、
人からもらった小さなジューサーのおかげで、
ずいぶん、野菜と果物が簡単に採ることができて、
ジューサー様様です。
もう生活の中でなくてはならないものになっているので、
ダイエーまで自転車を走らせました。
いろんなジューサーがあって、
迷った結果、ちょっと大きいものを買いました。
家へ帰って、
早速使ってみると、
楽です。
今までは容器が小さかったので、
蓋をするのもたいへんだった。
ジュースを作る時、
ボタンをずっと押し続けなければ、
いけなかったのですけど、
今日買ったそれは、
スイッチを入れれば、
あとは見ているだけで良いのです。
しかも、
オレンジの種まで、
よく混ざって、
砕けていました。
5000円ほどの機械、
たくさんのビタミンが、
簡単に採れるので、
いろんな人に勧めているのですけど、
「洗うのが面唐ナ」、
という返事が多いです。
入れるものは、
トマト、しょうが、セロリ、リンゴ、バナナ、人参、
レタス、大根、夏みかん、他にもいろいろ、パセリとか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合評会

2010年06月27日 | 生活
今日は、思い立って、
「じゅん文学」という文兼ッ人誌の、
集まりに行ってきました。
数年ぶりに行きました。
合評会といって、
小説を書いている人の、
作品を、みんなで感想を言う催しです。
僕は作品を読んでいなくて、
申し訳ない気持ちでしたけれど、
いろんな人の発言で、
逆順番ですけど、
作品の内容とかを、
わずかに垣間見ることができました。

とにもかくにも、
みんな熱心で、
びっくりしました。
僕も見習わなくては、
と思いました。

二次会で、
森川さんという方と隣合って、
とても楽しかった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

QFと螢

2010年06月26日 | 生活
雨。
午後2時過ぎ、
東浩紀著「クォンタム・ファミリーズ」読了。
あー、マジでおもしろかった。
これって、SFだけど、
他の要素がたくさんあって、
よく作られた小説だ、
と思った。
源一郎の「「悪」と戦う」も、
かなり凄かったけど、
この「クォンタム・ファミリーズ」も、
ぶっ飛んでる。参りました。

夕方から、なばなの里へ。
僕は初めてゆく場所。
久しぶりの旅の友たち、3人の再会。
最近、3人、って多い。
飯食って、
螢を見た。
白く光る螢が2匹、3匹、
小雨の中に光っていた。
雨だから、草の葉の下にいて、
光っていた。
「飛ばないかな」
と誰かが言った。
10人くらいの人が、
傘さして、螢見学。
飛んだ。
「飛んだ」
と僕が言う。
「あ、飛んでる」
と友は言う。

螢、時期が遅く、
雨だし、
見られないかもしれない、
と僕らは思っていたので、
人が集まっているのを見て、
「いる!」と胸で発し、
友は喜をまとい、
暗い中を、
小走りになって。

螢の光り、胸に宿し、
小雨、傘に音。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャラバン!

2010年06月25日 | 音楽
東浩紀著「クォンタム・ファミリーズ」読み始め。

キャラバンCD、届く。
夜、聴く。
凄い。
凄い。
僕はキャラバンの春一の音源を持っているけど、
このアルバムも凄い。
最初の「港の風」のイントロで、
爆発音みたいなものが、
一発だけあって、
それだけで笑えてくるというか、
滅茶苦茶な感じがびんびん伝わってくる。
僕はキャラバンは一度しかライブを経験していなくて、
知らない曲がこのアルバムで聴ける。
なんといっても、
最後に、二年前に、
山岡安さんらのグループで、
録音された「港の風」の、
インストロメンタルは、
「エピローグ」という曲名になっていて、
これを聴いて、
なんてきれいな曲なんだ、
と驚いた。
笑えてくる当時のキャラバンの、
MCがサンプリングされていて、
そのセンスがぴかいちです。
山岡さんって、
「ピストルが欲しいんだー」、
って当時歌っていて、
その人が、
こんなに美しい曲を奏でるなんて。
やっぱ、すんごいわ、この人。
どうしても、
思い出してしまうのは、
30年前、
1979年5月、
天王寺野外音楽堂での、
ステージ。
ナオキさんが、
長いつやつやの髪を揺らして、
真っ黒のサングラスをかけて、
会場を歩いている姿は、
高校生の僕に、
すごい存在感をもたらした。
その人は、
キャラバンのメンバーの一人だったことを、
ステージが始まって、
知った。
爆窒ェ鳴って、演奏が始まって、
度肝を抜くことばっかり。
ドハデなバンドだった。
とにもかくにも、
30年前、
名古屋には凄いバンドがいた。
キャラバン。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏至

2010年06月21日 | 生活
この数日間、
ずっといろんな人と面会した。
いつもは、ひとりで、
静かにしていることが常。

ネットで、キャラバンという、
凄いバンドのCDを発注。
2年前に出ていて、
いつか夏に聴こうと思っていて、
やっと今年、聴ける。
来月は、そのキャラバンと、
バランスの30年ぶりの、
ライブがある。
それをより楽しむためにも、
このCDを聴いておきたい、
と考。
7月24日は、
きっとかなり凄いんじゃないかな、
とばりばり期待してます。

ソファーベッドに寝ころび、
志段味音源を拝聴。
なんでこんなに、
いいんだろう、わからん。
「五月の風になって生きる」とか、
「中央線は頭の上をー」の、
言葉が、メロディーにのってゆく様を、
聴いていると、
このメロディーにこの歌詞、
またはその逆、
というほど、
ジャストフィットしている。
氏のHPの、
songのページの、
曲目を見ているだけで、
以前から不思議だけど、
ひどく惹かれてしまう。
そこには、
50曲の曲名が5列ずつ、
配してある。
この構図の、
美しさのせいか?

6月に犬塚康博さんとすぎの暢さんのライブがあった。
7月にキャラバンとバランスのメンバーのライブがある。
僕の中では、
この二つは、
時系列ではなく、
連続している音楽である。

作業、半日する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オジ夫妻

2010年06月19日 | 生活
土曜日。
今日は、オジの家の近くの、
イーオンへゆく日。

良かった、雨がやんで。
宝くじ売り場の前で、
待ち合わせ、
まだ時間があったので、
巨大ショッピングモールの、
外観を見学。

ほどなく、オジと面会。
早速、宝くじを買う。
オジと買うと、
なぜだか、当たることがよくあって、
今回も当たると良いな、
と僕は一番レートが低いナンバーズ3の、
ミニを10日分購入。2000円。

ほどなく、オジの奥さんと合流。
ガストまで歩き、
ガストって、
元、すかいらーく、だったと知る。
なんだか、やたらと話が弾み、
お昼ご飯をごちそうになってしまいました。

それから、
飯田街道を歩き、
布爺へ挨拶。
相変わらず、
元気な布爺である。

ふたたび、イーオンへ戻って、
不思議な雑貨屋というか、
ワイン屋というか、
コーヒーを紙コップで、飲めて、
店内を見学。

オジがよく話している、
天下のカフェドクリエで、
また飲み物をごちそうになる。
3人で(最近、3人で、というのが多い)、
カウンターに座り、
外が一望できる大きな窓の前に座り、
話は尽きず。
雨が降って、
やんで、
ほどなく、
自転車を漕いで、
帰った。

どうも、ごちそうさまでした!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

づがれだ

2010年06月18日 | 生活
ぐったり疲れて、
睡眠。
録画しておいたドラマ、
「Mother」見る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ディランのTシャツ

2010年06月17日 | 生活
暑い。
32度。

オレンジ、トマト、セロリの、
ミックスジュースを飲んで、
涼を得る。

夕方、
配送の運転手をしている友達の、
トラックの助手席に同乗した。
真後ろについているカメラのモニターがあって、
こんなによく見えるだ、
と考。

友宅。
おいしい煮物をたくさん頂き、
コピーしたばかりの、
「古井の坂」を歌唱。
「泊まってゆけよ」
みたいな感じになって、
それでは、
と歯磨き、ジャージを借りて、
宿泊。
中原昌也の対談集と、
読んだことも見たこともない、
吉増剛造の詩集「青空」の、
単行本を、
彼の本棚に見つけ、
借りた。

10年前の、
名古屋市公会堂での、
ディランのコンサートで買った、
黒いTシャツを、
凹んでいる友に進呈。
彼に大きな凹みがあったとき、
ディラン狂の彼に、
あげようと思って、
1着を封を切らずにおいていた。
もう1着は、
僕はとっくに、着古して、
すでにない。
「これ」
と言って差し出すと、
ファンならではの行動、
そのままTシャツを飾った。
「着なくちゃ、Tシャツなんだから!」
と僕が言っても、
無駄でした。ふむ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大曽根にて

2010年06月16日 | 生活
林あまり著「MARS☆ANGEL」読了。

大曽根で飲食、
路上シンガーを鑑賞。

すごく暑い日で、
ビールをけっこう、
僕も飲んだ。
かなり楽しい3人でした。
構造、
について、
お話を伺ったり。

歌も良かったな、今夜は。

深夜に帰宅。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フルーツハーブティー

2010年06月15日 | 生活
数日間の、
兄様の滞在。
今日、深谷へ帰った。

多忙で、兄様が、
土産に買いそびれたものを、
代わって僕が、
ネットで注文して郵送。
それは、浜木綿という中国料理の、
ドライフルーツハーブティー。
無料で、試供品も送ってくれるらしく、
それは僕の宅宛に発注。

夕方から、
大雨。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

尾鷲へ

2010年06月14日 | 生活
尾鷲へ。
名古屋を出る時は、
雨が降っていなくて、
「傘持ってた方がいいんじゃない?」
と僕は兄様に訊いた。
「いいよ、めんどくさい」
と兄様、発す。

尾鷲で。
雨。
「兄様、どこぞで傘を買わなくては」
と僕。
「尾鷲は雨が多い所だからな」
と兄様、発す。
だったら、
「最初から傘持っていけばよかったじゃん!」
と僕は呆れて発す。
「ワリイワリイ、買ってやるから」
と超てきとーな、兄様、返す。

海を見た、
小雨の中で。
3人で。
白い、軍艦が停泊していた。
それを見た。

18時過ぎの、
ワイドビューで、
帰名。
ワイドビューで、
数日前から名古屋に用事で来ている兄様は、
熟睡。
僕はイヤホーンで、
音楽を聴いて、ふっと、
気分が軽くなった。
こんな音楽は、こんな時、
ありがたい。

 天気予報は 
 明日の晴れを
 故郷に告げる

また来るからね、
と手を振って、
僕らは。
小雨の丘を、
後にして。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

谷川俊太郎

2010年06月13日 | 生活
谷川俊太郎の講演、朗読を、
ルブラ王山へ聴きに行った。
谷川俊太郎は、こう言った。
「他者との関係性でしか、僕は詩を書けない」。
それは必ず稿料をもらうことだとか、
「こんなテーマで」
と依頼されて、
作る行為という主獅ナの、関係性。

谷川俊太郎と村上春樹は、
よく似ている。
読みやすい。
たぶん、
両者とも、
原理ではなく、
構造だから。

確か、大岡信だったか、
「谷川の詩は、
どこをとっても、
金太郎飴だ」、
みたいなことを、
谷川自身がどこかで、
引用して、
書いていたと思う。

最近は、構造と原理ということを、
わかってない頭で、
わかったような気になって、
よく考えています。


それにしても、
数年前に読んだ、
「私」という詩集は、
良かった。
これでも、
ちゃんと、
僕は谷川さん、
ほとんど、
読んでるんですよおおおおおお、
っと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳴りやまない拍手

2010年06月12日 | 音楽
腐草為螢、
と書いて、
「くされたるくさほたるとなる」、
と読むし、
「ふそうほたるとなる」、
とも読むそうです。

今日は「腐草為螢」という演目の、
犬塚康博さんとすぎの暢さんのライブに、
行ってきました。
どうしてこんな演目になったのだろう、
とYahoo辞書で意味を調べてみると、
だいたい6月11日から6月16日までのことを、
いうのだそうです。
なるほどなあ、
と、
嘆息です。
かっこいいなあ、
って思うのですよ、僕は、こんなタイトルを。
今日、6月12日は、
腐草為螢の期間にあたるのです。

犬塚さんが1年4ヶ月ぶりのライブをやる、
ツイッター、ブログで、
その発表がなされて即、
腐草為螢、
の、
意味を調べた次第です。

そして、
やっと今日は、
来ました。

会場は、島風食堂という場所で、
まさしく食堂でした。
自転車で行き、
平尾さんと待ち合わせ、
労働を終え、
近くの喫茶店で休憩している、
川口さんとほどなく合流。

コンサートは素晴らしくて、
期待通りのものでした。
アンコールの時、
客席にいる野田牧場さんから、
お皿に盛られたトマトが無料で出され、
それを僕らは食べました。
甘くて冷えていて、
本当においしかったです。

狭い食堂は満員で、
僕は久しぶりにビールを飲みました。
とても暑い日で、
緊張をほぐすためにも、
と思ってのこと。
島風食堂は、たまに、
ライブをやっているようですけど、
こんなに満員になったのは予想外、
だったらしく、
カウンターの中で多忙を極める店主は、
「僕もびっくりしてますー」
と叫んでいました。
誰かが書いていましたけど、
お客さんの、
「すいません」コールに、
息つく間もなし、
の店主さんでした。

ライブの詳細を書くと、
原稿20枚ぐらいになるので、
書きません。

ただ、とても印象的だったのは、
拍手でした。
まず、スティールギターのすぎのさんが、
「今日は静かですね」、
と会場を見て、言いました。
犬塚さんの出番になり、
犬塚さんはオフマイクで、
「今日はどうもありがとうございます、おまたせしました」
というふうに、頭をさげました。
その謙虚な嘘のない振る舞いに、
僕だけじゃなく、
来ていた人の何人かは、
心地よい気分になったと思います。
演奏が始まると、
じっと、
というよりも、
耳を澄ませて、
みんな犬塚さんの歌を聴いていました。
一曲終わって、
拍手の小さいこと、
そして、短いこと。
それは大きな拍手や、
長い拍手を必要としない、
そんな雰囲気が、
島風食堂に満ちていました。
誰かが一曲一曲を、
「まるで標本箱を、一つずつ見ているようだ」
といったことをどこかで書いておられましたけど、
そんな感じです。
曲と曲の間での、
「この曲はこんなふうに」とか、
「そんな感じでできた歌です」、
といった、
歌の解説、説明は、
あたかも、
歌の中の部分であるかのように、
僕らに感じさせてしまうのは、
犬塚さんが博物館学の第一人者、
つまりは学者さんであることに、
関係しています。

天は人に二物を与えず、
とは嘘です。
中沢新一の著書の一部の誤りを指摘し、
それを書き直させるだけの、
情熱を持つ博物館学者の犬塚さん、
さらに、構造的な楽曲を作り、
シンガーソングライターとしての、
卓越さを合わせ持つ犬塚さんに、
まったくもって、
脱帽です。

最後の歌「ャvラ並木」が終わり、
アンコールがあると思っていましたけど、
誰もアンコールをしません。
そこで、アンコール用に用意された、
「幸せそうな人たち」を、
「もう一曲、用意してあるので、短い曲なので、やります」
と犬塚さんは言いました。
小さな笑いが会場にもれ、
本当に最後の曲、
「幸せそうな人たち」
が終わった、その時です。
拍手が、
鳴りました。

今書いていても、
僕は涙が出てきてしまうのですけど、
その拍手は、ライブが終わったことを告げる、
13曲全部に向けての、
一斉の拍手でした。
鳴りやむと思っていました、誰もが。
ところが、
誰かがずっと拍手をやめず、
すぐにみんなが同意して、
再び一斉の拍手が始まりました。
それはアンコールを意味する、
手拍子ではありません。
一度寄せた波が、
もう一度、さらに大きな波となって、
海岸に打ち寄せるように、
拍手の波は、言葉通り、
鳴りやまなかった。

犬塚康博さんは、
シンガーソングライターです。
そういうライブです。
でも、この拍手はまるで、
クラシックのコンサートのように、
終わってからの長い拍手、
または、映画のあとの、
スタンディングオベーションのそれです。
みんな立ち上がりはしませんでしたけど、
胸の中で、起立しているような感じです。
長い一斉の拍手の後に、
犬塚さんは、
一曲、歌詞をもってきていない歌を、
歌いました。
本当の、
アンコールとして。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

兄のすること

2010年06月11日 | 生活

          

写真は兄が作った楽器です。
名前は何というのか知りませんけれど、
名古屋にきている兄が、
画家の友達にあげるため、
持ってきたものです。
軽い素材でできた木箱の上に、
花札サイズのこれも計量の、
木板を並べ、この一枚一枚が、
ド・レ・ミになっています。
だから、7枚で音楽が奏でられます。
バチは見えにくいかもしれませんけど、
写真の上に紫色の丸いのが見えると思います。
それに棒がついていて、
木琴のように叩きます。
「真ん中(木札)あたりを、叩いてみると良いよ」
と兄は言います。
叩いてみると、
良い音がします。

兄は深谷市の方で、
手作りおもちゃの先生をしていて、
子供たちの前で、
簡単な素材で、
手作りのおもちゃの作り方を、
講師しています。
作品は山のようにあり、
独楽やカリンバのようなもの、
なんといったらいいのでしょう、
いろんなおもちゃを作って、
販売もしています。
最近はずいぶん忙しいそうで、
こないだは風邪で声が出なくても、
150人くらいの子供たちの前で、
しゃべらなくてはいけなくて、
「たいへんだー」
といつものC調で軽やかに言います。

兄は真空管のラジオのディレッタントで、
真空管ラジオをがらくた市で見つけては、
壊れて音が出ないラジオを解体して、
部品を変え、
音がでるようにするそうです。
中には壊れたままのものもあるそうですけど、
たいていは捨てられたラジオを、
直して、放送を受信できるようにします。
奥さんは「しょうがない」とあきらめているのですけど、
兄が徹夜仕事になると、
ゲゲゲの女房じゃないけれど、
手作業を一緒に手伝うこともあるそうです。

兄の3畳間の工房には、
旋盤機や設計図がたくさんあって、
あー、昔とぜんぜん変わらないな、
と思います。
本棚なんてすぐ作ってしまいます。
おしまい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする