kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

パーマネント野ばら2

2010年05月31日 | 映画
名鉄小牧線に乗って、
小牧まで行きました。
「座頭市」と「パーマネント野ばら」を、
観るためです。
「座頭市」は、あまりおもしろくなくて、
終わってから、ぐったり疲れました。
「パーマネント野ばら」は、
今日で二回目の鑑賞ですけれど、
一回目よりも、
さらに良いと思いました。
もっと観たいと思います。
帰り道、「パーマネント野ばら」が、
どうしてこんなに僕を惹きつけるのかを、
考えながら、駅まで歩いていました。
映画の中の音楽を聴く余裕が今日はあって、
三拍子でした。
僕は三拍子の曲や歌が好きで、
あー、良い歌だな、
と思うと、それは三拍子だということに、
ずっとあとから気がつくのです。

とにかく、俳優が全員すばらしく、
何といっても、
脚本の抜群な構成力が、
最大の魅力です。
「パーマネント野ばら」の中の要素のいくつかが、
僕の深いところに、
さわってくるので、
他の映画とは比べることはよした方が良いと思いました。

何かが、ある、
そんなふうに思う映画です。
楽しくて、
めちゃくちゃで、
せつなくて、
うつくしい。
こんなに良い映画があって、
帰り道の、
小牧城を乗せた緑の山に沿って、
橋を渡り、川をのぞき、
夕方になっても、
空は明るく、
どれだけ歩いたって、
僕は平気です。
あの映画の中で描かれる、
せつなさと、きれいなもの、
に、こころは、
すっかり魅せられて、
今、こうして書いていても、
胸がきゅうとなってきます。
そして、清々しくもあるのです。
でも、
どうしてこんなに良いのかが、
わからないのです。
コメント (4)
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多幸的

2010年05月30日 | 生活
午前中は作業をして、
お昼から、
セザンヌ先生に会いに行きました。
久しぶりに音楽をイヤホーンで聴きながら、
自転車で走りました。
とても気持ちの良い天気で、
サイクリング日和です。
坂道があって、
細い道があって、
街は日曜日です。
帰りは、違う道を選んで、
音楽は、ずっと僕に気分の高揚を促していました。
すると、大曽根はスズラン通りの辺り、
康夫さんに会いました。
康夫さんも自転車で、
「名鉄の線に沿って、走ってきたら、ここまで来た」、
と言います。
こんなところで、
また康夫さんに会うなんて、
びっくりです。
立ち話をして、
康夫さんは南へ、
僕は西に向かいました。

空がきれいで、
夏の雲が出ていました。
気持ちの良い音楽、
気持ちの良い空、道、風。
多幸感に満ちた状態で、
家に帰り、眠りました。

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7時間!

2010年05月29日 | 生活
昨日見た「パーマネント野ばら」の興奮が、
今朝になっても、萎えず、
思いあまって、
友達に電話で聞いてもらいました。
とにもかくにも、
そわそわしてしまっていて、
落ち着かない状態です。
今日、見にゆくか、
でも、今日は土曜日で、
人も多いだろうし、
でも、見たいなあ、
と、思っていたところ、
ある映画館の近くに住んでいる友達から、
電話がありました。
それで、座頭市でも今日は見ることにしよう、
20時以降、ラストの上映なら、
安く見られるし、
と、
まず友達宅へ行きました。
ところが、
ずいぶん話が悦に入ってしまい、
のべ僕らは7時間、
お酒も飲まずに、
話してしまいました。
ご飯もごちそうになり、
とありがたいことばかりで。
よって、
今日は座頭市鑑賞は中止にしました。

それにしても、
映画館が良いのか、
それとも、
大高の映画館が良いのか、
いれにしても、
またすんごい、
楽しみができました。

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パーマネント野ばら

2010年05月28日 | 映画
オジからもらった映画チケットが、
まだ二枚あって、
誰かを誘って行っても良いのだけれど、
見たい映画がたくさんあり、
今日も、大高まで行きました。
チケットの期限は、今月いっぱいで、
ネットで大高の上映案内とにらめっこでした。
どうしても見たい映画「パーマネント野ばら」は、
必ず見るとして、
問題は、
先日見た「てぃだかんかん」をもう一度見るか、
それとも、
週末から封切りになる、
「座頭市」を見るか、でした。
結局、全部見る、という結論になって、
今日で上映が終わる「てぃだかんかん」を、
まず見ました。
こんなことはないだろう、
と高をくくっていたのですけれど、
この映画、
2度目の方が良くて、
わー、もうたまらん、
と、ちょっとやばかったです。
隣にいた人も、
かなりやばそうだったので、
迷惑をかけることは、
なかったと思いますけれど。

沖縄の珊瑚の話ですけど、
沖縄を舞台にした映画は、
どれも良かったことを、
帰りの電車の中で思い出しました。

映画のはしご?
五分差で、ブースを変えて、
見た映画、
「パーマネント野ばら」。
帰りの各駅停車でゆく電車に揺られ、
一駅ごと、時間が経つたびに、
二度と見たくない映画、
という思いが、
「これは心に残ってしまう映画」
に変わり、
夜になってみると、
どうしても、
もう一度見てみないと、
収まりがつかないほどに、
じわー、っとなる映画でした。
こんな経験もなかったので、
早速、上映している映画館を調べました。
「パーマネント野ばら」は、
かなり良いです。
それだけは、間違いないと思います。


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夢はタダだから

2010年05月27日 | 生活
朝、散歩をしていました。
風がある、
というより、
風が強い朝です。
携帯電話が鳴って、
ニトリからでした。
予定の時間より、
早く机と椅子が、
来ました。

ニトリの人たちが、
机を組み立てている間、
僕は他ごとをしなくてはいけなくて、
呼ばれて、
見てみると、
机はできていました。
手慣れているのでしょう、
早い組み立て作業でした。
彼らが帰ったあと、
椅子はこちらが組み立てることになっていたので、
簡単な絵図を見て、
六角レンジで、
組み立てました。
椅子の裏に、
生産地 中国、
と書かれてあって、
僕は、こんなに良い椅子や机を、
安い値段で買え、使えるのは、
中国の人がこうして、
梱包を含めて、
作っているからだ、
と思いました。
みんな中国製なんて、
と揶揄するのが常でしたけれど、
いつの間にか、
僕らの生活用品は、
中国の人たちが、
作ってくれたものに、
依っているのです。100円ショップなど。
僕は椅子を組み立てながら、
中国のどこかの工場で、
どんな人がこれを作って、
ビニール梱包をして、
取説をくっつけたんだろうな、
と生産工程に関わった人たちのことを、
考えました。
何だか、
工場労働者のことを考えると、
しゃんとした気分になりました。

夜は、久しぶりにゲオにゆき、
前から見たいと思っていた映画、
「デトロイト・メタル・シティ」を借りました。
その中で、
「夢はタダだから」、
「夢を見るのはタダだから」、
というせりふにぶつかりました。
「夢をみるだけで、すこしだけでも、体が前にでるんよ」
とか、そんなせりふが、
僕の中に入って、息をしました。
今でも、しています。
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トマトです

2010年05月26日 | 生活
今日は、
県図書に本を返しに行きました。
阿部和重の「ピストルズ」は、
次の予約待ちの人がいるので、
返却日前に。
3階に行くことは、
よしました。
行くと、また借りてしまうだろうから。
まだ、区立の方の図書が、
未読なのです。
ただ、初めて、
図書館で、リクエストをしてみました。
出版社も調べてきていたので、
用紙に書いて、提出すると、
検討します、
という答えが返ってきました。


堀川沿いを自転車で行き、
安い八百屋で、
トマトを買いました。
たくさんあって、
とても安いです。
先日も、この八百屋に行ったのですけれど、
すでに閉まっていたので、
トマトが買えて、
良かったです。
以前は年配親がやっていたのですけれど、
ここ数回は年配息子らしき人が、
トマトのかごを、
白いビニール袋にいれてくれました。

家に帰って、
買ってきたトマトに、
セロリとアロエを入れて、
ジュースにして飲みました。
ジューサーは、
もらい物で、
小さくて3000円ほどのものですけれど、
とても重宝しています。
「ジューサー良いよ」、
と野菜、果物不足の人には言うのですけれど、
「洗うの、面唐ナしょ」、
と必ず言います。
「そんなことないよ」
と僕は言います。


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Pistils

2010年05月25日 | 読書
         


阿部和重著「ピストルズ」を読みました。
分厚い本で、寝転がって読むには、
手首が痛くなります。

読む前のふれこみでは、
中上健次だ、とか、
書かれてありましたけれど、
読み始めてみると、
耽美という感じは、
三島由紀夫とか澁澤龍彦みたいだな、と、
それから、村上龍みたいだな、と、
最終では、
いや、これは以前の文学と比較するのは、
間違いで、
音楽と比較するべきだろうと、
思いました。
その音楽は何かはわかりませんけれど。

ここには、中上健次の作品にある、
神話は、
あるようで、
ないです。

村上春樹は、
ナチュラルでぶっ飛んでゆく感じがありますけれど、
この作品はあくまで合成麻薬の世界。

先日、友達と阿部和重の話をしてて、
「インディヴィジュアル プロジェクション」とか、良いね、
とか、「無情の世界」も良かった、
って言っていたのですけれど、
この「ピストルズ」は、それを超えてます。
阿部和重の暴力性は、
何か本能を呼ばれるようで、
僕は好きです。

ピストルズというタイトルからは、
セックスピストルズを連想しました。
でも、植物(雌しべ)のことでした。

小説のおもしろさ、
というか、
醍醐味は、
村上春樹でもそうですけれど、
長編だなと今回も思いました。
良かったな。

先日、もう何回目かの、
中原昌也著「KKKベストセラー」を、
読んだのですけれど、
この二人は、
音楽だな、
と思います。
音楽って何だ、
といわれても、
困るのだけれど。

読み終えて、
「うわーおもしろかったあ!」
って僕は発しました。

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野田屋

2010年05月24日 | 生活
時々、リュックサックの口が、
大きく開いている時があります。
チャックがこわれていて、
なんとか、まだ使えないかな、
といろいろ工夫して使っていました。
けれど、
昨日、買い物帰り、
エレベーターの前で、
僕を変な顔で見る人がいました。
そんなふうに見られるのは、
慣れているので、
ちぇ、と思って、
家に帰ると、
ショルダーバックの口がぱっくり。
中の、あげ、とか、
豆腐、とか、ヨーグルト、
とか、いろいろが、
丸見えです。
そうか、とさすがに、
恥ずかしくなりました。
こういうことが、
今日で3度目ぐらい。
荷物が多いと、
チャックが開いてしまうのです。
さすがに凹みます。

で、僕は、
名古屋は、天下の「野田屋」へ急ぎました。
二年前、このショルダーバッグを買ったところです。
2000円で。
今回も、行って、同じものがあって、
2500円でしたけれど、
大きなバッグを手に入れることができました。
僕は大量に野菜を買うので、
どうしてもこの大きさのバッグが必要なのです。
いつだったか、野菜がたくさん入ったバッグを持って、
ライブに行ったこともあります。
今回は、色がモスグリーン。
これがまた気に入りました。
「2年使ったら、もうね、元はとれてますね」
と野田屋のおばばが言いました。
「だいたい2年前といったら、きっと2年以上使ったことになるから」
と、おばばは加え、
だいたい2年前に買ったら、もっと前から買っている、
という論理は、妙に納得させられてしまいました。
うーん、商売人の秘密の法則なのでしょうか。
「一日、数十円ですから、元はとれてますよ」
とおばばは言いました。数十円かどうか、
とっさに計算はできなかったのですれど、
野田屋のおばばは、すぐに計算して確信を持って、
そう言いました。
とにもかくにも、
これで、バッグに関してのみ、
不審な目で見られることはありません。
2500円で、これだけ丈夫なのだから、
やっぱり、良い買い物だと思います。
加えて、野田屋も、
野田屋のおばばも、
素晴らしく、
僕は上機嫌で帰りました。
これで、
またたくさん、
野菜と果物、
買えます。
ショルダーバッグよ、
ありがとう。
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辛抱できない

2010年05月23日 | 生活
雨です。
なんかクサクサするので、
床屋に行きました。
床屋に着くと、
だんだん体調が悪くなってきて、
いつもなら、店主と歓談するのが常なのですけれど、
今日に限っては、目をつむって、
じっとしていました。
いつもなら、BGMなのに、
今日はテレビがついていて、
誰かと誰かが何かを議論している声が聞こえて、
それに加えて、また一人、議論に加わって、
辛抱できなくなって、
店主に、
テレビをラジオにしてもらませんか、
と頼みました。
気がつかなったけれど、
床屋に入って、
体調が悪くなったのは、
あのテレビ、日曜討論とかの類の、音のせい。
BGMが特に美しいという訳じゃないけれど、
とりあえず、大音量の、
討論の声からは、逃れられました。
テレビは大好きなのですけれどね。。。
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康夫さん

2010年05月22日 | 生活
弁天通りは、
僕の家から浄心へのまっすぐな通りです。
スーパーに行ったり、図書館に行ったり、
弁天通りを歩いて、または自転車で行き来していると、
最近、康夫さんによく会います。
康夫さんは、弁天通りを、ミスドの角まで歩き、
気分が優れる時は、22号線まで往復しています。
とくに歩くのが好きなわけじゃなくて、
体がなまってしかたがない、
という理由からの、歩です。

康夫さんは、大きな体で、
小さな声で話します。
宮澤賢治の「アメニモマケズ」に出てくる、
デクノボウみたいです。
僕は康夫さんにばったり出会うと、
声をかけます。
自転車から降りて、
立ち話です。
「お元気ですか」
と言うと、
康夫さんは、どうでもいいことを、
もっぱらそれは生活の話ですけれど、
話します。
少し話して、僕が話すのを待っている時や、
ずっと話し続ける時もあります。
たいていは、僕の話はしません。
僕のことなどは、
康夫さんの小さな笑顔の上で横になってしまって、
どうでもよくなります。
康夫さんの話は、
どうしても伝えたいことは、
たぶん何もなく、
ごつごつした話し方の声だけを、
僕は聞くことになります。
「じゃあまた」
と僕が言うと、
「体に気をつけて」とか、
「今度会ったら、」
とは、
いっさい言いません。
「じゃあ」
と僕が言った言葉を、
なぞるだけです。
「あまり飲み過ぎないように」
と僕は言います。
「ああ」
と康夫さんは言います。
そして、手をあげて、
僕は来た道を帰り、
康夫さんも来た道を、
帰ります。

夜になれば、
康夫さんは眠ります。
僕も眠ります。
康夫さんの見る夢は、
どんなだろう、
と思います。
きっとお金のこととか、
そんなこと。
あまりに、
きれいな人なので、
いろいろ大変だろうな、
と思います。
デクノボウは、
西に向かって、
歩きだしましたけれど、
僕は康夫さんの、
背中は見ませんでした。
きっと、
のっし、のっし、
と歩いているに違いありません。
きっと今日も康夫さんは、
歩いていると思います。
ミスド辺り、
目では見えない一本の木に、
印をつけて、また浄心の方へ、
戻ってゆきます。
浄心を過ぎて、
22号線まで、
歩いているかもしれません。
22号線あたりにも、
康夫さんはどこかに印をつけて、
戻ってくるのかもしれません。
その印を、
誰も気がつきません。
康夫さんの手は、
いつもからっぽで、
指と指の間は、
季節の風が、
通り道として、
選んで通ってゆきます。

今、康夫さんは、
どこを歩いているのだろう、
もう家に帰って、
酔っぱらって、
テレビでも見ているのかもしれません。
野球とか、
そういう番組を。
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虹を探して

2010年05月21日 | 生活
昨日、家に帰ってから、
スーパーに豆腐と食パンを買いに行きました。
ここは豆腐も食パンも安いので、
助かります。
レジで待っていると、
電話が鳴り、
「虹が出ているよ」
と友達が言いました。
「え、あ、ほんと、ありがとうございます!」
とレジを終え、あわてて、
外に出てみると、
南東の方角に、
曇り空の中、
うっすらと虹を見ることができました。
これはいかん、
と思い、何人かに、虹メールを打ちました。
結局、虹を見られたのは、メールを送った中で、
一人だけだったのですけれど。

それから僕はヤマダデンキに向かいました。
今日、ソニーのキーボードが入手できるとの、
知らせがあったからです。
ペダルを漕ぎながら、
虹のあれこれを思っていました。
虹が出ていることを知らせてくれる人がいて、
僕もまたそれを知らせたい人がいて、
残念ながら、虹が消えかかっていたので、
人数は限られてしまいましたけれど、
とにもかくにも、
そんな虹友、というか、
虹コミュニュケーションというか、
ほっこりほっこり、です。
でも、見られなかった人には、
かえって酷な思いをさせてしまったかもしれません。

夜になって、
お礼のメールを送ると、
「きつねの嫁入り時には、
高台で立っている」、
というふうに、
電話をくれた友達は、
メールで教えてくれました。
虹フリークだそうです。

僕は、
彼が高台に立って、
虹が出るのを待っている景を想像したら、
そのまま小説一本、書けそうなほど、
イメージといい、ふっと笑みがもれてしまう感じもあって、
それが昨日の、
虹見学をさらに、
素敵な出来事にしました。

夜遅くなってから、
ソニーのキーボードを、
執筆用のパソコンにつなぎ、
打ってみたら、
やっぱり、
打ち心地がいいです。
高かったけれど、
買って正解です。

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2010年05月20日 | 生活
ずいぶん前に、
自動車を運転する伊藤さんに、
運搬のために、
机を買いに一緒に行ってもらったことがあります。

「またそーゆーこと、頼んでいいですか」
と先日、訊いたら、
「もちろん」と快くご返事を頂きました。

それで、
今日は、以前行った、春日井の家具屋へ、
椅子を買いに行きました。
ところが、
以前あった家具屋は、すでになくなっていて、
年月の流れを思いました。
お昼には早かったけれど、
どんどん庵でうどんを食べました。
「ニトリ」はあるかな?
と伊藤さんが店員に訊くと、
ある、とのこと。
それもすぐ近くです。
早速、ニトリに行くと、
予算内で、椅子はもちろん、
机も買えました。
ニトリは在庫がありません。
「浮「んですよ、在庫をもつのは」
と店員さんはいいました。
とても安く欲しいものが手に入ったので、
日数はかかりますけれど、
かなりうれしいです。
結局、配達が無料になって、
今日は伊藤さんの愛車が、
運搬で活躍することは、
なかったのですけれど。

蒸し暑い日で、
緑を浴す伊藤さんは、
ちょっと良いですか、
と言って、
竜泉寺に僕らは行きました。
竜泉寺は以前、温泉には何度も行ったことがありますけれど、
こうして、お寺や、河川敷は初めてです。
お寺で、鐘があったので、
思いっきり鐘をついてみると、
でっかいのなんのって、
それはどでかい音が、
山に鳴りました。
鐘をつくと、
わー、と辺りの空気が変わったような気になりました。
お寺の緑や石とか、いろいろが、
ふっと僕に笑ったような気がしました。
僕は歩きなれているから平気ですけれど、
伊藤さんはふーふー言いながら、
山道を登っていました。
暑くて暑くて、
僕は持参しているお茶を飲みました。

もう少し、緑を見ましょう、
ということになって、
小幡緑地に行きました。
ここがまたとても素敵で、
大きな池があって、
小川があって、
暑かったので、
裸足になって、
小川を歩いてみました。
気持ち良かったです。
伊藤さんにも、行水を勧めると、
しょうがない、という感じで、
冷たい水に伊藤さんも足をつけました。
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諏訪

2010年05月19日 | 生活

         


先日、諏訪にゆきました。
写真は、御柱が、
秋宮へ運ばれる、それです。
数日前に、春宮で事故があって、
妙な気があったらどうしようと、
心配していたのですけれど、
行ってみると、
人々の熱情で、
心配はご無用でした。
御柱祭の最中は、
街中が祭一色になって、
会社も学校も休みになるそうです。
僕は缶ビールを飲みながら、
祭を体験しました。



今日は、
ずっと雨が降っていました。
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てぃだかんかん

2010年05月18日 | 映画
オジから、先日、
映画の券を頂いたので、
今日は久しぶりに映画を観てきました。
午前中に作業をして、
午後三時から電車に乗って、大高まで行きました。
「のだめカンタービレ後編」を観ました。
思ったとおり、ほどほどのおもしろさです。
のだめは、テレビドラマの方が断然おもしろいし、
これで「のだめ」は終わるのですけれど、
興行的には成功しています。
でも、メチャクチャなところが、
最初のドラマでは生彩を放っているのに、
今回は、「もういいかな」と思いました。

次に観た映画は、
「てぃだかんかん」。
これは良かったです。
この映画が観たくて、
行ったのですけれど、
思った以上に素敵な映画で、
もう一度観たいなと思います。
岡村隆史も松雪泰子も僕は大好きな俳優なので、
それも手伝っての感動でした。
「サンオイルをできれば遠慮してほしい」、
と映画の中で、海水浴の人に、
珊瑚を守る人がやわらかに言うところがあって、
サンオイルが海水に溶けて、
珊瑚に悪い影響を与えるということを、
この映画で知りました。
それと、香取マットのあの煙が気化して、
水槽の珊瑚に良くない影響を与えること、
何よりも、
珊瑚が動物である、ということを知っただけでも、
観てよかったと思いました。

帰りの電車の時間は調べていましたけれど、
映画館と、駅は近くて便利でした。

映画館は、きれいで、すっきりしていて、
これはいいな、また観にゆこうと思いました。
夜遅い時間の上映だったので、
人が少なかったのも、ありがたかったです。
胸がいっぱいで、
帰りの電車は、
ほろほろです。



僕が間違えて、
「ていだかんかん、を観てきたよ」
と言うと、
奄美大島出身の友達は、
「てぃだかんかん」、
と発音するんですよ、
と言いました。
実在のモデルになった珊瑚を植える人が、
今も、さらに珊瑚のことをやっていると、
友達は言いました。
「そういえば、沖縄でとても大きな珊瑚が発見されたらしいよ」
と言うと、
「それはすごい」
と故郷の海を思って、
彼の目は一点を見て、
言いました。
今度、奄美大島へ帰る時は、
一緒に行く予定です。

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ソニーのキーボード

2010年05月17日 | 生活
昨日の長い散歩で味をしめて、
今日もたくさん歩きました。
ヤマダデンキへ行って、
もう辛抱ができなくなり、
とうとう、
ソニーのキーボードを買いました。
といっても、パソコンの付属品ですから、
別売り、在庫なし。
このキーボードのタッチが、
前、さわってみたら、
凄く良かったので、
欲しいなあ、と思っていたのです。
パソコンのコーナーには、
お店によって、
たくさんのキーボードが単品で売っていますけれど、
このソニーの品は、何かが違う。
もうこんな感覚は二度とないと思うから、
注文しました。
6300円と、少し高いけれど、
ギターと同じで、
弾きやすさ、というか、叩きやすさ、
というか、
指がぴったり、
という感じです。
今、打っているノートのキーボードも、
もちろん良いのですけれど、
説明不可能な感触が、
ソニーのキーボードにはありました。
まだ手元にないけれど、
とても楽しみです。

テレビ録画で、
分子生物学の福岡伸一を見ていると、
ャXト養老孟司かな、
と思います。
先日、
養老孟司が幼い時のことを、
ドラマ仕立てでやっているのを、
録画して見ていて、
いいなあ、とやっぱり思います。
福岡伸一は、視聴者からの質問で、
「体に良い食べ物を教えてください」
の答えとして、
「風土にあったものを食べる」
と言いました。
日本という風土なら和食のことでしょうね、きっと。
アナウンサーの人も、
「生物と無生物のあいだ」を読んで、
感激して涙が出たそうです。
妙な癒し本より、
確かに、生物学からの見方の方が、
「そうなのか」、とか、
「そうだよな」、と、
僕も養老孟司の本や番組を見て、
思います。
大げさにいうと、「生きていける」、
と思うのです。
そういえば、
リクオも、
歌の中で、
おしゃれに、
養老孟司の言葉を紹介していました。
「死亡確率は100%です」、
と。
「人は必ず死ぬ」
というふうに言いますけれど、
「死亡確率は100%です」と言うことで、
ユーモアを含み、納得します。
福岡伸一も研究の話の中で、
「文体」ということを、
「日本の教養」という番組で言っていて、
いやあ、なんかおもしろいなあ、
と僕は思っているのです。
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