kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

歩いて帰った

2013年03月31日 | 生活




地下鉄に乗って
用事を済ませ
歩いて帰った
途中で雨
もっていたカッパを着て
木の下を歩く
セブンイレブンで
100円のブレンドコーヒーを挽き
外で雨を見て
飲む

坂道付近まで来ると
雨あがり
わたし
自転車を買った
黄色い自転車
やーっほー
っていう気分
古い自転車は
労働場から駅までの途上に
使用するので
わたし
買った
黄色い自転車

たくさん
歩きすぎて
つかれた
ばかみたい
ばか
みたい

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花見

2013年03月30日 | 生活


桜が咲いているので
自転車で通勤
それほど
桜はなく
咲いている所は
川沿い
警察署の中
工場の敷地

菜の花

道草をして
ゆっくり漕ぐ

昼休み
花見
オジ
魚フライ
寝ころび
桜鑑賞
石碑
関ヶ原
花見
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花 - 八木重吉

2013年03月29日 | 生活



道路が濡れているので
雨が降ったんだ
夜半に

空は晴れやかで
桜を川沿いに見
電車に揺られ
言葉を紡ぐ

野を歩き
つくしを見
言葉が紡がれた

ききき鳥
盛んに
鳴く

荒れ野に
一輪


---------

  花はなぜうつくしいか
  ひとすじの気持ちで
  咲いているからだ    ---八木重吉


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ここにもどろう

2013年03月28日 | 生活


小雨

草を見
ここにもどろう

思う

つくしを摘んで
左手に持って
カレーヌードルにお湯を入れ
右手に持って
小屋へゆく

ききき鳥
鳴く

回復してゆく過程は
自らは軽い
浮遊感の中で
思う事
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わたしむ

2013年03月26日 | 生活
38度の熱が
丸一日続き

わたしむ

昨夜突然
39度で
急いで夜間救急センターへ
タクシーで
どこにタクシーがいるのか
もうろうとして
さまよい

わたしむ

季節ハズレのインフルエンザと思ったけれど
結局は風邪
息あがり
タオルを水に濡らして
額に当てて
寝る寝る

わたしむ

夜に微熱になって
タオルを絨毯に置く
絨毯は濡れる

わたしむ

疲れていたんだ
湯冷めしたんだ
風邪うつったんだ
無理したんだ
柑橘類をたくさん
ジュースにして飲んで
ャJリスエットを飲んで
あ、
わたしむ

タクシーやめて
地下鉄で行こうとも思ったけれど
ふらふらで
わたしむ
黄色い紙を渡され
「まだ症状が出たばかりなのでインフルエンザの可能性は否定できません」
とグレイなお言葉を頂戴
わたしわたしむ

今朝
近くの病院へ
インフル検査して
「風邪ですね」
わたしむ

どれだけお金を使えばいいんだろう
風邪で
あ! わたしむ

わたし
わたしむなんて
いやなので
わたし
今後は
無理も
湯冷めも
しません
わたし
わたしみたくないので
わたしが
わたしむなんて
ああいやいや

それにしても
よく寝た一日
風邪ひいて
疲れとる
いえー! わたしむ

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2013年03月22日 | 生活

二人の
若い盲人女性
二本の
白杖

止まっていた
駆け寄った
訊いた
答えた
「腕を貸してもらえますか」
「一本? 二本?」
「一本」
わたしと
サングラスのロングヘアーの
ヒッピー風の女性
続いて
もう一人
後ろの人にも聞こえるように
大きな声で
段差を言う
点字ブロックが取ってある獅セう
段差を言う
段差を言う
道路を言う
段差を言う
段差を言う
点字ブロックまで
彼女たちの足が
到着し
ヘルスエンジェルみたいな
かっこいいヒッピーの
盲人たちは
東に向かった




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あらかわさん

2013年03月18日 | 生活


あらかわさん
池の雨

あらかわさん
木の雨

あらかわさん
岩の雨

あらかわさんは
まじめで
やさしさが
体からはみ出してしまって
ぶら下がっている
邪魔なので
それを人々にあげている

そして仏さまが
体の中に
宿っているような
美しい顔をしている

あらかわさん
草の雨

あらかわさん
椅子の雨

あらかわさん
道の雨

あらかわさんは
雨の中を
カッパ姿で
歩いている

雨はあらかわさんに
触る
流れる
水脈に
地面に

あらかわさんは
茶色の木になって
僕らをみつめる

あらかわさんを思うだけで
僕は
遠くの空まで
言葉を繋げてゆける

あらかわさん
池の雨
あらかわさん
水滴
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静か

2013年03月17日 | 生活
断続する睡眠
疲労困憊

暖かくなった
観葉植物の鉢を
外に出し


木と木は話しているという
言葉ではない方法で
そのことを
思い出し
植物と植物の
ネットワークに
ヒトも入っているのだろう
と思い
話しかけて
みた

枯れた葉をちぎるのは
彼らにとって
良しとしたことだけれど
ちぎる前に
話しかけて
説明することも
これからの人類は
必要なのかもしれない
それがおそらく
知性

絵本を読んでいた
言葉のない
絵本
色のない
鉛筆で描かれた
絵本

静かが好き
こんなふうな
静かが
好き
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梅のおむすび

2013年03月16日 | 生活
梅のおむすび
小屋にて
わたしたち
空の彼方から
やってきて
梅のおむすびを
頬ばる
この星で
こころある人から
授かった
梅のおむすび
それを
孤独なわたしたち
頬ばる

鳥の群
東南へ

北風



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長良川

2013年03月15日 | 生活

カモ


日曜に
畑に出る
あらゆる
野菜を作っている
おそらく
畑は広い

時に
長良川で
ヤマメを釣る

元気のもとは
野菜とヤマメ

好きなんだ
と言う
好きで
畑をやっている

何でも作る
と胸を張る

ここは

西山
南に

西に池
続いて
東山

長良川
日曜に
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おはよう

2013年03月14日 | 生活
強風
花粉を避けるメガネ

「頑張りましょう」
と言う
<一緒に>
という意が含まれると
楽な言葉になった
それにしても
これほど
軽やかに
「頑張りましょう」
と言う人を
他に知らない
さわやかに言う
この人が
言うと
風みたいに
消えてなくなる
「おはよう」
と言われたみたいな感じ
不思議な人だ


「頑張りましょう」
と言われ
頑張ろうとまったく思わない
それがおかしい
おそらく
本人が
そう思っては
いないからだ

力みなし
気合いなし
努力なし
ただ彼は
常に
淡々としている
それが素敵

淡い
あいさつ
最高の
あいさつ



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睡眠

2013年03月13日 | 生活



花粉
頭痛
十時間睡眠
ああ


玉ねぎと
蜜柑を持って
出かけ
玉ねぎは
青い服の人に
蜜柑は
青い服の人々に
感謝の気持ちを
込めて

隣で
本を読む人
分厚い本



傘さして
駅まで
途中
傘無しの
少年
濡れて
傘に入れ
中学一年生
だと言う

夜は

吹く
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胸に歌

2013年03月12日 | 生活
歌が
鳴る
響く

赤塚神明社
今日も
参拝
龍の口から


歌は
鳴り
響く
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赤塚神明社

2013年03月11日 | 生活
振り向けば
水仙の花

気配

振り向けば
メジロ二羽、モスグリーン

14時46分
東北方面に
体を向け
労働そっちのけて
黙とう

頭上で鳴く、モズ

(花のありかは
午前に認めたていた)
15時50分に
道路を挟んで
目前のジンチョウゲ
香る

帰路
気落ちの時に
通りがかった
神明社
美しい
神社
だった
境内を歩き
願った


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マラソン

2013年03月10日 | 生活
今日はマラソンの日です。
僕の家の近くがコースになっていて、
ネットで、
通行止めの時間を見ると、
ちょうど、
スーパーや、
八百屋が開店して、
帰りがけ、
通れない、
という時間帯です。
去年は、
自転車を担いで、
歩道橋を渡りました。
今日は、
行き道はまだ規制がかかっていなくて、
信号待ちをしていると、
婦人警官に、
「これが今日のコースの時間です」
とパンフレットを渡されそうになりました。
僕は今から、カーマに行って、
腕時計の電池を交換し、
スーパーでパンを買い、
八百屋でトマトを買いにゆく。
だのに、
少しスメ[ティーな服を着ているから、
といって、
観戦でもするとでも思ってんのか、
花粉で目がかゆくて、
こすっているというのに、
何が「今日のコースだ」
と思って、
「知ってる」と、
邪険な態度をとってしまい、
後悔しました。
どうせ帰りは、
リュック一杯の食材と、
両手にたくさんの野菜果物を抱えて、
歩道橋付近に一度、
自転車を停め、
家に帰って、
マラソンが終わってから、
また自転車を取りにゆかねば、
と思っていたので、
マラソン嫌いなのです。

だからといって、
午後、
マラソンが終わってから、
多々の用事を済まそうにも、
天気が危ない。
それに、
常食である安いネギが、
売り切れている可能性が高い。
しょうがないと思って、
年に一度の名古屋祭だし、
勝手にやったらよかんべ、
と思っていたけれど、
ああいう態度は、
婦人警官に、
ああいうマイナスな態度は、
いけない、
と後悔しています。

で、
カーマにゆき、
時計電池交換を申し出ると、
「拝見」と言われ、
「これは2週間預かって、メーカーに任せます」
と、こきゃあがる。
メーカー、つーたって、
たかが安いアルバじゃねえか。
くそ、
と思って、
面唐ネので、
980円の腕時計を買いました。
こっちの方が安いかも。
変な話だけど。
で、
気落ちしていたので、
声小さく、
「ここではめてゆきたい」
と言うと、
店員さんが、
「はい」と返し、
はめて帰ると、
まるで、
忍者ハットリ君みたいな
顔の、
漫画で書いた、
のっぺりとした、
文字盤で、
こんな人を馬鹿にしたような、
時計がこの世にあるんだなあ、
と、
買って後悔もしたけれど、
こののっぺり感も、
いいかも、
と思い直し、
まあ機嫌を直し、
スーパーで、
焼きたてのパンを買い、
八百屋で、
しこたま、
野菜と果物を買って、
ほうらみろ、
雨だ、
小雨ぱらぱらだ、
と急いで、
マラソン規制の中を、
野菜袋を、
両ハンドルにぶら下げ、
何だこの数多の民は、
と思い、
帰ろう、
家に帰ろう、
と、
歩道橋下までくると、
何と!
持ってくれた、
自転車を!
担いでくれた、
自転車を!
緑色の服を着た係の人が!
僕はマラソンは素晴らしい、
と思いました!
去年は自身が担いだ自転車を、
今年は他者が担いでいる。
これが進歩だ。
文字通り、
進みゆく歩み、
歩みを前へ前へと、
進める、
行為、進化だ。

それで、
歩道橋の上から、
応援してはいけないと、
看板があって、
「止まるな、見るな、進め」
的なものって、
70年代の新宿西口広場みたい、
と思い、
両手に獣(間違い、果物)と、
野菜を持って、
係の人より先に、
歩道橋を渡ると、
ちょうど、
画像でしってるおねえさん、
野口みずきさんが走ってきて、
歩道橋真ん中、
かなりの上から目線で、
至近で見ました。
兎にも角にも、
自転車を担いでくれた係の人に、
お礼を言い、
ちゃんと家に帰りました。
そーいえば、
311の時、
中止になったっけな、
このマラソン。

午後、
風が強く吹き出し、
寒くなり、
昨日の暑さは三寒四温ではないでしょう、
あれは夏、
今日は冬、
みなさん、
気温差10度を、
乗り越えて、
過ごしましょう。
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