kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

続・藤貞和再読

2010年04月30日 | 生活
昨夜、読みかけた「静の海、石、その響き」を読了、
続けて、「神の子犬」を読みました。
期限ぎりぎりで、夕方、図書館に行って、
藤井貞和を全部返しました。
どうしても、体力不足で、
読めなかった「ハウスドルフ空間」と、
もう一度読みたい中原昌也の「KKKベストセラー」を再度、
借り、
中原昌也の「作業日誌」と「あらゆる場所に花束が……」を、
借りました。

「ハウスドルフ空間」は、読む時間はありました。
できれば今日、返しておきたかった。
けれど、これ以上、
この詩人の言葉を読み続けることはできませんでした。
何が書いてあるのか、
よく判らないのだけれど、
もっと読みたいと思います。
別の図書館には、
書庫に未読な作品があるので、
機会を見つけて、
読みたいと思います。
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藤井貞和再読

2010年04月29日 | 生活
図書館の返却日が近い理由のみで、
今日は終日、詩人の藤井貞和の著書を、
続けて読んでいました。
タイトルは、
「大切なものを収める家」、
「人間のシンャWウム」、
という順番で。
ただ読めばいい、内容が判る判らないはともかく、
まず読むだけ、という感じで、
読んでいると、
音楽を聴いているような感じになってきます。

夜になって、
風が吹いてきました。
そういえば、
藤井貞和は高橋悠治とコラボレーションを、
確か「文学界」でやっていたのを思い出して、
彼らの言葉が載っているサイトを見つけて、
しばらく読んでいましたけれど、
詩集だけで、
もう頭が変になりそうだったので、
そこそこにしておきました。

夜は、続けて「静の海 石、その韻き」を途中まで。
今日読んだ三冊は、何度か読んでいるものばかりですけど、
前読んだ時より、難解に思えました。
本は変わらず、僕が変わっているのです。
というより、感受性が低下していると思います。
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いんすぴれいしょん

2010年04月28日 | 生活
午後になって、
執筆のアイディアが浮かんで、
場所の見学が必要だな、
と思いました。
浮かぶというのは、
こういうことをいうのでしょうね。
まあ、実際に、それが作品化するかは別として。
すると、しばらくしてから、
その場所の近くに住んでいる友達から電話があって、
遊びにきませんか、
という誘いです。
早速、牛乳を買って、
自転車を漕ぎました。
友達には迷惑をかけてしまったのだけれど、
場所の見学もできました。
焼き肉と煮物をごちそうになって、
ホットケーキも食べて、
話していました。
キリがないので、
日付が変わる前に、
帰宅しました。
空に、月が出ていました。
しんとしていて、
自転車を漕いで帰りました。

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図書館

2010年04月27日 | 生活
終日、雨。

夕方、図書館に行きました。
借りた本が、
今日返却だったのと、
予約してあった本が入ったから、
受け取りに行きました。
よせばいいのに、
また違うのも借りてきてしまう、、。

本が、ここにはあります。


現代詩文庫シリーズの古いものや、
車谷長吉、
写真もあるし、音楽家が書いた本もある。
エッセイだって文章読本だって、
ある。

外は雨、
静かな図書館、
僕はしゃがんで、
たとえば、折口信夫と書かれた、表紙の字だけ見ています。
言葉がこの建物には、
たくさんあって、
そのわずかしか、
読むことができないにしても、
小さい頃は、ここ北図書館、
大阪では、府立図書館、
東京では、江東区と杉並区の図書館、
再び名古屋では、鶴舞図書館や、県図書、
引っ越して、
西図書館や、川上未映子の新刊の在庫を確認し、
速攻で行った守山図書館、
数年前にできたばかりの西区の上の方の、山田図書館、
愛知件p文化センターの中で、
ケージや武満、オノヨーコや高橋悠治も借りられたし、
熊谷守一だってあった、
以前、検索のマシーンがなかった時、
あいうえお順で並んだ、
検索カードをパラパラとめくって、探した三島由紀夫論の数々、
その中に、当時テレビで生前の三島由紀夫の映像が流れた時、
三島のことを判りやすい言い方で話した小坂修平、
その著作「非在の海」という本の題名、
かっこいい題名で、
大阪府立図書館で、借りて、読んで、
良くて、買いました。

僕にとって図書館は、
何をしているときでも、
どこかに必ずあって、
そこに行って何かをしていました。
今、思い出せば、
ある時期から、
図書館が近くにある場所、
を選んで住みはじめました。
こうして書いてみて初めて、
図書館という建物が、
僕の生活に沿っているんだな、
と思います。
子供の時は、天体の図や動物図鑑を、
北図書館はその時、二階建てで、
階段をのぼって本を探しては、
遊んでいました。
昔から今でも変わらないのは、
本よりも、
図書館が好きだということ。
いつも長居してしまい、
ここにいる時間を読書にまわせば、と、
必ず思います。

阿部和重著「ピストルズ」を、
借りることができました。
しばらく無理だろうな、
と予約してから思っていたけれど、
もう、手に入っています。
分厚い小説です。
こういうことが、
僕の幸せです。

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真鶴

2010年04月26日 | 生活
女流作家、
という言い方を、
今でもするのかどうか判りませんけれど、
川上弘美は、その女性性をたくさん分泌して、
素晴らしい小説を書いています。
「真鶴」。
つつ、と読みながら、
僕は中原昌也のことを考えていました。
たぶん、川上弘美ならば、
中原昌也の小説を、
言葉として面白がるのではないだろうか、
と思いながら、読んでいました。
両者とも、抜群の言葉の人たちです。

「真鶴」は2回目の読みです。
以前読んだ時、とてもおもしろかったので、
今回も。
先回、読み過ごしてしまった箇所を発見。
舞台は、真鶴、ですけれど、
そこに、与謝野晶子の記念碑があるシーンが出てきます。
ここらあたりから、僕の中で、
女性作家ではなく、女流作家、
という言葉がのぼってきていました。
与謝野晶子へのオマージュではないか、この小説は、
と思いました。
「ついてくる」という姿、形がないモノが、
実は与謝野晶子のことではないか、
と想像しました。
実に、幽玄な小説です。日本的というか。
思い出した小説で、
多和田葉子の作品で、
やはり、一緒に姿、形がないモノと歩行してゆく、
そんな小説がありました。
それは実名の外国の女性作家で、
多和田葉子はこの作家と一緒に歩きたかったのだろう、
思いが、よく判る作品でしたけれど、
題名が思い出せません。
多和田の方は、舞台が確か、ドイツで、
湿度はあまり感じませんでしたけれど、
「真鶴」は、ひどく湿っています。
抜群なのは、「、」の打ち方と、
ひらがなの使用。
まったくもって、才能のある作家の本は、
読む者にとっては、至福です。

今日は、いろんなことが不思議なほどに、
はかどりました。淀みなく、無駄なく。
こんな能率の良い日もあるのだな、と思います。

カボチャを煮て、
なすを煮て、
スーパーで小さなホタルイカがたったの100円で最近、
売っているので、
ありがたがって、
里芋と人参とで煮物を作りました。

温かくなって、
ホットカーペットをはがし、
ベランダに干しました。
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さわる

2010年04月25日 | 生活
少し前、
NHKの「知る楽」という番組で、
高田渡の特集が何週か続けてありました。
その中で、
柄本明が、高田渡について、
「さわってこないんだよねえ、渡は」
と言いました。
「そんな芝居やりたいんだよ。理想だな」
と。

さわってこない、
という言い方に、
僕は柄本明もかなり良いな、
と改めて思いました。
柄本明の出演している映画は、
クレジットされているだけで、
見たくなり、また見てきたと思います。
「カンゾー先生」は、もうレンタルされていなくて、
残念ですけれど。
さわってこない、
という言葉が、
ずっと僕の中で残っていて、
気になっています。
以前、
大貫妙子が「空想紀行」というラジオ番組をやっていて、
それだけは毎週、聞いていました。
ゲストを相手にして話すわけですけれど、
「存在のうるさい人っているじゃないですか」
という言葉を大貫妙子は言いました。
それは、「よくしゃべるからうるさい、とかじゃなく、」
というニュアンス。
その言葉と、
柄本明の「さわってこないんだよね、渡は」
という言葉。

人によって、
さわる、さわらない、
うるさい、うるさくない、
は、かなり違ってきますし、
時が違えば、
解釈も違ってきます。

先日、
友達が、
養老孟司の言葉だけど、
と言って、
「変わっていくのが当たり前で」
と言いました。
そのことを、考えています。

いろんな人がいろんな言葉を言います。
タイミングが合えば、
または言う人が僕に影響を及ぼす人ならさらに、
言葉が僕の中に残ります。
答えは、まだです。
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KKKベストセラー

2010年04月24日 | 文学
昨日は、やたらと風が吹いていて、
7階で防音ガラスじゃない僕の家は、
外で、風と風がぶつかる音、摩擦音で、
かなりうるさいのです。
ぴゅううううー、ひゅうひゅう、って、
どっかの効果音かよ、ってぐらいです。
しかたがないので、オレンジ色の100円の耳栓で、
作業です。それでも聞こえる風の音。

気晴らしに、
中原昌也の「KKKベストセラー」を、
3回目ぐらいだと思うけど、読んでいると、
やっぱり、こいつすんげえ。
ぶっとんでる。
もう滅茶苦茶で、
いやあ、いいなあ、と考。
でも、中原昌也は、ものすごく文章が巧い。
リズムがかなり良いので、
速読ができない僕でも、
速読で数分で読めました。
つーか、
スピードが速いので、
それに乗っかれば、
速く読めるわけです。
短いし、
小説書きは、これだけ自由である、
と思わせる内容です。
内容は緻密な計算済み、文体は音楽。
これが撃ネんだ、文戟B
小説っていうのが、
これだけぶっ飛んでいける、
っていう感じがあって、
マジで勇気が出ます。

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僕の長靴

2010年04月23日 | 生活
昨日は雨が降っていました。
朝、散歩しないと体がヘンになるので、
長靴を履いて、
傘をさして、
公園に行きました。
ランニングができる円周があり、
そこをみんな走ったり歩いたりしています。
でも、今日は数人しかいません。
どっかのお兄さんが、
棒で、何か地面をコツコツやっていて、
「変なやつ」
と思われるのが嫌なのでしょう、
僕の視線を背中で認めたあと、
さっさと雨の中を歩いて行きました。
ランニングコースは所々、
水たまりになっていて、
雨はどんどん降っています。
長靴なので、
水たまりもへっちゃらです。
こんな時は、餓鬼の如く、
わざと水たまりを歩いてみると、
おっと、かなり深くなっていて、
なかなか気合いの入った雨です。
そして、
またどこぞのおとーさんが、
太い枝で、
水たまりの中を突っついています。
むむむ、と僕は関心しました。
僕が水の中をじゃぶじゃぶ進み、
近寄っていくと、
「変なやつ」
と思われるのが嫌なのでしょう、
僕の視線を認めると、
さっさとどこかに行きました。
おとーさんがいた場所に立つと、
やっと彼らが何をしていたのかを、
理解しました。
排水溝が、
茶色のトキトキの、松の枯葉で、
水が流れずに、
たまっているのです。
彼らは、公園が水に浸かってはいけない、
そういう事態を放っておく訳にはいかない、
と良心からの行いです。
だがしかし、
僕は頭を使います。
足。
長靴で、
トキトキの松の枯葉を、
おらああ、と、蹴って、
ちょっと高い所に、
蹴り飛ばすこと数十秒、
排水溝に、雨水が、
どおおお、って流れて行きます。
どおおお、は嘘。さあああー、ってほどです。

まあそんなこんなで、
長靴を履いてないヤツより、
長靴を履いている僕の方が、
偉い訳です。安全靴だから、先に鉄も入ってるし。
凄いぞ、僕の長靴は。

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石と縄跳び

2010年04月22日 | 生活
昨日は、久しぶりにオジに会いました。
ちょうど、お昼前で、僕はおにぎりを持っていて、
近くの公園で、オジと昼食をとりました。
オフィス街の中の小さい公園です。
オジから飴の袋を三つと、
開店したばかりのセブンイレブンのちらしを、
店長と店員が配っていて、
「小久保君、もらおう」
とオジ。
店に入ると、ちらしと交換で、
お菓子を二人分もらいました。おかきか、スャ塔Wケーキ。
僕らはおかきをもらい、
「これもやる」
とオジがくれたので、
二人分のおかきが僕のものになりました。

公園に石が並べられていて、
誰かがやってきて、また石を置きます。
UFOに伝えるための模様なのか、
等間隔に石が並べられ、
「炊き出しの順番待ち、みたいなものかな」
と僕。
「違うな」
とオジ。
「桜見物の、場所取りみたいじゃねえ」
と僕。
「違う世界を持っている人たちだ」
とオジが言います。
詳細は書きませんけれど、
僕らの会話も、誰かが聞いたら、
きっと違う世界を持っている人たちの会話に、
聞こえると思うのだけれどが。

ほどなく、縄跳びが始まりました。
オフィスで働く人々です。
「良いよね、ああやって運動するってのは」
と僕。
長い縄で、順番に男女が一人ずつ、
縄の中に入っていき、
みんな飛んでいます。
男女交際に発展する気配もあり、
保険会社のCMみたいに、やたらに健全です。
「あれでチームワークを保とうとするんじゃあねえ」
と重ねて僕は言います。
「あれでチームワークが乱れるんだ」
とオジ。
そーいうこと言うのよせって、オジ!
と言って、もう笑えてしょうがない。
確かにそうかも。ああ良い天気。

なんか、変な公園で、
「ちょっといけない公園じゃったなあ」
と僕が言うと、
「そうだな」
とオジも言います。
公園はたいてい良い感じがあるのだけれど、
二人して、凄く後悔しました。

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露天風呂

2010年04月21日 | 生活
昨夜、友達が来て、
近くの銭湯に行きました。
スーパー銭湯、とまではいわないけれど、
多種の湯船があって、
二階へあがるぬるぬるした階段をのぼると、
露天風呂とサウナ。
僕はサウナが苦手なので、
露天風呂に入りました。
これがまた良い。
薄明かりで、
小さな露天風呂ですけれど、
何か、物事を考えるにはとても良い場所です。
友達と足湯をしながら、
四方山話。
1時間以上、ずっと何かを話していました。
「石川県の方のさあ、露天風呂って、こんな感じだよね」
と言います。
どうだか。行ったことないし、彼もきっと行ったことないと思います。
きっとテレビのお風呂めぐりで見たのでしょう。

家に帰ってみると、
汗が出ます。ぽかぽかです。
よく、体を温めろ、といいますけど、
足湯を長い時間やって、
これで本当に、体を温めた、
といえるのだな、と思いました。
いつも体を温めているつもりでしたけれど、
そのつもり、になっていただけだと思いました。

近場で良い場所を見つけました。
灯台下暗し、です。
小さい頃から、
この灯台下暗し、
という言葉を、
東大モトクラシーだとずっと思っていて、
この10年ぐらい前に、
灯台下暗し、と知りました。
モトクラシーは、デモクラシーと混同していて。
にしても、ひどい誤解です。
いや、東大下暗し、とひっかけて誰かが言っていたのかな?

お風呂からあがり、
マッサージ機があって、
ぜったいやりたい、
と思っていたのに、
どこぞのおじじが、
マッサージ機で、
寝てしまっていました。
「やりたいんだけど」
と僕は3メートル離れたところから、
目で叫んでいたんですけど、
おじじは薄目をあけてちら、と見るだけで、
また寝ました。
仕方がないので、
友達に肩胛骨の下を押してもらいました。
これが効く。マッサージ機よりばっちり。
「このねえ、肩胛骨の下に邪気がたまるらしいよ」
とプロ並みの手つきで押しながら、言います。
なんか、そう言われると、
本当にそんな気がして、
ぎゅうううううううう、っと押してもらうと、
メチャクチャ気持ちいいです。
帰り際、
番台の店主と奥さんでしょう、
「あんた行ってきなさいよ」
とかなんとか、
マッサージ機で寝唐キおじじのことでしょう、
言っていました。
「寝るのは禁止」と張り紙までしてあるのにね。
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きんぴらごぼう

2010年04月20日 | 生活
今朝、まだ小糠雨だったので、
ゴミを出しついでに、
よし今のうちに行こう、と思って、
急いで散歩をしました。
雨が降ると、やっぱり歩くのはおっくうです。
公園に行って、
体をほぐし、
緑いっぱいの道を、
歩きました。
みんな傘をさして歩いていました。
そうか、これから僕も傘をさして歩くとしよう。

カッパを着た年配の人たちが、
枯葉をビニール袋いっぱいに入れて、
聡怩オていました。
公園を管理する人たちです。
だんだん雨が降ってきたので、
もう少し歩きたかったけれど、
しょうがない、家に帰りました。

昨日は、今日、雨だと知っていたので、
たくさんの出かけの用事を済ませました。
土も再びたくさんすくってきました。
僕は公園が好きで、小さい公園も大きい公園も、いい。
昨日行った公園は、広い芝生があって、
大の字になって、太陽の光を浴びて、
しばらく寝っ転がっていました。
気持ちよかった。
有山じゅんじのバンドをイヤホーンで聴いていました。
鳴るのは、デイドリームビリーバー。
録音は一年前の大阪の野外、春一番コンサートなので、
外で聞くと、まるで会場にいるような気分になりました。
もうキヨシローが空に戻ってから、一年経ちました。
僕は起きあがって、池を見ました。

やっと、今日、ちんぴらごぼうを作りました。
ずっと、れんこんやごぼうが冷蔵庫にあって、
もうそろそろ作らないとまずいな、
と思ってのことです。
今日の晩ご飯は、ちんぴらごぼうです。
家事をする時は、たいてい、イヤホーンで、
音楽を聴きながら、やります。
音楽を聴きながらだと、面唐ネ家事も、
すいすいはかどります。
ちんぴらごぼうを作っているときは、
ユーチューブから録った、
ボガンボス、どんとを聞いていました。
やっぱり、どんとは良いです。
先日、カラオケに行った時、
ボガンボスの「夢の中」を歌いました。
あと、ソウルフラワーユニオンの満月の夕、
高田渡のコーヒーブルースも歌いました。

どんとを聞いていると、
ロックは良いな、
と思います。
さて、晩ご飯。

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語り部の作家

2010年04月19日 | 生活
昨夜、
ETVで、立松和平の特集を、
見ました。
評論家の黒古一夫さんを初めてテレビで見ました。
20年ぐらい前、大江健三郎の評論本で、黒古一夫さんの評論が、
すごく判りやすくて、大江の読み方としてためになりました。
あと同じ時期、村上春樹の評論も、
黒古一夫さんのだけは、やっぱり良くて、
きっと僕に合っている人なんだろうと思います。
他の評論は、ほんと、難しかったから、
黒古さんの名前はよく覚えていました。
立松和平のあの、人を心の底から安心させるよう語り部も、
同時期に、
民放でよく見聞きしました。

故郷から発した物語を書きたい、
という思いから、
紀州から発した中上健次を、
立松和平がライバル視していたらしいことは、
今日初めて知りました。

「バスは2階建てなんだねえ」、
の「ねえ」と、
語りかけてくる感じは、
自分にだけ語りかけてくるような感じで、
誰もがきっと、そんなふうに思わされてしまう、
語り部の人でもあった作家でした。

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空や歌や本

2010年04月18日 | 生活
今日はセザンヌ先生のところに、
行きました。
良い天気で、自転車で行きました。
「これだけ気温差が大きいと体調管理が大変です」
と僕。
「一日のうちでも温度差があるし、日ごとも気温差がある」
とセザンヌ先生は言いました。
それから、1Q84の話や、村上春樹のことを話しました。

帰り道、線路に沿ってペダルを漕いでいると、
芝生がありました。
ずっと「草の上で寝たい」、
と思っていたので、
アーリータイムスストリングスバンドを聞きながら、
今日やっと、ごろん、というか、大の字になって寝ました。
少し離れたところには、
品の良さそうな老婆が、
腰をおろして、じっと動きませんでした。
日差しよけの、帽子を被って、
ずっと同じ姿勢でいました。
空は青く、
高いマンションが目の前にありました。
目で数えてみると、確か23階建て、だったと思います。
芝生には、黄色いタンャの花が咲いていて、
うす紫色の小さな花も咲いていました。
銀色の電車が二回、
多治見方面に走って行きました。
その時だけ、少し頭をあげて、
電車が通過するのを見ていました。
冬用のジャケットを、枕にして、
温かいというより、暑いぐらいです。
街路灯がちょうど太陽の光をさえぎってくれていて、
日陰が少しできました。
音楽は大塚まさじになっていました。
去年の、春一番コンサートで録音したものです。

帰り道、
図書館で予約しておいた本が入ったので、
一冊返して、一冊借りました。

公園に寄って、
土をすくって、ビニール袋に入れました。
鉢植えに盛るためです。
小さなスコップで、土をすくっている時は、
遠藤ミチロウがイヤホーンから聞こえていました。

それから、八百屋に寄って、
5個198円のみかんを買いました。
家に帰って、鉢植えに土を盛り、
まだ土が足りないので、
小さなスコップと袋を、
バッグに再度、入れておきました。
また今度、土をとってこよう。
はっさくだか、なつみかんだか判らないけれど、
アロエとセロリを入れて、ミキサーでジュースにして飲みました。
暑かったので、おいしかった。

町田康の詩集「土間の四十八滝」は、再読でした。
今回、読んでみると、とてもおもしろくて、
読むタイミングで、こんなにも変わるのか、
と思います。
スーザン・ソンタグの言葉、
「二度読まないものは価値がない、映画でもそう」
と高橋源一郎の本の中で、ソンタグの文章が紹介されていましたけれど、
きっとそうなんだろうと思います。
1Q84も読みたいけれど、
本が山積み状態です。

さて、あとお風呂に入るまでのわずかな時間、
もう少しだけ、本を読みます。本は、良いです。


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